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近況・・・長女とコンサートに行くようになった話 [音楽鑑賞]

お久しぶりです。前の記事からだいぶ経ってしまいました。
3月に書いた下書きもあるのですが、今更な感じになってしまいました。

近況ですが、最近いろいろなコンサートに出かけています。
4月に知人の声楽家のコンサートに行ったのをきっかけに、そのホールで開催のコンサートに行きました。
それからいろいろ聴きに行きたい欲が高まったのですが、長女とピアノコンサートに行くことが多くなりました。昔は家族4人でいろいろなコンサートを聴きに行きましたが、娘二人がピアノをやめてしまってからはそういうこともなくなりました。年齢的にも家族一緒が難しくなってきたというのもあります。
最近長女がうちに来るとYouTubeに挙げられた動画を見せて熱弁をふるうことが多く、かなり驚きました。例えば若い作曲家がベートーヴェン風・モーツァルト風の曲などを挙げていたりしますが、「ここのこんなところが好き!」と言ってきます。またベートーヴェンの有名なソナタの動画を一緒に視聴して「やっぱりベートーヴェン好き!!」と言ってきます。
ピアノをやめたのは不登校の時期、ピアノの先生とも合わなくなって、何もかも嫌になっていたからと思っていましたが、実際には手の小ささに悩んでいたようです。ベートーヴェンを弾くには手が小さすぎるとかなり悩んでいたようです。私は私の思いでピアノに力を入れすぎていたのではないかと思っていましたがそうでもなく、むしろ長女は「お母さんがいろいろ教えてくれたから自分はここまで弾けるようになったのにごめんね。」と感謝してくれていました。それはとても意外なことで、今までも長女や次女が音楽そのものを嫌いになっていないことに関しては安心していましたが、長女が楽曲に関して力説する様子に驚嘆したのでした。頑張っていた頃に弾いていた曲を挙げて「これが弾けていたんだからすごいよね。」とあらためて自分に自信を持っているのも親としてはうれしいことでした。一人暮らしで自宅に電子ピアノもない状態なので、ピアノ再開はないと思いますが、音楽を愛する人として生きて行ってくれればと思います。
そんな長女と5月と7月に仲道郁代さんのリサイタルに続けて行きました。5月は兵庫県立芸術文化センターでベートーヴェンとシューマンの、7月はベートーヴェンです。5月はもともと二人でどこかに出かける予定だったため、7月は彼女が好きな「悲愴」がプログラムにあったためです。5月の時はコンサート前に兵庫県立芸術文化センター内のレストランでランチを、7月の時は京都観光を兼ねてホテルで一泊しグルメ三昧とルーブル展も楽しみました。
仲道郁代さんのリサイタルは初めてでしたが、大御所(?)になっても変わらない(って初めて聴いたのですが)謙虚な演奏、丁寧な解説、素敵だと思いました。追っかけではないけれど短期間に二回行ってしまいましたが、実は来年も行く予定(笑)。というのも、来年秋(たぶん。日程や場所は未定)、シューベルトの即興曲のリサイタルがある予定ですが、長女がピアノ絶頂期に弾いていたシューベルトの即興曲(op.90-2)がプログラムにあるからです。この曲が入っているコンサートを検索してもなかなか出てこないのですが、まさかまた仲道さんとは!!(笑)会場がちょっと遠くても旅行がてら絶対行こうと言っています。
またもう一つ予定があります。それもベートーヴェンですが、10月1日に私の大好きなフレディ・ケンプのリサイタルです。これはベートーヴェンの有名なソナタばかりという長女にぴったりのプログラムです。もちろん「悲愴」も入っていますが、繊細な仲道さんと違い、力強いタッチを堪能できるのでは?と思います。
私の人生でこんなにベートーヴェンを聴きに行くのは初めてです。

長女とはほかにもいろいろと音楽の話をしていて、ケルトミュージックが好きというのは共通点でした。またいつも感心するのは主旋律でない部分が好きということです。合唱でもアルトなどのハモリパートを好みます。次女と3人で合唱やりたいとよく言っています。


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割れた松脂を復活させてみた(そのほか諸々) [ヴァイオリン]

ヴァイオリンの弓に塗る松脂、大昔に購入したものを使っています。何種類か持っていますし、なかなか減らないので新しく購入する必要がないのでは?と思います。愛用しているのは黒い松脂(ケースがないのでどこのメーカーのものかわからなくなっています。)なのですが、一昨年半分に割れてしまい、片方は更に割れて粉々になってしまっていたのですが、無精者の私はすべて同じ袋に入れていました。
この松脂、割れたら電子レンジや湯煎にかけると復活するということをだいぶ前から知っていたのですが、なかなか試すことができないでいました。

昨日は本番に向けて新しい弦に張り替えをしましたが(今までの弦でも問題ないと思いましたが、1年程度経過しているし、張り替えるならこのタイミングと思いましたので。ついでに言うと2月初めに弓の毛替え・楽器の調整を工房の職人さんにしていただきました。)、そのついでに試してみました。

電子レンジはちょっと不安だったので湯煎にしました。次女が以前100均で購入したフィナンシエの型を使用。小型の細いフィナンシエ型でシリコン製です。最近フィナンシエを作っていないし、作るとしてもこの型を使用しないだろうし、同じものが3つもあるので、使いました。使っていないシリコン型はほかにもいろいろあるのですが、松脂を固めるのに最適と思われるものを選びました。
粉々になっているものだけを集めて型にいれました。つまり約半分。以前フィナンシエを作った時の油分が若干残っていたため、一度洗いました。なかなかすっきり洗えませんでしたが。
フライパンに水を入れ、沸騰したところに型を置きました。
型が浅いため中火にしても水の飛沫がかかりそうになります。様子を見ながら溶けるのを待ちました。
粉末は早く溶けましたが塊はなかなか溶けず、待っている間に水がなくなり何度か追加しました。
最終的に上のほうは溶け切っていないけれど、これくらいで充分だろうというところで終了し、冷えるのを待って型から外しました。
きれいに固まったのは良いのですが、比較的薄くて細いので、また割れる可能性があると思います。
とにかく粉々状態が固まったのは良かったし、「割れても復活できる」ことがわかっただけでも良かったです。
スマホで撮った写真を掲載しようと思いましたが、容量が大きくて編集しないとダメなのでやめました。最近写真を掲載していないのでやり方を忘れています。(苦笑)
シリコン型からきれいに外れたので、たぶんまたフィナンシエを作れるとは思います。(作らないと思いますが。)

上で書いた弦の張り替えは、去年同様にYouTubeで公開されているものを参考に行いました。
G・D・A線はDominantでE線はGoldbrokatという定番の組み合わせです。
去年は某楽器店で店員さんの意見で選んでいただきましたが、Dominantにもいろいろあり、もっとも基本的な組み合わせでした。
G~A線のうちG線はシルバー巻のみ、D線はアルミ巻とシルバー巻があり、A線はアルミ巻のみのようです。D線をシルバー巻にするとG線との繋がりが良くなるらしいです。お値段も確か300円程度の違いです。
今回、弦楽器専門のサイト(以前ケースを購入)で弦を購入しようとし、D線のシルバー巻を選択したのですが、登録したメールアドレスの関係かなかなかうまくいかず、結局Amazonで購入したのでした。AmazonでもD線のシルバー巻・アルミ巻選択できるのかもしれませんが、結局G~Aがドミナント&E線Goldbrokatの組み合わせになっているものを選択し、D線はアルミ巻で我慢しました。
次回はD線シルバー巻に挑戦したいです。(今持っている予備弦もアルミ巻ですからその次ですね。)
ヴァイオリンの弦、本当に高いです。この定番のセットで5千円程度します。去年ギターの弦を購入してみてあまりに安いので驚きました。(長年同じ弦だったため。張り替えはギターの人に頼みました。)

