交響曲第２番"Lobgesang"(Mendelssohn)

昨日の続きでメンデルスゾーンの曲です。

知らない曲だと思っていたのに知っている曲が使われているとうれしいものですね。（笑）

さて・・・今日の曲はメンデルスゾーンの交響曲第２番「讃歌」という曲です。
（「賛歌」になっていたり、「賛美」「讃美」になっていたり・・・。）
ドイツ語だと"Lobgesang"だそうです。

メンデルスゾーンの曲は宗教曲・声楽曲・ピアノ曲・・・の順に聴いていて、交響曲にはあまり興味がありませんでした。
有名なヴァイオリン協奏曲も実はメンデルスゾーンの曲の中ではそれほど好きというわけではありません。

この曲を聴いたのはちょっと知らない曲をちゃんと聴いてみようと思ったからで、特に以前のみどりのこびとちゃんの記事を覚えていたからです。
その時も聴いたのですが、細かいところまできちんと聴けていませんでした。
今回聴いてみて、昨日と同じように新たな発見がありました。

Mendelssohn/Brahms;Sym.2

• アーティスト: Osterreichisch-Ungarische,Beri
• 出版社/メーカー: Hanssler
• メディア: CD

NAXOS MUSIC LIBRARYの試聴リンク
長めに試聴できるのはこちら。

１０曲目のコラール"Nun danket alle Gott"・・・これは讃美歌２番「いざやともに」で割とよく歌われる讃美歌です。
このコラールはとても有名なのに、この交響曲第２番「賛歌」はあまり知られていないと思います。

"Lobgesang"と言う言葉を知ったのは、シューベルトの「ドイツミサ」の終曲"Herr,Du hast mein Fleh'n vernommen"を歌ったときです。（歌詞の中に出てくる！）
これも讃美歌第２編に載っていますが、日本語の歌詞では”ほめ歌”となっていると思います。

それにしても全体を通してのテーマがどこかで聴き覚えがあるようで気になっています。（替え歌を作りたくなる感じでおもしろい！）
そこに上に書いたコラールが流れてくるとその美しさが際立つような気がします。

コメント 16

ん。なんか日本っぽいテーマだ。
by トスカ (2008-06-08 14:54) 

第3番《スコットランド》、第4番《イタリア》、第5番《宗教改革》は知っていますが、第2番は聴いたことがありません。
第5番にも、ルターのコラールや賛美歌が使われていますね。
信仰心の厚いひとだったのですね。

インターネット接続が不安定なので、外からの投稿です。
by nyankome (2008-06-08 15:37) 

「昔。昔、浦島は～」とか、
「箱根の山は天下の剣～」とか、
色々な歌が頭をよぎる曲ですね。
グーテンベルク印刷術発明 ４００周年記念祝典のために
書かれた作品です。

ちょっとシンフォニアの部分が長すぎるので、
全体も長大になってしまっているのも、あまり聴かれない理由かも
しれません。

私はウィンズバッヒャー少年合唱団の演奏が好きです。

by alma (2008-06-08 19:48) 

メンデルスゾーンって名前がかっこいいと思います。。。

by 袋田の住職 (2008-06-08 21:22) 

Krauseさん、niceありがとうございます！
by Cecilia (2008-06-09 08:04) 

トスカさん、nice&コメントありがとうございます！
almaさんもおっしゃっている通りですね！
何の曲に似ているか、名前が出てきませんでしたが、言われてみると「そうそう！」って思います。
by Cecilia (2008-06-09 08:06) 

nyankomeさん、nice&コメントありがとうございます！
インターネット接続が不安定な中お越しいただいてありがとうございます。

＞第3番《スコットランド》、第4番《イタリア》、第5番《宗教改革》

昨日まとめて聴きました！
今メンデルスゾーンにどっぷり漬かっております。（笑）
記事はこれから書きますね。
by Cecilia (2008-06-09 08:16) 

almaさん、nice&コメントありがとうございます！

＞「昔。昔、浦島は～」とか、
「箱根の山は天下の剣～」とか、
色々な歌が頭をよぎる曲ですね。

何の曲か具体的に出てこなくて悩んでいましたが、コメントいただいてすっきりしました。（笑）

＞グーテンベルク印刷術発明 ４００周年記念祝典のために
書かれた作品です。

こちらも聖書に絡みますものね～。

他にもメンデルスゾーンをいろいろ聴いていてとてもはまっています。


by Cecilia (2008-06-09 08:21) 

