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割れた松脂を復活させてみた(そのほか諸々) [ヴァイオリン]

ヴァイオリンの弓に塗る松脂、大昔に購入したものを使っています。何種類か持っていますし、なかなか減らないので新しく購入する必要がないのでは?と思います。愛用しているのは黒い松脂(ケースがないのでどこのメーカーのものかわからなくなっています。)なのですが、一昨年半分に割れてしまい、片方は更に割れて粉々になってしまっていたのですが、無精者の私はすべて同じ袋に入れていました。
この松脂、割れたら電子レンジや湯煎にかけると復活するということをだいぶ前から知っていたのですが、なかなか試すことができないでいました。

昨日は本番に向けて新しい弦に張り替えをしましたが(今までの弦でも問題ないと思いましたが、1年程度経過しているし、張り替えるならこのタイミングと思いましたので。ついでに言うと2月初めに弓の毛替え・楽器の調整を工房の職人さんにしていただきました。)、そのついでに試してみました。

電子レンジはちょっと不安だったので湯煎にしました。次女が以前100均で購入したフィナンシエの型を使用。小型の細いフィナンシエ型でシリコン製です。最近フィナンシエを作っていないし、作るとしてもこの型を使用しないだろうし、同じものが3つもあるので、使いました。使っていないシリコン型はほかにもいろいろあるのですが、松脂を固めるのに最適と思われるものを選びました。
粉々になっているものだけを集めて型にいれました。つまり約半分。以前フィナンシエを作った時の油分が若干残っていたため、一度洗いました。なかなかすっきり洗えませんでしたが。
フライパンに水を入れ、沸騰したところに型を置きました。
型が浅いため中火にしても水の飛沫がかかりそうになります。様子を見ながら溶けるのを待ちました。
粉末は早く溶けましたが塊はなかなか溶けず、待っている間に水がなくなり何度か追加しました。
最終的に上のほうは溶け切っていないけれど、これくらいで充分だろうというところで終了し、冷えるのを待って型から外しました。
きれいに固まったのは良いのですが、比較的薄くて細いので、また割れる可能性があると思います。
とにかく粉々状態が固まったのは良かったし、「割れても復活できる」ことがわかっただけでも良かったです。
スマホで撮った写真を掲載しようと思いましたが、容量が大きくて編集しないとダメなのでやめました。最近写真を掲載していないのでやり方を忘れています。(苦笑)
シリコン型からきれいに外れたので、たぶんまたフィナンシエを作れるとは思います。(作らないと思いますが。)

上で書いた弦の張り替えは、去年同様にYouTubeで公開されているものを参考に行いました。
G・D・A線はDominantでE線はGoldbrokatという定番の組み合わせです。
去年は某楽器店で店員さんの意見で選んでいただきましたが、Dominantにもいろいろあり、もっとも基本的な組み合わせでした。
G~A線のうちG線はシルバー巻のみ、D線はアルミ巻とシルバー巻があり、A線はアルミ巻のみのようです。D線をシルバー巻にするとG線との繋がりが良くなるらしいです。お値段も確か300円程度の違いです。
今回、弦楽器専門のサイト(以前ケースを購入)で弦を購入しようとし、D線のシルバー巻を選択したのですが、登録したメールアドレスの関係かなかなかうまくいかず、結局Amazonで購入したのでした。AmazonでもD線のシルバー巻・アルミ巻選択できるのかもしれませんが、結局G~Aがドミナント&E線Goldbrokatの組み合わせになっているものを選択し、D線はアルミ巻で我慢しました。
次回はD線シルバー巻に挑戦したいです。(今持っている予備弦もアルミ巻ですからその次ですね。)
ヴァイオリンの弦、本当に高いです。この定番のセットで5千円程度します。去年ギターの弦を購入してみてあまりに安いので驚きました。(長年同じ弦だったため。張り替えはギターの人に頼みました。)

弦絡みでもう一つ。最近やはりAmazonでペグコンポジション(ペグソープ)を購入しました。以前購入したものもあったのですが、あまり使っていなかったし、なんか硬くてこれでいいの?という状態だったため、新しいものを購入したのです。今までペグコンポジションを使わなくても特に困りませんでした。調弦は膝の上で行い、ペグが硬かったら一回緩めて回して押し込んで、という具合に行っていました。微調整はアジャスターです。4本の弦に対応できるアジャスター付きテールピースに替えていただいています。
ですが、本番が近づいて急に焦ったのです。普通舞台上では顎に楽器を当てたまま弾きながら調弦していますよね?これができないとまずいのでは?と思ったのです。弾きながら調弦はかなり難しいです。
やったとしてもすぐ戻ってしまうのです。(いつもやっている押し込む作業が片手では難しい。)
ペグコンポジションがあれば楽にできるのでは?と思いましたが、塗り加減も難しいし(塗りすぎると緩みやすくなるし、自分が塗った量で充分なのかもわからない。)、結局いまだにできません。
先生にお聞きしたら、ペグを回す指以外の指で渦巻き部分をしっかり持つようなのですが、慣れるのに時間がかかりそうです。それと本番では調弦に時間をかけないようにとのことから舞台袖(楽屋)で調弦、直前に必要があってもアジャスターで充分とのことでした。ほっとしましたが、このままでは永久に「弾きながらの調弦」はできそうにありません。(苦笑)

私の知人に以前使っていた中国製ヴァイオリンを譲る(貸し出す?)ことになりました。80年代に購入した格安のヴァイオリンで、粗悪品の部類かもしれませんが、長いことこの楽器を使用し愛着があるため捨てることはできませんでした。時々お世話になっている工房で部品の交換をしていただき、サブの楽器として使用したいと思っていましたが、6万くらいあれば中古の楽器で今持っているものよりもう少し良い楽器にグレードアップできるのでやめることにしました。
知人がヴァイオリンやってみたいけれど、お金がかかるし・・・と言っていたので、「とりあえず」の楽器として譲る(貸し出す?)ことにしました。正直状態が良くないと初心者にはきついかも?という側面もあるのですが。まず今の私の楽器のように4本の弦にアジャスターがあるほうが良いですが、中国製はA・E線に私が以前自分でつけたアジャスターがついているのみです。(これでよいのか?という取り付け方です。)それと問題はペグです。粗悪なペグなので、回す部分の塗装が剥げて白くなっているものもあります。これは以前記事にしたことがあり、ペグコンポジションがないためチョークを塗ったこともありました。またヤフオクで新しいペグ(スワロフスキーのような光るアクセサリー付き)を購入しましたが穴がないため結局そのままになっています。このペグに穴を開けていただいて交換したほうがいいかも。
E線が指板の右端にかなり寄ってしまっているのも気になります。以前はこんなではなかったはずなので、何か問題があるのかも?
弓は1年前まで使っていた中国製弓(中国製ヴァイオリン付属の)があります。工房の職人さんには「弓の形をしているだけ」と言われ、某楽器店のマイスターには「何でできているのかわからない。」と言われた弓です。(苦笑)
とにかく使用していただくにあたって、肩当てを購入したりする必要はありますが(私が今使っているものを譲って新しいものを購入するということも検討しています。)、「とりあえず」の楽器として使っていただければと思います。
レッスンに行かれるかどうかもわかりませんし、長く続けたいと思われるかどうかもわかりません。
お渡しする日はカラオケでゆっくりお話ししながら音出しをしたいと思います。
でも私の歌の友人もヴァイオリンを始めてもう1年以上経つし、どんどん輪が広がるみたいでうれしいですね。

そうそう。弓と言えば去年の春に新しいフランス製弓を購入しましたが、使い心地が今一つなんです。理由は弓のフロッグと巻いてある皮の隙間が短いためです。ここに親指を当てているのですが、中国製弓は1センチ以上あるのに、フランス製は5ミリもない感じです。別にこの隙間でなく皮の上に親指を当てても良いのだから問題はないのかなと思うのですが、隙間に親指を当てた時の感じが違うのでかなり弾きにくいです。
皮などの位置は替えていただけるのですが、去年購入したばかりの弓ですし、もちろんお金がかかるのでもう少し我慢しようと思います。
久しぶりに粗悪品中国製弓を使ったらとても弾きやすかったです。(笑)
フランス製を購入した時はとても繊細な音が出ると思ったのですが、フロッグと皮の隙間のことまでは考えが至りませんでした。
先日毛替えの際、作業終了間近にその話を職人さんにしたら、「はじめに言ってもらったら対応できたのに。」とのことでした。皮の交換とかしなくても毛替え時の調整で何とかなるということでしょうか?次回の毛替え時(たぶん1年後)にお願いしようと思います。

メンデルスゾーンのヴァイオリンの小品集の楽譜、届きました。4000円以上したのでもっと厚みのある楽譜かと思ったら、思ったより薄かったです。
ピアノ譜があっての厚みなので(ヴァイオリンの楽譜はたいていピアノ伴奏付きとヴァイオリンだけの楽譜に分かれています。ヴァイオリンの譜面には上げ弓下げ弓などの指示があります。)ヴァイオリンの譜面はもっと薄く、9曲でした。「無言歌」のVolkslied(民謡)も載っていました。表紙にメンデルスゾーンの絵とヴァイオリンを持った女児の写真が載っていて、いかにも子供用という感じです。
曲は今の私でも初見で弾けそうなものが多いという印象です。もちろん美しく弾くのは難しいと思います。でもレッスンで見ていただく曲以外に、ちょっとした場で弾けそうな曲の候補として良さそうな曲が掲載されている楽譜だと思います。ちょっとした場で弾く場合、今は年配のピアニストさんと組むことが多いのですが、モダンな和声がでてくるとダメですが(フォーレやドビュッシーなんかも難しいです!)、ロマン派向きの方なのでメンデルスゾーンあたりだと大丈夫。適度な短さの曲なので譜めくりも楽で一石二鳥です。(目が悪い方なので長い曲の伴奏だと譜めくりが難しい)
発表会のような場で使える曲がどれくらいあるかわかりませんが、弾いてみるのが楽しみです。
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これからやってみたい曲など(ヴァイオリン) [ヴァイオリン]

お久しぶりです。
なかなかブログに時間を割くことができませんが、元気で頑張っております。
特にヴァイオリンの練習時間を確保するために頑張っております。大きな本番が迫っているので練習も佳境に入っていますが、かなり実力がついた自信はあるものの、音楽的表現や細かいところ(トリルなど)がなかなか思うようにいかず苦労しています。二曲演奏するうちの一曲はほぼ一年かけて準備してきたため暗譜はできているのですが(もう一曲は約2か月ちょっとですが暗譜はできています。)、何があるかわからないので”お守り”で楽譜を見て(?)演奏します。でも視力も悪いし(それなのに最近コンタクトも眼鏡もしていませんが)、楽譜見ながらだと演奏に影響するので、見ている余裕はないです。
楽譜を見ながら弾くと、弓が斜めになってしまったり、ポジション移動の際うまくいかなかったりします。もちろん楽譜見ながらでもできないことはないのですが、楽器を見ながら行うほうが楽器の操作に集中できるのでそのほうが良いですね。
速い曲で急いでポジション移動や重音を押さえる必要があると楽譜を見てなんかいられません。


本番のことで頭がいっぱいですが、これからやってみたい曲などいろいろ考えています。
まず本番が終わったら通常モードに戻って、音階・セブシック・カイザー(2年かけてやっと12番が終わりました。苦笑)・鈴木教本4巻の練習になります。鈴木の4巻は魅力的な曲が多く、今取り組んでいるザイツの協奏曲も結構おもしろいですし。(ザイツの曲が3曲あります。)ザイツという作曲家、ヴァイオリンをやっている人にはポピュラーですが、私は全く知りませんでした。
また昔から憧れていたヴィヴァルディの協奏曲が2曲(a-mollの1楽章と3楽章)。バッハのドッペル協奏曲もあります。今回の本番の1曲はこの教本に掲載されているカール・ボームの「無窮動」ですが、楽しい曲です。(本番で楽しく弾けるかわかりませんが。笑)
本番の練習をしながら息抜きに4巻の曲の譜読みをしてきました。早く5巻・6巻を入手しどんな曲があるかなあというのが見たいのですが、鈴木の教本はCD・伴奏譜がついているため一巻が結構高いです。4巻ではバッハのドッペルの2ndパートとソロパートなので1stも見たいのです。(1stは5巻でしょうか?)気になっているのは6巻あたりに入っているヘンデルのヴァイオリンソナタです。個人的にヘンデルは声楽曲の作曲家と思っているのですが、ヴァイオリンソナタもなかなか良いです。(ヘンデルの合奏協奏曲も大好きです。)
来年大曲に取り組むとしたらヘンデルでしょうか?引き続きクライスラーも良いのですが弾ける曲があるか疑問です。昔入手した憧れの「愛の悲しみ」、来年はもっと楽に弾けると思いますが。「前奏曲とアレグロ」もかっこいい曲です。

コンサートで弾くヴァイオリンの曲は一般的になぜか教本から選ばれることが選ぶことが多いような気がします。
ピアノや声楽では普通教本からではなく曲集から選びます。ヴァイオリンの曲集ももちろんあるのですが、現在のレヴェルでは弾けない”名曲”が多いです。日本のものではポピュラー系の曲も入っている楽譜が多いですが(「情熱大陸」とか)、それも現在のレヴェルでは難しい曲が多いです。
ピアノならレヴェルに応じた楽譜がたくさん出ているのに。声楽の場合はイタリア系・ドイツ系・・・とかに分かれますね。
レヴェルに応じた曲となるとやはり教本掲載曲になるのでしょう。
私は鈴木を使用していますが、「新しいヴァイオリン教本」(音友)に鈴木にはない魅力的な曲が多そうです。ですが、一部同じ曲が入っているので購入をためらっています。

大曲で有名な大作曲家でも易しめの曲は必ずあるはず、と思っています。基本私はヴァイオリンのために作曲された曲を原曲の通りに弾きたいと思っています。教本では簡単に弾ける調になっている場合が多いので。
とても気になっている作曲家の一人がメンデルスゾーン。美しい曲が多いですよね。メンデルスゾーン+ヴァイオリンとくると、どうしても有名な「ヴァイオリン協奏曲(メンコン)」が出てきますが、もちろん身の丈に合わないし、私の中ではそれほど好きな曲ではありません。
「無言歌」の中の曲をヴァイオリンとピアノで演奏していることが多く、それも気になっています。
もともとピアノの曲ですが、旋律をヴァイオリンが演奏するのだからピアノはソロで弾くより楽なはずでしょうか?ただもともとヴァイオリンのための曲ではないというのがひっかかるところですが。(笑)
「無言歌」のヴァイオリン・ピアノ伴奏の楽譜集が欲しいのですが、なかなか見つかりません。
一部の曲が「名曲集」などにはいっていますが、私が特に欲しいのは「慰め(コンソレーション)」です。IMSLP(著作権切れの楽譜をダウンロードできる)を見てみたらあったのですが、印刷がうまくいかず見にくい状態です。(私は家にプリンターを置かずいつもコンビニのネットプリントで印刷しています。)

気になるメンデルスゾーン、絶対何かあるはず、と思い輸入楽譜中心に検索していたら、"Easy Pieces(やさしい小品集)”という楽譜が出てきました。Universal Editionから出ています。ササヤ書店のサイトで見つけました。今日の夜届く予定でドキドキしています。”やさしい”と言ってもそれなりに難しいと思いますし(今のレベルで物足りないくらい簡単な曲ではないと思います。)、どんな曲が掲載されているのかまったくわかりませんので。お値段、代引きで4,759円です!ササヤ書店はすぐ行ける場所にあるのですが(電車には乗りますが)梅田の地下街をうろうろすることになり、書店のあるビルもうろうろし、店舗の中で楽譜を探すのも結構体力が要るので、行こうと思ったら気合が要ります。
そんなわけで、まったく中身がわからない楽譜を購入することになりました。
検索にも時間がかかったし、同じものをまた出そうと思って出てこなかったら困るので、購入することにしました。

他の作曲家ですが、弾けるかどうかは別としてクライスラーの小品集は全巻でなくても購入したいなあと思っています。好きな曲は「中国の太鼓」とかですが絶対弾けるようにはならないと思います。クライスラーは「ロンドンデリーの歌」とか編曲していてそういう曲も掲載されていますし、まずは時間をかけたら弾けそうな曲が入っている巻を購入したいです。ちなみに今弾いている「テンポ・ディ・メヌエット」は小品集になくてピースを1,826円で購入しました!(購入したのはササヤ書店でした!)
輸入楽譜、高いですね!
あと今弾いているカール・ボーム、声楽曲で知っているのも一曲だけですがとても良い曲なので、私の中で評価の高い作曲家の一人です。「無窮動」は「小組曲」の中の曲なのでほかの曲も気になっていて全曲の楽譜を入手したいです。

クラシックではないですが、アイリッシュにも興味があります。アイリッシュではヴァイオリンではなくフィドルと言いますが、やってみたいです。できそうな楽譜もほしいですが。
アイリッシュもどきで遊ぶこともたまにあります。開放弦を多用した重音で適当にアレンジした「アメイジング・グレイス」とか。自画自賛ですがそれっぽくなりました。

アイリッシュは遊びで取り組む程度ですが、やってみたいソロ曲はやっぱりロマン派中心でしょうか?
バロックが好きですが協奏曲などは本来弦楽合奏である部分をピアノでやるため、本来の姿ではないと思うので。

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「G線上のアリア」12年前と現在 [ヴァイオリン]

ヴァイオリン練習にいそしむ日々です。
去年は緊急事態などで練習できない日が多く、一年の半分くらいは練習できなかったように思います。
練習できた月ももちろん毎日練習できたわけではありません。
今年は多少雨が降っても頑張って練習に行きたいと思います。
最近はヴァイオリン練習の合間にリコーダーや声楽の練習をはさんでいます。ヴァイオリン練習は長時間でも大丈夫ですが(4~5時間でも)、息を使うものは疲れます。特に声楽は30分が限度ですね。いや30分でも真面目に練習したらかなりきついです。

ヴァイオリン練習は基本的に小野アンナ音階→セブシック→カイザー→”曲”の順にするようにしています。(レッスンでも)
しかし、今”曲”の優先順位が高くなっています。冬に向けて発表会用の曲を練習しているのですがポジション移動とかフラジオレット、重音がたくさん出てきて難易度が高いため、早いうちに弾けるようにしたいという気持ちからです。もちろん”曲”だけやっていてうまくなるわけでもないと思いますので基礎練習も大切にしたいのですが、場所を借りて練習しているため時間の制約があります。なので基礎練習がおろそかになりがちですね。
またレッスンの課題とは別な”曲”も練習しています。本当はレッスンで見ていただきたいくらいですが、独学で弾き続けてきた「G線上のアリア」(原調なのでG線ではない)を久しぶりに練習しています。(原調で伴奏は編曲されたものです。)

長いこと第1ポジションで弾いてきましたが、最近は第2・3・4ポジションを使った曲(クライスラーの「テンポ・ディ・メヌエット」)を練習していますので、楽譜に記載している通りのポジションで練習しています。クライスラーのその曲に比べたら楽にポジション移動できますが、第1ばかり使ってきた癖があるため、ついつい忘れそうになります。またちょっとした歌いまわし(?)が楽譜によって違うのでこれは自分にとってなじみのあるものにしています。(それが正しいのかわかりませんがとりあえず。)私は以前ポケット版のスコアを見て弾いていましたが、ヴァイオリン名曲集の「G線上のアリア」(G線の)と今弾いている原調の「G線上のアリア」は歌いまわし(?)も違うし、ボウイング(上げ弓・下げ弓などの弓の使い方)も違います。
特に今困っているのでは出だしの長い音(Fis)。テクニックがないため、これだけの長さを美しい均一な響きで弾くことは難しいです。下手すると4拍目で弓が足りなくなる!!今使っている楽譜ではこの長い1音に上げ弓・下げ弓を使っていますが、なんか違う気がして私は下げ弓だけを使っています。この音、私は以前は上げ弓で弾いていましたし、上げ弓だけの人・下げ弓だけの人・上げて下げる人・・・と様々です。また、この出だしのFis音を以前は第1ポジションで弾いていましたが今は第3ポジションで弾いています。しかし位置についてまだ迷いがあり不安になります。更に弓が足りなくならないよう恐々と弾き始めることもあり、音がカスカスになります。弱音でももっと密度の濃い音にしたいです。この音、第3ポジションだと3の指になり、第1の時の1の指よりヴィブラートをかけやすいのですが、とにかく最初から難しいですね。

