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ユーモレスク [ヴァイオリン]

大変寒くなってきましたね。引っ越してからこたつを使用していない(処分した)のですが、恋しくなってきました。
今日は今年最後のヴァイオリンレッスンがあります。昨日カラオケで数日ぶりに3時間半ほど練習しました。本当はもっと練習するつもりだったのですがクリスマスのごたごたなどがあってなかなか練習ができませんでした。毎回どの曲を中心に練習するか悩みます。セブシックとか音階は時間がなくてもやるべきものという認識でいますが、カイザーや”曲”に時間がかかるとこれらが充分にできないこともあります。
余裕がなかったので歌の練習はしませんでしたが、気になる曲があって一曲だけかけてみました。
それは何かというと「高音厨音域テスト」というものでボーカロイドの初音ミクの歌声でYouTubeに上がっているものなのですが、最近気になって見ている声楽系YouTuberの方々も演奏をアップしておられます。昨日カラオケに行く前にこの曲のことを知り、いくつか演奏を視聴してみたのですが、歌だけでなくヴァイオリンなどの楽器での演奏も出ていました。「高音厨音域テスト」って何のことかと思っていましたがこの曲のことだったのですね。それにしてもみなさんすごいです。夜の女王も真っ青な音域の声が出せるんですね。(夜の女王の更に1オクターブ上出しています。)遊びで取り組もうと思ったのですが、とても無理なので歌える音域だけにしておきました。聴いたばかりの曲(?)ですが覚えやすいです。

今日のレッスン曲だけで精いっぱいでしたが、記録のために先月末に合格した「ユーモレスク」を録音してみました。合格してからも毎回の練習で一回は弾くようにしている曲なのですが、今日は他の曲の練習で忙しく何回も録音したわけではありません。(ブログに載せようと思ったら何回か録音してなるべく良いものを選ぶことが多いのですが。苦笑)2/3の位置(最初のテーマに戻るところ)で一旦切って二つにわけて録音したのですが、2/3でもMP3変換したら微妙に5MB超えてしまったため、それを更に分けました。mollになるところで切ったのですがうまく切れなくて2つ目のファイルは頭のところが切れてしまいました。そんなわけで全部通しての演奏を3つに分割したのではなく、1・2は連続して演奏したもの、3は別に演奏したものです。
「ユーモレスク」はG-durですが、鈴木の教本ではD-durになっています。(今回はこのD-durです。)
調が違うと演奏しやすさがだいぶ変わると思います。今の私のレベルではG-durはかなり難しいと思いますが(しかもたくさん重音がでてきていますし)、D-durだと「あれ?ユーモレスクってこんなに簡単な曲だったっけ?」と思いました。それでももちろんいろいろと大変なことが多く、先生の要求も高く合格まで時間がかかりました。今でもばっちりというわけではないのですが。8月に宿題に出され11月に合格しているので3か月かかっていますね。他の曲はもっとあっさり合格しているのですが、先生がこの曲はこんな風に弾いてほしいというこだわりが強かったと思います。レパートリーにできるように、という思いもおありだったかなと思っています。
同じ音が連続していてもポジション移動がイマイチで違う音になってしまっているところが多いですが、今はこれで精いっぱいです。
最後はフラジオレットで終わっています。(うまくいったと思うのですが、本当はもっと良い響きになるはずです。



二つ前の記事で音楽的なことはわかっているはずなのにヴァイオリンをうまく操作できなくて歯がゆい思いをすることがあると書きましたが、この曲のレッスン中、何度もそういう思いをしました。たとえば変なところにアクセントがついてしまうとか長調と短調の変化を感じられるように弾いているつもりなのに先生から指摘されたり・・・などですね。思っているようには弾けていないんだなあ、と思います。
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Enrique

弦楽器は調によって弾きやすさがかなり変わる様です。
ピアノはCからですが,ヴァイオリンやギターではDやAの方が弾きやすそうです。
音楽の基礎のある方は「こう弾きたいけど上手くいかない」というのはストレスになるようですね。まずは元の演奏イメージが無いと始まりませんので,その願望があれば技術向上により必ず実現するものと思います。技術技術だけがあっても元の演奏イメージが無いとつまらないと思います。

大変よく弾かれていると思います。さらにご自分の演奏イメージに近づけば,素晴らしいのだと思います。

演奏データが5MB超えるのはおかしいですね。私の経験では3,4分は行けると思ったのですが,サンプリングが高すぎるのかも?ですね。
by Enrique (2021-12-27 09:18) 

伊閣蝶

「高音厨音域テスト」というのは初耳でした。
なるほど、こういう方向の行き方もあるのかとちょっとびっくりです。
ユーモレスク、これも大変すばらしい演奏と思います。
お忙しい中でもきちんと練習のお時間をお取りになっておられる成果ですね。
この曲、私たちとしては、下校時の音楽の印象が強く、子供のころから親しんでおりました。
by 伊閣蝶 (2021-12-27 11:59) 

Cecilia

Enriqueさん、お返事遅くなりすみません。
先生からよく音程を指摘されます。自分ではいけていると思っていても先生にとってはまだまだなんですね。自分の耳はあてにならないと思います。(歌の練習でも気を付ける必要ありです。)
また弓に関してはフェルナンブーコ材などの良い弓を使用したら変わってくるのかなとは思いますが、まずは弓を構える右手の特に小指の使い方が良くなれば音色が変わってくると思います。

この曲の音声ファイル、一つは無理でも二つで行けると思います。きりの良いところで分けてこうなりました。

>サンプリングが高すぎる

研究してみます。
by Cecilia (2022-01-13 05:45) 

Cecilia

伊閣蝶さん、お返事遅くなりすみません。
”高音厨”と呼ばれる方々(?)がいらっしゃるのだなあと思いました。
”厨”は2ちゃんねる用語でしょうか。(中毒の意味?)

>こういう方向の行き方

私も驚きました。ここまでいけるものなんですね。

私は下校の音楽は「遠き山に日は落ちて」だったと思います。
ヴァイオリン練習、毎日できればなお良くなるとは思います。先生からはよく忙しい時は全部やろうとせず、エチュードならそれをする目的を考えながら練習すべきと言われます。
音階練習も本当に奥が深くそれだけで一時間使うことが多いです。
今年は去年より練習できると良いのですが、もっと効率の良い練習を目指したいと思います。


by Cecilia (2022-01-13 05:55) 

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