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パソコン教室で感じたこと

試験が迫っています・・・。

パソコン教室のインストラクターはほとんどが女性。

感じの良い、優しい雰囲気の人ばかり。

今時のお姉さんなのに、黒髪で、好感が持てる服装です。(そういう風に指導されているのでしょうけれど・・・。)

鼻にかかったような話し方で、「今風」と感じますが、全体的には清楚なお嬢さんという感じです。

インストラクターの説明には無駄がありません。

マニュアルもあるのでしょうけれど(質問はやっている内容に限定されているし。)、言葉の一つ一つに無駄がなく、感心します。

・・・ところで、先週から初めてワードをいじっている私には、初めてのことばかりで、ついていくのに精一杯なのですが・・・本当に自分のもの覚えの悪さにがっくりきています。

家では使っているテキストに入っていたCD-ROMを使って模擬試験をしていますが、教室では超直前模擬試験というのをします。

家でやる問題は素直な文面が多いのですが、超直前模擬試験・・・と迷うような文面が多いのです。

昨日はもうマンツーマン状態でした。(受講者の一部だけでした。)

迷っていると「問題文をよく読んでくださいね。」「何がしたいですか?」

変な操作をうっかりしようものなら「何かおかしくないですか?」「昨日も説明しましたよね?」

怒鳴るわけでもないのですが、結構グサッときます。

何度か続くと、自分のやること全てに自信が持てなくなり、「又何か言われるかも・・・?」と緊張します。(合格させることが目的ですから、インストラクターは変な操作をすることにより試験続行不可能にならないようにいろいろ親切に教えてくれているのですが、これがなかなか恐怖です。)

それで思い出したのが、私が時々短期のバイトでお世話になるところの文具担当のお姉さん。(20代後半で、たぶんこのインストラクターの方々と同じくらい?)レジの操作もスキャンするだけなら簡単で良いのですが、「返品」「返金」ってかなり面倒なのです。(レジもパソコンと同じですよね。)
常に仕事をしている人なら、毎日のことで慣れているので当然うまく対処できるのですが、私のようにたまにしか行かないとせっかく覚えたことも次の時には忘れていることもあります。
特にクレジットカードで支払っておいて、「ああ、やっぱりやめるわ。」と言われるのはあまりないことですが、たま~にあり、かなり面倒な手続きが必要です。(こちらのミスで間違って打つとなお面倒!)
そしてほかのお客様が並んでいるのに、(どうしたらいいの~)と悩んでいるわけにもいきません。
レジだから当然家では練習などできないし、仕事に行っていない期間忘れないようにしようと思ってもレジ操作の仕方のマニュアルが家にあるわけでもないので、結局いつもわからないのですね。
その文具担当のお姉さんは非常にきつい人で、レジで悩んでいる時に言ってくる一言は・・・この「何がしたいの?」なのです。

時間内に解答しなくちゃ・・・と焦るのですが、インストラクターからは「問題文をよく読んでくださいね。」「よく読めば何をしなければいけないか書いてありますよ。」と国語の先生のようなことを言われます。

それにしても皆目的意識を持っているので、教室がし~んと静まり返っているし、自習は当然と言う空気があります。

こういう空気が学校の授業にも欲しいですよね!

それに学校の先生の説明にはかなり無駄がつきものです。
中には「必要な無駄」もありますが、インストラクターがたぶん受けているであろう話し方の研修を受けたほうがよいのでは・・・と感じてしまいました。
そもそも授業を効率よくすすめる・・・と言う発想はないでしょうし。(だから授業が大幅に遅れたりする!)
「塾」などでもこういう研修があるところは多いと思います。

あのマニュアル的な進め方が全て良いわけではないでしょうけれど、学ぶことは多いのではないでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 


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降龍十八章

お気持ちよく解ります。レジも本当は徹底的にいろんケースを練習してから現場に出すべきですが、実際には出たとこ勝負ですからね。
馬券売り場のおばちゃんなんて、変更や訂正が全然できないですよ。そのくせ、おしゃべりだけは常にしているからプロ意識が全くありません。
それにしても、なんでインストラクターは女性が多いのでしょうね。しかも、大抵は生意気できついネーチャンですね。僕のように優しい男性の方がよいと思うのですが・・・(特に中年以上には)
by 降龍十八章 (2006-06-30 12:02) 

「何がしたいの?」は傷つきますね・・・私なんて特に他人の言動で気持ちが左右してしまうので。
学校の授業についてはいろいろ思う事があります。先生の自分の話が多い、明らかに手を抜いていると思われる授業・・・「別にやんなくったって困りはしない」授業・勉強だと思えてきてしまいます。
by (2006-06-30 21:45) 

nyankome

耳の痛いお話ですね。

公立学校の授業の雰囲気に関しては、教員の資質のことも反省しなければならないでしょう、子どもを徹底的に甘やかす保護者も含めた世間の風潮にも問題があろうかと思います。

インストラクターの方はマニュアルがあって、タイムスケジュールに従って型通りに講習することに関しては、まさにプロという感じがしますが、つっこんだ質問には答えられないことが多いという印象を個人的に持っています。冷たさやある種の割り切りを感じます。(個人的にそういう講習を受けたことはないのですが、たまに職場に派遣されてくる方にはそういう場合が多いので。)

目的や対象となる人にもよりますが、兼ね合いが難しいですね。効率的に授業を進めるだけでは、集中力や目的意識のない生徒がついてこないことも確かです。(結果として効率が悪い。)

