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最近手に入れた本 [声楽]

あるところで手に入れた中古本。
トータルで500円!(自分で設定した値段。)


プリマドンナの声帯―音楽裏方医者のカルテから

プリマドンナの声帯―音楽裏方医者のカルテから

  • 作者: 米山 文明
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞社
  • 発売日: 1990/02
  • メディア: 単行本




私の歌唱法 -テクニックの秘密- リリーレーマン著

私の歌唱法 -テクニックの秘密- リリーレーマン著

  • 作者: リルリ・レ-マン
  • 出版社/メーカー: シンフォニア
  • 発売日: 2010/03/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)




音声学の基礎―発声の知識

音声学の基礎―発声の知識

  • 作者: 長田 淳一郎
  • 出版社/メーカー: 音楽之友社
  • 発売日: 1957/03
  • メディア: 単行本



米山文明さんの本は「声がよくなる本」を愛読していますが、多くの声楽家の喉を治療している医師(音声言語医学)としての著作は大変参考になります。「プリマドンナの~」と書いてありますがこの本ではエリーザベト・シュワルツコップなどのプリマドンナだけでなくジェラール・スゼー、マリオ・デル・モナコ、エルンスト・ヘフリガー、ハンス・ホッターなどの男性歌手についても書かれてあります。(ちゃんと読んでいませんが男性歌手のほうが多いかも?)

リリー・レーマンの「私の歌唱法」。これは一昨年から去年にかけて受講したヴォーカル講座で使われた資料の参考文献になっていたこともあって読んでみたいと思っていた本です。表紙に人間の横顔(胸からうえ)と頭の上に五線譜がありますが、共鳴を図で表したものですね。声楽をする人にとって有名な絵なのかもしれませんが、お恥ずかしながら私はその講座で初めて知りました。

長田淳一郎さんの「音声学の基礎」、これは結構昔の本で初版が1957年になっています。なかなか勉強になりそうな本ですね。


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伊閣蝶

リリー・レーマンの本の表紙の共鳴の図。
なるほどと感心しました。
私もこの図は初めてみます。
というよりも、恥ずかしながら、こうした声楽関連の専門書を読んだことがありません。
これを機会に一度読んでみたいものと改めて思いました。
by 伊閣蝶 (2012-10-24 21:54) 

Enrique

いろいろ勉強も必要ですね。うちの娘にも音楽関係の勉強させたいと思っていますが,なかなかハードルが高そうです。
しかし,このような専門書3冊,このお値段は破格ですね。もっとも必要ない人には値がつかないのでしょうが。
by Enrique (2012-10-25 08:25) 

すとん

 最初の米山さんの本は、たぶん図書館かどこかで借りて読んだ覚えがあります。二つ目のリリー・レーマンの本は、持ってますが読んでません(笑)。三つの長田さんの本は、たぶん、読んだことないです、勉強不足ですね。

 以前は(と言っても二十年以上も昔の事です)、その手の本をむさぶるように読んだものですが、読めば読むほど袋小路に入ってしまったような気がします。今は、本に頼らず、指導してくださる先生の言葉と自分の体内感覚を信じて練習していますが、自分の体内感覚が、実に信用ならざるものでして…でも、その信用ならざるものを、どの程度の誤差をくみとって利用していくか…そんな感じでございます。

by すとん (2012-10-25 22:18) 

Cecilia

伊閣蝶さん、nice&コメントありがとうございます!
私も声楽関連の専門書をきちんと読んでいるとは言い難いです。
でも自分がかつてレッスンで受けたことを思い出しながら、理屈で考えることも必要かなと思いますし、こういった本をどんどん読もうと思っているところです。
とにかくリリー・レーマンの本を知るきっかけになったヴォーカル講座の先生は若手ですがなかなか素晴らしい先生でした。連絡を取ってまたレッスンしていただきたいと思っているのですが・・・。
by Cecilia (2012-10-26 08:35) 

Cecilia

Enriqueさん、nice&コメントありがとうございます!
音楽関係の団体の会でいろいろ本が出ていました。皆さん別なものに興味があるようでこういった本は見向きもされていませんでした。私にとってはラッキーなことでした。
娘さん、例のピアノを送ってあげた娘さんですよね。大学は音大ではなさそうかな、と思っていますがヴァイオリンをされ、ピアノもされ・・・音大生のような生活なのかな、と想像しています。
by Cecilia (2012-10-26 08:40) 

Cecilia

すとんさん、コメントありがとうございます!
複数の先生のレッスンに通っていた頃(私の声楽人生でバリバリだった時代。笑)、結構読んでいたように思いますがすとんさんほどではないと思います。
しかもその頃口の中の器官について正しい用語を覚えようともしなかったし、舌の形や軟口蓋の状態がどうとか、はっきり言って「図の通りになんかなるわけがない。」と思って読んでいましたのでまったく頭に入っていません。
体内感覚はある程度信用していますが、それだけに頼らず理屈をきちんと知りたいと思うようになりました。これは自分で歌うだけでなく人に説明する必要性が生じてきているからです。

by Cecilia (2012-10-26 08:48) 

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