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公共施設の楽器

バス旅行当選の記事を書いていましたが、なしになりました。
・・・というのは希望日の人数が少なかったからです。別の日にするという選択肢もありましたが、候補日は予定があり今回は行かないことにしました。旅行会社のほうからは別なプラン(旅行券と言ったらよいのかわかりませんが、もちろんただになります。)を送ってもらえることになりました。でもそれも人数が集まらないとだめになるのかもしれません。
バス旅行当選の記事のコメント欄で書きましたが、旅行はうれしいけれどこの手のバス旅行はお土産屋さん巡りの旅みたいに仕組まれていることが多いようなので、(想像はついていたけれど)それほどありがたくもないなあと思っていたのも事実。そう思いながらも楽しみにはしていたので残念ですが、別な旅行に期待します。ああ、でも山梨ではなくなるでしょうし、ほうとうは食べたかったので残念ですね。

話は変わりますが地元の会館(市の経営)にある特殊な楽器があるのですが、使われていません。
事情を知る関係者に伺うと15年ほど前に購入されたもののようです。会館ロビーの誰でも触れることが可能な場所に長く置かれていたため存在は知っていましたが、公のコンサートなどで使われるのを見たこともないですし、使われたと聞いたこともないです。私がこちらへ引っ越してかれこれ7年以上経ちますが、その期間は使われていません。
会館にメールで問い合わせてみると今まで使われることが少なかったし、今後も使われることが予想できないため、修理して使う予定はないとのこと。まあ予想通りの回答がありました。
実はこの楽器を演奏することができ、かなりのレベルで修理する技術を持つ方(楽器製作もできる)がこの市に存在することを知りました。その方とはすでに交流が始まっているのですが、この方に依頼することはできないものかと考えているところです。
もちろんいわゆる楽器製作者ではないので、ある程度までのレベルでの修理になると思いますが、これからも使われずに放置されているより、使われるほうが楽器も幸せですよね。
税金で購入されたものなのですからもっと使われるようにしてほしいものです。
私の頭の中ではこの楽器を演奏される市内在住の方に修理していただき、楽器を使ったイベントを何度か開く、そして多くの市民に楽器に親しむ機会を増やして行き、ゆくゆくはお金をかけたメンテナンスをしていく・・・という計画ができあがっています。(笑)
ここの市も何年か前には音楽がとても盛んだった時期があるようなのですが(この楽器はその頃の遺物)、今はまったく下火状態です。会館側もこれから耐震工事などを始める予定で、この楽器の保管場所を考えているとのことでした。保管することばかり考えずに、使われるようにすることを考えてほしいものですね。
先日この会館に健康診断で行った際に楽器を確認してきました。私は今までも勝手に触るのはいけないことだと思っていましたので触ったことはありませんでしたが、子供などが勝手に触ることはあったかもしれません。以前にはなかったと思いますが楽器の上に勝手に触らないようにという貼り紙がされていました。
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伊閣蝶

ご旅行、人数が集まらずに中止とのこと。
残念ですね。
ということは、やはりお土産屋さんに誘導することが、旅行会社にとっては一番の目的だったのだなと、私も感じました。
それでも、別なプランを送ってもらえるとのことですので、今度はうまくご日程が合えばよろしいなと思います。

ところで、市の経営する会館にあるという特殊な楽器。
うーん、なんだろうなんだろうと、興味が湧いてきて仕方がありません。
しかし、演奏することができ修理もできる方が市内に在住しておられるのであれば、是非ともこれをきっかけに楽器の再生を図ってほしいものと思わずにはいられません。
首長が変わったりすると、それまでの市の運営方針が大きく変更されることがままありますけれども、文化面は継続こそ力なりとだと思いますね。
是非とも、いい方向で運営されますようにとお祈り申し上げます。
by 伊閣蝶 (2011-12-06 12:41) 