ちょっと録音してみました。前半後半で分けています。
(前半)繰り返しています

(後半)容量の関係で繰り返していません

伴奏がないこともあり、伸ばす音の長さがいい加減になっていますね。自分ではちゃんとやっているつもりなのに。ポジション移動で必死になっているせいでしょうか。



実は10年以上前に録音して記事にしたことがありました。
これだけ聴いてみると下手なりにそれほど悪くもないかな?なんて思ったりします。レッスン受けていなかったし・・・。まあさすがに現在のほうがそれなりに進歩していますよね。

過去記事はこちら
何と!!ちょうど12年前の6月15日の記事でした!!(今気が付きました。)


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弦張り替え [ヴァイオリン]

中国製ヴァイオリンを弾いていた頃、ペグがまわりにくく、弦(主にE線)がよく切れていました。
ペグが回るようにチョークを塗ったこともあります。新しいペグ・ペグソープを購入した後それらを使用しないうちに現在のヴァイオリンをヤフオクで購入したのが10年以上も前。
それから長く弾かない期間がありましたが、弦交換はE線の一回のみ。ヴァイオリンを再開後1年半近く経過し、以前より弾く頻度が大幅に増えたのですが、弦が切れることはありませんでした。

以前は”切れたら交換”でしたが、交換の目安は3か月から半年とのことで交換しなければと思っていました。ヴァイオリンケースには切れた時のために予備の弦(G・D・A線は以前ヤフオクで購入したOrient←E線は使用中でした。予備のE線はDominant。)を入れていました。
なかなか切れないということもありましたが、先生から指摘されることもなく、弦交換をしていませんでした。今回弓の試奏に行ったA店で新しい弦を4本(G・D・A・E線)購入したため交換してみました。

ヴァイオリンケースに入れていた予備弦を先に使用したかったですが、A店で購入したものを使用してみました。
A店で弦を購入した理由は、弓の試奏だけして帰るのも・・・と思ったからで、購入前に男性スタッフさんにいろいろ教えていただきました。購入しようと思ったDominantだけでもいろいろあってうっかり間違えたりしないように、と思ったからです。弦の端が輪っかになっている”ループエンド”とボールがついている”ボールエンド”の違いはもちろんわかりましたが、それ以外にも種類があり、どうしていいかわからなかったからです。
E線に関してはGoldbrokatにしてみようと思っていたので、”G・D・A線Dominant+E線Goldbrokat”の組み合わせについてもお聞きし、”定番の組み合わせ”とのことでその組み合わせで購入しました。
(最初はE線1本だけで良いと思っていましたがこの組み合わせで試してみたいという思いもあり4本購入しました。LINE登録し10%オフになり4,500円程度。)
初心者にふさわしい標準的な弦を選んでいただきました。いろいろ説明をしていただきましたが、日数経ってしまったので忘れています。思い出したらまた書きます。
DominantとGoldbrokatの組み合わせはクセがないようですね。

張り替えはもちろん経験ありますがYouTubeにも方法がアップされているので参考にさせていただきながら作業しました。まずボールの部分をアジャスターに引っ掛ける(4弦分アジャスターがついているテールピースなので)のですが、このタイプで弦交換するのは初めてでしたし、うまく引っかかっているのか不安でした。E線が一番苦労し途中で何度も外れました。
4本すべて交換するのは初めての体験でした。駒が動いてしまわないよう、一本ずつ外して付けて~の作業をしました。昔駒が完全に外れてしまったことが何度もあり、自分でこれはという位置にしていましたが、今では考えられません。最近はレッスンの時に先生が駒の傾きを直してくださることが多いのですが、おかしいなと思ったら工房に持っていこうと思っています。
とにかく動画を見ながらなんとか張替作業を終わらせましたが、4弦すべてペグ部分はきちんと整った巻き具合にしたかったのになかなか難しく、特に苦労したE線は整っていません。

張り替えてから一か月以上経過していますがボールが外れることもなく順調です。最初の頃はすぐ緩んでしまっていましたが2~3日すると安定していたと思います。

新しい弦+弓でバッハの「ガヴォットニ長調(管弦楽組曲第3番第3楽章)」(「G線上のアリア」もこの組曲ですね。このガヴォット、「まっかな秋」に似ています。笑)

(1)


(2)


(1)→(2)→(1)の順に演奏します。(2)は容量の関係で最後のほうをカットしました。


比較のために中国弓での演奏を・・・。(失敗したため途中まで。笑)


中国弓は3月21日、新しいフランス弓は4月7日の演奏です。この間にレッスンがあり、だいぶ練習したため当然うまくなっているのですが、弓の違いを感じ取っていただけると思います。
弦は両方とも新しい弦です。

スマホを置いている位置が違うため音量に差があります。フランス弓の時は楽譜の向こう側、中国弓はすぐそばです。
本当は速めのテンポで祝祭感のあるスリリング(笑)なノリノリの演奏にしたかったのですが指定の指使いでのトリルなどが弾きにくく、リズムやテンポが崩れました。
また失敗しないように、という意識が働いたせいかフランス弓の演奏はおとなしめになっているように思います。
そういうこともありますが、フランス弓のほうが上品(?)に仕上がっている気がします。中国弓で練習を重ねても4月7日にこうはならなかったと思います。


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弓購入 [ヴァイオリン]

またまた間が開いてしまいました。でもこの間数回下書き記事を書いていました。
ちょっと書き加えようとしている間にほかに書きたいことが増え、書き加えては削除を繰り返していました。別に深刻な内容ではなく、ヴァイオリン弓の購入にまつわる話です。
以下それをまとめた記事になります。(結局すべて削除しあらたに書きました。笑)

結論から先に言うとついに新しい弓を購入しました。5万5千円程度でフェルナンブーコ材のフランス製弓です。(Ary France)
3店で試奏させていただき、結局は以前弓の選定会で勧められ自分でも良いと思っていたものに落ち着きました。
今回弓探しをして店舗によって置いてある弓が違うことに気が付きました。なので弓のメーカー名を出すとどこで購入・試奏したかばれそうなのですが、今回の弓は全国チェーンの某楽器店で購入しました。

私が持っている楽器は鈴木ヴァイオリン(No.300←弓などすべてセットになったアウトフィットヴァイオリンの番号で実はNo.310のヴァイオリンとのことです。)なので、鈴木の弓も検討しました。また鈴木と同じく愛知県の弓メーカーの杉藤も検討しました。が両方とも私が行った店舗では試奏できず。日本の有名メーカーですし試奏できないことはないと思ったのですが。ちなみに杉藤はネットでいったん購入し自宅で試奏後返却できるというシステムがあります。
鈴木・杉藤あたりのお手頃価格を試奏せずに購入することも考えたのですが(できればフェルナンブーコ材というこだわりはありました。)、先生から試奏してからの購入を勧められたといういきさつもあり、自分が行きやすい3店で試奏させていただき、その中で決めたというわけです。ほかにも行けないことはなかったのですが、行くだけで疲れてしまうというのもあり(楽器を背負って都会に行くだけで疲れます。)、そこで決めました。
ネットで購入検討した中で、以前ヴァイオリンケースを購入したネットショップ(弦楽器専門)の商品が最後まで候補だったのですが、試奏できないためやめました。鈴木や杉藤の弓も公式ショップで購入するより安いです。ただ公式のほうがメンテナンスなど安心かなと思いました。もちろんこのショップでもメンテナンスはしてもらえますし、評価が高いのと以前買い物をしたことから信頼できるということでずっと悩んでいました。鈴木や・杉藤以外にオリジナル商品が魅力的でだいぶ悩みました。フェルナンブーコ材の弓が格安だったのです。
ネットで見かけて気になった弓をどこかのお店で試奏できれば良かったのですが、先ほども触れたように鈴木・杉藤ですらどこでも試奏できるわけではないのでネットショップのオリジナル商品は試奏できるわけがありません。

さて、最初に試奏に行ったのは全国主要都市に店舗がある弦楽器専門店(A店)。希望(高くても数万。フェルナンブーコ材)をお伝えするとまずSforzandoという台湾製の弓を2本出してくださいました。これはブラジルウッド材でランクの違うものでしたが2本の大きな違いは感じられませんでした。
店舗で試奏するのはお客が少なくても緊張しますね。ひたすら今やっているバッハの「ブーレ」(無伴奏チェロ組曲第3番)の出だしを弾いてみました。30年以上使っていた中国製弓と比較したらもちろん弾きやすかったのですが次に出してもらったドイツ製Roderich Paesoldは重音がとても出しやすいと思いました。これもブラジルウッドの低価格のものでしたが(4万4千円くらい。)、ここで購入するならそれでも良いかなと思いました。
弓購入はしませんでしたが弦を4本購入して帰りました。(G・D・A線はDominant、E線はGoldbrokat)今回は弓についての記事なので弦購入・弦交換についてはまた次回にでも書きたいと思います。
弓試奏でお世話になった女性スタッフも弦選びでお世話になった男性スタッフも非常に丁寧に説明してくださったと思います。今回ははじめての買い物でLINE登録して10%オフでした。弦楽器フェア中に買い物したらまた10%オフになることもあり、ここでドイツ製を購入しても良いかなと思ったのでした。


次に試奏に行ったのはA店近くのB店。本当はA店と同じ日に行きたかったのですが、ここは予約制になっていて同じ日は無理でした。A店に行った約一週間後に行くことになりました。この日は練習してから行ったため楽譜を持っていました。お店に入ると女性店長さんが数本の弓を出してくださり、「まずは値段を見ないで試奏してみてください。」と言われました。最初は楽譜を見ずに例の「ブーレ」の出だしを弾いていたのですが、比較してもはっきりした違いがわかりにくいと思っていたら「苦手な部分で比較したほうがわかりやすいですよ。」とのことで楽譜を出して試奏しました。「譜面台を使ってください。」とのことで使わせていただきました。そうそう、試奏するにあたって調弦はしていません。(苦笑)調弦したかったですが、そこで調弦に時間をかけるべきかどうか悩みましたし(調弦に時間をかけるのはずうずうしい気がしました。)大幅には狂ってないと思いました。A店でも同様です。
この店長さん、ヴァイオリンをかなり弾ける方らしいことは知っていたので、試奏はレッスンのように緊張しました。ここでなくても弦楽器専門店や楽器店の弦楽器コーナー担当の方はある程度弾ける方なのでしょうけれど、この方はかなり弾ける方のようでしたので・・・。
結局1本を除いてほかの弓は最後まで大きな違いがわからずじまいでした。1本は明らかに太く、ほかの弓より弾きにくい感じがしました。ほかの弓はフェルナンブーコでその弓はブラジルウッドでした。
ほとんど(全部?)Knollというメーカーのものでした。(これもドイツ製。ヨーロッパ製ではドイツ製がコストパフォーマンスが良いようです。)
店長さん曰く、フェルナンブーコ弓は7万以上じゃないとないとのこと。ネットで2万円台のフェルナンブーコ弓を見かけた話をしましたが、「安いからお得というわけではありません。」「お値段なりの音になります。」と言われました。私は内心(でもコストパフォーマンスは良いかもしれないし・・・)と思いながらお聞きしましたが、このお店では自信を持って出せるフェルナンブーコ弓は7万円以上なのだろうと思いながら聞いていました。
鈴木とか杉藤など日本の弓がないかお聞きするとArchetの弓を出してくだしました。Archetは以前大型楽器店(後述しますがC店)で試奏させてもらっていました。
店長さんもおっしゃってましたが、自分と自分の楽器との相性があるため、人の評価でなく自分の感覚が頼りです。今回の試奏では残念ながらビビッとくるものはありませんでした。もちろんもっと上のランクの弓でビビッとくるものはあったのかもしれませんが予算の問題があります。今回出していただいた弓はこのお店では低価格の部類ですが7万は・・・と思いました。お店のブログにもありましたが、楽器本体の1/3から1/2くらいの値段が目安だそうです。私の楽器なら25,000円から4万くらいでしょうか。楽器・弓・ケースでトータル2万円のセットの弓を30年以上使ってきた私には2万円以下の弓でも今までとはだいぶ違うと思ったので、ネットで試奏せずに2~3万台の弓を購入してもおそらく大丈夫、という自信はありましたが、先生から強く「試奏して選んで」と言われていたのが気になり、試奏して購入することにしたのでした。
そうそう、このB店で発見がありました!私が「(自分の)弓が重いんですよね。」と言ったところ、店長さんはキッチン用スケールで私の弓とほかの弓(出してくれていた数本)を比較してくださいました。そうすると意外な結果が!私の弓が一番軽かったのです!
弓の重さは60グラム±2グラムらしいですが、私の弓は55グラムくらいだったと思います。重心の問題があるようですが、選ぶ際は実際の重さより弾いた時に感じる重さで選ぶべきらしいですし、重く感じるから悪いということでもないようです。
またこの時あらためて気が付いたことがありました!30年以上も使っていてどうして気が付かなかったのでしょう!弓のフロッグ部分は黒檀が使われていることが多くたいてい黒いのですが、自分の弓のフロッグが黒くないことを知りました!(弓の色に近い色です。)ネットで弓探しをしていて黒くないのもあるんだなあとは思っていましたが、自分のがそうだということには思いが至っていませんでした。
とにかく勉強になることが多かったB店(上げ弓の力加減を指摘してくださったり)でしたが、ここでも購入はせず、楽器を拭くクロス(B店オリジナル。素敵なマーク入り)を購入して帰りました。

試奏は疲れます。上級者にはどうということないのでしょうけれど、私のような初心者レベルの人には厳しいです。弓を選ぶ能力が育っていないのですから。次はC店ですが、A・B・Cの三つの店舗はかなり近くにあるにも関わらずすべて別の日に行くことになりました。特にB店は緊張しました。(一番期待していたのはB店でしたが・・・)

そして全国チェーンの大型楽器店のC店。以前弓の選定会に参加させていただいたお店ですが、結局ここで前に試奏させていただいた弓を購入したのでした。
試奏したい旨お伝えすると、弦楽器担当の男性が「今ならレッスン室が開いています。」と案内してくれました。ここでは個室で試奏できたのです!ラッキーでした。
希望の弓(以前試奏したAry FranceとArchet)を持ってきていただき、楽譜も出して(この日はその後練習予定で楽譜を持参していました。)ゆっくり試奏させていただきました。
以前の選定会の時よりは弓を選ぶ能力がそれなりに育っているわけですし(一年半くらい経過していますので)、A店・B店の後だったため違いがはっきりわかりました。私が購入したAry France(フェルナンブーコ材)は細めでしなやかだと思いました。重音はA店で試奏したRoderich Paesoldのほうが楽に弾けると思いました。
フェルナンブーコ材であり吸い付くような感覚、フランスの弓にしてはお手頃価格(A店B店ではフランスの弓は高いので候補にはしていただけませんでした。)、繊細な音が出せるということで結局Ary Franceに決定。
男性スタッフさんが弓を検品・クリーニングしてくださってから購入。持ち帰りはそのまま楽器ケースに収納でした。また試奏していますので当然松脂がついています。試奏したうえで松脂のついていないまっさらなものを渡されると思っていたのです。楽器ケースに新品を収納するのも驚きでしたが(そのほうが無駄な袋や箱はいらないので良いですが。)、松脂付きを購入することになったのも驚きです。
こういうものなのでしょうか?ネットショップで購入するときは当然まっさらなものが届くはずですが、店舗には試奏用・販売用と両方置いているわけではないのでしょうか。

もうこの先弓のグレードアップはしないであろうと思い、当初の予算(2万円以下。苦笑)よりかなり奮発しましたが、家族からのプレゼントとしてお金をだしてもらったこともあり購入できました。
この先楽器をグレードアップすることもないと思います。今の楽器はヤフオクで1万円で購入しましたが、今思うとラッキーな冒険でした。状態が良かったので。ヤフオクで弓購入も検討しましたが、結局毛替えが必要になったりすることや、保証を考えやめました。ヤフオクでも毛替え済みで良い状態で出品されている方も多いと思いますが、ネットに張り付いている暇もなく。(良いと思うものはすぐ入札されますから。)
Ary Franceの一番低価格の5万5千円ですが、私には充分すぎる弓だと思います。この先もっと欲が出ることってあるのでしょうか?もちろん上達はしたいですが。とにかくただ同然の弓から(セットで2万円ですから3千円程度?)5万5千円の弓に昇格です。
それにしても中国製弓で30年以上、よく頑張りました。以前弓の選定会で「この弓では上達するのはなかなか難しい」と言われましたが、曲がっていた(これも選定会で指摘されました。)こともあり、弾きにくかったんだと思います。
でも別な弓を試すチャンスもなく、こんなものなんだと思って使ってきました。購入してから2週間くらい経過しましたが、徐々に違いがわかってきているような気がします。徐々に、というのは新しい弓の扱いに慣れるまで少し時間がかかっているからなのでしょう。
良い弓についてよく言われることですが、今までの弓と比較するとやはり”吸い付きが良い”感じがします。また弾いているときの雑音も少なくなったような気がします。雑音についてB店で話したところ、駒の角度にも問題があるようなのですが。(言われてみて思い出しましたが、高校生の頃は今より下手だったと思いますがそれほど雑音は気になりませんでした。)
それから試奏で感じたように、弾けば弾くほどしなやかさを実感します。試奏した弓の中で一番しなやかだと思います。

ヴァイオリンケースには弓を二本収納できるようになっていて、今までの弓を収納していた下の段に新しい弓を収納(弓毛を下に)、今までの弓は上の段に収納(弓毛を上に)することにしました。(C店でそのように言われたため。)でも今までの弓を使うことはないと思います。

新しい弓で練習が更に楽しくなってきました!!(弦交換したこともあります。これについてはまた次回に。)
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近況(パソコン・ヴァイオリン) [ヴァイオリン]

前回の更新からまた間が開いてしまいました。
パソコンの修理をしていただいた後不具合が生じたためです。
あの記事を書いた次の日くらいからインターネット閲覧中になぜか検索画面に戻ってしまう(移動してしまう)という不具合が続きました。修理中にブラウザがたくさん立ち上がってしまう不具合があったとのことで、電気屋さんはそのことを念頭にいろいろと調べたり考えたりしてくださっていたのですが、検索画面に戻ってしまうということがなかなかうまく伝わらず、不具合がなくなるまで時間がかかってしまいました。この間自宅にも何度か来ていただき、二回ほどお預けしています。電話で教えていただきながら操作したこともありました。
前の記事でWindows10にアップデートしていただいたことを書きましたが、Windows10入れ替えてまっさらな状態にしていただきついでにSSDを入れていただきました。その際重要そうなファイルを電気屋さんの判断で戻してくださいました。取り外したハードディスクをいただきましたが、「残したいものは言ってくださったら戻します。」と言ってくださいました。
この後もしばらく不具合が続いた訳ですが、最後にお預けした時は数日間かけて様子を見てくださり、やっと不具合がなくなりました。
Windows10にアップデートする際、Windows7からいきなりアップデートしたことによる”アップデート障害”だったとのことでした。今回、順番にアップデートを行って(お聞きしませんでしたが一度Windows7に戻したということでしょうか?)数日間様子を見たところ不具合がなくなったので大丈夫だろうとのことでした。家に戻ってから数日経過していますが大丈夫です。

不具合が続いていた時、私は主にAmazon Primeの動画を見ていましたが、すぐに検索画面になってしまうのでまったく楽しめませんでしたし、自分でこの不具合を何とかしようとGoogle Chromeで操作している最中も戻ってしまうのでお手上げ状態でした。しかもネットで検索してもこの不具合の情報が出てきませんでした。
電気屋さん、最初はブラウザがどんどん立ち上がってしまうために検索画面に戻っているように見えると思っておられたためちょっと時間がかかりましたが、プライドにかけて頑張ってくださいました。
「ここで頑張らないと同じようなことが起こった時に対応できないから」とおっしゃっていました。

Windows10入れ替え・SSD取り付けで追加で1万8千円かかり、今回の修理では結局トータルで数万かかっていることになりますが、電気屋さんが何回も来てくださり真摯に対応してくださり、パソコンもサクサク動くようになり満足です。今後も何かあったらお願いしたいです。

ちなみに今回の不具合はGoogle ChromeだけでなくMicrosoft Edgeなどほかのブラウザでも同じことでした。


最近の近況ですが、1か月近くヴァイオリン練習ができていません。地域のコロナ感染拡大に伴うもので、外出を控えています。また1月と2月のレッスンもお休みしています。
2月の発表会をお断りしておいて良かったです。来年に向けて先生にはLINEでご相談しています。
今回の発表会にいきなり出演することになっていたら今やっている鈴木の教本から無難なところで選曲することになったと思います。1年あるので(今の状況が続くとなかなか練習できませんが)時間をかけて練習できますが、ちょっと高度な曲を選ぶことになります。
私としてはヴァイオリンのために作曲された曲を弾きたいと思っています。鈴木の教本にも良い曲がたくさんあるのですが、3巻まではヴァイオリンのための曲ではないものが多い上、前演奏をアップロードした「ユーモレスク」のように本来のものと違う調になったり初心者向けに簡単になっている曲が多いのです。また4巻以降はヴァイオリンのための曲がほとんどですが協奏曲が多いので独奏には不向きです。
希望としてはクライスラーの小品で私にも弾けそうな曲。手持ちでは「愛の悲しみ」があり、先生からは「愛の喜び」よりは弾きやすいと言われています。最近いくつか聴いてみて挑戦してみたいと思ったのが同じクライスラーの「テンポ・ディ・メヌエット」という曲です。これもそれなりに難しいと思いますが。

一か月ほど前に録音したものですが現状はこんな感じです。(苦笑)
ペッツォルトの「メヌエット」です。(鈴木の教本ではバッハになっています。)レッスンは去年の夏でしたが、その頃も充分な練習ができていませんでした。今回久しぶりに弾いてみましたがピアノで弾いたら易しい曲なのになかなか思うように弾けず、簡単な曲でもイメージ通りに演奏できない悔しさを感じます。

メヌエット(1)


メヌエット(2)


本当は(2)の後(1)に戻ります。

もっとゆっくり弾けばマシに演奏できるのですが、なるべく通常のテンポで弾きたいと思いました。
雑音が多くて嫌になります。

この曲は鈴木の教本3巻の前半の曲なのですが今は3巻の最後の2曲を練習しています。
今後発表会の曲に取り組んでいくことになりますが、私としてはもちろん音階・セブシック・カイザーと鈴木の教本も継続していきたいと思っています。もしかしたら「鈴木の教本はいいよ~」ということになるかもしれませんが、4巻になるとヴィヴァルディやバッハの素敵な協奏曲が出てくるのでやりたいです!

