Michel Corrette [音楽鑑賞]
以前、「キラキラ星」のメロディーの記事にfallschirmjagerさんからコメントいただいて知ったCDです。
Corrette: Symphonies des noëls; Concertos comiques
- アーティスト: Michel Corrette, Arion Choir, Arion Ensemble
- 出版社/メーカー: Atma Classique
- 発売日: 1999/12/14
- メディア: CD
こちらで全曲試聴できます。
Michel Corrette(1707-1795)によるNoel Symphonies(Nos.2-6)とComic Concert(Nos.4,7,19,24,25)。
Noel Symphoniesには私が最近よく聴いているフランスの伝統的なキャロル(ノエル)が含まれています。
今まで書いてきたところで言うと、Nos.4には"Une juene pucelle"が、Nos.5には"Joseph est bien marie"、"Or nous dites Marie"が入っています。
更にNos.5の最後の曲(18曲目)"Noel suisse"は「きたりたまえわれらの主よ」(讃美歌第二編112番)ですね。(この前のCDでもこの曲が使われていました。)
更にComic ConcertのNos.25は”Les sauvages"というタイトルがつけられていて、以前ご紹介したラモーのオペラ「優雅なインドの国々(インド人)」と、同じラモーのクラブサン曲に入っている"Les sauvages"(未開人)のメロディーが使われています。
Ensemble Arionの演奏で優雅なクリスマスの音楽が楽しめます。
そう言えば最近の記事でご紹介したCDにもCorretteの曲が入っていましたね。
(注)追記するかもしれません。
イリスさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2007-11-08 13:04)
Noel SymphoniesにComic Concertですか。
ユニークなタイトルですね。初めて聴きました。
いろいろな曲が使われていて、面白いアルバムです。
by nyankome (2007-11-08 21:02)
nyankomeさん、nice&コメントありがとうございます!
あの「未開人」のテーマが流れて来たときは感動でした。
こうして見るとキャロルは当時のポップスみたいな感じでしょうか?
by Cecilia (2007-11-09 01:37)
U3さん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2007-11-09 14:27)
ノエルというと今まで切り株の形をしたケーキのイメージでしたが,ceciliaさんの記事を読ませていただき,クリスマスの歌曲のイメージの方が強くなりました。シャルパンティエやコレットの作品から,ノエルがいかに愛されて来たのか,良く分かるような気がします。クリスマス・キャロルと言えば,音楽ではないですが,ディケンズの作品を思い浮かべ,微笑ましく暖かな感じを受けますね。
by fallschirmjager (2007-11-17 20:40)
fallschirmjagerさん、コメントありがとうございます!
いつぞや教えていただいたCDの話題・・・あの頃すぐにも記事を書きたかったのですが、やっと書けました。
それにじっくり聴いたのも今回が初めてだったので。
聴きたいCDはたくさん・・・なのですが、関心がある曲だけ聴くスタイルだと見逃してしまうことも多く、今回は記事を書くたびに一枚全部を一回は聴くようにしています。
去年は"In Dulci Jubilo"だけに拘って記事を書きましたが、今年は主にイギリス・フランスの(今は特に後者)クリスマス曲を中心に書いています。
現在はATMAは終わりCBCになっていますが、それが終わったらAnalekta・・・でカナダのレーベルが続く予定です。
カナダは古楽を含めて面白い演奏家が多い・・・という印象を持っています。
私もノエルというとケーキや桐島洋子さんの娘ののえるさんのイメージがありました。(ビッシュ・ド・ノエル・・・食べたいです!)
「クリスマス・キャロル」・・・私は子供の頃スクールジが怖かったので、今でもそのイメージがあります。
by Cecilia (2007-11-18 06:06)
最近Comic ConcertのNos.25をを聴いて「あれ?これどこかで・・・」と思っていました。
やっと解決しました。ありがとうございました。
by mzWagner (2020-05-11 13:06)