Cecilia

伊閣蝶さん、nice&コメントありがとうございます!
旅行の件は本当に残念です。まあ今後に期待します。
でも基本的に旅行というものは自分で行く先を計画して好きなようにまわるのが一番ですね。
我が家の場合、私が運転しなければならないことがほとんどなのでゆっくり楽しめないのですが、その点旅行会社のプランだとぼ~っとできて良いという利点があります。

市の会館にある楽器ですがちょっと前の記事に書いたコンサートの楽器と同じです。特殊なのでここに書いてしまうとブログの書き手が知人の音楽関係者にばれやすいかなあ・・・と。(笑)
せっかくこの楽器の演奏家が市内にいらっしゃるのですから、その方の活動のためにも、また市内の音楽愛好家の楽しみのためにも(問い合わせた関係者もこの楽器の小型版を仲間内で購入されていたとのこと。それも今は使われてないようなのですが。)
とにかくこの楽器が再生され(壊れているわけではないはずですが)、それを使ったイベントを開いたりすることで、音楽活動が活発になると良いなと思います。
by Cecilia (2011-12-06 13:17) 

すとん

 放置されている楽器、以前の記事に出てきた楽器という事でピピーンと来ました。あの楽器なら、それなりに使い道があるだろうに…と思いました。そういう企画をする人が役所にいないのでしょうね。

 でも、あの楽器はメンテが大変だし、調律もその都度でしょ。公共施設が管理する楽器としては大変じゃないのかな? だから放置状態になってしまったのだと思います。

 それにしても、演奏されない楽器というのも…なんか悲しい感じがしますね。

 旅行は残念でしたね。いっそ、その旅行券を金券ショップに持っていて、現金化しちゃダメ?


by すとん (2011-12-06 14:30) 

Cecilia

すとんさん、コメントありがとうございます!
使い道は絶対にあるはずです。メンテナンスできる人が近くにいなかったことがネックでしたが、できる人が定住されただけでなく、今後はこの楽器を使った活動が期待できる状況なのですね。さまざまな事情から市外に出た方々(もちろんこの楽器と関連性のある音楽関係者の方々)が戻って来られる予定らしいのです。私などとは比較にならないほど発言力や企画力のある方々がそろっていますし、皆で意見を合わせて訴えることも可能だと思います。
私は異なる楽器を演奏される方々と交流があり(もちろん歌関係者も含め)、情報だけは結構持っていますので、きっかけを作る役目があると思っています。その後は自然につながりが広がっていくのでしょうね。

旅行券というものはなく、まず当選通知が届きました。希望日を書いて返信したのですが、記事のようなことになりました。だから金券ショップには行けません。旅行会社を信用して待つのみです。(笑)
by Cecilia (2011-12-06 15:20) 

tm

自治体の管理する楽器に対して、そういう建設的な提案をしようと考えられるような雰囲気の自治体なんでしょうか。それは自治体と市民の間が近いということで、いいなあなどと思います。僕の住んでいるところは制度上の制限がなければ政令指定都市になってもおかしくないぐらい大きすぎるところなので、ちょっとそういうことは想像もつかないです…。
by tm (2011-12-06 23:42) 

Cecilia

タッチおじさんさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2011-12-07 08:19) 

Cecilia

tmさん、nice&コメントありがとうございます!

>自治体の管理する楽器に対して、そういう建設的な提案をしようと考えられるような雰囲気の自治体なんでしょうか。

う~~ん・・・それはかなり微妙と言うか、そういう”自由な”雰囲気はないです!そんな雰囲気のところなら、あの楽器が今まで放置されていなかったとも思います。(まあ提案するような人もいなかったのだと思いますが。)

>自治体と市民の間が近い

田舎ですがすべてにおいて中途半端な感じがします。合併でうちの市に吸収された山村のほうが自治体活動が活発な気がします。芸術家が多かったり、面白い企画があったり。
都会のほうでは自治体に要求しなくても何とかなるという側面もあると思います。この楽器を所有する方も多くはないと思いますが何人もいらっしゃるはずですし。
by Cecilia (2011-12-07 08:28) 