弓についてですが、購入に向けていろいろ考えています。長女がプレゼントしてくれると言っていますが、いくら仕事で頑張っているとは言え数万のものをおねだりするのは気がひけます。
本当にピンキリですが、自分の中での最高レベルは以前弓の選定会で提案された数万のもの(Ary FranceとかArcheとか)です。これはその時試奏済みですが、弓購入に当たって先生からは是非試奏するようLINEでアドヴァイスいただきました。購入検討しているとお話ししたところそのようにアドヴァイスいただいた訳で、先生から「弓が良くない」とか言われたことはありません。また情報として「3万くらいならカーボン弓のほうが良いとおっしゃっている方もいらっしゃいます。」とのことでした。ネットで購入できる2万円程度のフェルナンブーコの弓を考えていましたが、もちろん試奏できないので考えてしまいます。弓選定会は某大手楽器店でしたが、2万円以下のものなんて置いていたでしょうか?もちろん選定会で勧められたものを購入すればしばらくそれでいけるので後悔しなくて済みますが。(今の中国製弓なんて30年以上使っていますから・・・。笑)

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ユーモレスク [ヴァイオリン]

大変寒くなってきましたね。引っ越してからこたつを使用していない(処分した)のですが、恋しくなってきました。
今日は今年最後のヴァイオリンレッスンがあります。昨日カラオケで数日ぶりに3時間半ほど練習しました。本当はもっと練習するつもりだったのですがクリスマスのごたごたなどがあってなかなか練習ができませんでした。毎回どの曲を中心に練習するか悩みます。セブシックとか音階は時間がなくてもやるべきものという認識でいますが、カイザーや”曲”に時間がかかるとこれらが充分にできないこともあります。
余裕がなかったので歌の練習はしませんでしたが、気になる曲があって一曲だけかけてみました。
それは何かというと「高音厨音域テスト」というものでボーカロイドの初音ミクの歌声でYouTubeに上がっているものなのですが、最近気になって見ている声楽系YouTuberの方々も演奏をアップしておられます。昨日カラオケに行く前にこの曲のことを知り、いくつか演奏を視聴してみたのですが、歌だけでなくヴァイオリンなどの楽器での演奏も出ていました。「高音厨音域テスト」って何のことかと思っていましたがこの曲のことだったのですね。それにしてもみなさんすごいです。夜の女王も真っ青な音域の声が出せるんですね。(夜の女王の更に1オクターブ上出しています。)遊びで取り組もうと思ったのですが、とても無理なので歌える音域だけにしておきました。聴いたばかりの曲(?)ですが覚えやすいです。

今日のレッスン曲だけで精いっぱいでしたが、記録のために先月末に合格した「ユーモレスク」を録音してみました。合格してからも毎回の練習で一回は弾くようにしている曲なのですが、今日は他の曲の練習で忙しく何回も録音したわけではありません。(ブログに載せようと思ったら何回か録音してなるべく良いものを選ぶことが多いのですが。苦笑)2/3の位置(最初のテーマに戻るところ)で一旦切って二つにわけて録音したのですが、2/3でもMP3変換したら微妙に5MB超えてしまったため、それを更に分けました。mollになるところで切ったのですがうまく切れなくて2つ目のファイルは頭のところが切れてしまいました。そんなわけで全部通しての演奏を3つに分割したのではなく、1・2は連続して演奏したもの、3は別に演奏したものです。
「ユーモレスク」はG-durですが、鈴木の教本ではD-durになっています。(今回はこのD-durです。)
調が違うと演奏しやすさがだいぶ変わると思います。今の私のレベルではG-durはかなり難しいと思いますが(しかもたくさん重音がでてきていますし)、D-durだと「あれ?ユーモレスクってこんなに簡単な曲だったっけ?」と思いました。それでももちろんいろいろと大変なことが多く、先生の要求も高く合格まで時間がかかりました。今でもばっちりというわけではないのですが。8月に宿題に出され11月に合格しているので3か月かかっていますね。他の曲はもっとあっさり合格しているのですが、先生がこの曲はこんな風に弾いてほしいというこだわりが強かったと思います。レパートリーにできるように、という思いもおありだったかなと思っています。
同じ音が連続していてもポジション移動がイマイチで違う音になってしまっているところが多いですが、今はこれで精いっぱいです。
最後はフラジオレットで終わっています。(うまくいったと思うのですが、本当はもっと良い響きになるはずです。



二つ前の記事で音楽的なことはわかっているはずなのにヴァイオリンをうまく操作できなくて歯がゆい思いをすることがあると書きましたが、この曲のレッスン中、何度もそういう思いをしました。たとえば変なところにアクセントがついてしまうとか長調と短調の変化を感じられるように弾いているつもりなのに先生から指摘されたり・・・などですね。思っているようには弾けていないんだなあ、と思います。
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ヴァイオリンレッスン1年経過して [ヴァイオリン]

気が付いたら前の記事から数か月経過してしまいました。8月に時間をかけて下書きしていたものがあったのですが、アップした気になっていました。今更なので削除しました。
ヴァイオリンレッスン1年経過したため、それに関連して綴りたいと思います。


私のヴァイオリン練習場所は主にカラオケとスタジオですが、緊急事態宣言下ではカラオケが使えずスタジオ練習のみでした。スタジオ使用料は1時間500円なので格安ではあるのですが、毎回3~4時間するわけにもいかず利用する時は1~2時間、レッスンが迫っている時だけ3時間くらい使用させていただくこともありました。時間が経過したので忘れていますが記憶では4~5月は全くと言ってよいほど練習できず、6~9月はスタジオ練習とカラオケ(緊急事態宣言解除されている時だけ)、10月はカラオケ使えたけれど個人的に忙しかったのでまったくと言ってよいほど練習できず、11月からは2~3日おきにカラオケで3~4時間練習しているような状況です。

練習できない期間は暇な時もあったのですが、なかなかブログを見ることもできずご無沙汰していました。コメント欄ではお久しぶりの方のコメントやniceもいただいていたのに申し訳ありません。
今後もこういうことがあるかもしれませんが、ブログはまったりと続けていこうと思います。

ヴァイオリンのほうもまったりのつもりではあるのですが、お金をかけているのでそれなりの努力をしないともったいないですね。今年は練習したくても上記のような理由で練習が不充分でした。それでもヴァイオリン練習をするためにかなり努力したと思うのですがどうでしょうか?
来年はもっと練習できるようになると良いですね。(今年最後の記事みたいな書き方になってしまいました。)

さて、こんな練習状況ですが、レッスンは月一回(90分)となっています。4~5月は緊急事態でお休みになっていましたのでその振替で6月に2回、11月に2回レッスンをしていただきました。
6月はほとんど練習できていない状況でのレッスンで、もちろんそういった状況を汲んでいただいてのご指導でしたが、自分自身歯がゆかったです。
自分自身の音楽経験からこんな感じで曲想をつけたいとか音程に気をつけたいという気持ちがあっても、ヴァイオリンをうまく操ることができないため、先生には初歩的なことで注意されてしまって。
最近は比較的練習できているのでそれほどでもないですが、レッスン時に歯がゆい思いをすることは多いです。

レッスンを受けるようになりちょうど1年経ったところですが、本来ならもっと進歩しているはずです。私の予定ではカイザー12番(全部で36番までありますが一巻の最後が12番)、鈴木の教本は4番の後半くらいになっているはずでした。
カイザーの例の4番は練習できない期間だったこともあり、かなり苦労していて保留中です。完全にできるようになるまで時間がかかるし、5番以降のほうが易しい(先生がそうおっしゃっているわけではありませんが私はそう思います。)ので先に進んでいます。今は9番と10番です。2番は飛ばす人が多いとのことで飛ばしていましたが、ヴィブラートの練習(やっと正式にヴィブラートのレッスンが始まりました。ほぼ自己流のヴィブラートでしたが、レッスン始めてから封印?していました。)のために2番を使うことになり、これも練習しています。
”大人のヴァイオリンレッスン”でも「やさしいカイザー」を使う方が多いようですね。「やさしいカイザー」だから特に易しいということもないようです。カイザーは1曲が長いので私が使っているものでも短縮して使うようになっているのですが、私は全部練習しています。先生も最初は短縮のほうを勧めておられましたが、私が練習してくるためそのまま見ていただいています。「やさしいカイザー」だと短くなっているため小さい子供でも耐えられるようになっていますね。

小野アンナ音階教本はファーストポジションのE-durとcis-moll(♯4つ)。ファーストポジションは初め調号のないC-durとa-mollからはじまるのですが、その後♭の調になり1つずつ増えていき♭6つのあと♯6つになり、今度は1つずつ減っていきます。
調号6つの時は途中で音がわかりにくくなっていくのでチューナーアプリを使用しながら確認しています。今減ってきているところなので♯6つより楽だな~と思いながら練習しています。

セブシック教本(主に左手のトレーニングのため)もまったり進んでいる感じです。

私の場合、レッスンの当初の目的が抒情歌などを美しい音色で演奏できることにあったのでどんどん先に進む必要もないのですが、やっぱりやっていると欲がでてきますね。重音の音階とかできなくても良いのでは?と思ったりしますが、先生からは「頑張りましょう。」と言われています。
オケに入る予定もないですし、発表会も上手な人の演奏を聴いて落ち込むだけのような気がするので、今のところ参加予定はありません。楽器のグレードの問題もありますし。(苦笑)
ですが最近発表会参加を打診されました。考えたけれど、練習ができないことも考えられるため今回はやめることにしました。それに今からだと発表会までのレッスンがせいぜい3回になります。
今確実に弾けそうな曲で参加するにしてもちょっと難しいでしょうか。簡単な曲でも緊張すると弓が震えたり音程がぶれたりしますので、本当に難しいと思います。参加するなら来年でしょうか。

鈴木の教本は3巻がもう少しで終わるところです。3巻は第3ポジションやフラジオレットが出てきます。今までも独学でやっていたことですが、止まらないでそれをするというのはやはり難しいですね。
発表会だとなおさらだと思います。
3巻に収められている曲は1ガヴォット(マルティーニ)、2メヌエット(ペッツォルト)、3ガヴォット(バッハ)、4ユーモレスク(ドヴォルザーク)、5ガヴォット(ベッカー)、6ガヴォットニ長調(バッハ)、7ブーレ(バッハ)で今6のガヴォットを弾いています。7のブーレ(無伴奏チェロ組曲第3番)は好きな曲なので楽譜を購入してからずっと弾いています。6のガヴォットは「まっかな秋」に似ているあの曲(「G線上のアリア」と同じ管弦楽組曲第3番)です。(笑)


そんなわけで次回合格を目指しているベッカーの「ガヴォット」の演奏です。
音声ファイルを途中でカットしていますが、1のほうは最後が少し切れてしまいました。2のファイルは1の前半部分と同じです。フラジオレットは1のほうがうまくいきました。







お聴きいただいたら私の歯がゆい思いが伝わるかと思います。(笑)言い訳になりますが、第1ポジションだけで弾いていたらもっと音程が安定しているはずです。教本では第1ポジションと第3ポジション両方の指遣いが書いてあるのですが、私は練習のため敢えて第3ポジションを使っています。第1ポジションと第3ポジション行ったり来たりで大変です。
あと隣のカラオケの音が聞こえますね。


楽器のグレードの問題、と書きましたが今使用している鈴木ヴァイオリン300番は初心者には悪くないグレードだと思います。ヤフオクで1万円で落札した代物ですが、必ずしもそれくらいで落札できるわけではないみたいですし、出品者も楽器のことをわかっているわけではなかったのに状態が良く、今思うと本当にお得な買い物でした。ヤフオクを見ていると気になる楽器がたくさん出品されていますが、しばらくはこれで頑張ろうと思います。
弓はもう30年以上使っている中国製(何の素材かわからないと言われ、少し曲がっている)です。先生から特に「これは使い物にならない。」とも言われず、ずっと使用しています。弓は何とかグレードアップしたいです。専門家はフェルナンブーコを勧めるのだと思いますが、せめてブラジルウッド?ヴァイオリンケースを購入したネットショップでフェルナンブーコで1万円台のものがあり、ちょっと気になっています。カーボン弓は使わない方が良いのかよくわかりません。練習用弓と称するものがヤフオクに出ていますが、普通は練習用と演奏会用を分けて使うものなのでしょうか?
カーボン弓でももしかしたら今使っている中国製より良いのかもしれませんし、よくわかりません。

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もうすぐ梅雨明け [ヴァイオリン]

またまた間が開いてしまいました。記事の下書きはしていたのですが、続きを書く暇がありませんでした。状況が変わってきたため後半に載せることにします。状況というのは天気のことです。

梅雨明けも間近になり雨が降らない日も増えてきました。後半に載せる文を書いていた頃は大降りの雨が続いてヴァイオリン練習にでかけるのが大変でしたが、これでカラオケ・スタジオ通いも楽になります。夏休みになるとカラオケ利用者も増えると思うのでそうなるとまた練習場所の確保が難しくなるかもしれませんが。
私が練習場所で気に入っているのはいつも通っているカラオケのほうです。金額もスタジオと比較して安いです。緊急事態後料金改定がありましたがそれでも安く、昨日はフリータイムではなく3時間練習してドリンクバーつきで750円でした。スタジオだと1時間500円です。フリータイムにするかどうかはお店の方が安い方にしてくださいます。もっと長時間だともちろんフリータイムのほうが良いのですが。一番長い時でも5時間だったでしょうか?そんなに使うことは滅多になく2~3時間が限界というか大抵は2時間程度で充分で、3時間あればかなり充実した練習ができます。
カラオケはフリードリンクがありがたいのです。スタジオ練習の時は飲み物を持って行く必要があります。
スタジオのオーナーさんもとても良い方で融通を効かせてくださったりするのですが、トイレの臭いがあまり使いたくない理由の一つになっています。(苦笑)建物自体古いのですが、昔ながらの水洗トイレの匂いというか・・・尿臭とサンポールの合わさったような臭いが苦手です。あまり使いたくないけれど2~3時間練習していたら使わないわけにはいきません。カラオケの建物も古いですがトイレの匂いはまったく気になりません。またカラオケのほうはコロナ対策をしっかりしているのですが、スタジオのほうはお掃除はそれなりにしているもののコロナ対策の除菌などあまりしてない感じがします。
あとカラオケのほうが響きが良い感じがします。楽に良い音が出ているのは気のせいではないと思います。なので練習が楽しくなるのです。
後半に載せる文にあるように雨がひどい時は何かのついでに行きやすいスタジオを利用し、できればカラオケのほうを利用したいと思っています。

さて、昨日はカラオケで3時間練習をしたのですが、練習後そこから8分程度の場所にあるヴァイオリン工房に行きました。急遽行くことになったのですが、理由はペグがまわらなくなったことです。
私は調弦の際ほとんどアジャスターを使用していますが、一番高いE線のアジャスターがこれ以上(高くする方向に)動かない状態だったため、たまにはペグを使ってみようと思ったところ全くまわせなく、何とかしようと試みたものの壊してしまいそうで怖かったため、工房に行くことにしました。以前弓の毛替えやアジャスター取り付けでお世話になった工房です。徒歩圏内に工房があって本当に良かったです。それにカラオケに近いのがラッキーでした。カラオケ利用が18時20分までで、工房は18時30分に閉まる予定ですが、電話をかけたところ「今日は大丈夫」とのことで30分過ぎでも対応してくださいました。
3時間練習後工房に行き、見ていただきました。「確かにまったくまわりませんね。」とのことで調整していただきました。湿気が原因だったようです。顎当てがテイルピースに当たってしまっている、とのことでそれも調整していただきました。「変な雑音がありませんでしたか?」と言われました。変な音がするのは自分の技術が未熟なせいだと思っていました。調整後どうなっているかはまた弾いてみないとわかりませんが。料金は1100円でした。

10日ほど前、何年も使っていた松脂(黒)を落として割ってしまいました。前の記事でもなかなか減らないと書いたように、あと何年も使えると思っていた松脂でしたがまさか落として割ってしまうとは思っていなかったので(今までも何度か落としたけれど割れませんでした。)驚きでした。とりあえずまだ大きいかけらを使うことができますが、使えなくなったら他の松脂を使う予定です。他は鼈甲飴のような色のものですが、黒のほうが良い感じがしますので使ってみてイマイチだったら新しく購入するかもしれません。

以下7月8日に書いたものです。
大降りの雨が続いています。
今非常に困っているのはもちろんヴァイオリンの練習です。緊急事態宣言解除後は何度か例のカラオケにも通っているのですが、雨が降るとカラオケも音楽スタジオも行きにくいです。以前なら小雨でも練習取りやめにしていましたがそんなことも言っていられないので、ケースにレインカバーをつけて対応しています。
せっかく行っても開いてないと大変な骨折り損になってしまうので大抵電話をして行っています。音楽スタジオのほうは何日の何時から~というように予約ができますが、予約時間前後が大降りだと困ります。こちらは商店街の近くで何かのついでに行ける場所なので、予約なしでふらっと行くこともありますが(大抵開いていますし)、臨時休業していることが何度かあり、先日は残念なことになりました。(雨が降っていなくてラッキー!だったのに。)カラオケのほうは前日の予約ができるのかどうか聞いてみないとわかりませんが、当日予約が基本のような気がします。こちらは何かのついでには行きにくい場所で行くには気合が要ります。どちらも歩く時間は大して変わりませんが。

こんな感じで練習時間を確保するのに一苦労しています。家事の合間に練習できたらどんなに良いかと思いますが、自宅で練習できるピアノの練習はそれほど捗っていません。外での練習の方が集中できるようです。
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最近のヴァイオリン練習について [ヴァイオリン]

可能な限り例のスタジオ通いをする毎日です。緊急事態解除に伴い例のカラオケも利用できるようになりますが(11時から20時まで)、しばらくはお客が多くて利用が難しいと思います。まだスタジオのほうが限られた人しか利用しないため利用しやすいですね。カラオケより高いので練習時間は限られますが集中して練習できるような気はします。いつも利用しているカラオケは他の部屋の音が丸聴こえですが、スタジオだと静寂の中で練習できます。(ドラムセットが共鳴している程度の音はあります。)