弦絡みでもう一つ。最近やはりAmazonでペグコンポジション(ペグソープ)を購入しました。以前購入したものもあったのですが、あまり使っていなかったし、なんか硬くてこれでいいの?という状態だったため、新しいものを購入したのです。今までペグコンポジションを使わなくても特に困りませんでした。調弦は膝の上で行い、ペグが硬かったら一回緩めて回して押し込んで、という具合に行っていました。微調整はアジャスターです。4本の弦に対応できるアジャスター付きテールピースに替えていただいています。
ですが、本番が近づいて急に焦ったのです。普通舞台上では顎に楽器を当てたまま弾きながら調弦していますよね?これができないとまずいのでは?と思ったのです。弾きながら調弦はかなり難しいです。
やったとしてもすぐ戻ってしまうのです。(いつもやっている押し込む作業が片手では難しい。)
ペグコンポジションがあれば楽にできるのでは?と思いましたが、塗り加減も難しいし(塗りすぎると緩みやすくなるし、自分が塗った量で充分なのかもわからない。)、結局いまだにできません。
先生にお聞きしたら、ペグを回す指以外の指で渦巻き部分をしっかり持つようなのですが、慣れるのに時間がかかりそうです。それと本番では調弦に時間をかけないようにとのことから舞台袖(楽屋)で調弦、直前に必要があってもアジャスターで充分とのことでした。ほっとしましたが、このままでは永久に「弾きながらの調弦」はできそうにありません。(苦笑)

私の知人に以前使っていた中国製ヴァイオリンを譲る(貸し出す?)ことになりました。80年代に購入した格安のヴァイオリンで、粗悪品の部類かもしれませんが、長いことこの楽器を使用し愛着があるため捨てることはできませんでした。時々お世話になっている工房で部品の交換をしていただき、サブの楽器として使用したいと思っていましたが、6万くらいあれば中古の楽器で今持っているものよりもう少し良い楽器にグレードアップできるのでやめることにしました。
知人がヴァイオリンやってみたいけれど、お金がかかるし・・・と言っていたので、「とりあえず」の楽器として譲る(貸し出す?)ことにしました。正直状態が良くないと初心者にはきついかも?という側面もあるのですが。まず今の私の楽器のように4本の弦にアジャスターがあるほうが良いですが、中国製はA・E線に私が以前自分でつけたアジャスターがついているのみです。(これでよいのか?という取り付け方です。)それと問題はペグです。粗悪なペグなので、回す部分の塗装が剥げて白くなっているものもあります。これは以前記事にしたことがあり、ペグコンポジションがないためチョークを塗ったこともありました。またヤフオクで新しいペグ(スワロフスキーのような光るアクセサリー付き)を購入しましたが穴がないため結局そのままになっています。このペグに穴を開けていただいて交換したほうがいいかも。
E線が指板の右端にかなり寄ってしまっているのも気になります。以前はこんなではなかったはずなので、何か問題があるのかも?
弓は1年前まで使っていた中国製弓(中国製ヴァイオリン付属の)があります。工房の職人さんには「弓の形をしているだけ」と言われ、某楽器店のマイスターには「何でできているのかわからない。」と言われた弓です。(苦笑)
とにかく使用していただくにあたって、肩当てを購入したりする必要はありますが(私が今使っているものを譲って新しいものを購入するということも検討しています。)、「とりあえず」の楽器として使っていただければと思います。
レッスンに行かれるかどうかもわかりませんし、長く続けたいと思われるかどうかもわかりません。
お渡しする日はカラオケでゆっくりお話ししながら音出しをしたいと思います。
でも私の歌の友人もヴァイオリンを始めてもう1年以上経つし、どんどん輪が広がるみたいでうれしいですね。

そうそう。弓と言えば去年の春に新しいフランス製弓を購入しましたが、使い心地が今一つなんです。理由は弓のフロッグと巻いてある皮の隙間が短いためです。ここに親指を当てているのですが、中国製弓は1センチ以上あるのに、フランス製は5ミリもない感じです。別にこの隙間でなく皮の上に親指を当てても良いのだから問題はないのかなと思うのですが、隙間に親指を当てた時の感じが違うのでかなり弾きにくいです。
皮などの位置は替えていただけるのですが、去年購入したばかりの弓ですし、もちろんお金がかかるのでもう少し我慢しようと思います。
久しぶりに粗悪品中国製弓を使ったらとても弾きやすかったです。(笑)
フランス製を購入した時はとても繊細な音が出ると思ったのですが、フロッグと皮の隙間のことまでは考えが至りませんでした。
先日毛替えの際、作業終了間近にその話を職人さんにしたら、「はじめに言ってもらったら対応できたのに。」とのことでした。皮の交換とかしなくても毛替え時の調整で何とかなるということでしょうか?次回の毛替え時(たぶん1年後)にお願いしようと思います。

メンデルスゾーンのヴァイオリンの小品集の楽譜、届きました。4000円以上したのでもっと厚みのある楽譜かと思ったら、思ったより薄かったです。
ピアノ譜があっての厚みなので(ヴァイオリンの楽譜はたいていピアノ伴奏付きとヴァイオリンだけの楽譜に分かれています。ヴァイオリンの譜面には上げ弓下げ弓などの指示があります。)ヴァイオリンの譜面はもっと薄く、9曲でした。「無言歌」のVolkslied(民謡)も載っていました。表紙にメンデルスゾーンの絵とヴァイオリンを持った女児の写真が載っていて、いかにも子供用という感じです。
曲は今の私でも初見で弾けそうなものが多いという印象です。もちろん美しく弾くのは難しいと思います。でもレッスンで見ていただく曲以外に、ちょっとした場で弾けそうな曲の候補として良さそうな曲が掲載されている楽譜だと思います。ちょっとした場で弾く場合、今は年配のピアニストさんと組むことが多いのですが、モダンな和声がでてくるとダメですが(フォーレやドビュッシーなんかも難しいです!)、ロマン派向きの方なのでメンデルスゾーンあたりだと大丈夫。適度な短さの曲なので譜めくりも楽で一石二鳥です。(目が悪い方なので長い曲の伴奏だと譜めくりが難しい)
発表会のような場で使える曲がどれくらいあるかわかりませんが、弾いてみるのが楽しみです。
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これからやってみたい曲など(ヴァイオリン) [ヴァイオリン]

お久しぶりです。
なかなかブログに時間を割くことができませんが、元気で頑張っております。
特にヴァイオリンの練習時間を確保するために頑張っております。大きな本番が迫っているので練習も佳境に入っていますが、かなり実力がついた自信はあるものの、音楽的表現や細かいところ(トリルなど)がなかなか思うようにいかず苦労しています。二曲演奏するうちの一曲はほぼ一年かけて準備してきたため暗譜はできているのですが(もう一曲は約2か月ちょっとですが暗譜はできています。)、何があるかわからないので”お守り”で楽譜を見て(?)演奏します。でも視力も悪いし(それなのに最近コンタクトも眼鏡もしていませんが)、楽譜見ながらだと演奏に影響するので、見ている余裕はないです。
楽譜を見ながら弾くと、弓が斜めになってしまったり、ポジション移動の際うまくいかなかったりします。もちろん楽譜見ながらでもできないことはないのですが、楽器を見ながら行うほうが楽器の操作に集中できるのでそのほうが良いですね。
速い曲で急いでポジション移動や重音を押さえる必要があると楽譜を見てなんかいられません。


