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森の鍛冶屋(ミヒャエリス) [ピアノ]

昨日の記事の「銀波」ですが主題部分(8分の6拍子になってから)で「思い出のアルバム」を思い出してしまいました。
幼稚園の卒園式などで歌うあの曲です。
♪い~つの~こと~だか~思い出してご~らん~、あんな~こと~、こんな~こと~、あ~った~でしょう~・・・♪
「銀波」、似ているとは言い難いですが、通俗的なメロディーや和声で、かなり近い雰囲気だと思いました。
特に♪あんな~こと~、こんな~こと~♪は「銀波」に出てくるメロディーと同じと言ってよいと思います。

さて幼稚園が出てきたところで、やはり幼稚園でよく歌う歌の話題です。
「森のかじや」という歌をご存知でしょうか。

♪とんてんとんてん 鍛冶屋の槌
森から 聞こえてきます
ピッピッピッピッ 小鳥の歌
ドシラソドレミド♪

こちらで聴く事ができます。

娘たちが幼稚園に通っていた頃、音楽発表会などで耳にした曲です。
なぜ階名で♪ドシラソドレミド♪と歌うのか、気になりました。
もしかしたら音楽教室の教材だったのかもしれません。

年に何度か帰省して、そのたびに実家にある楽譜でいろいろ弾いていた私ですが(今は帰省してもピアノがないです。)、昨日もご紹介した全音ピアノ名曲選集(下)である曲を弾いていた時のことです。
ある部分にさしかかって、思わず「あ、この曲!」と思ってしまいました。
それはミヒャエリスの「森の鍛冶屋」という曲で、ある部分は当時曲名を知らなかったのですが上に挙げた童謡「森のかじや」でした。(原曲は「森の鍛冶屋」、童謡は「森のかじや」で区別します。)
童謡の「森のかじや」は作曲者不詳とされていたり、ミヒャエリス作曲になっていたりいろいろです。
ミヒャエリスが作曲したのか、作曲者不詳の曲をミヒャエリスが「森の鍛冶屋」で用いたのかわかりません。

ミヒャエリスの「森の鍛冶屋」、子供の頃から難しい曲が載っている下巻で親しんできましたが、昔は最後まで弾くことができず、前半で挫折していました。
なので曲中の「森のかじや」の部分を知らなかったのです。
全音のレベルではBになっているので全然難しくないのですが(大人になって弾いてみて「な~んだこんなに弾きやすかったんだ!」と思いました。)、当時は「黒鍵」や「木枯らしのエチュード」も載っている下巻はレヴェルが高いのだと思い込んでいましたし、途中で挫折したこともあって、「森の鍛冶屋」も難しいと思い込んでいました。
その上、前半の夜から朝にかけての場面の暗い音楽から難解なイメージすらありました。

こちらに楽譜があります。

英語の曲名は"The blacksmith in the woods"または"Forge in the Forest"になっています。
「森のかじや」部分は下から6段目から始まっています。
ただしこれはC-durでなくG-durで♪シ~シ~シ~シ~シドシラソ~レ~、ミ~ミ~ミ~ミ~、ドシラソファ♯ミレ、シ~シ~シ~シ~シドシラソ~ミ~、ソ~ファ♯ミレソシレ・・・♪・・・になっています。
童謡「森のかじや」の♪ド~シラソドレミド~♪は♪ソ~ファ♯ミレソ・・・♪のところですね。

"Forge in the Forest"で検索したらかなり古い音源が出てきました。



このレコードは上でリンクした楽譜では真ん中のAllegretto(Smithy)のところからですね。(最初に鶏の声などが聞こえる。)
1914年の録音なのですね!







こちらは更に古くて1901年の録音です。
上のレコードより前のAdagio(Morning prayer)からになっています。
上の動画も下の動画もオーケストラと言うよりも吹奏楽ですね。

楽譜からの整理ですが、

Adagio(At night)~(In the morning)~Allegro vivace(At the brook)~Adagio(Morning prayer)~Allegretto(Smithy)~Tempo di Polka

というように夜から朝にかけての描写音楽になっています。
郭公や鶉などの鳴き声も入っています。

動画でお分かりいただけるように実際には非常に楽しい音楽なのですが、なぜ難解だと思っていたのでしょうか。

しかしこの曲も「銀波」同様、通俗的ですよね。
場面と場面のつなぎ目がいい加減な感じがします。
何だか唐突に感じられるのですよね。
でも「森のかじや」部分になると(来た~!!)って思ってしまいますが。(笑)

朝の祈りの部分で、私はつつましい鍛冶屋さんを想像します。
きっと「日毎の糧をお与えください。」と心から祈りを捧げているに違いありません。
順境であろうと逆境であろうと祈りを欠かさないのでしょうね。

ところで更なる疑問はこの曲はもとはオーケストラの曲だったのだろうかということです。
まあ全音のピアノ名曲選集と言ってもピアノ曲だけでなくオーケストラ曲が含まれているのでおそらくそうなのでしょう。
でもこの楽譜の名前、紛らわしいです!

全音ピアノ名曲選集 (下巻)  全音ピアノライブラリー

全音ピアノ名曲選集 (下巻) 全音ピアノライブラリー

  • 作者: 全音楽譜出版社出版部
  • 出版社/メーカー: 全音楽譜出版社
  • 発売日: 2005/03/31
  • メディア: 楽譜



ピースでも出ているはずですが・・・。



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銀波(ワイマン) [ピアノ]

私が昔ピアノ発表会で弾いた曲シリーズになりかけていますが(笑)、小4の時は以前も記事で書いたベートーヴェンのソナチネなので後回しにします。

今日の記事の話題は小学校高学年の頃憧れて弾いていた曲です。
レッスンでは見ていただいていません。

前から書いていることですが、実家には全音のピアノ名曲選集上中下巻がありました。
中学生の姉が買った楽譜ですが、レッスンとは無関係に買ったものではないかと思います。

前の記事のブルグミュラーじゃないですが1番よりも25番のほうが、上巻よりも下巻のほうが難しいような気がしますが必ずしもそうではないですよね。
でもやっぱりそうなのかもしれませんが、下巻に載っている”難しい曲”は憧れでした。


全音ピアノ名曲選集 (下巻)  全音ピアノライブラリー

全音ピアノ名曲選集 (下巻) 全音ピアノライブラリー

  • 作者: 全音楽譜出版社出版部
  • 出版社/メーカー: 全音楽譜出版社
  • 発売日: 2005/03/31
  • メディア: 楽譜



この楽譜に載っている「銀波」をよく弾いていました。
他にもいろいろあるのですが、今日は「銀波」だけの話題です。
A.P.Wymanが作曲した曲です。

全音が楽譜を売り出すための宣伝用動画をアップしていますね。
まずは最初の1分半程度ですが楽譜つきでお楽しみください。



このイントロが大好きでした!(動画ではイントロから主題までが入っています。)
本当に冷たい水しぶきがかかるような気がしたものです。
自分でも弾いていて鳥肌が立ちました!
アップライトでもそうなのですから、グランドで弾いたら気分がよいでしょうね~。
こうして聴いてみて自分の譜読みの間違いにも気がつきましたが・・・。(苦笑)
いや、ほんのちょっとなのですけれどね。
ああ~、また弾きたくなってきました~。

全曲演奏はこんな感じです。


演奏している方は非常にお上手ですが、全体を聴いてみるとイントロの後は案外おもしろくないです。
昔はイントロの後も好きだったのですが・・・。
お分かりいただけると思いますがイントロの後は変奏になっています。
メロディーは陳腐な感じですね。(すみません・・・。作曲者への文句だとおもってください。)
鳥肌が立つのはイントロだけで変奏では鳥肌が立ちませんね。(これも演奏にではなく曲そのものに対する感想です。)
まあこういうのはこの全音ピアノ名曲選集に載っているロマン派のサロン風の曲に多いですよね。
そういえば以前姉と話題になりましたが、バレエとしては素晴らしい作品でも曲は陳腐だというのも多いですよね。
とにかく「銀波」の陳腐な変奏のところは昔は寄せては返す波をイメージしていい気分で弾いていました。
弾きながら私の頭の中には美しい海岸が・・・!(イメージは自分が馴染んでいた東北地方の太平洋でしたが・・・。)