先日3か月ぶりのヴァイオリンレッスンがありました。約一か月半まったく練習できていなかったのですが、直前に必死にスタジオ練習をしたため少しは緊急事態宣言前の状態を取り戻しました。
カイザー4番が非常に難しく苦労していたのですが、練習の仕方を間違えていました。その点を指摘していただき、あらためて練習しています。
16音スラー(16分音符16個分)でひたすら♪ミソミソミソミソミソミソファラファラ・・・♪と弾くのですが下線部にはアクセントがつきますし、左手3の指(薬指)と4の指(小指)での3度音程、2の指(中指)と4の指での4度音程が何度も登場します。しかもミソミソのミの1の指、ファラファラのファの2の指、というように最初の音は指板に置いたまま(バタバタしないように)弾きます。
私は緊急事態前の練習で最初の音を弾くとき指板から離して弾いてしまっていました。道理でスラーがつけにくかったはずです。3度音程4度音程がとにかく難しいのですが私の左手の形では頑張っても取ることが難しく、先生に取りやすい形を教えていただいたのですが、なかなか難しく苦労しています。
こんなに難しい曲はもっと後の方にしてほしいのですが、これをクリアしたら難しい音取りも楽になるでしょう。動画を見ていると指が長い方ばかりではなさそうですし、皆様(この曲の動画を出しているのはほとんどプロの方々ばかりですから当然)楽に音取りをされています。

私がよく参考にさせていただいている方の動画です。こんな風に弾けるとカッコいい曲なのですが・・・。


鈴木の教本のほうはついに3巻突入しました。エチュードだけでも良いと思っていましたが、やはり”曲”をやるのは楽しいですね。(私はエチュードも楽しいです。)
また数日後にレッスンがあるのですが(4月分振り替え)、2週間おきでもかなりハードですね。


緊急事態の間に暑くなり、ヴァイオリンケースを背負って歩くのが少々苦痛になってきました。今はまだ良いですが真夏のことを考えるとぞっとします。黒いケースなのですが塩吹かないか心配になってきました。またヴァイオリンを練習しているときにもだいぶ汗をかくので顎当てにハンカチかタオルを当てた方が良いのかなあ、と思っています。実はあまりお手入れしていなかったのですが、夏場はこまめに拭く必要がありそうです。
それからこの前初めてヴァイオリンケース用レインカバーを使ってみました。なかなか使えるとは思いましたが急な雨とか小雨の日に限ると思います。雨天の日は練習に出かけない方が良さそうです。この前はスタジオの予約をしていたため仕方なく使用しました。

そういえば去年の10月にヴァイオリンを再開してから一度も弦を交換していません。というか10年くらい弦を交換していません。(10年間ほとんどさわっていなかったので)10年ほど前今のヴァイオリンを購入してから弦を交換したのはたぶん1回くらいです。この理由はそれほど練習していないというのもありますが、前に使っていた中国製ヴァイオリンと比較してペグがスムーズに回るのと、後から取り付けたアジャスターのせいもあるのでしょう。以前のヴァイオリンでは新しい弦もすぐに切ってしまっていました。あと、一度調弦したら2~3時間練習してもそれほど音が狂っていないように思います。私の音感が悪いせいで気が付かないのかもしれませんが、次に練習する時に調弦するとほぼそのままでいけることが多いです。
ヴァイオリンを運ぶ時の振動(背負っていますので)も影響しているはずですが。
そんなわけで同じ弦をずっと使っていますが、切れなくても替えたほうがよいのでしょうか?
G線・D線などは前の持ち主のもののままです。(ドミナント)
また松脂もまったく減りません。前は練習開始の時にかなりしっかり目に塗っていたのですが、白い粉がたくさん落ちるほど塗る必要もないとのことで今はなかなか減りません。
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一か月ぶりのヴァイオリン練習とプリンの話 [ヴァイオリン]

前の記事から一か月経ってしまいました。

ヴァイオリンを練習することもできず暇だったはずなのですが、ブログに向かう余裕がありませんでした。
この間音楽活動はしていましたが、歌のほうもヴァイオリン同様練習できないので辛いものがありました。ピアノは電子ピアノで練習できましたが、好きな曲ややってみたい曲に取り組むことはできませんでした。もっぱら伴奏の練習ばかりしていました。

緊急事態延長に伴いヴァイオリンレッスンも7月くらいまでないのかなあとのんびりしていたら6月1日から再開に。一か月楽器にさわっていませんでしたが、練習していない前提でレッスンをお願いしました。4月5月はレッスンがありませんでしたが、いつものようにお月謝を振り込んでいます。
私は振り替え対応していただく予定ですが、返金も可能です。焦って6月に入れていただく必要もなく今年度中なら良いそうです。
カラオケでの練習はいつから開始できるかわかりませんが(カラオケが開いていても使えるかわからない)、急なレッスン再開で焦っています。
また5月末は激しい雨が降る日が多く、梅雨が明けるまでレッスンがお休みだと良いなあと思っていました。梅雨明けはいつになるのでしょう?

そんなわけで先ほど例のスタジオに行ってきました。積極的には使いたくないけれどやむを得ないためです。
私が行くときは大抵開いています。今日も誰も来ていませんでした。
前回利用した時に音が吸収された話をしたら「ああ、あれはレコーディング用のスタジオだから。」と言われ普通の響きのスタジオを貸していただきました。私が以前リコーダー練習にお借りした部屋です。
当然自然な響きを感じることができ、練習しやすかったです。
ただ、今日はうっかり楽譜を忘れてしまっていました!!
練習前に用事があったのですが、楽譜を入れたバッグを家に忘れてしまっていたのです。家に戻ることも可能でしたが、今日のところはなしで練習しました。
スタジオ使用料は1時間500円と格安ですが、カラオケほど安くありません。このスタジオでの練習は基本1時間にしておこうと思います。

1時間程度でも集中すると結構いろいろな練習ができます。いつもはカラオケで飲食したりスマホをいじったりして休み休み練習しているのですが、今日はひたすら練習。
カイザーも小野アンナ音階練習も暗譜していないため、カイザーは唯一覚えている1番を使ってゆっくり全弓で美しい響きをめざした練習を。手の感覚は意外とすぐに戻ったように思います。去年ヴァイオリンを再開した時はほぼ十年ぶりくらいでしたが、それと比較したら一か月のブランクなんて大したことありませんね。今やっている4番、出だしは覚えていましたがまったくお手上げ状態でした。楽譜見ても難しいのに、見なかったら練習になりません。
小野アンナ音階練習は何となくは覚えていましたが音階を上昇して下降して・・・という単純なものではないのでこうだったかなあ?と考えながら練習しました。何となくは弾けましたが、指定の指遣いを思い出すことができませんでした。
さすがに鈴木メソード教本の「メヌエット(ベートーヴェン)」「(リュリの)ガヴォット」はほぼ暗譜で弾けましたが、ボウイングとか指遣いがうろ覚えでこれまた何となくの練習になってしまいました。
楽譜がないと嫌でも”音”に向かい合わざるを得なくなりますね。たまにはこういう練習も良いのかな?と思いました。
レッスン日まで毎日通いたいと思いました。


この一か月に少しはまったのがプリン作りです。
私は卵料理が大好きなのですが、プリン(いわゆるカスタードプディング)が大好き。
最近はどこに行ってもとろとろプリンばかりですが(意外と流行長いですね!)、私は昔ながらの硬いプリンが好きなのですが、これはと思う硬いプリンにはなかなか出会えません。
作るのが一番ですが現在蒸し器というものがありません。以前ブログで取り上げたティファールのクックフォーミーで作れるはずなのですが(付属の蒸し籠あり)、一度作ったらうまくいかなくてそれ以来挑戦していません。クックフォーミーに慣れていなかったせいもあるとは思いますが。
今回はまったレシピは奥薗壽子さんのものでYouTubeに出ていました。
なんと蒸し器不要なんです!フライパンでできるレシピなのですが、うちのティファールのフライパンにプリン型を入れると蓋ができないので、私は普通の鍋(ティファール)を使っています。
カラメルの作り方が今までと違うのですが、水は最後の最後に入れるのですね。砂糖に含まれる水分を利用しとにかくひたすら焦がします。できたカラメルをプリン型に入れると鍋にちょっと残って固まってしまうのですが、そこに牛乳を入れて砂糖と一緒に溶かしてしまうのです!
鍋で5分ほど蒸してその後は5分余熱で蒸します。
このレシピで3回作りましたが毎回成功しています。その時々で何らかの理由で5分+5分で蒸しあがらない時もありますが、”す”が入らずきれいで口当たりなめらかな美味しいプリンができます。
このレシピで奥薗壽子さんのファンになりました!省ける手間を省き必要な手間をかけた合理的なレシピで細かいことは気にしない!というのが良いですね。これ以外には切り干し大根入りの焼きそばを作りましたが美味しかったです。今日は高野豆腐の肉巻きを作る予定!

プリンと言えば小学3年くらいからよく作っていました。何かのレシピを見たわけではなく母や叔母が作っていたのを何となく覚えて作っていました。友達が遊びに来たときにも作って出したことがあります。(”す”が入りまくりでしたし、濾していないため白身と黄身が混ざっていなかったです。)
奥薗さんのプリンのレシピの応用で卵豆腐とか茶わん蒸しも楽勝ですね。卵豆腐をよく買ってきますが、プラスチック容器のごみが増えるのが嫌です。

とにかくプリンは”とろとろ”ではなく硬いのが良いです!お皿に開けたらちゃんと立つものが良いです!またプッチンプリンのようなゼラチン(ゲル化剤)で固めたものはプリンではありません!
(お好きな方、すみません!)


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共鳴を感じながらの練習 [ヴァイオリン]

きのう某所で演奏してきました。私の担当は歌・ヴァイオリン・ピアノ伴奏でほとんど出ずっぱりでした。ヴァイオリンは「浜千鳥」1曲のために持って行きました。練習する時間が少しだけあったので消音器をつけて練習。私は普段の練習に消音器を使っていないのですが、ちゃちな音だなあと思いました。
もちろん練習できないよりは良いですが、やはり消音器ばかりの練習は練習にならないと感じました。
消音器をつけて堂々と練習できたとしてもヴァイオリンの共鳴を感じる練習にはならないだろうし、消音器をつけても周りを伺いながらびくびく練習するのでは練習にならないと感じました。

昨日は二日続いた雨が上がり、ヴァイオリンの持ち運びには良かったです。帰りにふと思いついて例の音楽スタジオに寄ってみました。午前11時から午後24時まで営業しているスタジオですが、緊急事態宣言でどうなっているのか気になっていましたが、私が行った時間は営業していました。以前利用した時は電話をかけてから行っていましたが、昨日は思いつきだったためいきなり行っています。他にお客はなくすぐに入れました。すごく久しぶり(半年以上行っていません。)でしたが、オーナーさんに何か言われるということもありませんでした。
案内された部屋は以前リコーダーで使用した部屋とは違う部屋でした。ブログでこのスタジオの部屋が暗いことを何度か書いていますが、昨日のこの部屋は少し明るくいつものカラオケレベルでした。なので楽譜を見ることは可能でした。
1時間500円ですが2時間にしようかと悩み結局1時間にしました。理由はヴァイオリン練習用の楽譜を持っていなかったからです。かろうじて”名曲集”を持っていましたが(演奏メンバーにこの中の曲をコピーして渡す必要があったため)。あと、緊急事態宣言下でも営業しているならまた来ればいいや、と思ったからです。
練習用楽譜ないとやっぱり1時間でもきついです。暗譜しているカイザー1番と音階練習を行い”名曲集”の中の易しい曲を弾いてみました。今鈴木の教本で弾いている例の「(ベートーヴェンの)ト長調のメヌエット」「ボッケリーニのメヌエット」も入っています。ただ弾いてみていつもの楽譜との違いが結構あることに気が付きました。
鈴木の教本(第二巻)ではまだ第3ポジションを使っていないのですが”名曲集”では第3ポジションが出てきます。「ト長調のメヌエット」に出てくる”スラーの中のアクセント”は”名曲集”の楽譜にはありませんでした。ボウイングも違います。ですからまったく別物として練習しました。「ボッケリーニのメヌエット」も同様ですがこちらは冒頭部分の16分音符に前打音がついている(原曲はそうなっていますが鈴木の教本が簡単になっている)し、休符(ピアノ伴奏がソロになる部分)の部分が長かったりしてだいぶ違うなあと感じました。
他には「金婚式」「ゴセックのガヴォット」を中心に何曲か弾いてみましたが、1時間だけなのに妙に疲れていつも練習で得られる満足感がありませんでした。
前回最後にカラオケで練習してからちょうど一週間。その間まったく練習できていませんでしたのでそのせいもあるとは思うのですが、なんだかとても下手になったように感じました。今まで1週間練習できないことは何度もありましたが、下手になったと感じることはありませんでした。疲れた理由は今の自分に最適なレベルの楽譜でないせいもあるとは思います。でも第3ポジションやフラジオレットは一応できるし、いつもレッスンよりずっと先の曲(まだレッスンで使用していない鈴木の第3巻を最後まで弾いています。)を弾いていても特に疲れるということはありません。
疲れた最大の理由は利用した部屋が音響的にデッドな空間だからだと思いました。別な部屋でリコーダーを吹いた時はそのように感じたことはなかったのですが、ヴァイオリンの共鳴を感じることができず非常に辛い1時間でした。
帰宅してから少しだけ調べてみましたが、デッドな空間のほうが練習になるとおっしゃっている方もいらして、「え~?そうなの?」と驚きました。いつものカラオケは音響面に配慮して作られているわけではないのですが4時間の練習もあっという間に感じるほどです。それはやはり共鳴を感じて練習できるからだと思います。
緊急事態宣言下でスタジオを使用すればいいと思いましたが、あの空間で良い練習ができるとは思えませんでした。エレキギターとかドラムには良いのでしょうか。またヴァイオリンだけでなく声楽練習にも辛いかなあと思いました。
まあ他に練習できる場所をあまり知らないので時々利用すると思いますが、1時間だけにしておこうと思います。




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緊急事態宣言とヴァイオリン練習 [ヴァイオリン]

緊急事態宣言のためカラオケでのヴァイオリン練習ができなくなりました。宣言直前には毎日のように練習に通っていましたが、この日々も終わりです。再開はいつになるかわかりません。レッスンもお休みなのでちょうど良いのですが、せっかく先生から「どんどん進めて。」と言われていたのに残念です。自宅では音出しができないので左手のみの練習に励むしかありません。(左手の指でしっかり弦を押さえると音が出るため音取りの練習は可能です。音が出ると言っても大した音ではありません。)私の場合はどちらかというとボウイング(右手の弓の扱い方)を頑張らないといけないのですが。
カラオケが使えないとなると、去年何度か利用した音楽スタジオ(以前の記事で書いた1時間500円の部屋が暗いスタジオ)はどうかなあと思います。公共施設の練習室は使っている人が多そうですね。何より予約を取るのが面倒そうですし、その日が雨だと困ります。楽器店の練習室も検討する必要がありますが一時間1000円程度なので使っても1~2時間でしょうか。
このところヴァイオリンの練習ブログ(主に大人から始めた方とか再開された方のブログ)をよく拝見しているのですが、カラオケで練習されている方も結構いらっしゃるように感じました。休業になると困りますよね。私が購入したゴムの消音器では大して消音できず、金属の消音器ならどうかと思いますが弾いてみないとわかりません。使ったとしても気を遣いながらの音出しでは大した練習はできないと思います。
サイレントヴァイオリン(ヤマハ)のことが頭をよぎりましたが、希望小売価格10万~18万程度。この予算があったら良い弓がほしいです。同じヤマハの音レントというレンタルシステムがあって、それを見ると1か月4,840円か25,080円でレンタルできると出てきました。大幅に値段が違いますが古さの問題でしょうか。4,840円なら借りてもいいかも、と思いました。でもこれも左手練習にしかならないでしょうか。ボウイングの上手下手が音に影響することはないのでしょうね。体験のために借りるかもしれません。
ヴァイオリン練習をしていて思いますが、”共鳴の1点”(同音やオクターブなどで片方が開放弦である場合、それを共鳴させる位置のこと)をうまくとらえて鳴らすことができたかも~という時は大変幸せな気持ちになります。”共鳴の1点”でなくても、正しい音で弾いた時はやはり鳴りが良くなるようです。こういうことはサイレントヴァイオリンでは経験できないことですね。

さて、このところ一番真剣に取り組んだのがカイザー4番です。左手の4の指を伸ばす課題が多く大変でしたが、同時にボウイングも大変で16分音符を4拍分をスラーで弾く上、ところどころアクセントを入れるというものです。スラーにアクセントを入れる課題は後述しますがベートーヴェンの「メヌエット ト長調」にも出てきます。とにかく左手の音取りが大変なのですが右手も大変ですがカッコよく弾けたらいいなあという練習曲です。
でもこれだけでなくもう一つ宿題になっている5番とそれ以降の曲(12番まで)も譜読みしましたし、小野アンナ音階教本も宿題以外に全調のスケール(普通のスケールで)に取り組んでみました。
鈴木の教本もさっさと第2巻を終わらせて第3巻に行きたいために合格目指して頑張っていたのに、レッスン休講!残念です。

鈴木の第2巻、「リュリのガヴォット」(前回の記事)、「ベートーヴェンのメヌエット(ト長調)」「ボッケリーニのメヌエット」で終了です。
「ボッケリーニのメヌエット」は昔から”名曲集”で良く弾いていましたが、鈴木の教本では最初の前打音はなしです。なのでとても簡単、なはずなのですがなかなかきれいに弾けません。

「ベートーヴェンのメヌエット(ト長調)」、実はこの曲はそんなに好きではありません。ベートーヴェンが好きという方はこの曲が好きでしょうか?私はベートーヴェンの曲には好き嫌いが結構あって、基本ピアノ曲が好きでオーケストラ曲・歌曲・オペラは嫌いです。
「メヌエットト長調」は宿題だからやりますが積極的には弾きたくない曲です。昔”名曲集”を見て結構弾いていましたがそれは他の曲が難しく、弾きやすいほうの曲だったからです。でも合格したい(=早く終わらせたい)ので頑張って練習しました。・・・とは言っても、前回のレッスンから4月23日(緊急事態宣言前最後の練習日。ついでに言うと4月のレッスン予定日でした。)まで限られた練習時間で真剣に「リュリのガヴォット」「ベートーヴェンのメヌエット」に取り組んだのは最後の3日間くらいだったでしょう。カイザーと音階に明け暮れていたし、第3巻のほうに夢中になっていたのもあります。
「ボッケリーニのメヌエット」は宿題というわけではなく、第2巻を終わらせたいので早く合格したい曲です。なのでこれも練習はしていましたが真剣には取り組んでいませんでした。

「ベートーヴェンのメヌエットト長調」、ブログに録音をアップロードするにあたってちょっと真剣に練習してみたところ、思った以上に難しいことがわかりました。上でも書きましたが、まず最初にスラーの中にアクセントを入れる課題が登場します。これはまだレッスンでもやったことがないもので自己流で頑張っているだけの状態です。
後半のTrioの部分に登場する減5度音程で2本の弦にまたがって半音と同じように指と指をつけて押さえるという指示の箇所があるのですが今までテキトーに弾いていた癖があるのと、その箇所が長丸で囲まれているのにちょっと見にくいというのもあって(しかも上段下段で違う指遣いが書かれている。指示通りなら下の段の指遣いを見なければなりませんが、他は上の段の指遣いなので、うっかりしてしまいます。)
あまり好きな曲ではありませんが、有名な演奏(どなたのかはわかりませんが)が耳に残っていて、”つややかな音色”で弾かなければ・・・とは思います。でもその音色にはほど遠いです。
最近自分の楽器の音がざらついて感じます。楽器や弓を変えるのは難しいので、技術を磨くしかないですね。

今回の録音は他の部屋の音がばっちり入っていますね。それまでほとんどお客がいなくて静かだったのに・・・。繰り返し記号省略して演奏しています。細かいところに不満がたくさんありますが、完璧な演奏をアップロードするために何度も録音するのは時間の無駄なので、この程度で失礼します。もっともどんなに頑張っても完璧な演奏は無理ですね。(苦笑)4の指で取った音が不安定なところが何か所かあり、音を変にふくらませているところがあったりします。スラーの中のアクセントはしてるはずなのに聴くとまったくわからないです。