本番のことで頭がいっぱいですが、これからやってみたい曲などいろいろ考えています。
まず本番が終わったら通常モードに戻って、音階・セブシック・カイザー(2年かけてやっと12番が終わりました。苦笑)・鈴木教本4巻の練習になります。鈴木の4巻は魅力的な曲が多く、今取り組んでいるザイツの協奏曲も結構おもしろいですし。(ザイツの曲が3曲あります。)ザイツという作曲家、ヴァイオリンをやっている人にはポピュラーですが、私は全く知りませんでした。
また昔から憧れていたヴィヴァルディの協奏曲が2曲(a-mollの1楽章と3楽章)。バッハのドッペル協奏曲もあります。今回の本番の1曲はこの教本に掲載されているカール・ボームの「無窮動」ですが、楽しい曲です。(本番で楽しく弾けるかわかりませんが。笑)
本番の練習をしながら息抜きに4巻の曲の譜読みをしてきました。早く5巻・6巻を入手しどんな曲があるかなあというのが見たいのですが、鈴木の教本はCD・伴奏譜がついているため一巻が結構高いです。4巻ではバッハのドッペルの2ndパートとソロパートなので1stも見たいのです。(1stは5巻でしょうか?)気になっているのは6巻あたりに入っているヘンデルのヴァイオリンソナタです。個人的にヘンデルは声楽曲の作曲家と思っているのですが、ヴァイオリンソナタもなかなか良いです。(ヘンデルの合奏協奏曲も大好きです。)
来年大曲に取り組むとしたらヘンデルでしょうか?引き続きクライスラーも良いのですが弾ける曲があるか疑問です。昔入手した憧れの「愛の悲しみ」、来年はもっと楽に弾けると思いますが。「前奏曲とアレグロ」もかっこいい曲です。

コンサートで弾くヴァイオリンの曲は一般的になぜか教本から選ばれることが選ぶことが多いような気がします。
ピアノや声楽では普通教本からではなく曲集から選びます。ヴァイオリンの曲集ももちろんあるのですが、現在のレヴェルでは弾けない”名曲”が多いです。日本のものではポピュラー系の曲も入っている楽譜が多いですが(「情熱大陸」とか)、それも現在のレヴェルでは難しい曲が多いです。
ピアノならレヴェルに応じた楽譜がたくさん出ているのに。声楽の場合はイタリア系・ドイツ系・・・とかに分かれますね。
レヴェルに応じた曲となるとやはり教本掲載曲になるのでしょう。
私は鈴木を使用していますが、「新しいヴァイオリン教本」(音友)に鈴木にはない魅力的な曲が多そうです。ですが、一部同じ曲が入っているので購入をためらっています。

大曲で有名な大作曲家でも易しめの曲は必ずあるはず、と思っています。基本私はヴァイオリンのために作曲された曲を原曲の通りに弾きたいと思っています。教本では簡単に弾ける調になっている場合が多いので。
とても気になっている作曲家の一人がメンデルスゾーン。美しい曲が多いですよね。メンデルスゾーン+ヴァイオリンとくると、どうしても有名な「ヴァイオリン協奏曲(メンコン)」が出てきますが、もちろん身の丈に合わないし、私の中ではそれほど好きな曲ではありません。
「無言歌」の中の曲をヴァイオリンとピアノで演奏していることが多く、それも気になっています。
もともとピアノの曲ですが、旋律をヴァイオリンが演奏するのだからピアノはソロで弾くより楽なはずでしょうか?ただもともとヴァイオリンのための曲ではないというのがひっかかるところですが。(笑)
「無言歌」のヴァイオリン・ピアノ伴奏の楽譜集が欲しいのですが、なかなか見つかりません。
一部の曲が「名曲集」などにはいっていますが、私が特に欲しいのは「慰め(コンソレーション)」です。IMSLP(著作権切れの楽譜をダウンロードできる)を見てみたらあったのですが、印刷がうまくいかず見にくい状態です。(私は家にプリンターを置かずいつもコンビニのネットプリントで印刷しています。)

気になるメンデルスゾーン、絶対何かあるはず、と思い輸入楽譜中心に検索していたら、"Easy Pieces(やさしい小品集)”という楽譜が出てきました。Universal Editionから出ています。ササヤ書店のサイトで見つけました。今日の夜届く予定でドキドキしています。”やさしい”と言ってもそれなりに難しいと思いますし(今のレベルで物足りないくらい簡単な曲ではないと思います。)、どんな曲が掲載されているのかまったくわかりませんので。お値段、代引きで4,759円です!ササヤ書店はすぐ行ける場所にあるのですが(電車には乗りますが)梅田の地下街をうろうろすることになり、書店のあるビルもうろうろし、店舗の中で楽譜を探すのも結構体力が要るので、行こうと思ったら気合が要ります。
そんなわけで、まったく中身がわからない楽譜を購入することになりました。
検索にも時間がかかったし、同じものをまた出そうと思って出てこなかったら困るので、購入することにしました。

他の作曲家ですが、弾けるかどうかは別としてクライスラーの小品集は全巻でなくても購入したいなあと思っています。好きな曲は「中国の太鼓」とかですが絶対弾けるようにはならないと思います。クライスラーは「ロンドンデリーの歌」とか編曲していてそういう曲も掲載されていますし、まずは時間をかけたら弾けそうな曲が入っている巻を購入したいです。ちなみに今弾いている「テンポ・ディ・メヌエット」は小品集になくてピースを1,826円で購入しました!(購入したのはササヤ書店でした!)
輸入楽譜、高いですね!
あと今弾いているカール・ボーム、声楽曲で知っているのも一曲だけですがとても良い曲なので、私の中で評価の高い作曲家の一人です。「無窮動」は「小組曲」の中の曲なのでほかの曲も気になっていて全曲の楽譜を入手したいです。

クラシックではないですが、アイリッシュにも興味があります。アイリッシュではヴァイオリンではなくフィドルと言いますが、やってみたいです。できそうな楽譜もほしいですが。
アイリッシュもどきで遊ぶこともたまにあります。開放弦を多用した重音で適当にアレンジした「アメイジング・グレイス」とか。自画自賛ですがそれっぽくなりました。

アイリッシュは遊びで取り組む程度ですが、やってみたいソロ曲はやっぱりロマン派中心でしょうか?
バロックが好きですが協奏曲などは本来弦楽合奏である部分をピアノでやるため、本来の姿ではないと思うので。

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「G線上のアリア」12年前と現在 [ヴァイオリン]

ヴァイオリン練習にいそしむ日々です。
去年は緊急事態などで練習できない日が多く、一年の半分くらいは練習できなかったように思います。
練習できた月ももちろん毎日練習できたわけではありません。
今年は多少雨が降っても頑張って練習に行きたいと思います。
最近はヴァイオリン練習の合間にリコーダーや声楽の練習をはさんでいます。ヴァイオリン練習は長時間でも大丈夫ですが(4~5時間でも)、息を使うものは疲れます。特に声楽は30分が限度ですね。いや30分でも真面目に練習したらかなりきついです。

ヴァイオリン練習は基本的に小野アンナ音階→セブシック→カイザー→”曲”の順にするようにしています。(レッスンでも)
しかし、今”曲”の優先順位が高くなっています。冬に向けて発表会用の曲を練習しているのですがポジション移動とかフラジオレット、重音がたくさん出てきて難易度が高いため、早いうちに弾けるようにしたいという気持ちからです。もちろん”曲”だけやっていてうまくなるわけでもないと思いますので基礎練習も大切にしたいのですが、場所を借りて練習しているため時間の制約があります。なので基礎練習がおろそかになりがちですね。
またレッスンの課題とは別な”曲”も練習しています。本当はレッスンで見ていただきたいくらいですが、独学で弾き続けてきた「G線上のアリア」(原調なのでG線ではない)を久しぶりに練習しています。(原調で伴奏は編曲されたものです。)

