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懐かしい曲・・・「リュートのための古風な舞曲とアリア」第2組曲 [音楽鑑賞]

以前書いたことがあるのですが、私は高校の部活でヴァイオリンを始め、約3か月後の定期演奏会でレスピーギの「リュートのための古風な舞曲とアリア」を演奏しました。今思うとまったくの初心者でこの曲が演奏できたことに驚きます。私のヴァイオリンのレヴェルは最近の記事でおわかりいただけるかと思いますが、高校の頃は今よりも更に下手糞でした。弦楽器は各パート10~15人だったでしょうか?習っていた人は学年にせいぜい一人でしたし、私の学年にはいませんでした。初心者集団でよく演奏できたと思います。管楽器の子たちは中学ですでに経験していてMy楽器を持っているレヴェルの高い人ばかりでしたが。ちなみに私は第1ヴァイオリンでした。

第2組曲Laura Soave




ほとんどピチカートだったため楽でした。この動画ではハープが入っていますが、もちろん高校のオケにはありませんでした。

第2組曲Bergamasca



この動画の演奏(46秒くらいから始まります。)は弦楽器のみの編成でアレンジされている部分があるので私が演奏したものと違いますが雰囲気は味わっていただけると思います。下の動画のほうが私が演奏したものと近いですね。(近い、というのはおそらく私たちのほうも指導者の編曲があったはずなので。)Bergamasca、速いテンポの曲ですがよく弾けたなあと思います。第1ポジションと第3ポジションを行ったり来たり・・・今思うとすごいことをしていました。





この2曲を聴くと当時の夏の気分が蘇ってきます。楽譜は先生の手書きで各パート、コピーを切り貼りしていましたね~。

過去記事では「リュートのための古代舞曲とアリア」、今回の記事では「リュートのための古風な舞曲とアリア」と書きました。”古代”は当時の楽譜にそう書いてあったからで、”古風な”は最近そのような訳で見かけるためです。やはり”古風な”のほうが適切かと思いますね。”古代”だとなんだか紀元前のような印象になりますので。
この2曲を演奏した時の定期演奏会ではほかにヴィヴァルディの「四季」から”春”の1楽章と3楽章を演奏しました。これも初心者には難しかったですが、ソロヴァイオリンの難しいところはフルートが担当していましたので1stヴァイオリンもそれほど難しくはありませんでした。

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コメント 6

Enrique

凄いですね。若いとやっちゃうんですね。
それと弦って,人数集まれば,それなりに聞こえたりしますね。
私が最初にこの曲を聞いたころも「リュートのための古代~」とされていました。全くおっしゃる通りです。現在の「古風な」というのは適切な訳だと思います。時代的には前古典くらいですが,古風なとか単に古いでも良いのでしょう。昔の古代~には参りました。直訳したのか音楽知識が無いかったのか。いずれかでしょうね。
by Enrique (2021-04-08 16:48) 

REIKO

私は中学校の部活で初めて弦楽器をやったんですよね。
パートはチェロ(なぜ自分にチェロの役が回ってきたのか未だに不思議です)でしたが、ヴァイオリンも結構いじらせてもらってました。
チェロもヴァイオリンもスズキの教本で、先輩から教わって数ヶ月後にはもうヴィヴァルディなんかやってるわけです。
本当にどうやって弾いてたのでしょうね??(笑)
で、ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲は、ソロを吹奏楽部のフルートの人に頼んでいました。
Ceciliaさんのところと同じですね!
もしかして部活の弦楽合奏「あるある」だったりして?
by REIKO (2021-04-08 22:52) 

Cecilia

Enriqueさん、若さってすごいですね。でもそれよりも指導者がすごいと思います。この時の指導者は地元の吹奏楽指導の重鎮。吹奏楽盛んな地域で多くの学校を受賞に導いた先生でした。ヴァイオリンは正しい音を取るのが難しい楽器ですが、聴いていていらいらすることもあったのでは?と想像します。
人数集まればそれなりに聴こえるところもあるとは思いますが音が合わないと悲惨だと思います。

誰が”古代”って訳したのでしょうね?(笑)
by Cecilia (2021-04-09 18:24) 

Cecilia

REIKOさんも部活で弦楽器だったのですね!
ヴァイオリンを経験されていたのは習い事だったのかな、と思っていました。
同じような状況だったようでうれしいです♪
先輩の指導、というのも重要ですよね。うちの指導者は確か週末しか来ませんでした。週一回しか来なくてほとんどの生徒が弦楽器初心者・・・となると、それで全体をまとめた先生の力も凄いですが、先輩の指導が重要だったのだなあと思います。かと言って手取り足取り指導された記憶もなく、一戸建ての音楽室にある練習室やその周辺でひたすら一人で練習していた記憶のほうが残っています。先輩から指導されたというより、先輩の練習を見て真似していたのですね。

ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲、早くやりたいです!
by Cecilia (2021-04-09 18:35) 

Enrique

Ceciliaさん,
弦楽合奏は,ギターやピアノの合奏に比べて頭が合いやすいという積りでした。むしろ音程はむずかしいので大人数で良い響きを出すのは大変だったでしょう。妻の古楽のアンサンブルで一番気になるのはヴァイオリンの音程ですね。
by Enrique (2021-04-11 12:53) 

Cecilia

Enriqueさん、弦楽合奏は頭合いやすいでしょうか?
奥様古楽アンサンブルをなさっているのですね。
アマチュアのヴァイオリンは大抵音程が気になるものですよね。
気にならない人はいないと言ってよいくらいですね。
by Cecilia (2021-04-16 21:29) 

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