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声楽練習(弾き歌いと発声練習) [声楽]

前の記事で、私は家事をしながら声楽練習をする、と書きました。
でもそれは最近のことで、以前はピアノに向かって伴奏を弾きながら練習していました。
最近それをしないのは、最近歌っている曲がとても弾き歌いできるような伴奏ではないからです。

弾き歌いできるのは、コンコーネとか、イタリア歌曲、トスティとか、モーツァルト、シューベルトくらいです。(もちろん全部そうできるわけではありません。)

ここで、わざわざこんなことを書いているのは、声楽をやっている皆様の練習状況を知りたいからです。

こんなことは声楽の先生に聞いたこともないですし、情報交換したこともないのです。

しかし、伴奏者と練習する場合はともかく、大抵の練習は一人でするわけですから、弾き歌いをするか、全く伴奏なしで練習するかのどちらかでしょう。

しかし、以前も書きましたが、弾き歌いをすると、歌とピアノと両方のことを意識しなくてはならないので、それぞれが中途半端になってしまいます。

又、伴奏なしで練習すると、伴奏で表現されている和声を感じない練習になってしまい、音楽作りが浅くなってしまいます。(フォーレやR・シュトラウスなどは、和声を感じて練習したいですよね。)

また、歌の部分の音を取りながら練習したこともありましたが、これは音楽作りに良いとは思えません。

最近私がしていた練習法は、全く伴奏なしでやるか、伴奏部分をただの和音に直してやるかのどちらかでした。

声楽のカラオケCDも出ているようですが、有名な曲しかないし、自分の歌いたい調がないこともあります。何といってもカラオケなので、自分の歌い方に合わせるのではなく、伴奏に合わせて歌う羽目になりますよね。

又、発声練習の問題もあります。

正直に言いましょう!

私は自分の練習では発声練習はそれほど真面目にやったことがありません!
声楽の練習は長くできないという事情もあります。

レッスンでは先生に言われたとおりに発声をしましたが、これのやりかたは先生によって違います。

声楽の皆様のブログを拝見するとコンコーネの話がよく出てくるのですが、私は今までレッスンでコンコーネをやったことがないのです。
ヴァッカイとかパノフカとかもやったことがありません。
曲の中で発声をつかむレッスンがほとんどでした。

歌う前には鼻腔共鳴をさせるために小声で軽く発声練習をすることもありますが、昔から「真面目に」発声練習したことってありません。
私が尊敬する米良美一さんも発声練習しない、と本の中でおっしゃっています。
「あつかましい」感じがするのだそうです。それで、私のように料理をしながら・・・お風呂につかりながら・・・トイレ中に・・・歌われるそうです。(ですから、私は安心してしまいました!)

皆様、自宅練習での発声練習、どうなさっていますか?
正直なところでの情報交換をいたしましょう!!

でも前の記事で書いた防音マイクを手に入れたら、真面目に発声練習してしまうかもしれません。



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shake

Ceciliaさんこんにちは!
これは、私もコメントする資格アリですねぇ~(笑)!しかし今は時間がありませんっ(子供のお迎えの時間であります)急ぎ一つだけお話するならば、私はCeciliaさんと反対に・・・「家ではほとんど発声練習しかしません(^-^;)」理由はまた後ほど!ではでは!
by shake (2006-05-11 14:57) 

Cecilia

shakeさん、忙しい中コメントありがとうございます!
再びのコメントを楽しみに待っていますね~!!
何だかすごく楽しい理由のように思えます。
by Cecilia (2006-05-11 15:31) 

トスカ

昔、合唱をしていましたが、発声練習は毎回30分、
「なはねへにひなはの~~~」とやっていましたよ。
by トスカ (2006-05-11 22:33) 

shake

Ceciliaさん、こんばんは!
なんだか期待させてしまいまして(^-^;)いいえ全然大した理由ではなくまして面白くもないので先に謝っとこ、すいませ~ん(^-^;)

結論から言いますと、「歌曲なりアリアなりを一人で歌ってもそれで正しいのかどうか客観的に聞けないから」というのが主な理由です。私はあんまり耳が良い方ではありません。今の先生につくまで長い間自己流の発声をしてきて、その結果なかなか取れない癖がついてしまいました。一人で歌っているとその声が良いのかどうか分からないし、家事をしながら歌うと集中できない。結果、気がつくと喉が痛くなってたりすることが多かったのです。