ピアノフォルテ

ご無沙汰してます~♪
もったいないですね。
行政側に音楽好きの熱い人がいたらいいのですが、そういう人材がなく
知識もないまま放っておかれたのでしょうか・・
うちの地元も、市民によるピアノ演奏会がお客さんがあまりこないから、
税金を使うのは不公平だとかいうことで
どんどん縮小傾向です。
毎月一度あったものが年に数回になるみたいです。
企画する方がつまらないやり方で宣伝もしないからお客様が来ないとは考えないようで、縮小する説明会で演奏で参加する人たちが
お客を連れてこないからだ、と怒られたと聞きました。
どうなってるんだか・・・
久々のコメントにぼやきで失礼いたしました。
by ピアノフォルテ (2011-12-07 15:20) 

Cecilia

ピアノフォルテさん、コメントありがとうございます!
会館の館長さんが実際に演奏に携わる方だったりするとまた変わってくるのだと思います。そしてこの会館も以前はそうだったようです。
ピアノ演奏会ですが、うちのほうも縮小傾向のように感じますね。
例えば以前は同じ会費でちょっとした記念品やMDなどがいただけたのですが(写真も)、今はMDは録音したい人の持込に限られ、記念品はなしになりました。
会館にある部屋の使い方も良くないです。
もっと練習用に貸し出せば良いのに、音楽ではなく健康診断などに使われている現状があまりにも悲しいものがあります。
by Cecilia (2011-12-07 15:46) 

Cecilia

九子さん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2011-12-09 08:33) 

Cecilia

yukiyukiさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2011-12-10 07:05) 

ことなりままっち

なんだか勿体ない気がしますよね。

どこの自治体でも、こういうことについての対処は似たり寄ったりのような気がします。文化会館や市民会館の責任者の方が、音楽や芸能などに感心があり、ある程度の知識がある方である場合はいいのですが、公務員は異動がある場合も多々あるし、市町村合併(ご多分に漏れず、私の居住地もそうです)されると、またまたややこしいことになる・・・。

私が生涯学習音楽指導員資格の講習会を受けたとき、行政との関わり方についても講義があったのですが、実際行政の担当者の意識というのはあまりにも文化・芸術に関しては低いなと思いますね。(講義をしてくださった先生も、そのあたりは指摘されていた)市町村はどこも財政が苦しいし、民間ほどではなくてもやはりある程度の実績を上げないといけない、だけど宣伝はすご~~くヘタだと思うし、うちの町でも、ロビーコンサートが前はあったんですが今ないのは予算的な問題でしょうか。

地元の人材のつてもないみたいです。管理システムが出来ている市町村は、かなり働きかけをした結果らしいですね。ああ、このネタになるとピアノ教育と同じくらい言いたいことがたまってしまう私(笑)
by ことなりままっち (2011-12-19 11:46) 

Cecilia

ことなりままっちさん、コメントありがとうございます!
記事中で話題にした楽器が導入された頃は音楽に深い造詣のある人が責任者だったようです。特殊な楽器であるために充分なメンテナンスがされていないという現実でありますが、だからこそこの会館の売りにすればよいのに、とも思います。
一般の人には簡単に触ることができないことが多いので、触る機会を増やすことで楽器に親しみを持ってもらうのが良いなと思うのですが、簡単にはいかないことなのでしょうね。
またこの楽器を使ったコンサートなどを企画して市内外から奏者を募集するなどして欲しいものだとも思います。

地方の文化会館など、宣伝が下手だというのは前に住んでいたところでも感じました。とても良いコンサートなのに客席が埋まらないのですね。チラシの配布にも問題があるのでは、と思ったりして。

市の文化会館の年一度のピアノコンサートネタにもいろいろな思いが燻っている私です。(笑)


by Cecilia (2011-12-21 15:10) 

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