上の動画で宣伝しているピースの楽譜です。

ピアノピースー003 銀波/ワイマン

ピアノピースー003 銀波/ワイマン

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 全音楽譜出版社
  • 発売日: 1998/12/10
  • メディア: 楽譜



名曲選集が手元にないので(以前中巻を買ったのに見当たりません。)それを買うかピースを買うか迷いますが・・・。


それにしても今回動画で見るまで(聴くまで)プロの演奏はおろかまともに全曲演奏しているのを聴いたことがないし、他人が演奏したのを聴いたこともないです。
姉と自分の演奏がすべてでした。



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La Chevaleresque~「(貴婦人の)乗馬」 [ピアノ]

前回の記事は小2で初めてピアノ発表会に出演したときの曲の話題でした。
小3の時はブルグミュラーの「貴婦人の乗馬」でした。

今回記事を書くにあたって少しだけ調べてみました。
”貴婦人の”がどうも気にかかったためです。

子供の頃は全音の楽譜を使っていました。
解説には貴婦人が危なっかしい感じで乗馬する様子がなんたら・・・というようなニュアンスのことが確かに書いてあったと記憶しています。
なので私もこの曲を弾くときにはちょっと上品に(あくまでも小学3年生のイメージ)、おどけた感じをイメージして弾きました。
先生からの注意はまったく覚えていません。
ですが長いこと使っていたこの楽譜・・・今手元にありませんが・・・小5の頃に確か学校で弾くチャンスがあったようで、再び自主練習した時に3つ年上の姉が書き込んだものが残っています。
偉そうに先生ぶって激しくたくさん書き込んでいます。

しかし最近の全音の改訂版では”貴婦人の”がなくてただの”乗馬”になっているようです。

ブルクミュラー25の練習曲  全音ピアノライブラリー

ブルクミュラー25の練習曲 全音ピアノライブラリー

  • 作者: ブルグミュラー
  • 出版社/メーカー: 全音楽譜出版社
  • 発売日: 2008/08/26
  • メディア: 楽譜



Amazonのリンクから目次を見ることができますが、日本語の曲名が以前とは変わっている曲が他にもいくつかあります。

「(貴婦人の)乗馬」はもとのフランス語では"La Chevaleresque"です。
ブルグミュラーと言うからずっとドイツ語圏だと思っていましたが、パリで活動していたようで、この練習曲集もフランス語になっていますね。
"La Chevaleresque"と言うのは”騎士道”という意味があるようなのですが、この曲はやはり貴婦人の乗馬を思わせる曲ですよね。
ブルグミュラーが貴婦人の乗馬をイメージしていたのかわかりませんし、やはり曲からそれぞれが自由に考えればよいのかなと思います。
でもピアノの先生が生徒についつい「貴婦人の乗馬なんだからもっと上品に~」とか言ってしまいそう。
そしてその気持ちもわかる気がします。



(※この部分に動画を貼り付けていましたが動画削除に伴い削除しました。2013.2.14)





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紡ぎ歌(エルメンライヒ) [ピアノ]

初めてのピアノ発表会で演奏したのはEllmenreich(エルメンライヒ)の"Spinning song(紡ぎ歌)"でした。
(この時小2でした。そして私の楽譜は「糸紡ぎの歌」でした。)

今でも発表会の定番曲ですね。
子供には非常に人気があり、やたら速く弾く子も多いのでは?
私の夫が暗譜で弾ける数少ない曲の一つで(この曲と「楽しき農夫」くらいです。)、「紡ぎ歌」を恐ろしく速く弾くので驚きました。

でもお行儀良いきちんとした演奏よりも多少荒っぽくても速めのテンポのほうが面白いですね。
YouTubeを見ていると、いろいろな演奏(ほとんど子供)がアップされていてどれを載せようか悩みますが、ちょっと変わったこちらを選んでみました。




出だしからして普通のと違います。
この人のアレンジなのでしょうか?
本当はそういう曲なんじゃないかという気がしてしまいますが・・・。
まあかなり荒っぽいし、録音は良くないし・・・ですが演奏は非常に面白いです。
スリリングですよね。
大人でも弾いてみたくなるのでは?

ちなみに模範的な大人の演奏はこちら。



上より整っていてピアノも良いし録音も良いしうまいのですが・・・、きちんとしすぎていて面白くないように思えます。
でもこれが標準の演奏ですよね。

私の昔の演奏は残っていません。(写真だけはあるのでいずれアップするかも?)
ゆっくりヴァージョンの”真面目な”演奏だったはずです。

ところでエルメンライヒ、何年も音楽と関わってきましたが、この曲しか知りません。
そういう作曲家は他にもいますが。

「紡ぎ歌」に関しては、特集したくなります。
ロマン派のピアノの小品には「紡ぎ歌」が多いですよね。
(他に「狩」とか・・・)






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シンフォニア1番(BWV787)とブランデンブルグ協奏曲1番(BWV1046) [ピアノ]

昨日の発見。

バッハの「インヴェンションとシンフォニア」のシンフォニアの1番の17小節目の1拍目から3拍目の上声と内声が交互に出てくる箇所を聴いて楽譜を見ていたらどこかで聴いたことがあるような気がしてきました。

気になって気になって出かけた先の図書館で同じバッハのブランデンブルグ協奏曲のスコア(うちにもあるのですが)を見てみました。

確か管楽器が活躍する曲だったはず・・・とチェックしてみて1番の1楽章の二本のCorno(Horn)の演奏の中にあることがわかりました。
65~66小節目です。

シンフォニア1番はC-dur、ブランデンブルグ協奏曲1番1楽章はF-durですが2声がそれぞれ2度ずつ順次進行で下降している点、交互に奏されますが後発のパートは先発の上のパート(シンフォニアなら上声、ブランデンブルグなら第1Corno)の3度下である点が共通しています。

シンフォニアでは♪ド~(ラ~)シ♭~(ソ~)ラ~・・・・♪(括弧内が後発の内声のパート)、ブランデンブルグでは♪ファ~(レ~)ミ♭~(ド~)レ~(シ♭~)・・・♪(括弧内が後発の第2Corno)になっています。
図書館で見たらこうだったはずですが、うちのスコアだとCornoがF管の楽譜になっています。
実際の音は上に書いたことで良いのですよね?(間違っていたら教えてください~!)
楽譜上では♪ド~(ラ~)シ♭~(ソ~)~ラ~(ファ~)・・・♪ですが。
楽譜の見方が面倒ですね・・・。(うちのは全音のスコア、図書館で見たのは音友のスコアでした。)

楽譜を出すことができれば良いのですが、わかりにくい表現ですみません。
シンフォニア1番大好きですが、これで(今までも何となく思っていましたが)ブランデンブルグ1番のCorno(Horn)のような響きも想像しながら弾くと楽しいのだろうな・・・と感じました。



昨日ある講座に行きました。
講師の先生は昔お世話になった先生でしたが、覚えていただいていたようです。
お話もはずんだし、昔おしゃべりの中で出てきたことも覚えていらして感激でした。
上で書いたことはその後自分で感じたことなのですが(解釈上どうなのか自信はありませんが)、まあこれに関連する講座でした。
非常に濃い内容で休憩なしの2時間はきつかったですが楽しかったです。


シンフォニア1番の演奏です。(例の箇所は48秒あたりです。)