長いこと第1ポジションで弾いてきましたが、最近は第2・3・4ポジションを使った曲(クライスラーの「テンポ・ディ・メヌエット」)を練習していますので、楽譜に記載している通りのポジションで練習しています。クライスラーのその曲に比べたら楽にポジション移動できますが、第1ばかり使ってきた癖があるため、ついつい忘れそうになります。またちょっとした歌いまわし(?)が楽譜によって違うのでこれは自分にとってなじみのあるものにしています。(それが正しいのかわかりませんがとりあえず。)私は以前ポケット版のスコアを見て弾いていましたが、ヴァイオリン名曲集の「G線上のアリア」(G線の)と今弾いている原調の「G線上のアリア」は歌いまわし(?)も違うし、ボウイング(上げ弓・下げ弓などの弓の使い方)も違います。
特に今困っているのでは出だしの長い音(Fis)。テクニックがないため、これだけの長さを美しい均一な響きで弾くことは難しいです。下手すると4拍目で弓が足りなくなる!!今使っている楽譜ではこの長い1音に上げ弓・下げ弓を使っていますが、なんか違う気がして私は下げ弓だけを使っています。この音、私は以前は上げ弓で弾いていましたし、上げ弓だけの人・下げ弓だけの人・上げて下げる人・・・と様々です。また、この出だしのFis音を以前は第1ポジションで弾いていましたが今は第3ポジションで弾いています。しかし位置についてまだ迷いがあり不安になります。更に弓が足りなくならないよう恐々と弾き始めることもあり、音がカスカスになります。弱音でももっと密度の濃い音にしたいです。この音、第3ポジションだと3の指になり、第1の時の1の指よりヴィブラートをかけやすいのですが、とにかく最初から難しいですね。

ちょっと録音してみました。前半後半で分けています。
(前半)繰り返しています

(後半)容量の関係で繰り返していません

伴奏がないこともあり、伸ばす音の長さがいい加減になっていますね。自分ではちゃんとやっているつもりなのに。ポジション移動で必死になっているせいでしょうか。



実は10年以上前に録音して記事にしたことがありました。
これだけ聴いてみると下手なりにそれほど悪くもないかな?なんて思ったりします。レッスン受けていなかったし・・・。まあさすがに現在のほうがそれなりに進歩していますよね。

過去記事はこちら
何と!!ちょうど12年前の6月15日の記事でした!!(今気が付きました。)


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クラシックギターの伴奏 [リコーダー]

忙しくしているうちに前の記事から2か月も経ってしまいました。

最近クラシックギターを弾く仲間が増え一緒に何かやってみようということになりました。
当然ギターは伴奏になるわけですが思うような楽譜がなかなか手に入りません。
最近楽譜作成のFinaleを再インストールし、ちょっと試しているのですが、やり始めると簡単そうなことでつまづくためなかなかはかどりません。せっかく何とかなっても保存できずパーにしてしまったり、、、

そんなわけで楽譜を購入しました。

ギター伴奏付 アルトリコーダーテキスト

ギター伴奏付 アルトリコーダーテキスト

  • 作者: 田中吉徳
  • 出版社/メーカー: 全音楽譜出版社
  • 発売日: 2010/09/17
  • メディア: 楽譜




多田リコーダーシリーズ(6) アルトリコーダーとギターのためのバロック名曲選 (Recorder Library Tada Series)

多田リコーダーシリーズ(6) アルトリコーダーとギターのためのバロック名曲選 (Recorder Library Tada Series)

  • 作者: 多田 逸郎
  • 出版社/メーカー: 全音楽譜出版社
  • 発売日: 2011/05/17
  • メディア: ペーパーバック



クラシックギターを弾く人は大学を卒業したばかりの若者(男性)で大学に入るまで音楽演奏をしたことがない人です。5線譜を読むことはできますし、クラシックギターのレパートリーと言える曲を何曲か暗譜で弾くことができます。結構長い大曲でも暗譜で弾いていてすごいなあと思います。(私は覚えている曲でも暗譜が不安です。)現在はレッスンに通っているとのことです。
こんな大曲が弾けるなら簡単な伴奏はすぐできるだろうと思いますが、伴奏経験がないため様子見で合わせてみました。
上に挙げたリコーダーのテキスト(田中吉徳さんの)は小中学生用だと思います。有名曲を短くしてリコーダーに合うように移調し、クラシックギターの伴奏をつけたものですね。なのでとっつきやすいのですが演奏会で使おうと思うと一曲一曲が非常に短いです。
彼が今レッスンでソルの「魔笛の主題による変奏曲」をやっているということで、このテキストから「魔笛」の「なんと素晴らしい音だ」「恋人か女房が」を、またモーツァルト関連で「ピアノソナタイ長調」を合わせてみました。ピアノ伴奏とは違った新鮮さがあって楽しかったです!

「魔笛」の二曲は原曲を知っているだけにこの短さが物足りず、せめてもうちょっと加えることができないものか、としまいこんでいた「魔笛」のオペラスコアを出してみました。音友から出ているピアノ伴奏のスコアなのですが、これをテキストの調に合わせて移調楽譜を作成したらどうかと思ったのです。(もちろん全部やるのはしんどいので一部分)
しかし最初のほうで挫折しました。ピアノの人(一緒に活動してくださっている方)にはパパゲーノが鳴らす鈴の音(グロッケンシュピール)の部分を主に弾いていただきたかったのですが(電子ピアノのグロッケンシュピール音で)、音符が細かすぎて楽譜作りが難航。ホント手書きのほうが早いです。
手書きだとどんなに丁寧に書いたとしても見にくくなってしまい、ピアニストさんはあまり目が良くないので無理です。
しばらくはこのアルトリコーダーテキストで伴奏の練習をしてもらい、次にバロック曲のほうをやってみたいと思います。(バロック曲のほうは有名な曲もありますが、基本的にその筋の人にしかわからないマニアックな曲ばかりです。ソプラノリコーダー編もあります。)

合わせるまでLINEでYouTubeに上がっている原曲を送って感じをつかんでもらいました。ソルの「魔笛~」をやっていてもオペラは見ていないだろうと思いましたし。そもそも「魔笛」の主題を使っていても全然別物という感じがしますね。

彼がコード譜でアレンジできるようになったらもっとできることが増えるのですが。まあ若いしやる気がある方なので近いうちにできるようになるでしょう。ある方からアコースティックギターを譲っていただいたらしいですし。(共通の知人でお互いその方とのコラボも予定しています。この方は器用にこなす人ですが五線譜を見て演奏する人ではありません。)

クラシックギターの伴奏でリコーダー(ソプラノかアルト一本)か歌(ソプラノ)の楽譜を探しています。特殊な現代曲やあまりにも難しい曲ではなくほどほど簡単な曲です。現代ギター社からクラシックギター伴奏の「イタリア歌曲集」「ドイツ歌曲集」「日本歌曲集」が出ているのは知っていますが、他にないでしょうか?ネット検索だとわかりにくく困ります。ポピュラー曲でアコースティックギター用でもよいのですがギター伴奏部分が5線譜になっていることが条件です。彼はタブ譜というものを使ったことはないと思うのですが、タブ譜でも大丈夫なのでしょうか?(タブ譜ってコードの押さえ方ですよね?コードをアルペジオで弾くとかどうかの指定はなくて自分でアレンジするのでしょうか?)