あと素朴な疑問なのですが”ト長調”を”ト調”と言っていることがよくありますが、”ト調”でも”ト長調”と”ト短調”がありますよね?今調べたらやはりそのようですが、最近の楽典にも載っているのでしょうか?本が出てきませんのでちょっと確認ができません。よく「ハ調で弾ける~」とある大人向け(シニア向け?)ピアノ楽譜がありますが、そのイメージのせいか”ト調”とか”ハ調”には素人くさいものを感じてしまいます。だって”変ホ調”とか”嬰へ調”というのは聞いたことがありませんから。
”ピアノの黒鍵を(ほとんど)使わなくて済む調”の時に使う言い方のように思います。ヴァイオリンの場合は黒鍵があるわけではないので、調号が多いから難しいということもないように思うのですがどうなのでしょうか。音階練習に限定して言えば、調号の数が変わったり長調であるか短調であるかによって全音半音の位置が変わったり、変ホ長調のように基本の位置(ハ長調の)から半音下げた位置に指を置いて弾きはじめるだけなので、そんなに難しくはないのですが(語弊があるといけませんね。課題があるからこその音階練習なので。調号が多い=大変難しいというわけでもない、という意味です。)







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リュリのガヴォット [ヴァイオリン]

今日の話題は「リュリのガヴォット」。
この曲に関して過去記事があります。
本当の作曲者についてREIKOさんから教えていただき、当時交流あった方が演奏をアップしてくださるなど大変盛り上がった記事だったんだなあ、とあらためて思い出しました。
ヴァイオリンを習い始めてこの曲をやることになったため再び取り上げることにしました。

「リュリのガヴォット」、本当の作曲者はマラン・マレで曲名はヴィオラ・ダ・ガンバ集第一巻「組曲第2ニ短調」の24曲目のロンドです。(Marin Marais Suite No.1 en Re Mineur No.24 Rondeau)興味のある方は検索してくださいね。ヴィオラ・ダ・ガンバの演奏で聴くと「ああやっぱりマレだなあ!」と感じる曲です。ヴァイオリンよりチェロのほうが近い感じで演奏できそうですね。”ロンド形式のガヴォット”です。

この曲を弾くにあたって。
課題はトリルの弾き方。そして1の指(人差し指)から数えて5度の関係にある音を3の指を押さえたまま4の指(小指)で弾くこと。4度なら自然ですがさらに2度分(1つ上の音のこと)上がるので指を伸ばさないといけません。この曲に宿題として取り組む前はこの部分になると弾きにくかったのですが、今カイザー4番で指を伸ばす課題(2の指と4の指で5度音程とか!)に取り組んでいるためこの曲での5度音程は楽勝になってきました。5度音程のちょっと後に増2度での下降があり、音程の取り方の勉強になる曲ですね。
原曲はd-mollですが、鈴木の教本ではa-mollになっています。まだ第1ポジションのみの使用です(3巻から第3ポジション登場)のでそれで弾けるようにという配慮でしょうか?この曲の前にa-mollの音階と分散和音を弾く練習が載っていますので、この音階の勉強も兼ねているとは思います。

トリルの扱い方が私の考えとは違いますが(私の考えというわけではなくバロック曲は上の音からトリルを弾くというきまり)、とりあえず教本通りトリル記号のある音から2度上にという弾き方で弾いています(シドシドシドシドシ~ラという具合。このように弾くよう丁寧に解説あり。また素早く無数?に入れるのではなく数が決まっています。16分音符で弾きます。)。先生がトリルの扱いをどう思われているかわかりませんが、教本の通り弾くよう言われました。
ここで「バロックではこうなのでは?」とお聞きしたいところではあるのですが、ヴァイオリンの弾き方(良い音で弾けるよう)についてレッスンを受けているところなので、そこはぐっとこらえています。「この曲は本当はマレの曲で~」などという薀蓄も言わないことにしています。鈴木の3巻では「バッハのメヌエット」(実はペッツォルト作曲)も出てきますが。(笑)

先生に言われていないことで気をつけているポイントとしてはアウフタクトですね。でも自分の演奏を録音で聴いてみるとイマイチですね。音程もあやしいところが多いです。

私のヴァイオリン演奏です。


本当はレッスン直前か直後に録音をアップロードしたかったのですが、4月のレッスンはお休みになってしまいました。音楽大学の教室なのでコロナ対策に関連しての休講措置です。再開したら4月分の振り替えありますが(または返金。←先に振り込んでいるため。)。なのでまだ見ていただいていない状態です。






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「ロングロングアゴー」ベイリー [ヴァイオリン]

購入したばかりの楽譜(鈴木慎一ヴァイオリン指導曲集第3巻)を早く弾いてみたくてうずうずしていたので弾いてみました。課題はいろいろあるのですが、初見で全曲弾けました。ピアノでおなじみの曲(「バッハのメヌエット」として知られているペッツォルトの「メヌエット」など)もありますし、高校のオケでも弾いていたバッハの管弦楽組曲第3番のガヴォット(「まっかな秋」に似た曲ですね。)もあります。この楽譜で一番難しいはずのバッハの「ブーレ」も弾けてしまいました。
なのでさくっといけそうです。もう第4巻を購入しておいたほうが良いかもしれません。第2巻を購入した時はヴァイオリンを再開したばかりで課題が多すぎて簡単な曲を弾くのも大変でしたが、それでもレッスンではほぼ一発で合格していました。まあさくっと進んでいたと思います。
カイザーのほうは曲にもよりますが今練習している4番は先日も書いたように大変難しいです。簡単な曲から難しい曲へ、という順番になっているとは思えません。練習は音階練習とカイザー中心に時間をかけて行い、”曲”のほうは気分転換に行っているような状況です。宿題の”曲”は鈴木第2巻の「ガヴォット(リュリ)」「メヌエット(ベートーヴェン)」「メヌエット(ボッケリーニ)」ですが、先生にも「どんどん譜読みしてください。」と言われていることもあり、ほかにも練習しています。
練習できる日や時間が限られるので宿題中心にせざるをえませんが、可能ならいくらでも練習できそうです。練習できる日でも2~3時間ですが、たまに4時間練習してもまったく苦になりません。もちろん音階練習やカイザーは疲れますが・・・。

自分にもっと音感があると良いとは思いますが、少しは初見視唱で鍛えたことが役に立っていると思います。カイザーはYouTubeで聴いていますが、何度も聴いているわけではありませんし、練習場所にはピアノがないので(ピアノでの)音の確認はできません。
そういえばカイザーももしかしたらNAXOS MUSIC LIBRARYで聴けるかも?と調べてみたら聴けました。今やっている4番は練習曲ではなく普通の曲のような感じで演奏されていますね。かっこよく弾けたら素敵な曲だと思います。毎日練習できないのは残念ですが、カイザー4番は左手で指板を音がするくらい押さえる(叩く?)ように言われていますので、自宅で左手だけの練習をすれば良いと思います。(まだやっていませんが。苦笑)

限られた時間で効率の良い練習をするように心がけていますが、子供時代は時間を気にせず練習できていました(ピアノ練習ですね)。練習のポイントを押さえていなかったので効率が悪かったかもしれませんが、”宿題”以外の曲をたくさん弾いていたのはレッスンには直接役に立たなかったかもしれませんがこれはこれで良かったと思っています。譜読みは正確ではありませんでしたし、いい加減に弾いていたことがあとあとまで影響していたのも事実ですが。自分で勝手に弾いていた曲の数々、レコードなどで聴いていたわけではなく、自力で譜読みして曲想を考えていたわけです。そのうちの何曲かは姉が弾いていたのでそれを聴いたうえで譜読みしていましたが、曲名に惹かれて練習していたものも多かったです。またピアノピースなどの楽譜をお小遣いで購入していました。バッハインヴェンションも子供時代のレッスンでは弾いたことがなかったのですが確か小4の時に購入しています。理由は”インヴェンション”という言葉がかっこよかったから!(笑)
母からは練習内容について「あんたの弾き方はまったくいいとは思わない。」と言われただけで細かいことを指摘されるわけではなく、とにかく心の赴くまま自由に弾いていましたね。娘たちには練習内容にたくさん口出ししてしまいました。その結果効率的に上達したかもしれませんが、自分から楽譜を購入するようにはなりませんでした。

話は鈴木の教本に戻ります。噂によると4巻あたりからだいぶ難しくなるようなのですが、割と好きな感じの曲が多いようなので(特にバロックの)楽しみです。”名曲集”とは違って今の自分にとって弾きやすい曲が続くので楽ですね。”名曲集”は弾ける曲もあるけれどとても無理な曲のほうが多いですから。

こちらは第2巻の「ロングロングアゴー」です。以前この曲のことを記事にしたことがありました
鈴木の教本第1巻にも載っているらしいのですが(私は第1巻を持っていません。)、第2巻の「ロングロングアゴー」は変奏付です。





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「狩人の合唱」ウェーバー [ヴァイオリン]

ウェーバーのオペラ「魔弾の射手」の中の「狩人の合唱」。鈴木慎一ヴァイオリン指導曲集2巻に入っています。
「魔弾の射手」の中のエンヒェンのアリア"Kommt ein schlanker Bursch gegangen"は昔声楽レッスンで歌ったことがあります。この頃はこの曲のCDやビデオなど持っておらず、自分でピアノを弾いて音取りをしていたのでちょっと苦労しました。今はYouTubeですぐに確認でき、便利ですね。
レッスンから何年か経って、NHKBSでオペラを見ることができました。日本語だったのでドイツ語の勉強にはなりませんでしたが、それでも何とか感じをつかむことができました。
このオペラの序曲は讃美歌にもなっていますが大変ポピュラーですね。「狩人の合唱」もポピュラーだと思いますが私自身はこの部分だけを聴いた経験はほとんどありません。この記事を書きながらはじめてまともに聴きましたが男性合唱(狩人だから)とホルンで景気良い雰囲気の曲ですね。”狩りのホルン”を思い浮かべて練習していました。”狩りのホルン”が出てくる曲(ブルグミュラーのピアノ曲「狩り」とか)、結構好きです。

小学校の音楽室に貼られていたウェーバーの肖像画は私の亡父にそっくりでした。それと似た肖像画もありますが、それほど父に似ていません。それでもウェーバーというと何となく父を思い出してしまいます。(父はクラシック音楽とは縁がない人でした。)

ヴァイオリンでの「狩人の合唱」、鈴木教本の第2巻の最初のほうですが意外と難しいです。後半の景気の良いところで「レドラ、レドラ、レドラ、レドラ」と続くのですが、指がもつれそうになりました。





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ヴァイオリン関連の買い物と「妖精の踊り(パガニーニ)」 [ヴァイオリン]

目が覚めたら雨が降っていました。今日はヴァイオリン練習に行こうと思っていたので残念です。
梅雨のシーズンが憂鬱ですが、ついにヴァイオリン用レインカバーを購入しました。(正確にはヴィオラ用)

バイオリンケース用・Vn-02 レインカバー三角(グレー&グレー)

バイオリンケース用・Vn-02 レインカバー三角(グレー&グレー)

  • 出版社/メーカー: 日光商事株式会社
  • メディア:



私が購入したものと生地が違うのですがこんな感じです。表のグレーの部分がチェック柄でサイドが黒、f字孔と縁取りは茶色に近いピンクです。f字孔の部分は反射素材が使われています。
他の方の感想からヴァイオリン用では私のケースには小さいかもしれないと思いヴィオラ用を購入しましたがそれで正解だったようです。もしかしたらヴァイオリン用でもいけたかもしれませんが、意外と厚みがあるケースなのでヴィオラ用にしてみました。
カタログが同封されていましたが共布の楽譜用トートバッグがほしくなりました。雨の日に楽譜が濡れないようにするのも面倒ですね。
ヴァイオリン用レインカバー、一体型ポーチ付きでくるっとまとめることができますが、たぶんそれは濡れた時しか使わないと思います。乾いた状態で持ち歩くときは私のケースの収納部分(ケースと同じ面積の表の部分で薄いものなら入るため今は弦のみ収納しています。)に少しだけ折りたたんで入れ、外出先で濡れたらポーチに入れる予定。
いずれにしても大雨の日は練習に出かけることは避けますし、小雨の時や急な雨の時、そして雨の日のレッスンの時などに使うことになるでしょう。
レインカバー、もっと早く購入したかったのですが、デザインやサイズのことで悩んでいました。満足できる可愛いものが手に入りうれしいです。

もう一つAmazonで購入したのが鈴木の教本の3巻。


スズキメソード 鈴木鎮一 ヴァイオリン指導曲集(3) 新版[CD付]

スズキメソード 鈴木鎮一 ヴァイオリン指導曲集(3) 新版[CD付]

  • 作者: 社団法人 才能教育研究会
  • 出版社/メーカー: 全音楽譜出版社
  • 発売日: 2009/09/15
  • メディア: 単行本



ガヴォットが4曲も入っています。(バッハが2曲、あとはマルティーニとベッカー)2巻でも2曲入っていました(トマとバッハ。バッハは例の「ミュゼット」ですが本来ガボットの中の曲ですね。)
ガヴォットについて学ばせる意図でもあるのか、と感じますがどうなのでしょうか?

さて今日の録音は鈴木教本の2巻にあるパガニーニの「妖精の踊り」。パガニーニというと超絶技巧の難しい曲を連想しますが、これは簡単に編曲されたものです。”妖精の”というと何やら美しいイメージですが、曲想はそのイメージとはかけ離れていますし、「魔女の踊り」のほうが正しい訳になると思います。イタリア語ではLe Stregheという曲名で7分以上ある超絶技巧の曲です


今後もう少し上達したとしても超絶技巧には縁がないと思います。パガニーニでもほどほど簡単な曲もあるのでしょうか?










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二人の擲弾兵 [ヴァイオリン]

このブログ、すっかりヴァイオリンブログのようになってしまっています。
ブログ名の近くに記載しているように私にとって一番長く関わっているのは声楽なのですが、このところヴァイオリンがメインになっています。自宅で充分な練習ができないのはどちらも同じなのですが、ヴァイオリンのほうが長時間の練習が可能で、今のところ練習すればするほど確実に上達するため、今はどうしてもこちらに偏ってしまいます。
ここ何年か軽い曲を除いて声楽らしい曲?をあまり歌ってこなかったこともあり、高音が厳しくなってきました。”更年期”と呼ばれる年齢なのですが、この時期にさしかかることをずっと恐れてきました。”更年期”になると高い声が出なくなると思っていたのです。でも今の私が声が出ないのは”更年期”だからではなく、努力(練習)を怠ってきたせいです。自宅で充分な練習ができない環境ではやむを得ないと割り切っています。同じく”更年期”の知人や友人でも合唱などを通して練習を重ねてきた人たちは高音がきれいに出せています。
声楽のほうも何とかしたいのはやまやまですが、今はヴァイオリンにいろいろな意味でエネルギーを割いていますし、またおいおいとヴォイストレーニングを受けたいものだと思っています。

今カイザー4番と5番を練習しています。5番は演奏しやすいのですが4番は非常に難しいです。特に左手の音程の取り方が難しいです。薬指(3の指)と小指(4の指)の間をめちゃくちゃ広げる音程がたくさん登場し指がどうにかなりそうです。第1ポジションの基本の指使いのままではあるのですが、何か所も無理な(?)音程が登場します。しかも何回も転調し音の取り方が難しいところが多いです。
一六分音符の連続ですが一小節スラーになっていますし、ところどころアクセントをつけないといけません。今はゆっくりめでスラーは1拍分或いは2拍分にして練習しています。この練習曲を克服したら大変な実力が身に付きそうです。
先生には「エチュードだけでも構わないです。」と申し上げています。カイザーのほかに音階練習(小野アンナの音階教本)をやっていて3月はC-durとa-moll、今はF-durとd-mollですが、これをめちゃくちゃ丹念に行っているのですね。正直今やっているレベルの”曲”のほうは自分で解釈して練習可能なため、技術的なことを教えていただく必要のあるエチュードを中心に見ていただくほうが良いと思っています。”曲”をなしにするわけではありませんが、エチュードをどんどん進めて行くことになりました。
また”曲”のほうですが、私は鈴木の教本(第2巻)をレッスン前に購入していたので現在はそれを使ってレッスンを受けています。購入理由はピアノ伴奏がついているからで、ピアノの人と組むのに好都合だったからです。2巻終了が見えてきたので次をどうしたら良いかお聞きしてみました。他の生徒さんにも鈴木の教本を使っておられるとのことで第3巻を購入することにしました。やはり初心者が無理なく進めていくのに最適な教本だと実感しています。

さて、今回の録音ははじめての体験レッスンで見ていただいた曲、シューマンの「二人の擲弾兵」です。前回の「ブーレ(ヘンデル)」同様、社宅の友人とヴァイオリンを弾いて遊んだ時に友人が弾いていて知った曲です。恥ずかしながら割と最近まで声楽曲だという意識もなくヴァイオリンの曲だと思っていました。シューマンの声楽曲と言えば「詩人の恋」「女の愛と生涯」「ミルテの花」・・・などで「二人の擲弾兵」は手持ちのCDにもなく、歌う機会もなく、コンサートで聴く機会もなく、楽譜もなく・・・という状況でした。最近よく組んでいる方の楽譜にあったので遊びで歌ってみましたがヴァイオリンの楽譜にないメロディーが登場し初見では無理でした。その時はヴァイオリンの楽譜も持っていませんでしたし、ヴァイオリンの友人の楽譜(鈴木第2巻)を見せてもらったのも今から20年くらい前のことでした。簡単になっていたためヴァイオリン譜のメロディーはほぼ覚えていましたが、さすがに原曲は難しいです。
「二人の擲弾兵」はハイネの詩による歌曲で曲中にフランス国歌「ラ・マルセイエーズ」が出てきます。
体験レッスンから4か月後久しぶりに弾いた演奏です。


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再びヘンデルのブーレ(HWV363)の話題 [ヴァイオリン]

前の記事同様子供用(初心者用)教材のような扱いを受けているバロック曲の話題です。

もう12年も前になるのですがヘンデルの「ブーレ(Bourree)」に関する記事を書きました。
コメント欄でこの曲はHWV363a(オーボエ・ソナタ ヘ長調)またはHWV363b(フルート・ソナタ ト長調)の第4曲であることを教えていただきました。
記事の中で鈴木メソードの楽譜について触れましたが、やはり鈴木慎一ヴァイオリン指導曲集第2巻に入っていました。レッスンを受け始める前にこの楽譜を購入した理由の一つにこの曲が挙げられるくらい好きな曲です。鈴木メソードで使われていることを知ったのは、以前住んでいた社宅の友人(鈴木メソード出身)とヴァイオリンを一緒に弾いた時に楽譜を見せてくれたからです。
あらためていろいろな演奏動画を見ていますが、ピアノ独奏やヴァイオリン独奏(ピアノ伴奏付)はゆっくりめの演奏が殆どで、オーボエソナタ・フルートソナタとして演奏される古楽演奏はすっきりとした快速の演奏が殆どです。
ピアノはともかくヴァイオリンの場合音作りが大切になってくるので、初心者のゆっくりの演奏は仕方がないのかもしれませんが、プロの演奏でも非常にゆっくりとロマンティックに演奏しているのを聴きました。
音作りができていない私がレッスン(体験レッスン後初めてのレッスンで見ていただきました。)で速めに弾こうとしたら先生に「ゆっくり」と言われました。でもおそらく先生も原曲を聴いておられないかな?と思います。バロック曲のアンサンブルを数多くこなされているようですが・・・。

レッスンから3か月経って久しぶりに弾いた演奏です。(ヴァイオリン)鈴木メソードの一般的な演奏よりは速めですが、本当はもっと速くしたいです。


鈴木慎一ヴァイオリン指導曲集第2巻(全音)の楽譜はプレ・インヴェンション(全音)のピアノ譜より簡単になっているので後半がちょっと違います。

12年前のピアノ演奏です。古楽演奏はこれくらいの速さが普通です。



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イギリス組曲第3番ガヴォット~ミュゼット [ヴァイオリン]

タイトルの曲をグールドの演奏で初めて聴いたと思います。

リトル・バッハ・ブック

リトル・バッハ・ブック

  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
  • 発売日: 1993/10/10
  • メディア: CD



さんざん聴いたのでこのCDに収録されているのは確かだと思います。(CDをしまいこんでいてすぐに確認できませんが・・・。)なので私にとってこの曲はグールドが基準になっています。イメージはキレのある速めの演奏です。