ブランデンブルグ協奏曲1番の演奏です。(リコーダーオーケストラヴァージョンです。ゆっくりすぎるかなと思いますが・・・。例の箇所は3分45秒のあたりです。)








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バッハが苦手な人が多い話 [ピアノ]

せっかくアップしようとした記事が一瞬の変な操作で消えました。
久しぶりに手間隙かけたのですが。
下書きをしてからが良いのはわかっているのですが、なかなかできていなくて・・・。

簡単に書いてしまうと、ピアノレッスンでバッハに対して苦手意識を持ったり嫌いになる人が多いので残念ですね~という話です。

ピアノ関連のブログを見渡してもショパンに比べてバッハは極端に少ないです。
バッハのことをブログに書くのは弦楽器とか声楽とかリコーダーの人が多いかなあと思っています。
普通のピアノ愛好家だけでなくピアノ科出身でも苦手意識を持っている人が多いと思います。

二本の手で3声4声のメロディーを弾かなくてはならないので大変なわけですが、2声でも大変と感じてしまいますものね。
そもそも左手でもメロディーというのは左手伴奏&右手がメロディーというパターンに比べて確かに大変です。

でも物は考えようで二本しかない手で3声4声が弾けるのですよね!
これはすごいことだと思います。
合唱でもソプラノなどの高音が主旋律であとはハーモニーだけみたいなものはちょっとつまらないと思いませんか?(もちろんハモるだけで楽しいという方もいらっしゃいますよね。)
どのパートも平等に主役になれると楽しいですよね!
いつまでもシンフォニアが挫折したままですけれどいずれは「平均律やっていますの。おほほ・・・。」と言えるようになりたいものです。(平均律は4声のフーガには手も足も出ません。プレリュードの弾きやすそうなものしか弾きません。かっこいい曲が多いのでいずれはアップしたいです。でも今の状態では「平均律やっています。」とは言えません。)

しょっちゅう取り上げていますがバッハが大好きです。
だから多くのピアノブログでショパンに比べて人気がないのが悲しいです。
先生でさえも苦手意識を持っている方が多いのですから、バッハを弾く楽しさを伝えられないのは当然だと思いますが、ショパンを弾くにもシューマンを弾くにもブラームスやシューベルトを弾くにもバッハをきちんと学ぶことが大切だという話を聞きます。
この辺でシンフォニアももう少し弾けるようにしておきたいです。(そしていずれは平均律を・・・)




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ペダルに自信が持てない話 [ピアノ]

ことなりままっちさんがピアノのペダルの話を記事にしていらっしゃいますが、私は自分のペダルに自信が持てません。

子供の頃は(以前も書いたかもしれませんが)思いっきり踏みっぱなしにするのがかっこいいのだと思っていましたし、先生も大して指導してくださいませんでした。

大人になって再開した時も最初は声楽の先生がついでに見てくださったので大して指摘されなかったのですが、ある先生からはかなり厳しく指導されました。
・・・と言ってもそれが身についているかは疑問です。
とにかく「音が汚い」とか「濁っている!」と言われるのですが、自分では濁っているかどうかもわからない!(苦笑)
ピアノ科の友人にはその濁りがわかるようだったので(二台ピアノで合わせた事があるのですが)、自分だけがわからないんだなあ・・・と落ち込んでいました。
今にして思えば別に自分だけということはなかったと思うのですが。

あの頃ほどひどくないにしても今でも自信がないのですね。
それでも他人のペダルは気になるもので(笑)、踏みっぱなしにしてほしくないとかいろいろ思ってしまうわけです。
最近では「ピアノ科出身だからと言ってペダルがばっちり、ということもないなあ。」・・・と感じています。
もしかしたら私よりもできてないかも~というペダリングをいろいろ耳にしています。
ピアノの人はばっちりできているはず・・・と思っていましたので。
バッハの曲などでペダルを思いっきり踏んだ伴奏だと(あ~踏まないで~!!)と思ってしまい、「極力踏まないで。」とお願いするのですが、踏まないと落ち着かないみたいです。
この落ち着かない・・・という感覚、わかります!
ショパンの曲などでもペダルなしで練習する必要があったりしますよね。
でもペダルなしって本当に落ち着かないです。
まあペダルなしでも良い感じに弾けるようにしないとだめ・・・ということなのでしょうけれど。

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レッスン室を借りての練習 [ピアノ]

先日、体育祭の後近く(・・・と言っても隣の市)のレッスン室を借りて、ちょっと歌の練習をしたのですが、自分の練習のために「曼殊沙華」の伴奏を録音しました。
はっきり言って本当の初見なのでぼろぼろも良いところなのですが、普段良く聴いている米良さんのは原調よりちょっと低い(原調はc-mollで米良さんのはb-moll。2度低いですね。)ので、何となく流しながら家事をしていても自分の練習にならないので、下手な伴奏を録音したのです。
もうちょっと練習すればブログ向きのマシな録音はできるのですが、取りあえずの録音です。
なぜ、載せるかと言いますと、良い音だったのでうれしくなってしまったというのもあります。
ヤマハのグランドですが、商品名までチェックしていません。
レッスン室用のコンパクトなものですね。
レッスン室はヤマハのアビテックス(防音室)になっているのかまではわかりませんが、狭いのに適度な響きが良かったです。
同じ部屋に(たぶんヤマハの)アップライトもありましたが、当然グランドを使いました。
一時間だったので、とにかく時間を無駄にしないよう必死でした。
ちなみに料金は30分で500円。
以前購入した10枚綴り5000円のチケットが2枚残っていたので、それを使いました。
今度そこに練習しに行くときは5000円の券を買わなければなりません。
まあ当分行かないと思いますが。
市内の音楽教室も借りることができるのですが、最近会費制になったらしく、ぽっと練習したいときに行く・・・というのに不便になってしまいました。
しかも!
二人以上で行く場合、他のメンバーも会員じゃないとだめなんです!!
5000円のチケット制のほうも、二人以上だと”×人数分”なので、大変なのですが、この市内のほうも会員じゃないとだめなだけでなく”×人数分”になってしまいました!(今までは人数は関係なかったのです。)
同好の仲間で行くときにはそれぞれが平等に負担して・・・ということが多いと思いますが(それでも大変ですよね?)、私たちのように伴奏者をお願いして練習したいことが多い人には非常に困ります。
うちの市の公共施設は練習室が充実していないので余計にそう思います。

でも今回のレッスン室は一人で行ったので一時間1000円でしたが、なかなか満足できた一時間でした。
今まで利用したことのあるバンド練習用の”アビテックスの部屋”はアップライトだったのですが、今回はグランドでしたし、陽当たりも良い感じでしたし・・・。

・・・というわけで「曼殊沙華」の伴奏(ぼろぼろな)を1分だけ・・・。



私は「国産のピアノはヤマハよりカワイ派!」と思っていたのですが、このヤマハはなかなか気に入りました。

あ、そうそう!
お部屋に入るときに、最初いつものバンド用の部屋に案内される予定だったようですが、「ピアノ使いますか?」と言われました。(その部屋はピアノを使わないことが多いらしく、最近撤去されてしまったようです。)
声楽なのでピアノは要らないと思われたようですが、内心(使うに決まっているじゃん!)と思ってしまいました。
まあなくても練習できないことはないですが、ピアノなしで一時間歌い続けるのもきついですし、やはりないと落ち着かないですし・・・。
今回みたいなグランドの部屋で一時間1000円なら安いほうだと思いますが(都会のレッスン室だったらもっと高いですね。)、ピアノなしでそのお値段だと困ります。
それだったらわざわざ借りには行かないし・・・。
家よりは発声しやすいけれど。

この記事は本来”声楽”カテゴリーですが、ピアノの話がメインなので”ピアノ”カテゴリーにします。


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BWV999を弾いてみました! [ピアノ]