あとクラシックギターの彼とのコラボで考えているのは私ももう一度クラシックギターをやってみて二人で二重奏をする、ということです。もちろん私は超簡単なことしかできないので”生徒&先生”みたいな楽譜(初心者のテキストにあるような)で合わせてもらうことです。そういう楽譜、あるとおもうのですが、検索ではなかなかわかりません。
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弦張り替え [ヴァイオリン]

中国製ヴァイオリンを弾いていた頃、ペグがまわりにくく、弦(主にE線)がよく切れていました。
ペグが回るようにチョークを塗ったこともあります。新しいペグ・ペグソープを購入した後それらを使用しないうちに現在のヴァイオリンをヤフオクで購入したのが10年以上も前。
それから長く弾かない期間がありましたが、弦交換はE線の一回のみ。ヴァイオリンを再開後1年半近く経過し、以前より弾く頻度が大幅に増えたのですが、弦が切れることはありませんでした。

以前は”切れたら交換”でしたが、交換の目安は3か月から半年とのことで交換しなければと思っていました。ヴァイオリンケースには切れた時のために予備の弦(G・D・A線は以前ヤフオクで購入したOrient←E線は使用中でした。予備のE線はDominant。)を入れていました。
なかなか切れないということもありましたが、先生から指摘されることもなく、弦交換をしていませんでした。今回弓の試奏に行ったA店で新しい弦を4本(G・D・A・E線)購入したため交換してみました。

ヴァイオリンケースに入れていた予備弦を先に使用したかったですが、A店で購入したものを使用してみました。
A店で弦を購入した理由は、弓の試奏だけして帰るのも・・・と思ったからで、購入前に男性スタッフさんにいろいろ教えていただきました。購入しようと思ったDominantだけでもいろいろあってうっかり間違えたりしないように、と思ったからです。弦の端が輪っかになっている”ループエンド”とボールがついている”ボールエンド”の違いはもちろんわかりましたが、それ以外にも種類があり、どうしていいかわからなかったからです。
E線に関してはGoldbrokatにしてみようと思っていたので、”G・D・A線Dominant+E線Goldbrokat”の組み合わせについてもお聞きし、”定番の組み合わせ”とのことでその組み合わせで購入しました。
(最初はE線1本だけで良いと思っていましたがこの組み合わせで試してみたいという思いもあり4本購入しました。LINE登録し10%オフになり4,500円程度。)
初心者にふさわしい標準的な弦を選んでいただきました。いろいろ説明をしていただきましたが、日数経ってしまったので忘れています。思い出したらまた書きます。
DominantとGoldbrokatの組み合わせはクセがないようですね。

張り替えはもちろん経験ありますがYouTubeにも方法がアップされているので参考にさせていただきながら作業しました。まずボールの部分をアジャスターに引っ掛ける(4弦分アジャスターがついているテールピースなので)のですが、このタイプで弦交換するのは初めてでしたし、うまく引っかかっているのか不安でした。E線が一番苦労し途中で何度も外れました。
4本すべて交換するのは初めての体験でした。駒が動いてしまわないよう、一本ずつ外して付けて~の作業をしました。昔駒が完全に外れてしまったことが何度もあり、自分でこれはという位置にしていましたが、今では考えられません。最近はレッスンの時に先生が駒の傾きを直してくださることが多いのですが、おかしいなと思ったら工房に持っていこうと思っています。
とにかく動画を見ながらなんとか張替作業を終わらせましたが、4弦すべてペグ部分はきちんと整った巻き具合にしたかったのになかなか難しく、特に苦労したE線は整っていません。

張り替えてから一か月以上経過していますがボールが外れることもなく順調です。最初の頃はすぐ緩んでしまっていましたが2~3日すると安定していたと思います。

新しい弦+弓でバッハの「ガヴォットニ長調(管弦楽組曲第3番第3楽章)」(「G線上のアリア」もこの組曲ですね。このガヴォット、「まっかな秋」に似ています。笑)

(1)


(2)


(1)→(2)→(1)の順に演奏します。(2)は容量の関係で最後のほうをカットしました。


比較のために中国弓での演奏を・・・。(失敗したため途中まで。笑)


中国弓は3月21日、新しいフランス弓は4月7日の演奏です。この間にレッスンがあり、だいぶ練習したため当然うまくなっているのですが、弓の違いを感じ取っていただけると思います。
弦は両方とも新しい弦です。

スマホを置いている位置が違うため音量に差があります。フランス弓の時は楽譜の向こう側、中国弓はすぐそばです。
本当は速めのテンポで祝祭感のあるスリリング(笑)なノリノリの演奏にしたかったのですが指定の指使いでのトリルなどが弾きにくく、リズムやテンポが崩れました。
また失敗しないように、という意識が働いたせいかフランス弓の演奏はおとなしめになっているように思います。
そういうこともありますが、フランス弓のほうが上品(?)に仕上がっている気がします。中国弓で練習を重ねても4月7日にこうはならなかったと思います。


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弓購入 [ヴァイオリン]

またまた間が開いてしまいました。でもこの間数回下書き記事を書いていました。
ちょっと書き加えようとしている間にほかに書きたいことが増え、書き加えては削除を繰り返していました。別に深刻な内容ではなく、ヴァイオリン弓の購入にまつわる話です。
以下それをまとめた記事になります。(結局すべて削除しあらたに書きました。笑)

結論から先に言うとついに新しい弓を購入しました。5万5千円程度でフェルナンブーコ材のフランス製弓です。(Ary France)
3店で試奏させていただき、結局は以前弓の選定会で勧められ自分でも良いと思っていたものに落ち着きました。
今回弓探しをして店舗によって置いてある弓が違うことに気が付きました。なので弓のメーカー名を出すとどこで購入・試奏したかばれそうなのですが、今回の弓は全国チェーンの某楽器店で購入しました。

私が持っている楽器は鈴木ヴァイオリン(No.300←弓などすべてセットになったアウトフィットヴァイオリンの番号で実はNo.310のヴァイオリンとのことです。)なので、鈴木の弓も検討しました。また鈴木と同じく愛知県の弓メーカーの杉藤も検討しました。が両方とも私が行った店舗では試奏できず。日本の有名メーカーですし試奏できないことはないと思ったのですが。ちなみに杉藤はネットでいったん購入し自宅で試奏後返却できるというシステムがあります。
鈴木・杉藤あたりのお手頃価格を試奏せずに購入することも考えたのですが(できればフェルナンブーコ材というこだわりはありました。)、先生から試奏してからの購入を勧められたといういきさつもあり、自分が行きやすい3店で試奏させていただき、その中で決めたというわけです。ほかにも行けないことはなかったのですが、行くだけで疲れてしまうというのもあり(楽器を背負って都会に行くだけで疲れます。)、そこで決めました。
ネットで購入検討した中で、以前ヴァイオリンケースを購入したネットショップ(弦楽器専門)の商品が最後まで候補だったのですが、試奏できないためやめました。鈴木や杉藤の弓も公式ショップで購入するより安いです。ただ公式のほうがメンテナンスなど安心かなと思いました。もちろんこのショップでもメンテナンスはしてもらえますし、評価が高いのと以前買い物をしたことから信頼できるということでずっと悩んでいました。鈴木や・杉藤以外にオリジナル商品が魅力的でだいぶ悩みました。フェルナンブーコ材の弓が格安だったのです。
ネットで見かけて気になった弓をどこかのお店で試奏できれば良かったのですが、先ほども触れたように鈴木・杉藤ですらどこでも試奏できるわけではないのでネットショップのオリジナル商品は試奏できるわけがありません。

さて、最初に試奏に行ったのは全国主要都市に店舗がある弦楽器専門店(A店)。希望(高くても数万。フェルナンブーコ材)をお伝えするとまずSforzandoという台湾製の弓を2本出してくださいました。これはブラジルウッド材でランクの違うものでしたが2本の大きな違いは感じられませんでした。
店舗で試奏するのはお客が少なくても緊張しますね。ひたすら今やっているバッハの「ブーレ」(無伴奏チェロ組曲第3番)の出だしを弾いてみました。30年以上使っていた中国製弓と比較したらもちろん弾きやすかったのですが次に出してもらったドイツ製Roderich Paesoldは重音がとても出しやすいと思いました。これもブラジルウッドの低価格のものでしたが(4万4千円くらい。)、ここで購入するならそれでも良いかなと思いました。
弓購入はしませんでしたが弦を4本購入して帰りました。(G・D・A線はDominant、E線はGoldbrokat)今回は弓についての記事なので弦購入・弦交換についてはまた次回にでも書きたいと思います。
弓試奏でお世話になった女性スタッフも弦選びでお世話になった男性スタッフも非常に丁寧に説明してくださったと思います。今回ははじめての買い物でLINE登録して10%オフでした。弦楽器フェア中に買い物したらまた10%オフになることもあり、ここでドイツ製を購入しても良いかなと思ったのでした。