話も聞かせられず効率も悪い授業には問題があろうかと思いますが、人間が行う教育の利点は影響力ではないでしょうか。

Ceciliaさんも仰っているように、いわゆるインストラクターの方には学ぶべき点は多いように思いますが、教育を行う人間には、併せて人間としての魅力も磨く必要がありますね。(自分への反省も込めて。)

教育とマインド・コントロールの違いもこの辺りにあるのでは、と思うのですが。
by nyankome (2006-06-30 22:22) 

Cecilia

降龍十八掌さん、コメントありがとうございます!
そうなんですよ!!
いきなり現場に立たされるのでつらいです。
親切にフォローしてくれる人ばかりじゃないし・・・。
お客が並んでいるのに、操作がわからない時のあの緊張感はなんともいえません。
よく馬券を買われるのですか?
今日は初めに男性のインストラクターがついてくれましたよ。
ピリピリしていなかったし、女性のインストラクターより柔軟性があって、今日は安心して練習できました。
「生意気できついネーちゃん」・・・笑えました!
そして、降龍さんはきっとすごく頼れる先生なのでしょうね!
by Cecilia (2006-07-01 00:49) 

降龍十八章

実は私も自治体の無料講習でインストのバイトをしました。マニュアルも研修もありませんでしたよ。ただ、ちょっと使えるだけで講師になり、まったくのトウシロウのじーちゃん、ばーちゃんに教えました。もちろん、親切に!
by 降龍十八章 (2006-07-01 01:07) 

降龍十八章

頼れる先生になりたい!です~~しかも、面倒見もいいよぉ~。
でも、実際には部活ばかりで自習・補習にくる生徒はいない。
特に神奈川県は!!
特に野球部、ラグビー部!!
指導者の顔が見たい。校長の顔が見たい。私が親なら、絶対に部活の時間は守らせます。
by 降龍十八章 (2006-07-01 01:12) 

Cecilia

Horchさん、nice&コメントありがとうございます!
高校生のHorchさんには学校の先生の悪口は聞かせたくないのですが、自分もかつて教員だったので、自分も非常に無駄が多かったことも反省させられているのです。
娘と話をすると、「先生は間違うとうまくごまかす。」と言います。
そうであってはいけませんよね。
私は言います。「先生も間違えるよね。」って。
だから先生の言うことを鵜呑みにするだけでなく、疑問に思ったら質問しなければ・・・と言います。
教育は忍耐ですね。
by Cecilia (2006-07-01 01:16) 

Cecilia

nyankomeさん、nice&コメントありがとうございます!
耳の痛い・・・というか、ほぼ自分の過去を反省させられているようなところがありますね。
私が教えていたのは私立の女子高でしたが、学力面で底辺層の子達が多かったです。
そういう子たちに力をつけてあげられなかった自分を今反省しています。
「できなくてもいいよ。」と口先で言うのは簡単ですが、当時感じさせられたのは、学力のない子達も「出来るようになりたい。」と願っている、ということでした。
私は態度の悪い子に振り回され、頑張ろうとしている子たちに気の毒なことをしていましたし、「国語」を通して一体何を伝えられただろうかと思います。
態度の悪い子達も私の結婚式に来てくれて、うれしかったのですが、それを思うにつけ、若くてわけもわからずやっていたころの自分が恥ずかしくて・・・。(初めて教えた子達は私と5歳しか違わなかったのです。)
国語科では「黒い雨」「浮雲(双葉亭四迷)」「こころ」などを抜粋ではなく本一冊を使って授業をしたのですが、何か感じるにはよかったかもしれないけれど、これで国語の力がつくようなことを指導できたか疑問です。
人格的に優れた先生との出会いは一生の宝になりますね。
(私の場合は声楽のK先生で、5月に記事を書きました。12月もリサイタルに行ったので記事にしましたが・・・。)
by Cecilia (2006-07-01 01:55) 

Cecilia

降龍十八掌さん、コメントをたくさん、ありがとうございます!
私が書いている時に、いつの間にかコメントが来ていてびっくり!
インストなさったのですか~!
じーちゃん、ばーちゃんに教えていらっしゃる降龍さんが目に浮かぶようですよ!(心温まる風景ですね!)
神奈川県の部活・・・何ですか!?時間が長すぎるとか・・・?
強制部活反対論者の私としては気になる話題ですね。
スポーツや芸術で身を立てられるのはホンの一部なのですから、もっと学力をつけさせることを第一に考えるほうがよいと思います。
by Cecilia (2006-07-01 02:08) 

降龍十八章

朝練が毎日、練習試合が毎週。こういうのは、短期間限定の許可制のはずですが、一年間続けられています。時間も日数も異常ですね。
おっしゃるとおり、学校は勉強が本分です。
by 降龍十八章 (2006-07-01 11:06) 

Cecilia

降龍十八掌さん、コメントありがとうございます!
神奈川県は野球などに力を入れている学校が多そうですね。
それは中学生ですか?
その子達はスポーツが盛んな学校に進学するのでしょうか?
そういうところに入っても脚光を浴びるのは一部の子。
いろいろと悲惨な話も耳にします。
好きなことに力を入れるのは良いですが、あとあとのことを考えると、勉強をある程度はしっかりやって、どのような道にも進める学力を身につけたほうが良いですよね。
そういう練習には講師を雇っているのでしょうか?
PTAのボランティア?
それとも教師が家庭を犠牲にして関わっているのでしょうか?
先日高校の学校説明会が中学でありましたが、「部活に力を入れています。」という言い方が気になりました。(部活は特別活動ですよね。)
by Cecilia (2006-07-01 22:48) 

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