Steinwayをただで1時間弾ける機会があったので弾いてきました。

本当はショパンも弾いてみたかったのですが、最近忙しくてまったく練習できず、欲張らずにバッハの小プレリュードBWV999の1曲に絞って練習しました。
これは5月ごろにちょこっと弾いてみたものの、見た目ほど簡単ではなくすぐに一発録りというわけにもいかず、放置していたものです。

最初はぼろぼろでしたが約40分頑張ってここまでにしました。
(最初の20分は他の曲を弾いていたのです。)
おお~ばっちり!と思ったのですが、帰ってから確認したら譜読みの間違いに気が付きました。
最後がdur(長調)で終わるように弾いていますが、Es(ミ♭)をE(ミ)で弾いてしまったのですね。
聴き覚えのある曲ですがあまりいろいろな演奏を聴いてないです。
楽譜を見ればすぐにわかることですが、勘違いして練習していました。
細かく見たら他にも音の間違いがあるかもしれません。(発見したら追記します。)

・・・で先ほど我が家の調律してないアップライトピアノで弾いたのがこちら。

たぶん音の弾き間違えはないと思いますが強弱記号と休符をきちんと守れていません。
音の間違いを直すのに必死で・・・。

テンポはもう少しゆっくりのほうが良いのかもしれませんが、この楽譜がこのテンポで弾いてほしいと言っているように私には感じられて・・・。(いけないですね、こんなことでは。苦笑)

純粋な鍵盤曲だと思っていましたが、リュートやギターの演奏が多いのですね。(YouTubeではそちらが多かったです。)

ああ~それにしても音の間違いがわかりにくい曲だと思います。
間違えて弾いていてもそれらしく聴こえてしまうし。
それに同じリズムで弾けばよいので楽そうですが、手に汗がついていたり、疲れてコントロールが利かないとかなりきついパターンです。

まあけして難しい曲ではないので小さな子供でも弾きますが、これはやっぱり大人の曲ですよね!

 

 


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「フランス組曲第5番」&Ave verum corpus [ピアノ]

今回の記事は昔の声楽発表会シリーズ番外編でピアノです。
はっきり言ってぼろぼろの演奏なのでここに取り上げる意味もなさそうなのですが、次の記事にアップ予定の発表会で同じ曲を弾いているため1ヶ月の違いを出すためにアップすることにしました。
お時間があって興味のある方だけお聴きください。
褒め言葉はなくて結構です。(笑)
前の記事からもう1年半経っています。
この発表会はこの年だけ師事していたピアノの先生主催の発表会で会場は渋谷のカワイの上のほうの階にある小さなホールでした。
とにかくこの先生が怖い先生(女性で当時40代)だったので、レッスンは常にびくびく物でした。(苦笑)
はっきり言って重箱の隅をつつくようなレッスンで、どうして自分にここまで要求するのだろうと思ったほどですが、副科ピアノでそこまでしてもらえたのはありがたいような気もします。
この先生、レッスンではさんざんけなすのですが(一番弟子らしい子もかなりけなされていた!)、他の人には「Ceciliaさんはうまい。」とおっしゃっていたらしいですが、本当はどうだったのでしょうか?
とにかく「汚い音!あなたのはこうよ!」(先生弾いてみる。)「ああ!汚くて真似できないわ!」と言われましたので・・・。(苦笑)
本番で間違ったらどうしよう・・・と思いましたが、予感的中でボロボロに!
練習では本当に良く弾けていたのですが。(あくまでも私の基準です。)
この頃はアパートに電子ピアノも置いていたし、ピアノ練習室には不自由していない時代でスタインウェイとかカワイのグランドを使った練習が普段に出来ていました。
曲はJ.S.Bachの「フランス組曲第5番」のアルマンドとクーラント。
また二台ピアノ(デュオ)をこのとき経験しています。
曲はW.A.Mozartの"Ave Verum Corpus"。
私は1stを担当しています。
2ndは当時の友人でピアノ専門の人です。(実はフルートのほうがより専門らしいですが聴いたことがないのです。)
まず「フランス組曲」 ですが、大学1年の時にチェンバロで遊んだ時に、友人が弾いていたのがこの第5番のアルマンドでした。
私はバッハはインヴェンションも経験がなく(大学生の時点では)、初めて聴く「フランス組曲」に憧れ、そこまでピアノをやっていなかったことが残念に思われたのでした。
別なメンバーも当然のような顔で弾いていたので余計悔しく思われました。
この先生につく前に声楽の先生のもとでインヴェンションを経験しましたが、「フランス組曲」をレッスンで見ていただけるようになったのは、自分の希望というよりはいくつかの選択肢の中から選んだという感じです。
確か最初はショパンを見ていただいたと思うのですが、モーツァルトのソナタかバッハの「フランス組曲」から選ぶように言われ、両方ともヘンレ版の楽譜を購入しましたが、バッハになったのですね。
このレッスンで驚いたのはトリルの入れ方でした。
友人たちは無数に入れていて、私も全音の楽譜で遊んでいた時は無数に弾いていました。
そしてそれが優美だと勝手に思っていたのですが、「トリルの付いている音から二度上から決められた数だけ入れる」という決まりがあることを初めて知りました。
後にいろいろな演奏を聴くと必ずしもこうではなかったのですが、とにかくきっちりした先生だったので(ピアノの先生はたいていこうですね。)、残す音、切る音に関してかなり注意されたし、音の長さに対して大雑把だった私には楽譜に向かう姿勢が出来上がったような気がします。
こういうことは声楽の先生のもとでは身につかないかも・・・。
本番の出来はともかく、電子ピアノもなく練習室を借りまくってがむしゃらににやっていた時代よりももうすこしゆったりと練習が出来た頃の演奏ですね。
"Ave verum corpus"は2ndの友人が二台ピアノ用に編曲しました。
まあ難しくはなかったので失敗はたぶんほとんどなかったはずですが、ペダリングに慣れてない私は「濁っている」と言われてもいまひとつわかりませんでした。
・・・というのは子供の頃はダンパーペダルが大好きで、思いっきりうおんうおんと鳴らしていたのです。
しかも声楽の先生のもとではあまり細かく指導されませんでしたし・・・。
「濁り」がわからない自分の耳にちょっと劣等感も感じたりして・・・。
まあとにかく悲惨な発表会でした。
でも意外なことに先生は怒ることもなく(ノー・コメントでしたが)、他のメンバーもそれぞれ失敗があったりしていますが、とにかく和やかな雰囲気で発表会は終わったのでした。
実はこの後現在の夫を連れて実家に帰省しています。(初めてのご対面のため)
それにしてもこの会場の花飾りは悪いとは言いませんが、前の記事の発表会で使われているものと比較するとお洒落度が違いますね。
この当時でもかなり昔っぽい花飾りのように思えます。
私が子供だった昭和50年代に戻ったようです。
あの頃はこんなのが普通でしたが。
カーネーションの配色(赤とピンク)とカスミソウ、フェニックス(?)の組み合わせでそう感じるのですね。
 

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やっと何とか・・・"La Joyeuse" [ピアノ]

前の記事に追記しようかと思いましたが、記事数を稼ぐため別記事にします。(稼ぐ必要もないですが・・・。笑)

やっと何とか(誤魔化しでも)弾けるようになりました!

ここまで来るのにどれだけ苦労したか!

