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イースター・・・うさぎが登場する絵本 [読書]

明日はイースター。
イースターと言えば、ののさんも書いていらっしゃるように「たまご」がつきものですが、うさぎさんの存在も忘れてはいけません。
・・・というわけで、今日はうさぎさんにまつわる絵本の話題。
この本は実はあまり読んでいないのですが、図書館から借りてきた本です。

イースターバニーになりたいな―うさぎのホッパー

イースターバニーになりたいな―うさぎのホッパー

  • 作者: マーカス フィスター, カトリン ゼィーゲンターラ
  • 出版社/メーカー: フレーベル館
  • 発売日: 1994/02
  • メディア: 大型本


「にじいろのさかな」で有名なマーカス・フィスターの絵本。
ドイツに旅行に行った友達が娘に同じシリーズの絵本(ドイツ語)を買ってきてくれました。

ちかみちにはきをつけて―うさぎのホッパー

ちかみちにはきをつけて―うさぎのホッパー

  • 作者: マーカス フィスター
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1996/07
  • メディア: 大型本


今検索していたら、この絵本も出てきました。まさにイースターのお話ですね。実はこのお話は読んだことはないのですが、グレイラビットシリーズの他のお話は読んでいます。絵も大好きです。

大うさぎのヘアーとイースターのたまご

大うさぎのヘアーとイースターのたまご

  • 作者: アリスン・アトリー, マーガレット・テンペスト, 河野 純三
  • 出版社/メーカー: 評論社
  • 発売日: 1983/01
  • メディア: -


岩波少年文庫からも出ているのですが、カラーでないのが残念です。

グレイ・ラビットのおはなし

グレイ・ラビットのおはなし

  • 作者: アリソン・アトリー, 石井 桃子, 中川 李枝子
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2000/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


こちらの大型絵本のほうが楽しめると思います。

グレイ・ラビットのおはなし―絵本

グレイ・ラビットのおはなし―絵本

  • 作者: アリソン・アトリー, マーガレット・テンペスト, 石井 桃子, 中川 李枝子
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1995/10
  • メディア: 大型本


気立ての良いグレイラビット、わがままなリスのスキレル、風変わりなヘアーの奇妙な三人(匹)の暮らし。プリムローズのお酒、おいしそうです。グレイラビットはふくろうにしっぽをとられてしまうのですが、そのしっぽはふくろうの玄関の飾りに・・・。(何だか不思議・・・。)

こちらは娘達が本当に小さい時によく読んだ本。

ぼくにげちゃうよ

ぼくにげちゃうよ

  • 作者: マーガレット・ワイズ・ブラウン
  • 出版社/メーカー: ほるぷ出版
  • 発売日: 1976/09
  • メディア: -


こどものうさぎは何かになりすまして、お母さんから逃げようとするのですが、お母さんうさぎはそれに対して、どこへ行っても、何になっても子供を追いかける(つかまえる)、と答えます。母親の愛情を感じさせてくれる作品です。

こちらは子供だけに与えるのはもったいないですね。

しろいうさぎとくろいうさぎ

しろいうさぎとくろいうさぎ

  • 作者: ガース・ウイリアムズ, まつおか きょうこ
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 1965/06
  • メディア: -


あの「大きな森の小さな家」のローラのシリーズのガース・ウィリアムが素晴らしい絵をつけています。
ずっと、ずっといつまでも一緒にいたい・・・それが「結婚」である、ということを深く感じさせてくれる名作です。くろいうさぎの悲しげな表情、しろうさぎの驚いた表情が見事。
抑えた色調のなかで、タンポポの黄色の鮮やかさが印象的ですね。

そして・・・うさぎと言えばこちらを忘れてはいけません。

ピーターラビットのおはなし

ピーターラビットのおはなし

  • 作者: ビアトリクス・ポター, Beatrix Potter
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 2002/09/21
  • メディア: 単行本


ベアトリクス・ポッターの鋭い観察眼によって描かれたピーターたち。これはよくありがちな「よい子」のための「甘ったるい」絵本とは違います。ピーターシリーズに関しては、いくら語っても語り尽くせないと思っています。(ね、c-tailさん。←cotton tailの略だそうです。)