次に試奏に行ったのはA店近くのB店。本当はA店と同じ日に行きたかったのですが、ここは予約制になっていて同じ日は無理でした。A店に行った約一週間後に行くことになりました。この日は練習してから行ったため楽譜を持っていました。お店に入ると女性店長さんが数本の弓を出してくださり、「まずは値段を見ないで試奏してみてください。」と言われました。最初は楽譜を見ずに例の「ブーレ」の出だしを弾いていたのですが、比較してもはっきりした違いがわかりにくいと思っていたら「苦手な部分で比較したほうがわかりやすいですよ。」とのことで楽譜を出して試奏しました。「譜面台を使ってください。」とのことで使わせていただきました。そうそう、試奏するにあたって調弦はしていません。(苦笑)調弦したかったですが、そこで調弦に時間をかけるべきかどうか悩みましたし(調弦に時間をかけるのはずうずうしい気がしました。)大幅には狂ってないと思いました。A店でも同様です。
この店長さん、ヴァイオリンをかなり弾ける方らしいことは知っていたので、試奏はレッスンのように緊張しました。ここでなくても弦楽器専門店や楽器店の弦楽器コーナー担当の方はある程度弾ける方なのでしょうけれど、この方はかなり弾ける方のようでしたので・・・。
結局1本を除いてほかの弓は最後まで大きな違いがわからずじまいでした。1本は明らかに太く、ほかの弓より弾きにくい感じがしました。ほかの弓はフェルナンブーコでその弓はブラジルウッドでした。
ほとんど(全部?)Knollというメーカーのものでした。(これもドイツ製。ヨーロッパ製ではドイツ製がコストパフォーマンスが良いようです。)
店長さん曰く、フェルナンブーコ弓は7万以上じゃないとないとのこと。ネットで2万円台のフェルナンブーコ弓を見かけた話をしましたが、「安いからお得というわけではありません。」「お値段なりの音になります。」と言われました。私は内心(でもコストパフォーマンスは良いかもしれないし・・・)と思いながらお聞きしましたが、このお店では自信を持って出せるフェルナンブーコ弓は7万円以上なのだろうと思いながら聞いていました。
鈴木とか杉藤など日本の弓がないかお聞きするとArchetの弓を出してくだしました。Archetは以前大型楽器店(後述しますがC店)で試奏させてもらっていました。
店長さんもおっしゃってましたが、自分と自分の楽器との相性があるため、人の評価でなく自分の感覚が頼りです。今回の試奏では残念ながらビビッとくるものはありませんでした。もちろんもっと上のランクの弓でビビッとくるものはあったのかもしれませんが予算の問題があります。今回出していただいた弓はこのお店では低価格の部類ですが7万は・・・と思いました。お店のブログにもありましたが、楽器本体の1/3から1/2くらいの値段が目安だそうです。私の楽器なら25,000円から4万くらいでしょうか。楽器・弓・ケースでトータル2万円のセットの弓を30年以上使ってきた私には2万円以下の弓でも今までとはだいぶ違うと思ったので、ネットで試奏せずに2~3万台の弓を購入してもおそらく大丈夫、という自信はありましたが、先生から強く「試奏して選んで」と言われていたのが気になり、試奏して購入することにしたのでした。
そうそう、このB店で発見がありました!私が「(自分の)弓が重いんですよね。」と言ったところ、店長さんはキッチン用スケールで私の弓とほかの弓(出してくれていた数本)を比較してくださいました。そうすると意外な結果が!私の弓が一番軽かったのです!
弓の重さは60グラム±2グラムらしいですが、私の弓は55グラムくらいだったと思います。重心の問題があるようですが、選ぶ際は実際の重さより弾いた時に感じる重さで選ぶべきらしいですし、重く感じるから悪いということでもないようです。
またこの時あらためて気が付いたことがありました!30年以上も使っていてどうして気が付かなかったのでしょう!弓のフロッグ部分は黒檀が使われていることが多くたいてい黒いのですが、自分の弓のフロッグが黒くないことを知りました!(弓の色に近い色です。)ネットで弓探しをしていて黒くないのもあるんだなあとは思っていましたが、自分のがそうだということには思いが至っていませんでした。
とにかく勉強になることが多かったB店(上げ弓の力加減を指摘してくださったり)でしたが、ここでも購入はせず、楽器を拭くクロス(B店オリジナル。素敵なマーク入り)を購入して帰りました。

試奏は疲れます。上級者にはどうということないのでしょうけれど、私のような初心者レベルの人には厳しいです。弓を選ぶ能力が育っていないのですから。次はC店ですが、A・B・Cの三つの店舗はかなり近くにあるにも関わらずすべて別の日に行くことになりました。特にB店は緊張しました。(一番期待していたのはB店でしたが・・・)

そして全国チェーンの大型楽器店のC店。以前弓の選定会に参加させていただいたお店ですが、結局ここで前に試奏させていただいた弓を購入したのでした。
試奏したい旨お伝えすると、弦楽器担当の男性が「今ならレッスン室が開いています。」と案内してくれました。ここでは個室で試奏できたのです!ラッキーでした。
希望の弓(以前試奏したAry FranceとArchet)を持ってきていただき、楽譜も出して(この日はその後練習予定で楽譜を持参していました。)ゆっくり試奏させていただきました。
以前の選定会の時よりは弓を選ぶ能力がそれなりに育っているわけですし(一年半くらい経過していますので)、A店・B店の後だったため違いがはっきりわかりました。私が購入したAry France(フェルナンブーコ材)は細めでしなやかだと思いました。重音はA店で試奏したRoderich Paesoldのほうが楽に弾けると思いました。
フェルナンブーコ材であり吸い付くような感覚、フランスの弓にしてはお手頃価格(A店B店ではフランスの弓は高いので候補にはしていただけませんでした。)、繊細な音が出せるということで結局Ary Franceに決定。
男性スタッフさんが弓を検品・クリーニングしてくださってから購入。持ち帰りはそのまま楽器ケースに収納でした。また試奏していますので当然松脂がついています。試奏したうえで松脂のついていないまっさらなものを渡されると思っていたのです。楽器ケースに新品を収納するのも驚きでしたが(そのほうが無駄な袋や箱はいらないので良いですが。)、松脂付きを購入することになったのも驚きです。
こういうものなのでしょうか?ネットショップで購入するときは当然まっさらなものが届くはずですが、店舗には試奏用・販売用と両方置いているわけではないのでしょうか。

もうこの先弓のグレードアップはしないであろうと思い、当初の予算(2万円以下。苦笑)よりかなり奮発しましたが、家族からのプレゼントとしてお金をだしてもらったこともあり購入できました。
この先楽器をグレードアップすることもないと思います。今の楽器はヤフオクで1万円で購入しましたが、今思うとラッキーな冒険でした。状態が良かったので。ヤフオクで弓購入も検討しましたが、結局毛替えが必要になったりすることや、保証を考えやめました。ヤフオクでも毛替え済みで良い状態で出品されている方も多いと思いますが、ネットに張り付いている暇もなく。(良いと思うものはすぐ入札されますから。)
Ary Franceの一番低価格の5万5千円ですが、私には充分すぎる弓だと思います。この先もっと欲が出ることってあるのでしょうか?もちろん上達はしたいですが。とにかくただ同然の弓から(セットで2万円ですから3千円程度?)5万5千円の弓に昇格です。
それにしても中国製弓で30年以上、よく頑張りました。以前弓の選定会で「この弓では上達するのはなかなか難しい」と言われましたが、曲がっていた(これも選定会で指摘されました。)こともあり、弾きにくかったんだと思います。
でも別な弓を試すチャンスもなく、こんなものなんだと思って使ってきました。購入してから2週間くらい経過しましたが、徐々に違いがわかってきているような気がします。徐々に、というのは新しい弓の扱いに慣れるまで少し時間がかかっているからなのでしょう。
良い弓についてよく言われることですが、今までの弓と比較するとやはり”吸い付きが良い”感じがします。また弾いているときの雑音も少なくなったような気がします。雑音についてB店で話したところ、駒の角度にも問題があるようなのですが。(言われてみて思い出しましたが、高校生の頃は今より下手だったと思いますがそれほど雑音は気になりませんでした。)
それから試奏で感じたように、弾けば弾くほどしなやかさを実感します。試奏した弓の中で一番しなやかだと思います。