次は楽に弾けるものにしようっと・・・。


前の記事で書いたRameauの"La Joyeuse(喜び)"です。



本当はもっと速く弾きたいのですが、今はこれが精一杯です。
指遣いはうまくいかなくて誤魔化しているところもあります。(苦笑)
消音ピアノのチェンバロモードで今日はステージの響きにしてみました。
何しろ本物のチェンバロではないので音には不満が多いですが、まあ仕方がありません。

これもフランス・バロック(ロココ)なのでクラブサンと呼びたくなりますよね。

それにしてもここ2~3日で非常にうまくなった気分です。
やっぱり強制力があるのとないのでは違います。
土曜日の朝から始めて約2日かかりました!(今回は初見状態から始まりました。)
かなり達成感があります。


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"La Joyeuse"(Rameau) [ピアノ]

金曜日はとても忙しかったのですが、昨日から時間があったのでまた演奏アップをしようかと思いましたが、昨日始めたばかりとは言え、難易度は高くないはずの曲に苦労しています。
指遣いを守らないとボロボロになってしまう曲なのです!
普段は指遣いが守れてなくても音がうまくつながっていたらOKにしてしまう私ですが、これは駄目ですね~。
完璧に守らないと駄目みたい。
何の曲かというと、Rameau(ラモー)の"La Joyeuse"(喜び)という曲です。
私が持っているカワイの楽譜では「陽気な人」というタイトルになっています。
「喜び」と「陽気な人」では大違いだと思いませんか?
「喜び」のほうがポピュラーみたいですし、合っていると思います。

それとこの楽譜で勉強している人はあまり速く弾いてないかもしれませんが、チェンバロ演奏を聴くとどれも速いです。
おそらくスケールの練習の一環として載せているのだと思いますが、これ速く弾くと滅茶苦茶難しい!
ゆっくりならまあ簡単ですね。

Rameau: Harpsichord Pieces

Rameau: Harpsichord Pieces

  • アーティスト: Jean-Philippe Rameau,Sophie Yates
  • 出版社/メーカー: Chandos
  • 発売日: 2000/10/24
  • メディア: CD



NAXOS MUSIC LIBRARYの試聴リンク

"La Joyeuse"は24曲目です。
このCDは前にもご紹介していると思いますがSophie Yatesの演奏です。


さっさと弾けるようになってアップしたいと思うのですが、今日中にアップできるでしょうか??
どちらにしてもこんなに速くは弾けないです。

それにしても、指遣いを守って弾けば良いだけ・・・なのですが、なかなか覚えられません。
指遣いを守らなくても弾けてしまうところはありますが、どんなにがんばっても無理なところがあります。

いつもならここで他の曲を弾いているのですが、アップしようと思うと強制力が働いて、いい加減に終われなくなります。(笑)

でもこの曲、とっても楽しいです。
「喜び」の気分が溢れていて、指遣いを守ることが喜びにつながる感じがします。
先日アップした「神秘のバリケード」のように自分の感情を込める余裕はまったくありません。
この曲、教材として優れていると思います!

まあ弾けるようになったらここに追記すると思います。






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"Vedrai Carino"のピアノ版 [ピアノ]

前の前の記事はカワイの「ピアノのステージ」という楽譜を使いましたが、カワイの「ピアノのメトード」というのもあって、しばらく見てなかったのですが、よくよく見るとモーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」の中の私がよく歌うアリアのピアノ版があったので思わず弾いてしまいました。
ほとんど練習なしなので、細かいことを言うといろいろあるのですが・・・まあ許してください。
そういえばあるな~とは思っていましたが、声楽をやるようになってからこの楽譜を見ていなかったし、娘たちのグレード用に実家から持ってきた時も課題曲のところくらいしか見ていなかったようです。
よく見ると演奏アップに使えそうな面白い曲が多いです!



モーツァルト作曲ですが、編曲はL.ケーラー。
ケーラーと言うとグレード曲くらいでしかお目にかかったことがないのですが、子供用の教材に良い曲を作曲・編曲している人・・・というイメージが・・・。

この曲がなぜカワイの教材にあるのか不思議!
主にお子様が使う楽譜だと思うのですが、このアリアちょっとと言うかかなりと言うか、”お色気”で迫っている内容なので!
ある先生のレッスンでどういう内容か突っ込まれて困った経験も・・・。

「ドン・ジョヴァンニ」のツェルリーナのアリアなのですがもうひとつ"Batti,batti"(ぶってよ、マゼット)と言うアリアがあってそちらよりはこちらのほうがちょっと易しいです。
曲としてはこちらのほうが好きです。
あと以前も書いたけれどドン・ジョヴァンニとのデュエットも大好きです。(こちらもお色気と言うか意味深な場面ですね~!)


ケーラー編曲版は短いですね。
まあほとんど練習なしで弾けたのはピアノ伴奏とあまり変わらないから・・・というのもあります。









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"Anglaise"(J.C.F.Bach)と"In dulci jubilo" [ピアノ]

先日話題にしたJohann Christoph Friedrich Bachですが、流行になっている曲などを使って自分なりに発展させるのがうまい人なのでは・・・と思っていましたが、そう思える曲が他にもありました。

以前から似ていると思っていましたが、私がよくクリスマスシーズンに話題にする"In dulci jubilo"(甘き喜び)と彼が作曲した"Anglaise"(アングレーズ。他にも何曲か作曲しているのでしょうけれど、ここでは「プレ・インヴェンション」に載っている「アングレーズ」です。)が似ています。

いろいろなご意見があると思いますが、私は絶対に意識して作曲している・・・"In dulci jubilo"を発展させて作曲していると思っています。

父である大バッハは"In dulci jubilo"を何曲も編曲しています。(オルガン用・合唱用)



まずはオルガンモードでの"In dulci jubilo"です。
手持ちの「讃美歌21」に載っている「今こそ声あげ」(247番)を見て弾いていますが、合唱用の楽譜で鍵盤では非常に弾きにくいのでそこらへんは適当に弾いています。(讃美歌はそのままだと弾きにくいのです!鍵盤用ではないので!一見簡単そうなのですけれどね・・・。)
細かいことを気にしないで聴いてください。




そしてJ.C.F.Bachの"Anglaise"です。
これも非常に簡単な曲でうちの長女が小2の頃に弾いていた曲ですが、こんな曲でも一発録りはできませんでした。(上もです・・・。)
まあ単純な曲ほどアラが目立ちますからね!
そしてこの作曲家は思いもよらない展開にするのが得意らしいです。










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Pavane:The Earle of Salisburyを弾いてみました。 [ピアノ]

最近William Byrd(ウィリアム・バード)にはまっておられる方もいらっしゃるので・・・。

以前も記事で書いた「ソールズベリ伯爵に捧げるパヴァーヌ」(Pavane:The Earle of Salisbury)です。



高校生の頃からのお気に入りの曲なのですが、いざアップしようと思うとなかなかいい感じになりません。

トリルやモルデントがなければうまくできそうなところももたついてしまいます。

ピアノの楽譜にはpとあるのですが、いつも弾いているピアノの消音のチェンバロモードだとぶつけたような感じになってしまいます。

YouTubeでもいろいろな人がピアノやギターでの演奏をアップしています。
それらを聴いているとあまり細かいことに神経質にならなくてもいいんだろうな~、と開き直れる気分になります。

楽譜をお持ちの方でピアノの先生をしていらっしゃる方には残している音、切る音でなってないところを見破られそうです・・・。(笑)

手持ちのカワイの楽譜にはこの曲の背景が書かれてあり、勉強になります。
13歳頃のエリザベス一世の肖像画(可愛らしい!)が載っていて、この曲を聴くとこの絵が頭に浮かびます。
またヴァージナルの写真もあり、それで音色に思いを馳せていたのですが、昔は学校のおんぼろピアノでヴァージナルを奏でている気分だったのですが、思えば聴いたことはなかったはずなのに(ラジオで聴いた?)、想像上の音色と実際の音色に相違がないのが不思議・・・。
エリザベス一世はヴァージナルを愛し、しかも上手に演奏したそうです。


私の弾きかたがパヴァーヌらしいかどうかは疑問です。
一応楽譜どおりに弾こうとはしています。

楽譜を見てわかったのですが、「フィッツ・ウィリアム・ヴァージナル・ブック」の中の一曲だったのですね!
この曲集のCDでTon Koopmanの演奏のものを少しだけ聴いています。