こわいわるいうさぎのおはなし

こわいわるいうさぎのおはなし

  • 作者: ビアトリクス・ポター, Beatrix Potter
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 2002/09/21
  • メディア: 単行本


フロプシーのこどもたち

フロプシーのこどもたち

  • 作者: ビアトリクス・ポター, Beatrix Potter
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 2002/09/21
  • メディア: 単行本


ベンジャミンバニーのおはなし

ベンジャミンバニーのおはなし

  • 作者: ビアトリクス・ポター, Beatrix Potter
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 2002/09/21
  • メディア: 単行本


キツネどんのおはなし

キツネどんのおはなし

  • 作者: ビアトリクス・ポター, Beatrix Potter
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 2002/09/21
  • メディア: 単行本


きつねどんの話はかなりシリアスで(フロプシーの子供達がまた危機に陥るのです。)、次女は6年生になった今でも「こわい」と言っています。


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コメント 11

una

主のご復活おめでとうございます!
今年も主の復活にあらかって
新たに生まれ変わりましょう!
by una (2006-04-16 04:48) 

ますみ

うさぎといえば、絵本ではないのですが、「ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち」リチャード・アダムス著をぜひ。大好きで何度も読んだ本です。学生時代、専門が児童文学で、訳者の神宮輝夫先生の授業があるということで青学にもぐりで授業聴きに行ってました・・・などという懐かしい思い出も。
勝手な思い出話でごめんなさい。
by ますみ (2006-04-16 14:07) 

スザンナ

たくさんの良本の紹介をありがとうございます。湖水地方は一度訪れたことがあるので、ベアトリクス・ポッターに親近感を持っています。彼女が住んでいた村、ニア・ソーリーを歩き、ヒル・トップも見学させていただきました。想像していたよりもこぢんまりとしたかわいいお家で、あそこで自然を愛し、小動物たちと静かな生活を送っていたのですよね。イギリスの田舎はほんとにあの絵本の世界そのままです。
by スザンナ (2006-04-16 16:04) 

Cecilia

unaさん、イースターおめでとうございます!
洗礼の時のお写真を拝見しました。後ほどコメントしに行きますね。
私も20年近く前に洗礼を受けましたが、あの時の新鮮な気持ちを思い出して歩んで行きたいと思います。
by Cecilia (2006-04-16 16:21) 

Cecilia

ますみさん、nice&コメントありがとうございます!
御専門が児童文学とは・・・・意外でした!英米文学なのでしょうか?
私が学生の時、英文の授業でお世話になったのは、児童文学の先生達が多かったです。
神宮輝夫さんといえば、「かいじゅうたちのいるところ」(センダック)の翻訳ですね!
ご紹介していただいた本、読んでみたいです。ありがとうございました。
by Cecilia (2006-04-16 16:25) 

Cecilia

スザンナさん、nice&コメントありがとうございます!
c-tailさんの「ねころぐ」のほうで、湖水地方の旅行の写真を見せていただきましたが、私もいつか是非とも行きたいです!!ポッターのおかげで、今の湖水地方があるのですよね。素晴らしいです。
ピーターラビットのバレエ、オススメです。(ロイヤルバレエ)
このシリーズはうさぎだけでなく、犬や猫、ネズミたちもたくさん登場しますが、それぞれの特徴を本当によく捉えていますよね。ネズミはとにかくいろいろな種類が登場しますね。
by Cecilia (2006-04-16 16:32) 

のの

私の受洗は棕櫚の主日でしたが、翌週、KYさん(女性会員)から、
お祝いにウサギさんと卵のシールとペーパーナフキンをいただきました。
思わず童心に返ってしまう可愛らしさで、今も大切にしまってあります。

今やキャラクター物となってしまいましたし、お話しもシンプルですが、
ディック・ブルーナのうさこちゃん(あえてミッフィとは言いません)も
捨てがたいですね。
by のの (2006-04-17 00:01) 