袋田の住職さん、nice&コメントありがとうございます！
メンデルスゾーン、メンデルよりカッコイイと思います。
昔高校の英語で読んだガーシュインの伝記で、「ガーシュインはアメリカのメンデルスゾーンと言われた」とあった記憶があります。（でも雰囲気は全く違いますね。）
by Cecilia (2008-06-09 08:24) 

アートフル　ドジャーさん、niceありがとうございます！
by Cecilia (2008-06-10 08:57) 

あ、こちらの記事を見落としてました…。コメントが前後してしまいました。

リッカルド・シャイー指揮ロンドンフィルのものを持ってます。高校生の頃に、同じ指揮者でロンドン交響楽団が演奏した「スコットランド」交響曲とカップリングになった2枚組のＬＰを買ったんですが、ＣＤ時代になってしまったので、第2番だけ買い直したんです。

結構ヘビーローテーションで聴いてましたよ。合唱部分が途中でちょっとだれ気味になるのがちょっと不満ではありましたが、ラストがいいので、聴き終わった後の充実感が好きでした。
by ｔｍ (2008-06-11 02:26) 

ｔｍさん、nice&コメントありがとうございます！
これもお持ちでしたか！
私はまだ他の演奏を聴いていませんが、これは合唱部分がだれてないと思います。
ラストいいですよね！

LP・・・ではなくて、私の場合LDですが（すでに人に譲りましたが）LD時代がすぐに終わるとわかっていたら買わなかったかも・・・。
by Cecilia (2008-06-11 06:00) 

こんにちは。
このコラールは、一度聴いたら忘れないと思います。
もっと有名になっても良いのですけれどね。やっぱ長すぎるのでしょうか。

＞第3番《スコットランド》、第4番《イタリア》、第5番《宗教改革》

こららも全部好きです。「宗教改革」は実際にオケで演奏したことがあります。これもコラールがとても素敵でした。メンデルスゾーンはこういう旋律を書かせたら、最高ですね。

by ながぐつ (2010-01-24 08:08) 

ながぐつさん、nice&コメントありがとうございます！
声楽曲と違いこういう曲は気合を入れないと聴けないのですが、メンデルスゾーンの曲は聴いてみると聴きやすいのでなあんだと思うことも多いです。
「宗教改革」、演奏されたのですね！
本当にメンデルスゾーンはこういう旋律を書かせたら最高ですよね！




by Cecilia (2010-01-24 08:50) 

Lobgesangも好きです。
一番好きな演奏は、Christoph Speringのものかな（古楽器使用）
すごく劇的に解釈されています。
Berniusが録音したものも悪くはないのですが。

よくベートーヴェンの第9と比較されて、失敗作扱いされるようですが、
シラーの歌詞よりもこちらの台本の方が内容がまともだし、
ドイツ語がかっこよく歌われていて好きです。第9は第9でいいですが、
Lobgesangはある意味まったく別物でしょう。
確かに強いて第9と比較した場合、こちらは３楽章までの必然性が弱いのは否定できないかもしれませんが。

スコットランド、イタリアはよく聴かれますが、１番ってあんまり言及されないですよね。最近１番に開眼しました（Sebastian Lang-Lessing指揮TSOの演奏で）。どういうふうにと言われると困りますが、最終楽章なんてたいへんおもしろい曲だと思うんです。確か15歳の作曲だったと思いますが、すごいですよね。

それから１番以前の弦楽交響曲もかなり好きです。Concerto Koelnの演奏（最近再発されているようです）以外だとあまり面白くないんですが。
by プローテュース (2010-05-25 08:29) 

ブローテュースさん、コメントありがとうございます！
交響曲１番・・・たぶんこれも聴いていませんので聴いてみます。
１５歳の時の作品ですか！
「真夏の夜の夢」序曲も１７歳でしたし、本当に才能があったのですね～。
「讃歌」はベートーヴェンの第９と比較されているのですか！
まったく知りませんでした。
歌詞の比較をしてみたくなりました。
あまりにも知らなさ過ぎて記事で取り上げたことくらいしか知らない私なのですが、いろいろ教えていただき感謝です。
またメンデルスゾーンブームになりそう・・・！
by Cecilia (2010-05-25 09:56)