Fitzwilliam Virginal Book

Fitzwilliam Virginal Book

  • アーティスト: Anonymous,John Bull,William Byrd,Giles Farnaby,Orlando Gibbons,Thomas Morley,Peter Philips,Giovanni Picchi,Ton Koopman
  • 出版社/メーカー: Capriccio
  • 発売日: 1992/11/12
  • メディア: CD



NAXOS MUSIC LIBRARYの試聴リンク

残念ながら私が演奏したパヴァーヌは収録されていませんが、別なパヴァーヌなら収録されています。

このCD、この前シェイクスピアソング関連でいろいろ聴いていた時に発見しました。
モーリーとかプレイフォードとか・・・興味深いです。

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「サラバンド」(ヘンデル)と「ナウシカ・レクイエム」 [ピアノ]

先日自分の演奏をアップしたヘンデルの「サラバンド」ですが、映画で使われそうな曲というコメントをいただき、実際に使われている映画も見つけたのですが(リンク記事のコメント欄をご覧くださいね。)、もうひとつ似た曲が使われている映画を発見しました。

この場合あくまでも”似た曲”なのですが、それはあの「風の谷のナウシカ」です。
私が初めて発見したわけではなく、ネット上でもそういう意見が多いので、聴いてみたらやっぱり似ていた・・・ということです。
今まで何度も観ていたのに、「サラバンド!」とは思わなかったけれど、なんとなく意識にはあった曲です。
ちなみに「ナウシカ・レクイエム」という曲名は初めて知りました。
検索していただいたらどの場面で流れるかわかっていただけると思います。




風の谷のナウシカ サウンドトラック はるかな地へ・・・

風の谷のナウシカ サウンドトラック はるかな地へ・・・

  • アーティスト: サントラ
  • 出版社/メーカー: 徳間ジャパンコミュニケーションズ
  • 発売日: 2004/08/25
  • メディア: CD



全曲試聴できます。
「ナウシカ・レクイエム」も45秒(他もだと思います。)試聴できますし、似ているのは冒頭なのでばっちり聴けます。

ヘンデルの「サラバンド」を基にしたかどうかは久石譲さんに聞かないとわかりませんが、絶対そうとしか思えません。

ところであの子供の歌で流れる♪ラン~ランララランランラン~、ラン~ランラララン~、ランランララランランラン~、ララララランランラ~ン・・・♪も「ナウシカ・レクイエム」の一部なのでしょうか?
あの曲、長女が好きな何とかという曲(たぶん音楽ゲームの曲)に似た曲があり、それと共にこのナウシカの歌を歌うと小節数もばっちり同じでしかもハモるんです!
あまりにもばっちりすぎて大笑いです!

曲名がわかったらまたご紹介します。(笑)





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Johann Christoph Freidrich Bach [ピアノ]

前から気になっていましたが、

Johann Christoph Friedrich Bach(1732-1795)の曲なのですが、J.S.Bachの有名なプレリュード(先日アップしました。グノーの「アヴェ・マリア」で有名ですね。)と非常に似ているのです!
言葉は悪いけれど”パクリ”じゃないか・・・とさえ思います。
この作曲家は大バッハ(J.S.Bach)の息子ですね。
曲名が手持ちの楽譜になくわかりません。・・・というのはグレードテストのために先生がコピーしてくださったためです。カワイの確か8級の課題でした。だからカワイの教材に載っているはず・・・。)

NMLで調べて、(ああ・・・あの曲の人か!)・・・と思ったのは、以前も記事でご紹介したのですが、モーツァルトの「キラキラ星変奏曲」でも使われている"Ah, vous dirai-je, maman"のメロディーを使ったオルガン曲の作曲家だということです。
あの記事の時はまったく結びついていませんでした。

さて「プレリュード」に似ている曲はこちらです。
演奏は私です。(今日はアコースティックです。どうも消音のピアノだとうおんうおんが・・・。チェンバロだと大丈夫なのに・・・。それにせっかくスタインウェイの音源なのに・・・。)



「プレリュード」よりずっと短いのですが、そして”パクリ”と言われても仕方がないですが(まあ息子なので大目に見てもらえる??)、これはこれで弾いていて非常に気持ちがよく、朝のすがすがしい気持ちにマッチしていると思います。
(うん・・・やっぱり朝向けだと思いますね~。)

まあ、この曲も”グレードテストの曲”として忘れられていく曲なのかもしれませんが、私の中では結構素敵な曲として残っています。
テストを受けた長女はおそらく忘れているでしょう。(絶対忘れている!)
確か小3の6月くらいに受けたかなあ・・・という記憶があります。


ちなみにこの作曲家のオルガン曲はこちらで聴けます。


Organ Works for the Bach Family

Organ Works for the Bach Family

  • アーティスト: Carl Philipp Emanuel Bach,Heinrich Bach,Johann Bernhard Bach,Johann Christian Bach,Johann Christoph Bach,Johann Christoph Friedrich Bach,Johann Ernst Bach,Johann Sebastian Bach,Wilhelm Friedemann Bach,Wilhelm Friedrich Ernst Bach,Franz Haselbock
  • 出版社/メーカー: Haenssler
  • 発売日: 1991/01/01
  • メディア: CD



NAXOS MUSIC LIBRARYの試聴リンク

NMLが聴けない方へ・・・こちらでも試聴できます。




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Bouree(G.F.Handel) [ピアノ]

プレ・インヴェンションに載っている曲なので弾いてみましたが、このテンポで弾くのはかなりきつかったです。
要領よく弾くためにはとにかく左手のことに集中すること!
右手はメロディーが頭に入れば大丈夫なので・・・。
かっこよく弾くにはもっと練習が必要ですね~。

ヘンデルのBouree(ブーレ、ブレー)としか書いてないですが作品番号は何番なのでしょうか?
これヴァイオリンで聴いたことがあるように思うのですが・・・。(鈴木ヴァイオリンの曲集にありませんか?
とてもゆっくりで聴かせてもらったことがあるような・・・?)


あまりにも雑音がすごいので指向性をoffにしてみたらなくなりましたが、今度はこもった音になったような?
本当はもっと明るい音で弾けていると思うのですが・・・。(今回はアコースティックです。)

Boureeだし、リズム感を出すにはこのテンポが良いと思っています。
左手のノン・レガートはスタッカートになりかけているでしょうか?

こんな声楽曲もあるような気がします。
だから歌も意識しました。

やっぱりヘンデルはいいっすね~・・・と言いたくなる曲です。
気分爽快です。



追記


やっぱり鈴木ヴァイオリンの曲集にあったみたいです。
YouTubeでこんな動画がありました。
このヴァイオリンの方、良い音ですね~。(こちらはやっぱりゆっくりでした。)




作品番号までわかりませんがオーボエとチェンバロでの演奏も見つかりました。(何曲目かにあります。これがたぶん原曲?)





フルートソナタとしても演奏されています。




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"Les Barricades Mysterieuses"(F.Couperin)を弾いてみました! [ピアノ]

やっとアップできます。
・・・と言っても非常に不完全で満足はできないのですが、夫がICレコーダーを使うと言っているので(ゴスペルの練習のため)、慌てて朝録音しました。

寝ぼけた状態で弾き始め、あまりのひどさに何度か録り直しました。
昨日の夜はもっとマシでしたが・・・焦るといいことないですね。
その中で昨日の夜のレヴェルに最も近いものをアップします。
大きなミスはないのですが、落ち着いているときはもっといろいろ考えて弾いているのですがとにかくミスをしないように・・・が第一なのでこんなものです。
最大の問題は最初と最後のテンポが違うことです!
・・・というのはミスをしないようにゆっくり目で無難に弾き始めているのに、途中から興が乗って(ミスをしやすい山場をクリアしてから・・・)本来弾きたい速さになってしまっているのです。
本当は最初から速めでいきたいところです。
まあ、楽譜を手に入れて間がないのでお許しください。
ちょっとブログをお休みして練習に打ち込んでいたのですが、ネットオークションが連休明けの発送作業で忙しかった上(まるで仕事みたい!)、昨日は高速を使って2時間かかる場所に出かけていました。
暇なら一日頑張ってアップできたかも?