ヴァイオリンケースには弓を二本収納できるようになっていて、今までの弓を収納していた下の段に新しい弓を収納(弓毛を下に)、今までの弓は上の段に収納(弓毛を上に)することにしました。(C店でそのように言われたため。)でも今までの弓を使うことはないと思います。

新しい弓で練習が更に楽しくなってきました!!(弦交換したこともあります。これについてはまた次回に。)
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近況(パソコン・ヴァイオリン) [ヴァイオリン]

前回の更新からまた間が開いてしまいました。
パソコンの修理をしていただいた後不具合が生じたためです。
あの記事を書いた次の日くらいからインターネット閲覧中になぜか検索画面に戻ってしまう(移動してしまう)という不具合が続きました。修理中にブラウザがたくさん立ち上がってしまう不具合があったとのことで、電気屋さんはそのことを念頭にいろいろと調べたり考えたりしてくださっていたのですが、検索画面に戻ってしまうということがなかなかうまく伝わらず、不具合がなくなるまで時間がかかってしまいました。この間自宅にも何度か来ていただき、二回ほどお預けしています。電話で教えていただきながら操作したこともありました。
前の記事でWindows10にアップデートしていただいたことを書きましたが、Windows10入れ替えてまっさらな状態にしていただきついでにSSDを入れていただきました。その際重要そうなファイルを電気屋さんの判断で戻してくださいました。取り外したハードディスクをいただきましたが、「残したいものは言ってくださったら戻します。」と言ってくださいました。
この後もしばらく不具合が続いた訳ですが、最後にお預けした時は数日間かけて様子を見てくださり、やっと不具合がなくなりました。
Windows10にアップデートする際、Windows7からいきなりアップデートしたことによる”アップデート障害”だったとのことでした。今回、順番にアップデートを行って(お聞きしませんでしたが一度Windows7に戻したということでしょうか?)数日間様子を見たところ不具合がなくなったので大丈夫だろうとのことでした。家に戻ってから数日経過していますが大丈夫です。

不具合が続いていた時、私は主にAmazon Primeの動画を見ていましたが、すぐに検索画面になってしまうのでまったく楽しめませんでしたし、自分でこの不具合を何とかしようとGoogle Chromeで操作している最中も戻ってしまうのでお手上げ状態でした。しかもネットで検索してもこの不具合の情報が出てきませんでした。
電気屋さん、最初はブラウザがどんどん立ち上がってしまうために検索画面に戻っているように見えると思っておられたためちょっと時間がかかりましたが、プライドにかけて頑張ってくださいました。
「ここで頑張らないと同じようなことが起こった時に対応できないから」とおっしゃっていました。

Windows10入れ替え・SSD取り付けで追加で1万8千円かかり、今回の修理では結局トータルで数万かかっていることになりますが、電気屋さんが何回も来てくださり真摯に対応してくださり、パソコンもサクサク動くようになり満足です。今後も何かあったらお願いしたいです。

ちなみに今回の不具合はGoogle ChromeだけでなくMicrosoft Edgeなどほかのブラウザでも同じことでした。


最近の近況ですが、1か月近くヴァイオリン練習ができていません。地域のコロナ感染拡大に伴うもので、外出を控えています。また1月と2月のレッスンもお休みしています。
2月の発表会をお断りしておいて良かったです。来年に向けて先生にはLINEでご相談しています。
今回の発表会にいきなり出演することになっていたら今やっている鈴木の教本から無難なところで選曲することになったと思います。1年あるので(今の状況が続くとなかなか練習できませんが)時間をかけて練習できますが、ちょっと高度な曲を選ぶことになります。
私としてはヴァイオリンのために作曲された曲を弾きたいと思っています。鈴木の教本にも良い曲がたくさんあるのですが、3巻まではヴァイオリンのための曲ではないものが多い上、前演奏をアップロードした「ユーモレスク」のように本来のものと違う調になったり初心者向けに簡単になっている曲が多いのです。また4巻以降はヴァイオリンのための曲がほとんどですが協奏曲が多いので独奏には不向きです。
希望としてはクライスラーの小品で私にも弾けそうな曲。手持ちでは「愛の悲しみ」があり、先生からは「愛の喜び」よりは弾きやすいと言われています。最近いくつか聴いてみて挑戦してみたいと思ったのが同じクライスラーの「テンポ・ディ・メヌエット」という曲です。これもそれなりに難しいと思いますが。

一か月ほど前に録音したものですが現状はこんな感じです。(苦笑)
ペッツォルトの「メヌエット」です。(鈴木の教本ではバッハになっています。)レッスンは去年の夏でしたが、その頃も充分な練習ができていませんでした。今回久しぶりに弾いてみましたがピアノで弾いたら易しい曲なのになかなか思うように弾けず、簡単な曲でもイメージ通りに演奏できない悔しさを感じます。

メヌエット(1)


メヌエット(2)


本当は(2)の後(1)に戻ります。

もっとゆっくり弾けばマシに演奏できるのですが、なるべく通常のテンポで弾きたいと思いました。
雑音が多くて嫌になります。

この曲は鈴木の教本3巻の前半の曲なのですが今は3巻の最後の2曲を練習しています。
今後発表会の曲に取り組んでいくことになりますが、私としてはもちろん音階・セブシック・カイザーと鈴木の教本も継続していきたいと思っています。もしかしたら「鈴木の教本はいいよ~」ということになるかもしれませんが、4巻になるとヴィヴァルディやバッハの素敵な協奏曲が出てくるのでやりたいです!

弓についてですが、購入に向けていろいろ考えています。長女がプレゼントしてくれると言っていますが、いくら仕事で頑張っているとは言え数万のものをおねだりするのは気がひけます。
本当にピンキリですが、自分の中での最高レベルは以前弓の選定会で提案された数万のもの(Ary FranceとかArcheとか)です。これはその時試奏済みですが、弓購入に当たって先生からは是非試奏するようLINEでアドヴァイスいただきました。購入検討しているとお話ししたところそのようにアドヴァイスいただいた訳で、先生から「弓が良くない」とか言われたことはありません。また情報として「3万くらいならカーボン弓のほうが良いとおっしゃっている方もいらっしゃいます。」とのことでした。ネットで購入できる2万円程度のフェルナンブーコの弓を考えていましたが、もちろん試奏できないので考えてしまいます。弓選定会は某大手楽器店でしたが、2万円以下のものなんて置いていたでしょうか?もちろん選定会で勧められたものを購入すればしばらくそれでいけるので後悔しなくて済みますが。(今の中国製弓なんて30年以上使っていますから・・・。笑)

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パソコンの故障

年末年始の記事を書きたかったのですが、パソコンの調子が悪くなりしばらく使えませんでした。
スマートフォンやタブレットでも書けますが、そこまでしたくなかったのでやめました。
よりによって年末年始に差し掛かるときに調子が悪くなるなんて運が悪かったです。
信頼できそうな近場(市内)の業者さんをネットで探し、年末最後の営業日という日にお問い合わせをした上で今年最初の営業日に修理依頼のメールを出しました。

やっとパソコンが使えるようになり、やれやれです。今使っているパソコン、購入して10年になるのでさすがに買い替えるべきかなと思いました。しかし2~3万で何とかなるならもうしばらく使いたいと思い、修理をお願いしました。
結論からいくと修理には3万5千円かかりましたが、業者さんの選定には間違いがなかったというか大当たりだったと思います。町の電気屋さんみたいな業者さんですが、とても親切に丁寧な仕事をしていただきました