というわけで、家での練習は「個人レッスンの録音を聞きながら発声の確認をする」ことにしています。主に母音などによる発声練習、コンコーネ、そして歌曲の中の一部分をおさらいする程度。録音を聞きながらだと先生の伴奏で歌えるのでとりあえず発声に集中できるし(^-^;)、発声程度の音量なら、機密性の高いコンクリート造のマンションなのでそれほどご近所の迷惑にもならないかと。私はどっちかというと声量が出るので、本気で歌ったらかなりウルサイと思います(^-^;)と、気にしながら歌うと変に抑えたり力んだり浮いたりして余計に喉に悪影響でそうだし。
 
もちろん、発表会前には家でも本気モードで歌ったりしますがホンの数回です。窓もカーテンも締め切って怪しさこの上なし(笑)私の場合は、月に4回コーラスの練習場と先生のお宅で本気で歌えるからこその、家での練習状況だと思います。Ceciliaさんは今は定期的にレッスンは受けてらっしゃらないんですよね。100%家での練習だけ、となると、本当に防音室がほしくなりますね。その、防音マイクとやら、私も気になります(笑)購入されたらぜひ使用感をリポートしてくださいね~!

ちなみに、私が歌の練習のために今ほしいものは・・・ブログに書くつもりデス!
by shake (2006-05-11 23:42) 

Cecilia

トスカさん、コメントありがとうございます!
変わった発声法ですね~!
私のは「ね~~~い~~~あ~~~おあ~~」、とか「い~お~い~」、とか「い~~お~~い~」、「みだみだみ、みだみだみ・・・・」とか先生によって本当にいろいろでした。(楽譜でコメントできないのが残念!)
by Cecilia (2006-05-12 00:36) 

Cecilia

shakeさん、コメント&TBありがとうございます!
家で一人で発声しないほうが良いという話はよく聞きますよね。
ある程度できるようになるまでは、先生に聞いてもらうのが良いようです。
レッスンの録音を聴きながら練習・・・反省することはあってもそのように使ったことがなく、なるほど・・・と思いました。
shakeさんの先生はピアノ伴奏がお上手なのですか?
私がついた先生は上手な先生もいましたが、大抵下手でした。それに合わせて歌う気にはなれませんね~!
もう何年も本気モードの練習ができないまま来ていたので、2月にレッスンを受けに行った時は、ドキドキでしたが、自己流にはなっていなかったようで安心しました。
でもshakeさんもアリアなどを歌うようになったら欲が出て、もっと思いっきり歌いたくなりますよ。
又、私一人なら多少声を出しても大丈夫な環境だと思うのですが、娘二人が毎日ピアノ練習をしているので、私まで本気練習をしたら、迷惑だろうな・・・と思ってしまうのです。(詳しくはちょっと前の「音楽の練習と防音」をお読みください。
練習できるのも周囲の理解あってこそですからね。

防音マイクをたぶん購入すると思いますので、楽しみに待っていてくださいね!
by Cecilia (2006-05-12 00:52) 

スザンナ

Ceciliaさん、今日は遅くなってしまったので、また後ほど書き込みさせてもらいますね。おやすみなさい♪
by スザンナ (2006-05-12 01:46) 

Kazoo

Ceciliaさん、こんにちは。
家での練習は、悩むところですよね。
私も、練習では、実力がそこまで伴なわないことと、どちらも中途半端になってしまうので、伴奏は弾きません。

で、どのように練習しているかと言えば…

初見で歌う時と音がしっかり取れていない時には、歌の音を弾いて、音を確認しながら歌います。
音がしっかりと取れるようになってからは、伴奏部分を和音にして合わせています。
やはりそうしないと、和声が掴みづらいですよね。

どうしてもきちんとした伴奏で練習したい時は、伴奏を録音していることもありますが、必ずしもいつも同じテンポでは歌っていないので、ちょっと欲求不満になります。

我が家にも防音室はありません。
以前、中古の防音室を安く譲っていただける…という話もあったのですが、サイズが合わずに断念。
でも、思いっきり練習するためには、あったほうが良いですよね。
なので、ある程度まとまった時間に練習をする場合は、地区センターなどの音楽室を利用したりすることが多いです。
家では、せいぜい1時間が限度です。
by Kazoo (2006-05-12 17:21) 

スザンナ

さて、やっと帰ってきました。
弾き歌いについてですが、私は弾いたり、弾かなかったりいろいろです。参考にならないかも~ww よくやるのは、左手のベース音だけで歌う練習でしょうか?それぐらいなら、歌の集中への影響が少ないですし、和音の進行もある程度わかるので~(ですよね?ww)。とは言っても、本気で集中して歌うのとは違うので、演奏会前などは、MDで伴奏だけ撮って、それを流して合わせる という方法もしました。後は、ピアノの間奏だけいれて後は歌だけ とか。ほんといろいろです。