この曲は"Les Barricades Mysterieuses"というF.Couperin(クープラン)の作曲したもので、「神秘の障壁(防壁、バリケード)」と訳されます。
以前ソフィア・コッポラ監督の映画「マリー・アントワネット」の中で使われた音楽で記事にしたこともあります。この映画がきっかけではまった曲で長いこと弾きたいと思っていました。
この映画、パンクなロックばかり話題になっていましたが、同等の比重でクラシック・・・特にバロックやロココの面白い曲が使われているので、もっとそこに注目してほしいなあと感じています。(上にリンクした記事を書いたころに特集しています。)

とにかくこの曲を聴くだけで(弾くだけで)気分はヴェルサイユ!
私はクラブサン(この場合同じものでもチェンバロとは言いたくない。)を弾くマリー・アントワネット!

弾いているときの気分ですが、非常に優しい気持ちになれます。
ちょっぴり切ない感じでしょうか?
恋しているのだけど・・・気持ちを伝えたいのだけど・・・伝わらないもどかしさ・・・でしょうか?
相手も自分に好意を持っているようだけど・・・恋かしら?
でも二人の間には甘い気分が漂っている・・・そんな曲のように感じられます。
切ない気持ちでクラブサンを奏でている間、自分の心はかの人のもとへ自由にはばたくのです!



な~んちゃって!

この曲についてみどりのこびとちゃんも最近記事を書いていらっしゃいます


この曲、すごく変わっているのは最初から最後まで右手も左手もヘ音記号!
初めてだと思います。
それと4声みたいな感じになっていてそれぞれスラーがたくさん付いているのですが、かなりレガート奏法の勉強になります!
技術的に難しくはないのでしょうけれど、かなりたくさんの課題があります。
弾き終わった後はまるで指を広げる道具を使った後のような感覚になります。(笑)

下手に自分の感情をこめる余裕はないかも・・・。
この曲の感情に自分が支配されます。(笑)


ギターやリュートで演奏している人も結構多いですね。
YouTubeでいろいろ聴きました。


追記(5月11日)

bonnjourさんがこの曲についての記事を書いてくださっています。






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Verso C(D.Zipoli) [ピアノ]

今日も一発録りできるくらい簡単な曲です。
ほぼ一発録りに近いですが、久しぶりに弾いたのでそういうわけにはいきませんでした。

D.ZipoliのVerso C-1です。(オルガンモード)



オルガンの曲集にあったので、もともとパイプオルガン用の曲だと思いますが、これは足鍵盤なしで弾けるようになっています。
成田恵子さんという方の解説を見るとカトリック教会のミサの中で用いられるために作曲された曲集の中の小品だそうです。
Versoというのはミサの中で唱えられる言葉や、歌われるグレゴリオ聖歌の代りに奏されたオルガン曲なのだそうです。

右手部分を目立たせたいけれど消音ピアノのオルガンモードではそこまでできない・・・。(涙)

この曲、お手軽にいい気分になれます。
何がいいかって、左手が和音だけなので超楽!
右手がちょっと忙しいですが、そちらだけに集中すればいいというのは楽ですね。


D.Zipoliは子供のピアノ曲集「リトル・コスモス」に載っていた(たしか)曲もなかなか良かったし、PTNAで聴いたことがある曲も良かったし、結構好きな作曲家です。
希望を感じる素敵な曲が多いように思います。


オルガンモードがあまりにも右手部分が聴こえなくなっているのでピアノ(アコースティック)でも録音してみました。



急いで録音したので、ちょっと大事な音が弱くなって聴こえないところがあります。
オルガンモードではごまかしがきくところも生だとごまかせません。



追記:前の記事のKriegerのMenuet、nyankomeさんが演奏してくださったので記事をリンクさせていただいています。









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Sheherazade(R.Schumann) [ピアノ]

これも一発録りは無理でした!
一発録りどころか、美しくCantabile(カンタービレ)に弾くのは難しいと実感。
こういう曲は雑に弾くわけにはいかないですものね。
今回はアコースティック(生)な状態です。
ケーブルは使っていませんがやはりうおんうおん言うような気がします。
イスのミシミシ・・・不満ですが我慢してください。

シューマンの「ユーゲント・アルバム」の中の”シェヘラザード”です。


解説にもありますがおそらく「アラビアン・ナイト(千一夜物語)」の王妃シェヘラザードが残酷な王に物語を静かに聞かせている様子を音楽にしたものでしょう。
静かに語るような音楽は「アラビアン・ナイト」の雰囲気ではないですが、非常にノスタルジックな雰囲気が美しいですね。
昔から大好きな曲です。
息をひそめて演奏しました・・・。




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「ノルウェーの歌~ガーデへの挨拶」(R.Schumann) [ピアノ]

今朝はシューマンです。(笑)

選曲はその日の朝の気分で決めています。
今日も簡単に弾けるかどうかで決めましたが、子供の頃間違ったまま練習していたのでそれが染み付いていて一発録りは無理でした。
しかももっと大胆に強弱の変化を付けたいし付けたはずなのに、聴いてみたらあまり変化がありませんでした。

中学生の頃、レッスンとは無関係に弾いていて(もうピアノレッスンはやめた頃だったと思います。)、当時憧れていた北欧(ノルウェー)に行った気分に浸っていました。
この曲でフィヨルドが見えるような気がしませんか?



シューマンの「ユーゲントアルバム」の中の”ノルウェーの歌~ガーデへの挨拶”です。

今日はルームの響きもやめにしてまったくのリバーブなしです。
でもやっぱりうおんうおんうるさい・・・。
ちょっとはマシかも・・・?


追記

”ガーデへの挨拶”のガーデってニルス・ゲーゼのことなのでは?
手持ちの楽譜の解説にもデンマークの作曲家「ガーデ」と書いてありますが、Gadeはドイツ語読みではガーデ、北欧の(デンマーク語?)読み方ではゲーゼなのですね!
ゲーゼはNAXOS MUSIC LIBRARYで知った作曲家ですが、ガーデのことだとは思ってもいませんでした。

この曲はGadeのスペルを使ったメロディーでG-A-D-E・・・つまりソ~ラ~レ~ミ・・・で始まるのです!
その作曲手法はバッハに倣っているのかなあ・・・なんて思ってしまいました。
どうでしょうか?







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Largo~Ombra mai fu(G.F.Handel) [ピアノ]

これも楽に弾いてアップ・・・と思ったのですが、なかなか楽ではありませんでした。

曲はヘンデルの"Largo(ラルゴ)"・・・つまり"Ombra mai fu"(樹木の蔭で)です。

さんざん歌っている曲で音楽はすっかり頭に入っていて自分がこのようにしたいというイメージが明確な曲なのですが、だからこそ難しいというか・・・。

歌のメロディーが特に大切なのですが最高音部がそれに相当するので、ピアノで弾くと主に小指を使わないといけないのですね。
伴奏部分は非常に重厚な響きになっていてそれもおろそかにできないし、小指でメロディーをしっかり出すのはかなり大変!
なので部分的に伴奏の音を削ったところもあるほどです。
どうせ原曲ではないのですからそれは当然許されますよね!