今回の故障はネットなどは見ることができるのに起動してすぐにす~っと電源が落ちてしまうというものでした。ネットやワードのファイルなどを見ることができるのはまだ良いほうで何も見ないうちに落ちてしまうこともありました。以前ウイルスでダメになった苦い経験があるためそのあとはウィルスバスタークラウドを自動更新していたのですが、よくわからないけれど新たにインストールする必要が出たときにうまくいかずにそのままになっていました。そのこともあってウイルスのせいかもと思いました。
忙しさにかまけてパソコンを使う上で気を付けるべきいろいろなことがおろそかになっていましたが、いまだにWindows7でしたし(苦笑)、メールはたまりまくりでしたし(以前のプロバイダのSo-netのアドレスのメールは最近使っていないため)。
今回の故障の原因は機器を冷却するファンが固着して回転しなくなったためでした。オーバーヒートのような状態になって電源が切れたようです。これに関しては脱着工賃含め1万8千円で修理していただけましたが、Windows10にアップデートしていただくことになり(Windows7のままだと危険だといわれました。)アップデートを邪魔する不要なファイル、迷惑ソフト、マルウェアの類をいろいろ削除するという大変な手間がかかり追加で1万7千円かかりました。
自宅に届けていただいたあとも実際に起動させてしばらく設定関係でいろいろ操作していただき、雑談しながらいろいろと教えていただきました。かなり安い手間賃だったと思います。

修理前よりかなりサクサク動くようになりましたが、修理後の今の状態が限界みたいです。SSDも勧められましたがこれも良し悪しあるとのこと。良かったら、とのこと。いずれにしても近い将来に新品を購入する必要はあると思います。でもこの電気屋さんも同じ頃の製品を使っておられるとのことでした。


年末年始パソコンが使えなくて大変不便だったことの第1は年賀状でした。
年賀状と言っても印刷ではありません。ここ数年年賀状のデザインは下の娘に依頼し、印刷は日本郵便(違うところに依頼したこともありました。)でした。実は宛名など印刷したことがないのです。主張があってそうしているわけではなく、今はプリンターを使っていないからです。(笑)
プリンターを使っていたころ、紙詰まりとかが多くて思ったように印刷できないことが多かったです。
私が下手なだけかもしれませんが、かなりの時間がかかったため、年賀状の印刷などをするのはやめました。今はプリントする必要のあるものはコンビニでネットプリントです。
年賀状ですが娘のデザインの出来上がりがいつもクリスマスころになってしまい受け取りが遅くなるため、実際に宛名書きなど始めるのが遅くなってしまいます。元旦に届くように出すのが難しいです。
そして今回その宛名書きをするときの住所録をパソコンで見ることができず困りました。去年や一昨年の年賀状を見て書きましたが。

自分に届く年賀状を見ると宛先宛名など印刷です。皆さんプリンターのトラブルないのでしょうか?
とにかく宛先宛名書きだけで大変な思いをしています。さらに自分の住所と名前も書きますがこれは書いてない人も多いし、どうなんでしょうか?
裏面には自分のこだわりで一行コメントは必ず書いていますし、家族全員の名前を敢えて入れていないため自分の名前も書いています。
家族全員の名前が必要なのは親戚だけだし・・・ということでそうしているのですが、確かに面倒ではあります。家族全員の名前を印刷されている方の年賀状も多いのでそうしてもよいとは思うのですが・・・まあ自分のこだわりですね。

今回は住所録をパソコンで見ることができないので去年や一昨年に届いた年賀状をもとに住所を書きました。
修理のために初期化もやむを得ないと思いましたが無事でよかったです。(住所録は転居の際の通知を作成するために作ったものでUSBに移していませんでした。)

パソコンが戻ってきてAmazon Primeなどの動画が快適に見れるようになりました。ずっと課金していませんでしたが、NHKオンデマンドで見たい過去のドラマがたくさんあるため1月に入ってから申し込みました。今見ているのは「八重の桜」です。複数の知人が評価していましたが、なかなか素晴らしい内容だと思います。残念なのは過去の大河ドラマや朝ドラのすべてを見ることができないということです。





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ユーモレスク [ヴァイオリン]

大変寒くなってきましたね。引っ越してからこたつを使用していない(処分した)のですが、恋しくなってきました。
今日は今年最後のヴァイオリンレッスンがあります。昨日カラオケで数日ぶりに3時間半ほど練習しました。本当はもっと練習するつもりだったのですがクリスマスのごたごたなどがあってなかなか練習ができませんでした。毎回どの曲を中心に練習するか悩みます。セブシックとか音階は時間がなくてもやるべきものという認識でいますが、カイザーや”曲”に時間がかかるとこれらが充分にできないこともあります。
余裕がなかったので歌の練習はしませんでしたが、気になる曲があって一曲だけかけてみました。
それは何かというと「高音厨音域テスト」というものでボーカロイドの初音ミクの歌声でYouTubeに上がっているものなのですが、最近気になって見ている声楽系YouTuberの方々も演奏をアップしておられます。昨日カラオケに行く前にこの曲のことを知り、いくつか演奏を視聴してみたのですが、歌だけでなくヴァイオリンなどの楽器での演奏も出ていました。「高音厨音域テスト」って何のことかと思っていましたがこの曲のことだったのですね。それにしてもみなさんすごいです。夜の女王も真っ青な音域の声が出せるんですね。(夜の女王の更に1オクターブ上出しています。)遊びで取り組もうと思ったのですが、とても無理なので歌える音域だけにしておきました。聴いたばかりの曲(?)ですが覚えやすいです。

今日のレッスン曲だけで精いっぱいでしたが、記録のために先月末に合格した「ユーモレスク」を録音してみました。合格してからも毎回の練習で一回は弾くようにしている曲なのですが、今日は他の曲の練習で忙しく何回も録音したわけではありません。(ブログに載せようと思ったら何回か録音してなるべく良いものを選ぶことが多いのですが。苦笑)2/3の位置(最初のテーマに戻るところ)で一旦切って二つにわけて録音したのですが、2/3でもMP3変換したら微妙に5MB超えてしまったため、それを更に分けました。mollになるところで切ったのですがうまく切れなくて2つ目のファイルは頭のところが切れてしまいました。そんなわけで全部通しての演奏を3つに分割したのではなく、1・2は連続して演奏したもの、3は別に演奏したものです。
「ユーモレスク」はG-durですが、鈴木の教本ではD-durになっています。(今回はこのD-durです。)
調が違うと演奏しやすさがだいぶ変わると思います。今の私のレベルではG-durはかなり難しいと思いますが(しかもたくさん重音がでてきていますし)、D-durだと「あれ?ユーモレスクってこんなに簡単な曲だったっけ?」と思いました。それでももちろんいろいろと大変なことが多く、先生の要求も高く合格まで時間がかかりました。今でもばっちりというわけではないのですが。8月に宿題に出され11月に合格しているので3か月かかっていますね。他の曲はもっとあっさり合格しているのですが、先生がこの曲はこんな風に弾いてほしいというこだわりが強かったと思います。レパートリーにできるように、という思いもおありだったかなと思っています。
同じ音が連続していてもポジション移動がイマイチで違う音になってしまっているところが多いですが、今はこれで精いっぱいです。
最後はフラジオレットで終わっています。(うまくいったと思うのですが、本当はもっと良い響きになるはずです。



二つ前の記事で音楽的なことはわかっているはずなのにヴァイオリンをうまく操作できなくて歯がゆい思いをすることがあると書きましたが、この曲のレッスン中、何度もそういう思いをしました。たとえば変なところにアクセントがついてしまうとか長調と短調の変化を感じられるように弾いているつもりなのに先生から指摘されたり・・・などですね。思っているようには弾けていないんだなあ、と思います。
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