Cecilia

ののさん、nice&コメントありがとうございます!
KYさんとは絵を描かれるあの方でしょうか?
ディック・ブルーナのうさこちゃんをすっかり忘れていました!!なんてこと!絵本に詳しい人で「ミッフィー」と呼びたくない人は結構多いようです。(でももともとは確かにミッフィーなのですよね。)はじめのころのうさこちゃんは福音館から出ていて、訳者も石井桃子さんでしたが、最近は講談社から出ていて角野栄子さんが訳していますね。絵の雰囲気もだいぶ変わってきたと思います。(キャラクターグッズにするには今のほうが可愛い。)あの単純な線を描くにも、大変地道な作業が必要らしいですね。
by Cecilia (2006-04-17 16:49) 

c-tail

Ceciliaさん、こんばんは。遅くなりました。m(_ _)m
「しろいうさぎとくろいうさぎ」も持っていました。懐かしいです。
私はこの本は最後まで読んでも寂しさを感じるのです。
たしか、最後に月夜で2匹が踊るシーンで終わるような記憶なのですが(違っていたらすみません)、そこまで行っても単純なハッピーエンドの本とは受け取れませんでした。
それは、絵の色調のせいなのか、くろいうさぎの悲しげな表情が連続するせいなのかは分かりませんが、「いつまでも一緒にいたい」ということが究極的には叶えられ得ないということを感じさせられるからかも知れません(そこまで頭で考えたわけではありませんが)。

さて、ピーターラビットの方は、「きつねどんのおはなし」シリアスですね。私が持っている全集の解説によれば、ポターがきつねどんのお話を
書いたとき、読者はみな「ポターはいい人ばかり出てくる、めでたしめでたしの本には飽きてしまった(のでこのような怖い話を書いた)」と噂したほどだ、とのことです。
私にとっては、この話は「カトンテールが結婚したことが分かる話」です(笑)。

今回紹介されているピーター本はどれも素晴らしいですよね♪
あとは、私的には「まちねずみジョニーのおはなし」が結構好きです。
by c-tail (2006-04-19 21:08) 

Cecilia

c-tailさん、nice&コメントありがとうございました!
「しろいうさぎとくろいうさぎ」
最後に二匹で踊ります。(結婚式です。)仲間のうさぎもまわりに登場します。確かにハッピーエンドでもどこか物寂しげな感じはしますよね。
色調のせいもあるのでしょうね。
「きつねどんのおはなし」
c-tailさんがおっしゃていることは知りませんでした。
一応子供を想定したお話ばかりですが、「ジンジャーとピクルズ屋」では「つけ」で買い物をしたり、子供の世界では出てこない事柄が多く、大人が読んでも考えさせられる内容ですね。

カトンテールの結婚、全集をお持ちでしたら「アプリイ・ダプリイのわらべうた」で♪カトンテールのドアをたたくのだあれ?タプ タピット!タプ タピット!・・・・♪という詞が載っていますよね。我が家にWARNE社の"BEAERIX POTTER'S NURSERY RHYME BOOK"というCDブックがあるのですが(絵はピーターシリーズの絵+シリーズにないポッターの絵)、"The little black rabbit"という題でその原詞にすごく可愛らしいメロディーがつけられていて、お気に入りです。アマゾンで載せられるようなら載せてみます。(ブログ初期に一度とりあげたのですが、たぶん同じものではなかったのです。)このCDブック、本当に音楽が素晴らしく、お気に入りです。(これを聴いたら、よく出回っている子供のための英語教材のCDがばかばかしく思えてきます。大人の鑑賞にも堪えます。)

そして・・・「まちねずみジョニー」!
これは次女が大変気に入っていて、幼稚園の頃、毎日毎日読まされていた思い出の本なのです。私も気に入っています。
ジョニーは何ねずみなのだろう・・・と真剣に調べましたよ。いまだにわかっていませんが。
よくジョニーとチミーになりきって子供と遊びました!!
さいごの締めくくりが好きです。
by Cecilia (2006-04-19 23:51) 

Cecilia

もにさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2008-05-27 08:21) 

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