私は「イギリス組曲」の楽譜を持っていませんし、「フランス組曲」のように通して聴いたり弾いたりしたこともないのですが、とにかくグールドの演奏で第3番のガヴォット(IとⅡ)を聴いていました。”大人の曲”のイメージだったのに、某音楽教室のピアノ教材で「ミュゼット」を見かけた時は驚きました。しかも歌詞がついていたのです。(素敵な音楽~みたいな内容)ピアノを始めたばかりの幼児用の教材で、だいぶ簡単になっていたと思います。幼児用とは言っても音感教育で有名な教室の教材ですしその時期にこの曲を使うということに意味があるのでしょう。
その後何年か経ち子供用発表会用のピアノ曲集(ソナチネ後半程度)でまたこの曲(ガヴォット~ミュゼット)を見かけました。(上の教材もこのピアノ曲集も娘が使うために購入)私が今使用している鈴木慎一ヴァイオリン指導曲集第2巻にも「ミュゼット」が掲載されており、子供用・初歩の曲みたいな扱いを受けている気がしてきました。もちろん子供時代や初歩の時期に”名曲”に触れるという意味で重要なのかもしれません。しかし私にとってはグールドを通して”大人の曲”のイメージができあがっていたので、ちょっと意外な感じがしています。

この曲の中の長調の部分がです。第3番は全体がg-mollでミュゼットの部分はG-dur、ガヴォットを通して聴くと(弾いてみると)Andante pastoraleでほっとできる部分ですね。ガヴォット~ミュゼットの部分だけ子供用のピアノ譜が手元にあるので確認しながら書いています。ミュゼットが終わるとまたg-mollのガヴォットに戻るという構造です。
ミュゼットとはふいごのついたバグパイプのような楽器らしいのですが、曲の中でもG音のドローンがバグパイプを思わせますね。
この子供用ピアノ譜(子供用と言っても特に簡単になっているわけではありませんが)では曲名が「ガヴォットト短調」になっていて、ミュゼットの部分にはAndante pastoraleとあるだけで「ミュゼット」とは書いてありません。

前置きが長くなりました。
鈴木慎一ヴァイオリン指導曲集第2巻は初歩の曲集ですが(第1巻は「きらきら星」とか)、2曲目に「ミュゼット」が登場します。曲名は「ミュゼット」になっていて「ガヴォットト短調」とは書いてありません。
上に書いたピアノ曲にも鈴木の教本にも作品番号や「イギリス組曲」の記載はまったくありませんが、どこかに書いてほしいですね。他にもガヴォットやミュゼットはありますし。

私の演奏による「ミュゼット」ですが、レッスンでは”美しい音”を出すのが先なのでゆっくりのテンポで弾いています。レッスンのポイントとしてはフォルテとピアノの差を出すこと、そのための弓の使い方が第1に挙げられます。私としてはアウフタクトを意識してより舞曲らしく演奏したかったのですがあまり反映されていません。(苦笑)
この録音はつい最近のものでレッスンから2か月後の演奏です。この「ミュゼット」はヴァイオリン初心者にとって弾きやすいようになのかD-durとなっています。上で”G音のドローン”と書きましたがD-durなので”D音のドローン”になりますが、その部分はピアノ伴奏が担当するためこのヴァイオリン演奏(無伴奏)には出てきません。


この記事を書くことによってあらためて「イギリス組曲第3番」を通して聴いています。
NAXOS MUSIC LIBRARYで手始めにに鈴木雅明、グスタフ・レオンハルト、セリーヌ・フリッシュの演奏を聴きました。
NMLの画面ではⅤ Gavotte Ⅰ-Ⅱと出てくるだけでMusetteの記載はありません。CDの目次には記載されているかもしれませんが。Ⅱが「ミュゼット」なのでしょうか?

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「ミニヨンのガヴォット」・・・ピチカートが成功してうれしい! [ヴァイオリン]

いつもと違うカラオケに行きました。最寄駅から4つ目の駅の近くですが、今日はいつものカラオケが混んでいてあきらめていたところ、たまたま行った家電量販店の近くにあったため寄ってみました。
平日昼間600円でフリードリンク付き3時間コースです。3時間で終わるならいつものカラオケよりちょっと安いですが、いつものところは11時から20時までやっても670円(300円+フリードリンク470円)ですからやはりこちらのほうが安いです。ただ、実際そんなに長時間利用することはないし、どんなに長くても4時間でしょうか。大抵は2~3時間です。電車に乗ってまで今日のところに行くことはないですが、壁のポスターを見たら平日開店の10時から11時の間に入店したらフリードリンク付き3時間で450円とあり心惹かれました。いつものぼろいカラオケと違いドアもしっかりしていてまったく雑音が入らず、何しろ明るいため楽譜をしっかり見ることができます。かなり街中ですが、おんぼろカラオケと違ってガラガラでした。他にお店がたくさんあるせいでしょうか?そこはパチンコ店とかボーリング場が入った複合娯楽施設の中にあります。

カラオケの話からしましたが、実はレッスンの後でした。レッスンは某音大の音楽教室のため、そこの練習室を借りることもできます。30分で500円。よく調整されたグランドピアノが各部屋にあってピアノの練習に借りたいと思ってきましたが、いざ会員になって(レッスン生は自動的に会員になる)使えるようになってみるとそこまでしてグランドピアノを借りるほどのことはないので、まだ2回しか借りていません。30分で500円は高いようですが、よく調整されたグランドピアノを借りることができてこのお値段は安い方だと思います。
本当は住んでいる地域の文化会館やコミュニティーセンター(公民館)の音楽室を借りてみたいのですがこれがハードルが高いのです。何かのグループで登録しないと借りることができなかったりしますし個人には貸してくれないところが多いです。借りることができても「急に思い立って・・・」は無理。
ピアノを使うならともかく、ヴァイオリン練習にはカラオケで充分、というかカラオケが良いです。
私がいつも使っているところはほとんどの部屋が鏡張りで、フォームの確認ができます。
ただ、やはり音の確認のために鍵盤楽器があったほうが良いですが、私の場合楽器+譜面台+楽譜で大荷物になるため、小さな鍵盤楽器(ピアニカとか)ですら持って行くことは不可能です。そんな時はスマホのアプリを使えば良いのでしょうか?

話が長くなりました。頑張った甲斐あって今日はレッスンもなかなか良かったのですが、その後練習したカラオケの音響が良くて気分よく弾けました。何曲も録音してしまいましたが、今日一番の難曲トマの「ガヴォット(ミニヨン)」のラストのピチカートが奇跡的にうまくいきうれしくなってしまいました。とにかくスタッカートの練習が厳しかったのですが最後の最後に出てくるピチカート、弓を持ったままリズムを崩さずに(また勝手に休符を入れたりせずに)ピチカートモードに入って、しかも分散和音で弾くのは大変でした!高校のオケでやったピチカートははじめから最後までピチカートだったし、単音だったので楽ちんでした。今回の「ガヴォット」のピチカート演奏時、弓の毛箱(フロッグ)がヴァイオリンの表板に当たりそうで怖かったです。




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カラオケボックスでの練習 [ヴァイオリン]

11月中旬頃Amazon Primeで「G線上のあなたと私」というドラマを初めて見ました。
ちょうどヴァイオリンを再開して一か月くらい経過した頃でしたが、このドラマがレッスンを受けるきっかけになっています。題名からもおわかりいただけるかと思いますが、「G線上のアリア」を通して出会った3人(4人?)がそれぞれの抱える問題をヴァイオリンレッスンを通して解決し、つながっていく様子が描かれています。題名に惹かれてずっと見たいと思っていたドラマでした。内容も良かったのですが、最近のヴァイオリングループレッスン(ヤマハ)の様子とかヴァイオリン関連グッズ(ケース、チューナーなど)など興味深い部分が多かったです。私もグループレッスン受けたいかも、と思ったほどです。


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  • 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
  • 発売日: 2020/03/27
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原作はいくえみ綾のコミックです。


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  • 作者: いくえみ綾
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2021/03/08
  • メディア: Kindle版



3人が練習する場所としてカラオケボックスが出てくるのですが、ドラマでは”まねきねこ”でした。
とてもきれいな部屋ですし、お料理がくら寿司みたいに超特急で(無人で)部屋に来るのはすごい!と思いました。

実は私の練習場所もカラオケボックスです。以前から声楽の練習やヴァイオリンをカラオケでしたらどうかなあと思っていましたが、利用するようになったきっかけはちょっと前の記事で書いた弓の毛替えの職人さんの勧めです。毛替え後カラオケボックスに直行しましたが、それ以来そこを利用しています。
それまでリコーダーの練習をする必要があり、近場のスタジオを借りていました。1時間500円で格安だと思いましたが、今となっては高く感じます。そこでも楽器店のスタジオを借りるよりは安いです。
そのスタジオは昔ミュージシャン(ロック?)だった方が経営しておられ、魅力は自宅から近く夜24時まで営業していることでした。利用したのは1か月程度だったでしょうか?とてもありがたい場所で今後も利用しようとは思ったのですが、暗いのがネックでした。ロックの方々は楽譜を見ないのでしょうか?あれでは楽譜を見ることはできません。またアップライトピアノはとんでもない状況(たぶんほとんど使われていない。)でした。バンドの練習には良いのでしょうけれど。オーナーさんはとても良い方でしたが、たばこ臭くコロナ対策をしているのかどうかもかなり疑問でした。
その点今行っているカラオケボックスは良いです。平日昼間のフリータイムが300円と安いのでそれをよく利用しますが、それにフリードリンクで合計760円。おなかがすいたら何か注文できますし、持ち込みも自由です。
ただ、やはり問題が。前述のスタジオよりは明るいのですがやっぱり暗めです。「G線上のあなたと私」みたいな明るいカラオケボックスだったら良いのに・・・。
それとこのカラオケボックスはすごくぼろいのです。床が抜けそうなところがあるし、どの部屋もドアの取っ手がこわれていて完全に閉めることが不可能。つまり音が漏れまくっています。自分では閉めたつもりでも気が付くと開いていることが多いです。
それでもこのカラオケボックス、店長さん(たぶん)がとても良い方で、足しげく通っているせいか何かと融通を利かせてくださるのです。はじめから楽器演奏に嫌な顔されませんでしたし。
二つ隣の駅の近くのカラオケボックスは全国チェーンの有名なところですが、楽器を持っていたら「楽器演奏をします。」という前から、「途中で出ていただくことがあります。」みたいに言われました。これはこれで仕方ないかもしれませんが。結局大丈夫でしたし、私の隣の部屋ではホルンの方が練習していました。ここも徒歩圏内ですがこれ以来行っていません。
このコロナ禍でカラオケに足しげく通うのもどうかと思いましたが、自分自身はほとんど歌を歌わず、ひたすらヴァイオリン練習をしています。
最近は近隣のカラオケが閉店したとかで平日でも混むようになってきました。春休みということもあるのでしょう。

ヴァイオリンの先生にカラオケで練習している話をしたら、そういう人は結構多いとおっしゃっていました。ミュートをつけたら自宅で練習できるかもと淡い期待をしましたが、思ったほど音が小さくならないし、やはり思い切り音出し可能な環境でゆっくり練習できるほうが良いと思いました。

そんなわけで一昨日録音した「カイザー3番」ですが耳を澄ますと他のカラオケの音が聞こえると思います。スタッカートが課題なのですが、自分が思っていたスタッカートよりは音長めで良いらしいです。ピアノでも声楽でもスタッカートの長さってあまり気にしたことなかったですね~。
月一回のレッスンで宿題がいっぱい出ているのですが今取り組んでいるトマの「ガヴォット(ミニヨン)」もスタッカートがたくさん出てきます。
「カイザー3番」最後は重音で終わるのですが、それも難しいです。
本当は楽譜どおり全部演奏したいのですが、長いと切らなければならなくなるので短縮ヴァージョン(レッスンでは短縮ヴァージョンで良いと言われているのに私は全部練習しています。)での演奏です。32秒あたりちょっとおかしくなっています。無料のアプリで録音しているせいか一瞬切れています。いくつか録音しましたが重音がうまくできていなかったりいろいろあって、この日に録音した中では一番ましかな?という録音です。だいぶスタッカートがうまくなったと思ったのですが、聴いてみるとイマイチです。



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今日の日記(歯科通院とヴァイオリンのこと) [ヴァイオリン]

午前中歯科医院に出かけました。詰め物が取れたので通院しているのですが今日は二回目で型取りの日でした。この歯科医院は転居して間もなかった一昨年のお盆に初めて行ったところです。その時の治療に満足したため今回もそこにしました。徒歩圏内にもたくさん歯科医院があり、徒歩三分くらいの場所に大変有名(らしい)歯科医院もあるのですが。さすがに徒歩圏内の医院よりは遠いですがまあまあ近いです。
今日大変驚いたのは型取りの方法です。今までは寒天を使用した素材を使って型取りされてきました。私はこれが大変苦手でした。変な味ですし(慣れましたが)、型取りの後固まったカスが口の中や周りに残るのも嫌でした。何より私の口に合う型(金属の)がなかなかないようで片方の歯につき数回は試されるのが普通でした。型取り後も「もう一回お願いします。」とまた型取りされていました。
それが今日の型取りはカメラ?を口の中に入れ、3D(?)で撮影。後で撮影されたものを見せていただいたら、自分の歯が大写しになって出ていて非常に恥ずかしかったのですが、とにかく寒天と金属の型を使用した従来型とは違う型取りに驚きました。
今回の詰め物は自費のセラミックなのですが、もちろん高額で5万5千円もします。悩みましたが、虫歯になりにくいとのことでそれに決めました。今までみたいに取れやすかったら困るのですが、取れにくいとの言葉を信じたいと思います。一応5年間保証がついています。

話はヴァイオリンの話になります。今日は朝から小雨が降っていましたが午後からは晴れるらしいとのことで楽器を持って出かけました。傘を持っていけばよかったのですが荷物になるため置いていきました。楽譜と譜面台で結構重くなるのです。譜面台はかなり軽量で机の上に置けるタイプ。最近購入し外での練習時は下の台は家に置いて持ち歩いていました。しかし前回のレッスンでやはり立って練習するほうが良いと思い、下の台も持って行ったら少し重かったです。
譜面台はこれです。





練習場所にも徒歩で行くため(今日は歯科医院の後だったため電車も使っています。)雨天だと大変困ります。今日は結局ビニール傘を購入する羽目になりました。やはりヴァイオリン用レインコートを買う必要があるのでしょう。私がほしいと思っているレインコートのサイズが小さいと評判で、ヴァイオリン用にするかヴィオラ用にするかで悩んでいます。私のケースは結構厚みがあるしヴィオラ用が良いかもしれません。

またヴァイオリンを持っている時、トイレに困ることがよくあります。今日も駅ビルのトイレを使用しましたが、普通のトイレは内側にドアが開くタイプで大変狭く楽器を置く場所がなかったので多目的トイレを使用しました。こういうことはよくありますね。多目的トイレがあったからよかったですが、普通のトイレしかない時は何とかそこを使うしかありません。困ることというか悩みの種はトイレのどこに楽器を置くかです。背負ったままはまず無理ですし(苦笑)、荷物用のフックはカバン(いつも持ち歩くカバンと楽譜用トートバッグ)をぶら下げるだけで精一杯。幼児用の椅子などに置くこともありますが、とにかく床には置きたくありません。皆どうしているのでしょうね。
こういうことは練習場所に車で出かけていた時にはあり得ないことでした。楽器などの荷物は車の中に置いておけばよかったので。

今日の録音は何年も弾き続けてきたカイザー1番です。今3番をやっていますが、音取り自体は3番のほうが楽なのでは?と思えてきました。何年も弾いているのに正確な音程を取るのが非常に難しいです。今までも1番はヴァイオリンで何かの曲を弾く前の準備体操みたいな位置づけでしたが、きっとこれからもそうなのだろうと思います。カイザーの他の練習曲もなかなか良いメロディーですが、準備体操にはやっぱり1番、と感じます。



容量の関係で途中で切っています。

こちらは10年ちょっと前のこの記事に載せた録音。中国製ヴァイオリンの演奏でICレコーダーの録音です。思ったより悪くない演奏ですが、音取りを勘違いしたまま演奏しています。


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スマートフォンで録音&MP3変換した演奏 [ヴァイオリン]

二つ前の記事でスマートフォンで使っている音楽系アプリの話をしましたが、新しく録音・編集したものをアップロードしたいと思います。前回の記事の時は著作権絡みでアップロードできませんでした。
曲は「ブラームスのワルツ」です。(ワルツ15番 op.39-15)
ピアノ演奏での最後のほうに登場する3連符の部分は省略されています。本当はピアノ伴奏付ですが私のヴァイオリン独奏です。

演奏は以前よりはましになったというレヴェルです。10年くらい前にアップロードしたものを久しぶりに聴いてみたら演奏はともかく録音がひどすぎでした。(ICレコーダーで録音)演奏も未熟でしたが、レッスンに通ってなくてそんなに練習していなかった割には良かったんじゃない?という感じです。
月一回(90分)のレッスンを3回(45分の体験レッスンを含めると4回)受けた今のレベルでの演奏です。ちなみにこの曲はこの前はじめてレッスン受けました。90分もあるし、”曲”はいろいろ独学で予習しているので複数曲見ていただき、主に”音作り”が中心のレッスンです。
月一回なのでゆっくり練習できますが、毎日練習することはできず、どうしても言われたことを忘れがちです。最低限のことは先生が書き込んでくださっており、自分でも可能な限りメモしますが・・・。

この「ブラームスのワルツ」、中間部のpからfへの盛り上がりをもっとダイナミックに出したいのですがボウイング技術が未熟なためうまくできません。時々他の弦の音が鳴ったりしているのもそのせいですね。今後の課題です。(・・・というか早く何とかしたい!)



話は音楽ではなくスマートフォンのアプリの話に戻ります。・・・というかスマートフォンとパソコンで連動しているアプリ(ソフト)の話。
Enriqueさんの今朝の記事で思い出しました。
前回の記事でCookPadの話をしましたが、無料会員なのでお気に入りレシピの登録が少ししかできません。何とかならないか調べたら、Evernoteを使う方法が出てきたのでそれを使っています。とにかくCookPadやNadiaなどの料理サイトにはたくさんのレシピが掲載されていていて、毎回のように検索して良さそうなものを選択しているのですが、とても良いものはお気に入りに入れたいのですね。そのとても良いレシピも数多く、再び検索してもうまく出せないかもと心配になります。有料会員になれば良いのかもしれませんが今はEvernoteで十分です。
はじめパソコンのEvernoteに取り込んでみました。慣れない時は苦労しました。印刷機能でPDFに保存後に取り込みます。パソコンの位置がキッチンから離れているため、スマートフォンで見たいと思っていたところそちらにもアプリがあり、パソコンで取り込んだものを見ることができました

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俳句とヴァイオリンの話(無関係な話題です) [ヴァイオリン]

ブログを再開しましたが、毎日のような更新はさすがに無理ですね。何か記事を書こうと思うとエネルギーが要ります。今日の話題はまったく脈絡ないですが俳句とヴァイオリンの話。

一昨年知り合ったAさんから俳句を勧められ、最近何とかひねり出したものを見ていただきました。そもそも俳句には向かない人間だと思うのですが(どちらかというと短歌のほうが向いているように思います。)あまりにも強く勧められ、話のタネのために何とかひねり出したと言った方が良いでしょう。自分としては初めてにしてはまあまあかもと思ったりもしましたが、どんなに考えても二重季語になってしまい、難しさを痛感しました。それでもアドバイスをもらえることを期待してひねり出したものを見ていただいたわけですが(Aさんと私に師弟関係はないです。)、添削?のように書いていただいた句は私が考えたものとは全く別なものでした。
実は私の夫も俳句をやっていて偶然Aさんと同じ会の会員なのですが(知り合いではないです。)、夫も句会で立場が上の方にまったく違う句に手直しされたことが多いのです。俳句の世界とはそういうものなのでしょうか?
ちょっと違うかもしれませんが、以前近所で華道を習った時、ほとんど生けてもらっただけのことも結構ありました。まあほとんど材料費だけみたいなお稽古だったので、これも仕方ありません。
両方とも「師のやり方を見て覚えていく」みたいな感じでしょうか?
俳句の話に戻りますが、今後もAさんとの話のタネのためにひねり出してみたいと思います。Aさんに添削していただくこともあると思いますが、自分で作った俳句はつまらないものであっても自分の中で大切にしたいと思っています。

最近音楽練習で一番時間をかけているのはヴァイオリンです。ピアノもヴァイオリンも歌と違って長時間練習できるのが良いですね。
ただ、ヴァイオリンも結構疲れるのです。楽器をはさんでいる顎が痛いですし、楽器を支えている左手が疲れてしまって、本当は楽器を水平にしておきたいのにどうしてもネックの部分が下がってしまいます。高校時代使っていた楽器はそんなに疲れなかったのでもしかしてサイズが3/4だったのでは?と思うこともあります。私が年をとったから疲れやすいのではありません。大学時代に中国製ヴァイオリンを購入して弾いていた時もやはり疲れました。中国製だから作りが雑で少し大きめなのかもしれないとも思いましたが今使っているスズキヴァイオリンでも同じような感覚です。母校の備品のヴァイオリンは同窓生である母が高校時代音楽の授業で使っていたそうなのですが、昔の女子高生の体格に合わせて3/4だったのかもしれない、と思っています。それに私の記憶ではラベルに3/4と記載されていたように思います。
ヴァイオリンレッスンでの課題の話は置いておいて、やってみたい曲の話をしたいと思います。
すでに独学で弾いている曲ですがやはり「G線上のアリア」を美しく弾けるようになりたいです。
ただ”G線”ではなく「管弦楽組曲第3番」の原曲ヴァージョンで主にE線とA線を使って弾きます。
初心者にはG線で弾くのは難しく、原曲ヴァージョンのほうが楽に弾けると思うのですが、どの楽譜も”G線”用になっています。何かの会で披露するためにピアノ伴奏付で原曲ヴァージョンがないかと探し求めたらありました!