コンコーネ、ああ、懐かしい。コンコーネは受験で必要なので勉強しましたが、どうなのかな?前習った先生は panofka と sieber を練習したほうが良い という考えをお持ちでした。歌の練習方法もそれぞれ、発声もそれぞれですね。米良さんも発声しないんですねぇ。私の場合は、時間のあるときは、ハミングから~その後 ルロルロ、ラロラロ、ルロラレリ~とかのエルと母音を使って低音から高音まで動かすのが多いですね。Mと母音もよくします。時間のないときは、最初から歌いますよ。曲の中で勉強するのもいいと思います。重要なのは発声でも歌でも、どれが良くてどれがいけないのか ということがわかって歌うことですよね。いくら発声をしていても それが方向が違っていればやるだけ悪い癖がつくし。ただウォーミングアップ的な身体をほぐすような軽い運動はいいかもしれませんよね。力を抜くためにも。Ceciliaさんは本当に偉いですね。いつも前向きで、見習わなくちゃ♪
by スザンナ (2006-05-12 17:41) 

una

値段もそうバカ高いわけではないし
ちょっと試しに使ってみようかしら?
家ではご近所の手前あまり声出せないデス
だから月2~3回ヤマハのレンタルルーム使ってました
1時間1200円はキツイです・・・・(泣)
by una (2006-05-12 18:31) 

shake

Ceciliaさん、たびたびお邪魔します♪TB、事後報告ですいません(^-^;)

私はまさに「一人で発声しないほうがいい」タイプだと思います(^-^;)先生に毎回毎回「悪い癖悪い癖」と言われてるので自分でも声出すのビクビクです(^-^;)レッスンの中で注意されたこと全部記憶できるわけではないので、おさらいのためにも録音を聞き込むのは凄く勉強になります。
うちの先生はピアノお上手です。声楽のレッスンの他にピアノも教えてらっしゃいますし。ちょうど先日のレッスンで先生とピアノについて話してましたが、声楽の先生はけっこうピアノを(上手には)弾けない人が多いらしいですね。かの畑中良輔先生は子供の頃からピアノを習ってたわけではなく、大人になってから熱心に練習されたそうです。うちの先生が「あら、畑中先生ピアノ上手なんだわ~小さいときからやってたのかしら」と思って聞いてみたら、上記のようなお答えだったそうです。
私も、早く発声を体に叩き込んで自信を持って歌曲やアリアに取り組めるようになりたいです!まずは基本から!今はその基本が楽しくてしょうがないところです(笑)
防音マイクのリポート待ってま~す!楽天でも扱ってるお店がいくつもあるので、余裕があったら私も買おうかなぁ(笑)
by shake (2006-05-12 21:05) 

Cecilia

スザンナさん、nice&コメントありがとうございます!
それに眠いのにわざわざ夜のうちにコメントを入れていただき、すみません!
私もピアノはそのときの状況に応じて適当につけている、という感じなのですが、伴奏が難しいとそれもできません。
スザンナさんは身近なところに伴奏者がいらっしゃるのでしょうか?
自分で伴奏を録音するにも、それをマスターしないと出来ないので、難しいですよね~!
米良さん、全く発声しないわけではないようですが、ピアノに向かって「さあ、やるぞ~!」という感じではないようです。何かをしながらリラックスして取り組まれるようですね。
時間のないときには猫の声を真似して「にゃ~お!」とやると、鼻腔共鳴をつかむことができてよい、と本にありましたよ。・・・時々やっています・・・。
先生についていたころは無我夢中で、その時その時、先生に言われたとおりにしていただけだったのですが、今それを思い出して、ほかの人にわかりやすく説明しようと思うと、なかなか難しいです。
いろいろな方法があるけれど、自分なりに試行錯誤していきたいな、という気持ちになっています。(もちろん、時々はレッスンに行きたいです。)
呼吸法のための体操も気になります。
by Cecilia (2006-05-13 00:11) 

Cecilia

Kazooさん、nice&コメントありがとうございます!
舞台お疲れ様でした!
Kazooさんもご自分で伴奏を録音されるのですね。
私も記事の中で書いたものくらいなら何とかいけるのですが、近代歌曲とかになるとお手上げです。それがまた、そういうものに限って歌いたくなるのですね。
Kazooさんも練習部屋でご苦労なさっているのですね。でもそちらは音大なども近くにあるのでは・・・?
こちらは中途半端な田舎なので、練習するための施設もないし、家が離れているわけでもないので困ります。
私も本気練習のために地区センター(公民館)を借りようと思います。それもピアノの部屋が少ないのですよね~!
by Cecilia (2006-05-13 00:20) 