あまり満足とは言えませんがアップします。


特に何がいやかと言うとうおんうおんといううるさい響き!
せっかく少しマシに弾けたと思って確認してみたらこのざま!
ホールではなくルームの響きに設定しています。
ペダルを踏まなければかなりいい感じだと思ってやりなおしをしかけましたが、ペダル無しだと気分が出ないし、弾いていて変なのでやめました。
お聴きになる皆様は気になると思いますが我慢してください。
万が一気が向いたら後日生で弾いたものをアップします。

やっぱり歌が入らなくて楽器だけのものは”Largo"と言いたくなります。

ところでこのピアノヴァージョンの"Largo"、私が持っている複数の楽譜に同じものが入っていますが一体誰の編曲なのでしょうか?
そこをちゃんと書いて欲しいです。

とにかく子供の発表会用の楽譜などに入っていますが、手の小さい子供には絶対に弾けない曲ですね~。
私も手が大きくないし指も短いので難しかったです。









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HWV437 Sarabande (G.F.Handel) [ピアノ]

楽に弾いてアップしようとしましたが、やっぱり苦労しました。
シンプルな曲はアラが目立つし、ヘンデルらしく装飾を付けようと思ったら失敗ばかり!(手持ちの楽譜はピアノ用で装飾が一切付いていません。)

"Sarabande"(サラバンド)としかないですがHMW437のサラバンドです。(チェンバロ組曲第4番)



先ほどプロのチェンバロ奏者のものを聴いたら素敵な装飾でしたが、私のは適当に付けただけですしもたついています。
楽譜をお持ちの方にはできてないところがばればれになりますね~。

実はこの曲、讃美歌になっていて記事を書いたことがあるのですが、最後の部分だけ短調から長調になって明るい雰囲気で終わっています。
「罪咎不義悪」・・・って暗い曲名ですが、最後は希望を持てるのですね。
これもブログに書いた時に気が付いたことなのですが、ずっと完全に同じだと思っていました。
ちなみに讃美歌のほうは言葉に合わせてメロディーも多少変わっています。

最後の(原曲では第2変奏)の部分だけオルガンモードで弾いてみました。





ところでチェンバロモードでそれらしく弾くコツはちょっとひっかかったように弾くことです。(笑)
また和音もちょっとずらして弾くとそれっぽく聴こえます。
ピアノが専門の人にはしかられそう・・・。

そしてオルガンモードで讃美歌などを弾く時には最後の部分を長~く引き伸ばすと教会っぽくなります。(笑)













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Eroffnung des Kinderballs(Theodor Kullak) [ピアノ]

今日はバッハではありません。(笑)

いつかまともに弾けるようにしておこうと思っていた曲です。
これも昨日と同じく子供のピアノコンクールに使用された曲ですね。
最初の出だしからしてコンクール向けです。
小3~4向けですが、なかなか大変でした。

Theodor Kullak(テオドール・クラック)の"Kinderleben"(こどもの生活)というピアノ小曲集の中の"Eroffnung des Kinderballs"(こどもたちの舞踏会のはじまり)という曲です。
Alla Polaccaとありますがポロネーズの導入に良い曲ですね。
これ、ヤマハから出ている楽譜(ロマン派を集めたものらしい)では「こどもたちのボール遊びのはじまり」になっていたはずです。
訳が全く違いますが、舞踏会のほうがいいですよね。


これはうちの消音ピアノのグランドピアノモード(スタインウェイがサンプリングされている!)のホールの響きなのですが、うわんうわんとうるさいです。





こちらはルームの響き。
これでもうるさいですね。

両方とも割れたような音になってしまいましたが、仕方がありません。

それにしてもアップライトの生でも消音でも同音連打は難しい!
やっぱりグランドが良いのでしょうね。

この曲集の楽譜はこの曲のためだけ(コンクールのためだけ)に購入しましたがそういう楽譜が結構ありますね~。

長女が小3の時にこれを弾いていましたが短期間であれだけ弾けていたなんて今思うとすごい!
何度弾いてもうまく弾けない私。(もちろん上の二つは私の演奏です。)















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小プレリュードBWV939(J.S.Bach) [ピアノ]

ここのところアップしているバッハの小プレリュードは春秋社版の楽譜を使って弾いているのですが、作品番号が書いてないのでいちいち調べないといけないのが非常に面倒です。

さて今回のプレリュードはその中でも特に短くて30秒程度で終わります。
練習しやすいですが、短い中にも課題が多い曲だなあ・・・と感じました。
道理で子供のコンクールに使われるはずです。

BWV939です。



この曲はどうも知り合いの上手な子(以前も記事で書いた子です。)の超速い演奏で耳に残っています。
ちょっと速すぎたかな?
先生の指導だと思いますが非常に強弱の変化を大胆に付けていて聴き栄えがしました。
それも付けすぎのように思えましたが、あれくらいしないとコンクールでは受賞できないのでしょうね。
グランドピアノでのバッハなのでそのほうが良いのかもしれません。
当時その子は小3でした。
小3くらいのインヴェンションに入る前の子が頑張って弾く曲(もちろんコンクールなどで頑張っている子の話)ですね。
まあ易しい曲なのでしょうけれどそういう曲として片付けてしまうのは非常にもったいない曲ですよね。
私は大好きな曲です。
目の前に希望が広がっているようで。

左手のモルデント、2-3-1の指遣いでは弾きにくい!!

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小プレリュードBWV933(J.S.Bach) [ピアノ]

またバッハです。

チェンバロモードで録音しましたが、できたらアコースティックピアノで録音したものもアップしたいです。
仕方がないことですがやはり”電子音”ですよね。
自分の演奏を聴いていてゲームの音楽に聴こえてしまいます。
それに比べるとアコースティックピアノはたとえグランドには劣るアップライトだったとしてもやはりいいです。

BWV933の小プレリュードです。




アコースティックピアノヴァージョン


先ほどアップしたものよりこちらのほうがマシだったので換えました。

やっぱりピアノの上で録音しないほうがいいのかなあ・・・?
(これは確かピアノの上ですが・・・。)


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小プレリュードBWV924(J.S.Bach) [ピアノ]

簡単そうに思えたけれどなかなかうまくいきませんでした。
やっぱりバッハを弾くには思いつきだけではだめで練習が必要です。
しかもこの曲、頭の中からグールドの弾き方が消えない!
とりあえずテンポをキープするというのが案外大変でした。
(前半はゆっくり目、後半が早目になっています。どうしてもそう弾きたくなってしまいますね。)

こういう雰囲気の曲、大好きです。



小プレリュードBWV.924ですね。


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Polonaise(J.S.Bach) [ピアノ]

昨日の記事のチェンバロの音色が雑音だらけでしたが、今日は大丈夫みたいです。
差し込み方が甘かったのでしょうか?



J.S.BachのPolonaise BWV Anh.119です。
今日はホールの響きに設定してみました。

今後絶対に発表会などで演奏する機会は訪れないであろういろいろな小曲を弾いてアップする・・・というのも自分の勉強になりますね。
時々弾いて楽しんではいたのですが、アップするとなるとあまり失敗はできないしこの緊張感はたまらないです。
歌はアップできないけれど楽器は気軽にアップできますね~。

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ICレコーダーを消音ピアノに接続してみました。 [ピアノ]

ふと思いついて手持ちのICレコーダーを消音ピアノに接続して録音してみました。
交流あるピアノブログの方がたぶんしていらっしゃった方法だと思います。
でも雑音が多いのはなぜなのでしょう?
それに音色がイマイチですが・・・。



伝J.S.Bach BWV.Anh.114 Menuet(Christian Petzold作曲)

ちょっと寝ぼけていたのでもたついています。(一気に目が覚めました!)
チェンバロの音色にしています。
これは遊べそうですね~。




今度はグランドピアノ(一応スタインウェイの音がサンプリングされています。)の音にしてみました。

簡単そうな曲でもいざ録音となるとすぐミスしたりでうまくいきませんね~。




もうついでだ~!ということでうちの調律してないアップライトピアノの生音です。
(上二つは消音にした時。)
これは普通に録音
イスがミシミシ言う音は気にしないでください~。(笑)
C.P.E.BachのMarche(マーチ)です。
大好きなんですよ、この曲。


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