ヴァイオリン・ソロ/ピアノ伴奏 ヴァイオリンで奏でる クラシック&ポピュラー選集 (楽譜)

ヴァイオリン・ソロ/ピアノ伴奏 ヴァイオリンで奏でる クラシック&ポピュラー選集 (楽譜)

  • 出版社/メーカー: ケイ・エム・ピー
  • 発売日: 2019/10/23
  • メディア: 楽譜



今までは「管弦楽組曲」のスコアを見て練習(一応見て弾いていた時期もありますが最近は見ずに弾いて悦に入っていました。)していたのですが、この楽譜だとボウイングとか指使いが書いてあるので練習しやすいですね。近い将来披露できるようになりたいものです。

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久しぶりに書いてみました(近況報告と主にヴァイオリンについて) [ヴァイオリン]

あまりにも久しぶりでログインがちょっとだけ大変でした。IDは覚えていたのですが、So-netブログでなくてSSブログになっているなんて知りませんでしたし、プロバイダも今はSo-netでないのでもうログインできないのかも、と思いました。新しいものを立ち上げても良いのかも知れませんが、とりあえずここで続けようと思います。
前回からの間が数年以上開いてしまったのは忙しかったというのが大きな理由ですが、以前は家族でパソコンを共有していたので自分が使える時間が少なかったのですね。ブログを始めたばかりの頃は使いやすかったのですが、年々家族が使用する時間が長くなってきました。また、家族と家族以外の身内(姉)がブログの存在を知ったため、いろいろと面倒になってしまったというのもあります。夫にはブログを書いていることをはじめから言っていましたが、ブログ名までは言っていなかったのにある時知られてしまい、姉の時と同様特に問題はないものの、身内が見ていると思うと気恥ずかしさもあってなかなか更新する気になれませんでした。あと、娘(長女)はだいぶ前に存在を知っていたみたいです。まあパソコンを共有していたらそうなりますよね。(苦笑)

前回から引っ越しをしてだいぶ環境が変わりました。今はパソコンを共有していないのでブログを書きやすいのですが、忙しいのは相変わらずなので毎日のように更新することは難しいでしょう。私がブログから離れている間に私同様ブログから離れた方も多いようで寂しいですが、また交流できるとうれしいです。

最近の私の音楽生活ですが、いろいろありましてこのところ充実しています。実はヴァイオリンレッスンを受け始めたりして。レッスンは月に一回90分で、今のところ期間限定の予定です。というのは私がレッスンを受けたいものはヴァイオリンだけではないし、すべての楽器のレッスンを受けるのは不可能だからです。でもそれらの中でもっとも独学が難しいのがヴァイオリンだと思い、レッスンを受けることにしました。とりあえず難しい曲を弾けるようにならなくてもよいので、親しみやすい曲(ポピュラーな抒情歌や童謡唱歌など)を”美しい音”で弾けるようにするというのが自分の目標です。もちろん難しい曲(憧れの曲)を”美しい音”で弾けるようになりたいのですが。独学で適当に弾いていた「G線上のアリア(「管弦楽組曲」ヴァージョンで弾いているためG線ではないのですが)、「四季」、「愛の悲しみ」あたりですね。
私のヴァイオリンは10年くらい前にヤフオクで購入した鈴木ヴァイオリン(300番)で、使用している弓は中国製のものです。このあたりのことは以前ブログで書いたと思います。弓は学生時代に購入していた中国製ヴァイオリンに付属していたものですが、スズキヴァイオリンに付属していた弓(鈴木ヴァイオリン製ではないと思います。)が細すぎてイマイチだったため、使用しています。中国製ヴァイオリン、長い間使っていたため愛着があり、製品としては粗悪品の部類なのかもしれませんがまだ持っています。で、付属していた中国製弓なんですが昨年10月に久しぶりに出してみたら毛がボロボロになっていたため、徒歩で行けるヴァイオリン工房で”毛替え”をしていただいたのです。その際、細すぎる方と二本持って行ったのですが、職人さんも細いほうをご覧になって「細すぎますねえ。」と。「まだこちら(中国製)のほうがいいです。」と毛替えをしてくださいました。実はこの中国製弓、10年くらい前にも毛替えしてもらっています。しばらく触っていないとボロボロになるのだと思っていましたが、これは”虫食い”なのだそうでしばらく使わない時は防虫剤を入れたほうが良いと言われました。前の家は古い家で虫もたくさんいただろうから、と納得しましたが、新しい家でも虫は出るとのこと。まあ今は頻繁に練習しているのでとりあえず防虫剤は入れていません。
毛替えをしてくださった職人さんは調べてみると結構有名な方なのですが、粗悪品かもしれない弓の毛替えを丁寧にしてくださいました。この時、いろいろと教えていただき、テールピース(弦のボールを引っかける黒いところ)をアジャスター付きのものに替えていただきました。前に使っていた中国製ヴァイオリンは調弦の際、ペグが回りにくくE線A線にはアジャスターを自分で取り付けましたが、しょっちゅう切れていました。アジャスターの取り付け方にも自信がなかったのでお聞きしてみたところ、Wittner社のアジャスター付きテールピースの存在を教えてくださり、交換していただきました。



このテールピースのおかげで調弦がとても楽になり、この4か月弦が切れたことはありません。
中国製ヴァイオリンのペグが回りにくくチョークを塗ったこともブログに書いたような気がしますが、その頃ペグソープというものを購入していました。鈴木ヴァイオリンに塗ったことがあったか記憶がありませんが、ほとんど使用していません。よくヴァイオリニストがするように顎に楽器をはさんだまま片手で調弦したいのですが、切れるのが怖くてなかなかできません。というかやはりペグが回りにくい(中国製ほどではないです)のでペグソープを塗るべきなのかもしれませんが、弦を替える時しかチャンスがないのですね。今の弦を一度外せばよいだけなのですが、一度巻いてしまった弦を外してもう一度取り付けようとすると先端が曲がっているので穴に差し込みにくいじゃないですか。だから切れた時に塗ってみようと思います。
ついでに弦の話。中国製使っていた頃はPirastroの弦を使っていました。

PIRASTRO CHROMCOR クロムコア 4/4バイオリン弦セット 319020

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  • 出版社/メーカー: ピラストロ
  • メディア: エレクトロニクス


選んでいたわけではなく、楽器店にそれしかなかったからです。これもまあまあの弦だと思いますが、今回毛替えをしてくださった職人さんからはDominantを勧められました。


Dominant ドミナント 4/4バイオリン弦セット

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  • 出版社/メーカー: THOMASTIK
  • メディア: エレクトロニクス



以前So-netブログで交流させていただいていたヴァイオリンブログの方もDominant使っておられたなあ、と思い出したりして。鈴木ヴァイオリンをヤフオクで購入した時、やはりヤフオクで安い弦を購入しました。Olympiaと書いてありますが、調べても情報がありません。Dominantを勧めてくださったのは定評があるからだと思いますが、鈴木ヴァイオリンに張ってあった弦がDominantだからというのもあります。「どうしてわかるのですか?」とお聞きしたら、弦についている色でわかるとのことでした。(私は無知だったので驚きましたがこんなのヴァイオリンの世界では常識なのでしょう。以前の記事を見ましたが、ヴァイオリンに関わっている人なら大抵わかるようです。)

この毛替えの時はテールピース交換・駒調整をしていただき、部品代を含めて11,000円程度でした。その後、弾いてみたら(毛替え直後で松脂がなじみにくかったにもかかわらず)大変弾きやすくなっていて同じヴァイオリンとは思えませんでした。
職人さんとの会話の中で肩当ての話も出ました。高校の部活でも中国製を使っていた時も鈴木ヴァイオリンから出ていたコーデュロイ素材+ゴムひもの肩当てを使っていたのですが、今見かけないし、KUNの折りたためるものを勧める人が多いようなので次の日に楽器店で購入しました。

KUN(クン) 4/4VIOLIN用 肩当て SOLO Collapsible #2000

KUN(クン) 4/4VIOLIN用 肩当て SOLO Collapsible #2000

  • 出版社/メーカー: KUN
  • メディア: エレクトロニクス



これと全く同じではないのですが、折りたためるタイプです。高さ調節できるのですが、正直よくわかっていないため使いこなせていません。鈴木ヴァイオリンを購入してから、今までのコーデュロイ+ゴムひもの肩当てが劣化して使えなくなったのを機に肩当てなしで弾いていたのですが、それよりはいいかなというレヴェルです。KUN肩当て購入時に楽器店で「箱要りますか?」と聞かれ「要らないです。」と捨ててもらったのですが、説明書の存在が気になりお聞きしたところ「ないです。」とのことで、説明書なんて見なくてもわかるのだろうと思っていましたが、いまだによくわかりません。

さて、ヴァイオリンの話はまだまだ続きます。ある時全国チェーンの大手楽器店に行ったのですが、弦楽器フェアで「弓の選定会」というチラシが目につきました。ネットで弦楽器フェアでの試奏を勧めてている人が多いので気になっていましたが、私レヴェルで高級ヴァイオリンの試奏なんて気が引けるのでためらっていましたが、今後弓を選ぶ際のヒントがほしいと思ったので参加申し込みをしました。まあ弓を勧められるかもしれないけれど、その時は「いまついている先生にご相談して・・・」と言おうと思っていました。だってある程度のお値段はするでしょうし、他の人もそう簡単に購入しないだろうと思いましたので。実際申し込みの際に「どれくらいのお値段のものをご希望ですか?」と聞かれたため「今持っている鈴木ヴァイオリンに合うものを。1~2万くらい?」と言ったら「4万以上のものしか用意していません。」と言われました。(苦笑)
この鈴木ヴァイオリン(300番)、ヤフオクでケース弓付きで1万円で落札したものですが、実際購入したらトータルで10万以上はするのです。でも弓は1~2万程度のものでつり合いがとれるかなあ、と思いました。
鈴木 アウトフィット バイオリン No.300 4/4

鈴木 アウトフィット バイオリン No.300 4/4

  • 出版社/メーカー: 鈴木
  • メディア: エレクトロニクス


私がヤフオクで購入した弓がこのアウトフィットヴァイオリンのセットに含まれていたのかどうかわかりませんが、上で書いたようにとにかく細すぎて弾きにくいものでした。おそらくこのセットの弓なら楽器とつり合いが取れるのでしょう。

弓の選定会にて。楽器持参で行き、マエストロと呼ばれている職人さんに弓を見ていただきました。
職人さん、「曲がっていますねえ。」とのこと。自分では見たことのない角度から弓を改めて見てみると確かに曲がっていました。この弓ではきれいに弾こうと思った時にいろいろな意味で難しい、とのことでした。(まあ中国製のたぶん”粗悪品”ですから。)また素材が何なのかわからない、と。良い弓というのは原則フェルナンブーコという木で作ったものなのですが、「これは何なのかわからないです。」とのことでした。毛替えして1か月ちょっとの時に参加した選定会でしたが、毛替えにケチをつけておられたので、それは私的にはちょっとむかつきました。毛替えの職人さんがとても信頼できる方だと思っていたからです。選定会の職人さんも有名な方みたいですし、話は面白かったのですが・・・。ここで出してもらった弓はArcheとAry Franceのものでした。(もう一つあったと思いますが忘れました。)両方とも5万円程度でそのブランドとしてはもっともお手頃価格のものです。




Ary Franceの弓が出てきませんが、試奏ではこちらのほうが自分(の楽器)に合っていると思いました。上のリンクではArcheの弓が定価より安くなっています。ヤフオクで時々チェックしていますが、Ary Franceの弓は人気があるようで出品されるとすぐに落札されてしまいます。どうせ買うなら保証書があるほうが良いので、いずれ定価で購入するかもしれません。
職人さんは「趣味だからこそ、良い弓を。」とおっしゃっていましたが、無理に購入を勧められることもなく選定会は無事終了しました。

ヴァイオリン本体に関しては毛替えの職人さんも選定会の職人さんも「鈴木の良いヴァイオリン」と言ってくださっています。(鈴木のアウトフィットヴァイオリンセットでは200番台が入門レヴェルで300番がその上のレヴェルになります。300番のアウトフィットは定価だと15万くらいですが弓はフェルナンブーコみたいですね。)

最近はじめたレッスンでは毛替えしたばかりの中国製弓を使っていますが、先生(若手ですが、某音大の音楽教室のレッスンです。)は「このままでいいです。」とおっしゃっています。曲がっていることには触れておられません。

KUN肩当てを購入した時(毛替えの翌日ですね。)、鈴木メソッドの教本第二巻を購入しました。

スズキメソード 鈴木鎮一 ヴァイオリン指導曲集(2) 新版[CD付]

スズキメソード 鈴木鎮一 ヴァイオリン指導曲集(2) 新版[CD付]

  • 作者: 社団法人 才能教育研究会
  • 出版社/メーカー: 全音楽譜出版社
  • 発売日: 2009/06/12
  • メディア: 楽譜



なぜ二巻かというと久しぶりに弾くし、初歩から丁寧におさらいしたいけれど、さすがに一巻は子供向き(鈴木メソッドこだわりの「きらきら星」とか)だからです。二巻なら簡単だけど「二人の擲弾兵」(シューマン)とか「ブーレ」(ヘンデル)のような奥の深い曲も多いからですね。(「きらきら星」も奥が深いと思いますが。)
また、篠崎教本もあって迷ったのですが、選ぶにあたってピアノ伴奏がある教本というのも基準のひとつになっていました。・・・というのはピアノを弾く人と一緒に活動する予定があるからなんです。
昔購入した楽譜に”名曲集”もあるのですが、実力では難しい曲が殆どなので、今の実力でちょっと頑張ったら人前で弾けそうな曲が網羅されている楽譜がほしかったのです。+

バイオリン名曲31選

バイオリン名曲31選

  • 出版社/メーカー: ドレミ楽譜出版社
  • 発売日: 1986/10/20
  • メディア: 楽譜



この楽譜、学生時代(中国製ヴァイオリンを購入した頃)に購入しています。「ツィゴイネルワイゼン
」「チャルダーシュ」「タイスの瞑想」・・・など弾けない曲ばかり。(苦笑)30年経っても弾けていません。「金婚式」「ボッケリーニのメヌエット」などは何とか弾けますが、美しく弾こうと思うと難しいですし。

鈴木メソッドの教本は自分の現在のレベルに合わせやすいですが、CD付しかないのが不満です。CDなしも出してほしい。でもCD付はおそらく鈴木メソッドのこだわりなので仕方ないです。”聴いて覚える”のが鈴木メソッドなので。何度も聴くことによって良い音に関する感性を身に付けることも重視していますしね。

私は他にカイザー、ホーマン、クロイツェルなどの教本も持っています。(すべて学生時代に購入。)
カイザーとホーマンは高校の部室にあったから。(カイザーは1番だけ毎日練習で弾いていた。)
クロイツェルは名前がかっこいいので購入してみたのでした。カイザーは初歩っぽいけれど、1番ですら通して弾くと結構疲れますし、2番以降が難しいです。1番だって指定されているいろいろな弾き方で弾こうと思ったら難しいです。そんなわけで持っているけれどほとんど使ったことがない教本たちでした。

カイザー ヴァイオリン練習曲(1) (ISEシリーズ)

カイザー ヴァイオリン練習曲(1) (ISEシリーズ)

  • 出版社/メーカー: 全音楽譜出版社
  • 発売日: 2011/04/05
  • メディア: 楽譜




ISE(ヴァイオリン) クロイツェル教本 42 Etudes (ISEシリーズ)

ISE(ヴァイオリン) クロイツェル教本 42 Etudes (ISEシリーズ)

  • 作者: 篠崎 弘嗣
  • 出版社/メーカー: 全音楽譜出版社
  • 発売日: 2005/08/09
  • メディア: 楽譜


2冊とも表紙が違う上にホーマンは出てきません。カイザーは子供向きに簡単になっているものもありますね。大人でも初心者にとってカイザーは疲れるので、短縮して練習することも多いようです。私のような音楽経験者なら読譜の困難はありませんが、なにもかも初めての人は大変でしょうね。子どもはやっぱり耳で覚えるのでしょうか?

レッスンでは、最初のお試しレッスン(45分)で「二人の擲弾兵」(鈴木教本第2巻)と「庭の千草」「星の界」(←「いつくしみふかき」のメロディー)を見ていただきました。「庭の千草」「星の界」
は声楽用楽譜でしたが、ヴァイオリン初心者にとって弾きやすいキーというわけではなく、前者はより弾きやすいキーを選んで練習していました。

前回が二回目のレッスン(正式には初めてのレッスン)だったのですが、「せっかく購入したから」と鈴木教本第二巻の他の曲(「二人の擲弾兵」の前のヘンデルの「ブーレ」)とカイザー1番を見ていただき、次回は教本の最初のヘンデルの「ユダ・マカベウス」とバッハの「ミュゼット」を見ていただきます。カイザーは引き続き1番で練習し、複数の弾き方で練習するのと、弓の根元が使えていないので真ん中から根元で弾く練習をするのが課題です。
あと今後は音階練習をする、とのことで小野アンナ音階教本を指定され購入しました。

ヴァイオリン音階教本 <小野アンナ>

ヴァイオリン音階教本 <小野アンナ>

  • 作者: 小野 アンナ
  • 出版社/メーカー: 音楽之友社
  • 発売日: 1998/12/10
  • メディア: 楽譜


ちょっとやってみての感想ですが、同じスケールでもなぜか3拍子があったり(それも3/4だったり、3/8だったり・・・・)4拍子があったり。不思議!(笑)
私はエチュード系好きなので、正直レッスンではそれだけでもいいかもしれません。曲作りは他のレッスンでもやってきたし、目的はヴァイオリンで”美しい音”を出せるようになることなので。

ヴァイオリンレッスン、期間限定のつもりがそうならなくなる予感が・・・。先生良い方ですし、すぐには身につかないだろうし・・・。(苦笑)
まあ今は月1回90分ですが、単発レッスンとか30分とか60分レッスンへの切り替えもできるから、またしばらくしてから悩みましょう。

私の場合(私じゃなくても?)右手(弓使い)が課題です。左手は指板を押さえるのですが、久しぶりに弾いてもそんなに問題ありませんでした。弓の使い方はまあまあかと思っていたら、問題がいろいろあって。(独学ですから)やはりレッスンで見ていただくと自分では気が付かないことを指摘していただけますね。
ブログを頻繁に更新していて頃はなかったものとして、最近はいろいろなユーチューバーの方による投稿動画が多いのですが、特にヴァイオリンのユーチューバーの方の動画、とても勉強になっています。
ヴァイオリンの練習では実際に弾いて練習することも大切ですが、弓の扱い方を音を出さずに練習する方法もあります。弓ではなく鉛筆を使って練習し、できるようになったら弓でもやってみるという方法です。これが思ったより大変です。今まで小指が使えていなかったことにも気が付きました。

とにかく今までしまいこんでいたヴァイオリン、コロナ禍がきっかけで今は大活躍しています。練習場所が問題ではありますが。同じくヤフオクで購入し、まったく使わずにしまいこんでいたハープについてはまた次にご報告したいと思います。