Cecilia

unaさん、コメントありがとうございます!
それにshakeさんのところで、コメント拝見しました。
「Cecilia」と呼んで下さって結構ですよ~!
たぶん、unaさんのほうがちょっとばかり年上では・・・?(ほぼ一緒ですが。)「unaお姉さま」とお呼びしましょうか・・・?
月2、3回でもレンタルルーム代、痛いですよね~!公民館は安いけれど、仕事をしているunaさんには取りにくそうだし。
もう私は購入することにしました。
使い心地が多少悪くても、思いっきり声を出したいので。
unaさんもやってみましょうよ!
by Cecilia (2006-05-13 00:46) 

Cecilia

shakeさん、何度もありがとうございます!
私がはじめからついていたソプラノの先生は、畑中先生にもついていました。(「お○モだち」だって聞きましたけれど・・・。←この世界では有名らしい)畑中先生がどんなにピアノで苦労したか、音友の連載で知りました。もう本になっていますよね。
声楽の人はピアノの人ほど真面目ではないと思います。
一生懸命になりすぎると力が入りますよね~!
あのパヴァロッティでもボイトレがついていたようですし、やはり難しいのですよ。
畑中先生にもついていたY先生、ボイトレ的なレッスンで、はじめから発声に関して良い先生に当たってラッキーでした。
私は普段の練習で録音しませんが、ステージに立つ時は録画&録音するので、それを聴くと欠点がよくわかりますね。
近くの先生にもつきたいのですが、前ついていた先生と同じ系統の先生が良いとおもうので、なかなか難しいです。
by Cecilia (2006-05-13 00:58) 

あかね

先日は引っ越し間もないブログに、nice&コメントありがとうございました。
リンクもしていただいてたのですね。重ね重ねありがとうございます。
私もCeciliaさんのブログ、リンクさせていただきますね。
ところで私の声楽の練習ですが、ピアノは習っていたとはいえ、
伴奏しながら歌う、ということができません。
なのでまず、曲が決まったら先生に歌&伴奏を吹き込んでもらい
曲を掴みます。
また、自分のレッスンテープを聴くのはなんか恥ずかしいので、
ダメだしされたところを確認しながら、さらっと流します。
(誰に聴かせるわけでもないのに、こんなことではいけませんね)
うちの先生も伴奏があまり上手ではありません。
(間奏は省略したりするし)
本番の2週間前に当日の伴奏者との伴奏合わせをするのですが、
正直この日にちゃんとした感じが掴めるので
それからの2週間が勝負です!!
あっ、下手なのをそのせいにしてるわけではありません(汗)

13日の記事も読ませていただきました。
「O del mio dolce ardor」は今度の発表会で歌います。
以前unaさんのブログで紹介されていたサイトにも
この曲があって重宝しています。

http://www.ne.jp/asahi/sing/song/karaoke/index1-451.htm
by あかね (2006-05-15 17:23) 

Cecilia

ぶぶりんさん、nice&コメントありがとうございます!
ソネブロの良さはアイコンがあることですね~!ハシビロコウ様が光っています!
こちらこそリンクしていただいてありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。
ぶぶりんさんの先生は弾き歌いしたものを録音されるのですか?
(以前リコーダーサークルで模範テープを作成するのに重ね録りしたことがあるので・・・)
私もレッスンテープは恥ずかしくて聴くことができませんでしたよ。
本番まで二週間あればいいじゃないですか!
私なんて初めの頃は当日合わせがザラでした。
初めての発表会の時、声楽の先生から依頼された伴奏者(音大生)が弾いてくれるので安心しきっていたら、思いっきりはずしていました。(スカルラッティの「すみれ」。)
伴奏に慣れているような方でも、お金にならない伴奏だったら真剣には練習していない・・・という感じでしたね。
後になって、伴奏をきちんと勉強している方々に恵まれていた時期があります。「お互い勉強」ということで、ただでしてもらえたし、あの頃は良かったですね。

"O del mio dolce ardor"・・・いいですよね~!すごく情熱的で大好きな曲なのですが、レッスンで見ていただいたことはありません。歌いたいです!
そのサイト、見たことありますよ!
by Cecilia (2006-05-15 23:55) 

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