追記

ヴァイオリンケースと弱音器(ミュート)、松脂の話を書くのを忘れたため追記します。

まずヴァイオリンケース。ヤフオクで手に入れた鈴木ヴァイオリン付属のものと思われる茶色い布張りの肩掛けストラップ付きケースを使っていました。手に入れた当初は中国製ヴァイオリン付属のもの(黒くて肩掛けできない)より使い勝手が良かったです。移動手段は車が多かったので特に問題もなく。そもそもヴァイオリンの練習や演奏をあまりしていなかったから不便も感じていませんでした。最近は前より都会に引っ越したため徒歩で移動することが多く、他に荷物があったり雨天の時に不便を感じるようになりました。そこでリュックのように背負えるタイプのものがほしくなりました。徒歩で運ぶため重さも重要。このところヴァイオリンにお金をかけているため、高価なものは避けたいと思いました。いろいろ考えた末に購入したのがやはり鈴木ヴァイオリン製のケースでした。外国製の安価なものも検討したのですが、鈴木ヴァイオリンに合わないという情報もあり、鈴木ヴァイオリン製なら絶対大丈夫と思い購入したのがこれ。





大変軽量ですし、リュックタイプになったため持ち運びやすく快適です。ただ厚みがあるため混雑しているところや狭いところでは困るような気がします。楽器を収納するところ以外にもファスナーがついていて弦など薄いものを収納できます。四角いケースなら楽譜を収納できるのでしょうけれどこの形では難しいです。ヴァイオリンのネックのあたりに上で書いた折りたたみ式肩当てを収納し、小物スペースには松脂を入れています。




このミュートは自宅での練習用にどうかと思ったのですが、音は小さくなっても自宅練習には無理なレヴェルでした。ほとんど使っていません。

松脂について。
松脂は3種類持っています。
おそらくPirastroの黒くて丸いものをよく使っています。ほかのものはべっこうあめみたいな色できれいですがほとんど使っていません。黒い方が良さげな感じです。(比較したわけではありません。)
練習再開時、松脂は古くなると硬くなるという情報を得て新しく購入しようか迷いましたが、とりあえず使えるのでなくなるまで使おうと思っています。この3種あったら死ぬまで使えそう。(笑)
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ヴァイオリン修理工房 [ヴァイオリン]

先日お世話になった先生(ヴァイオリンレッスン・1)に紹介していただいたヴァイオリン修理工房(?)に行ってきました。
近くに用事があり、予約はしていなかったのですが出先から電話をかけたら預かってくださるというお話でしたので、行くことになりました。(一応楽器を持参して出かけました。)
工房は小さなマンションの一室で、わかり易い場所でしたが、ぱっと見ただけではわかりませんでした。
玄関を開けると奥様らしい方が出て来られました。電話をかけた者である件をお伝えし、玄関で立ったままケースを開けました。(職人の方は作業中だったようです。)
しばらく待っていると女性が戻って来られ、別室に案内されそこでしばらく待つことになりました。「ストリング」という弦楽器の雑誌を読みながら待ちましたが10分もかからずに職人の男性が楽器を持って来てくださいました。
先日駒が反対向きと言われましたが、職人さんの話では反対ではなかったとのこと。ただ傾いていたので直してくださったそうです。アジャスターも使えるようになったとのことでした。新しいアジャスターを購入して付け替えなければならないと思っていましたがその必要はありませんでした。ついでに他に調整したほうが良いところはないかお聞きしましたが、「駒がまた傾いてくるようなら換えたほうが良いかもしれません。」との一点のみでした。特に宣伝もなかった上、今回は無料でしていただけました。
工房のHPがあるわけでもなく、おそらくは口コミで来る人ばかりだと思いますが、マンションの中のたくさんの楽器で信頼されている職人さんなのだろうなあと感じました。
私にとっては行きやすい場所ですのでまた何かあったらお世話になりたいです。
家に帰ってから少しだけ触りましたが(時間がなくてほんの少しだけ)、若干・・・と言うかかなり弾き易くなっていたように感じました。ちょっとのことでこんなに変わるのか!という感じです。
それから「ペグを付け替えたい時お願いできますか?」とお聞きすると「できます。」とのことでした。職人さんなのだから当然ですよね。以前スワロフスキー付きのペグを購入しそのままになっていました。これはまだ中国製の楽器しか持っていなかった頃にヤフオクで購入したものです。中国製ヴァイオリンも予備の楽器として使っていますが(本番の時もあるだけで安心感が!)、ペグの磨り減ったところが白木むき出しの状態でみっともないしすべりが悪いのですね。長年使ってきましたけれど、このペグを交換したいのです。スワロフスキー付きはちょっともったいないですけれど。
そこでついでに思うこと。この中国製(注:今回直してもらったのは日本製で鈴木ヴァイオリンです。)ヴァイオリンは指板も塗装して黒くてかてかしているところが安っぽいです。いっそのこと改造していただけないでしょうか?普通に新しく指板を取り付けるだけでも違うと思いますが、バロックヴァイオリンに改造できないでしょうか?詳しくわかりませんが現在モダンヴァイオリンとして使われているものでもとても古いストラディバリウスなどはもともとバロックヴァイオリンですよね?新しくバロックヴァイオリンを購入するのは大変ですが(置くところもないです。)改造できるのならうれしいですね。この中国製なら惜しくないですし。(惜しくないと言っても愛着があるので楽器として使っていきたいです。)

そうそう・・・ヴァイオリンの本番は取り敢えず無事に終わりました。直前まで猛練習した甲斐があってなかなか良い音が出るようになっていたのですが、本番は前半はなかなか落ち着いてよい感じだったのに最後のほうが緊張で弓が震えました。(笑)下手なりにうまく弾けたとは思います。
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ヴァイオリンレッスン・2 [ヴァイオリン]

ヴァイオリン個人レッスンに行って来ました。
とりあえず継続しないこと前提のワンポイントレッスンで、”体験レッスン“扱いにしていただきました。

今出かける前なのでゆっくり書いている暇がないのですが、おおむねよく弾けているということでさらに良い音を出せるようにするための練習法を教えていただきました。(過分なお褒めの言葉をいただきました。お母様の知人ということで少々リップサービスもあるかもしれませんが、もっと悲惨な状況を想像されていたようです。独学者が本番を直前にして焦っていますので、自信を持たせるために褒めてくださっているというのもあるかもしれませんが、音程の取り方とか第3ポジションが使えていることなど褒めていただけました。)

とにかくいかなる時も弦に対して直角になるように弓を動かすことができるよう、鏡の前で練習することが大切だということです。曲の中でというよりも開放弦でそれぞれの弦を全弓で練習したほうが良いとのことです。それだけでだいぶ音色が変わってくるそうです。
また弓の持ち方に関して。前日の先生から「小指を離さないように」と言われていましたが、さらに細かく見ていただき、正しい構え方で持って弓を左右に振ってみて(ワイパーのような感じ)フォームが崩れないようになれば良いと教えていただきました。どうしても親指に力が入ってしまったり小指が突っ張ったりしてしまうのですが、一度できるようになればずっとできるとのことでした。
また弦の押さえ方ですが、例えば3の指を使うとき、私は1・2の指を離してしまうことが多いのですが(ヴィブラートをかけようと思うと3本の指で押さえられないという事情も)、それぞれの弦を基本の押さえ方に従って極力無駄な動きを少なくしてしっかり押さえたほうが良いということです。(←先生は別な言葉で言っているのですが私の解釈も入っています。時間がないのでまた適切な表現を思いつき次第書き換えます。)
また指使いは自分がやりやすいようにしてかまわないとのことです。
今回演奏する曲でG線(一番低い弦)をたくさん使うのですが、左手の肘を内側に入れて、ほかの弦を演奏するときよりもしっかり押さえて(3の指ならなるべく3本の指で押さえて。)くださいとのことでした。


弦のこと、弓のこと、楽器の調整などについても教えていただけたのですが、また追記します。


追記(2月24日)


★弦について

E線はPirastroですがG・D・A線はヤフオクで落札した時のままでした。つまり前の持ち主がつけていた状態のままでした。出品者はリサイクルショップでしたので持ち主ではありません。落札に関しては結構冒険だとは思いましたが、万が一のことがあっても許せる金額でした。ただ、前の持ち主がいつごろ張った弦なのかわからず、これをそのまま使い続けてよいのか疑問でした。音がちゃんと出るためそのままにしていたのですが、二人の先生は「張り替えなくて良い。」と言って下さいました。二人目の女性の先生と話していて、この3本の弦がDominantの弦だということがわかりました。一度使ってみたかったのですよね、Dominant。Pirastroと比較してどうなのかというのはいまひとつわからないし、Dominantだから特に良いとも感じられないのですが、それは私の弓のせいかもしれないし、技術のせいかもしれません。女性の先生には同じメーカーの弦で統一しなくても良いと言っていただけました。先生も違う弦を使っているとの事でした。ちなみにこの先生はGoldbrokatなどを使っているとのことでした。
調弦の際、微妙な部分はE線だとアジャスターを使用します。(アジャスターはE線だけにつけるものなのかすべての弦に使えるものなのかよくわかりませんが、両先生ともE線だけでした。)女性の先生が調弦してくださった際に微妙に高い弦ははじいて音を下げていましたが、これは他でも見たことがあります。自分ではなかなかできない、というかやってみたこともないのですが。

★弓について

帰り際に片付けるときに、「必ず緩めてしまってください。」と言われました。面倒なのでそのままにしていた私です。レッスンの最初の時に弓がちょっと張り気味なので若干緩くしたほうが良いとのことでした。木の部分と毛の部分の間隔の目安としては小指とか鉛筆の太さですね。あまりぴんと張ってしまうと長く伸ばしたい音で「ポン!ポン!」となってしまうとのことでした。
またしまう時には楽器と弓の松脂を拭くようにとのことでした。松脂用と汗拭き用の布は別なものにしたほうが良いとのことです。(当然ですね。)私は気がついたら拭いていたけれど毎回毎回拭いていませんでした。先生が汗拭き用に使用されているのはヴァイオリン用のようですが、私が使っているのはピアノ用。似たようなものですがやっぱり違いますね。めがね拭きのほうがヴァイオリン用クロスに近いです。
以前中国製ヴァイオリンと現在使っている鈴木ヴァイオリンの比較記事を書きましたけれど、やはり鈴木についていた付属の弓(どこの弓かさだかでない。)がいくら使っても良い音が出ないため今は長く使っていた中国製を使っています。その話を先生にすると「いいんじゃないですか。」という話でした。先生の楽器・弓ともにどんなものをお使いかと伺うことはしませんでしたが、「私もそんなに高いものを使っていません。」とおっしゃっていました。

★楽器の調整

一人目の先生に楽器の調整(今回の場合は駒とアジャスター)をしていただける信頼できる楽器屋さんを紹介していただいたのですが、私が弓の毛替えをしていただいた楽器屋さんはそこよりずっと名前が通っているけれど評判が悪いとのことでした。というのは腕の良い職人さんが担当してくれるとは限らず、経験の少ない若手に担当させることが多いからなのだそうですが、二人目の先生はその評判の悪いところで調整されているとのことでした。(もちろん一人目の先生がおっしゃったことは言いませんでした。)おそらく二人目の先生の楽器は腕の良い職人さんが担当されているのでしょう。
とにかく一度持って行ってある程度調整してもらったら良い状態で使えるとのことですので、今度近くに行く際に持って行くつもりです。
私の楽器を私の中国製弓で演奏してくださいましたが、まるで別な楽器のようにすばらしい音色でした。今度共演する知人の楽器と比較し「弦の高さが違うのでは?」「駒を調整したほうが良いのでは?」とお聞きしてみましたが(以前触らせてもらったときに弦が自分のものより低くてとても弾きやすかったからです。)、「高いとは思わない。このままで良いと思います。」とのことでした。





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ヴァイオリンレッスン・1 [ヴァイオリン]

ありがたいことに二日連続でヴァイオリンのレッスンを受けることになり、昨日はその初日でした。
ヴァイオリンのレッスンといっても一対一ではないのですが、それに近い形態でしていただくことができ、大変勉強になりました。今日はまた別な先生の個人レッスンがあります。

高校のオーケストラで経験した後は長いこと独学状態であった上、触らない日のほうが多く、きちんと勉強している人から見たらとんでもない状況なんだろうなあ・・・と自覚していました。できることは限られているし、正直ヴァイオリンにかけるお金と時間があるのならもっと声楽にまわしたいという思いもあります。そのようなわけで今後もヴァイオリンは今までと同じペースでの学習(練習)になっていくと思います。
今回は限られた時間内に仕上げなければならないという事情もあり、お二人の先生にお願いすることになりました。昨日のレッスンは一緒に組む相手の先生で、謝礼は彼女の負担でした。申し訳ないけれどありがたく思ってレッスンを受けました。また、今日のレッスンは私の地元の知人のお嬢様でこちらも「お母さんがお世話になっているし、単発のレッスンを今まで経験してない。」とのことで無料でしていただけることになりました。ありがたい話です。もちろん手土産は持っていくつもりですが、こちらのほうは今後検討していただけるのなら緩やかなペースでレッスンをしていただけると良いなと思っています。

さて昨日のレッスンは20代後半から30代前半くらいかなという若い男性の先生でした。先生というよりお兄ちゃんという雰囲気でした。カジュアルなジーンズ素材の上下に羽の形のペンダント(羽は金属で皮ひものペンダント)姿で(お~若者!)と思いました。親しみやすいルックスで一気に緊張がほぐれました。
まず調弦は442Hzで一本一本チューナーを使ってするようにと言われました。(しかし本番で使う伴奏の電子ピアノは442Hzかどうかわかりません。)
独学でヴァイオリンを弾いていて一番困るのが弓の使い方(ボウイング)です。弓の真ん中を使えば良いのか、先のほうを使えば良いのか、根元か・・・などいろいろな疑問が湧いてきます。それに上げ弓・下げ弓が細かく書き込まれていないと困りますし、書き込まれた楽譜に忠実に演奏していてもそれが音楽的にどうなんだろうと思うことも多いのです。(独学者のくせに生意気ですね!笑)
基本的には書かれてあるとおりの弓使いでしたが、ところどころで弓の使い方について指導していただきました。具体的には音をふわっとさせるためにもっと長めに弓を使ったほうが良いとか、静かに終わる時の弓の扱い方などです。
また16分音符での細かい動きがある時に弦を押さえる左手の指と右手で動かす弓の動作が合わないと変な音が出てしまうのですが、練習法を教えていただきました。(まずは開放弦で同じリズムで練習する。)
左手4の指(小指)を使ったり、第3ポジションを使ったり、なるべく開放弦を使わないように努力をしているのですが(注:開放弦ではヴィブラートをかけることができないのでヴィブラートをかけた音と音色の差ができておかしくなる。)、目から鱗のテクニックをおしえていただきました。
例えばD(レ)の開放弦を弾く時にお隣のA線のレの音を3の指(薬指)で押さえて揺らすとヴィブラートがかかるのです。そういえば大昔に聞いたことがあったようにも思いますが、知りませんでした。ヴィブラートというよりも柔らかい音色を出すという感覚なので、たとえヴィブラートをかけることができなくても、近い音色で出そうという意識で音を作ることが大切らしいです。
全体的には細かいことに捉われず、まずは伸びやかな音色が出るようにフォームに気をつけながらf字孔に響かせて演奏することが大切かな、と思いました。そのためにはやっぱりある程度暗譜する(運指・弓の使い方を含めて)必要がありますね。
また、正確なピッチで演奏したかったら曲の中で努力するだけでなく音階練習をする必要があるとのこと。

これからこのことに留意して練習します。(具体的に曲目書きたいですが、関係者にばれると困るので伏せておきます。笑)

それにしても楽しいレッスンでした。状況は切羽詰っていますが。
あ、それから私は駒を表裏反対に使っていました。(苦笑)購入後弦を張り替えたりする作業の際に反対にしてしまったかも・・・。忘れましたが、弦はG・D・A線は前の持ち主のもののままなので、駒を完全に外す必要もないので、自分がやったのかどうかわかりません。弦はまだ付け替えなくても良いようですね。
またE線のアジャスターがまったく使い物になってないので外して付け直す必要があるのですが、ヴァイオリンの調整をしてくれる楽器屋さんを教えていただきました。・・・と言っても私の住む地域からとても遠いです。
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ヴァイオリンの付属品(松脂・弦・肩当) [ヴァイオリン]

この前私の手持ちのヴァイオリン2挺の弾き比べをしました。(こちらです。)

☆約20年前に購入した中国製ヴァイオリン(弦はすべてPirastoro)+付属の中国製弓
☆11月に購入した鈴木ヴァイオリン(E線のみPirastoroでほかは不明)+付属の弓(たぶん日本製ですが鈴木のものではないと思われる)
☆(上記の)鈴木ヴァイオリン+中国製ヴァイオリン付属の弓

での比較だったわけですが、重大なことを書き忘れていました。
弓の違いは決定的だということがわかりました。私の手持ちのものの比較では中国製の弓のほうが良かったですが、その弓の毛はおととし替えたものでした。あまり弾いてなくても毛が取れてくる(抜けるのではなく切れる)のですが、それでも最近手に入れた日本製より毛が多いです。あと、中国製のほうが太くて重いです。(楽器も若干大きなつくりになっていると思っています。)
たぶん私には軽すぎる弓よりも若干重い弓のほうが良いのだと思います。高校生の頃は重いのが嫌でした。毛がたっぷりの弓よりもかなりたくさん取れて軽くなった弓のほうが調子が出ると思っていました。それと松脂はたっぷり付けない派でした。

前回書き忘れた重大なこと、それは弓の重さや毛の量もなのですが、松脂のことです。
私はそれぞれ違う松脂を使っているのです!
中国製のほうには以前から持っていた黒い松脂を、日本製のほうには茶色の松脂を使っています。
中国製のほうが良かったことの原因の一つには松脂も影響しているのかもしれません。

松脂は全部で4個持っていますが手に入れた順に書きます。
☆木の枠に入った松脂(黒)・・・中国製ヴァイオリンを購入した時に付属品で入っていました。弓の幅に合わせて作られています。磨り減ったら枠の中でシコシコできますが、そこまで使っていません。かなり初期に使いにくいと思って新しく買ってしまったのでした。端のほうが5ミリほど欠けています。ちなみに木の枠から外れないようになっています。

☆丸くて黒い松脂・・・中国製ヴァイオリンと共に長いこと使っていました。ケースが紛失しているため、どこの製品かわかりませんがPirastoroだったかもしれません。

☆丸くて茶色の松脂・・・鈴木ヴァイオリンに付属していました。鈴木ヴァイオリンの付属と言うより、前の持ち主が購入したものなのだろうと思います。ビールの色に近い茶色でしょうか。

☆Pirastoroの松脂・・・未使用品です。飴色と言ったほうが良い茶色ですね。美味しそうです。(笑)四角くて小さな石鹸みたいです。Pirastoroってイタリアっぽい名前ですが、これはドイツ製です。(ドイツのメーカーなのでしょうか。)

上で黒い松脂と書きましたが、二つとも一見黒ですが黒褐色ですね。ロッテ花梨入りのど飴みたいな色でしょうか。

同じ松脂でもこのようにいろいろあるわけです。まだまだいろいろあるのですよね。
よくわからないで買っていましたが、色によって音色が変わるのでしょうか。
4つもあればもう死ぬまで買わなくていいかもしれません。(あくまでも私の話。プロのヴァイオリニスとはどれくらい消費しているのでしょうね。)

松脂はこの4つで良いとして、弦による違いは確認したいですよね。とにかく弦が切れるまで替えない私ですが、それぞれの弦が違うメーカーだといけないでしょうか。リュートを演奏される方の記事を読むと切れなくても頻繁に弦の交換をされているようですし。うちのギターの弦なんてたぶん20年間替えていません。(苦笑)
ヴァイオリンの弦は近くの楽器店においてあったのでPirastoroにしていましたが、Dominantというのがとても気になっています。先日は切れた時に備えて格安の弦を購入してしまいましたが。(中国製のOlympiaというもの)

あ、あと同じ松脂でもヴァイオリンとヴィオラ、チェロ、コントラバス、二胡などでどういう違いがあるのでしょうね。

あと、最近肩当を使っていません。中国製ヴァイオリンを購入した時、やはり肩当がないと弾きにくいだろうと思って、鈴木の肩当を購入したのですが、引っ掛けるゴム(極太の輪ゴム!)が切れてしまったのと、一箇所引っ掛ける部分が壊れたのがきっかけです。ゴムを替えれば使えないことはないと思うのですが。やっぱりあるほうが弾きやすいと思います。長いことなしで弾いていたので感覚を忘れていますが。




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