動画で観ることができるマイケル・コプレイ（超絶の笛吹き）の演奏 [リコーダー]
前の記事の続きです。
時間がなかったので、あまりにも簡単に書いてしまいましたが、あのSeaviewのサイトは本当に充実しています。
私の感動をお伝えしたく、このサイトについてくどいほど繰り返して書いています。
前にも書いたようにクラシックバスカーズはリコーダー・フルートをはじめ、何十種類もの笛を吹きこなす”超絶の笛吹き”のマイケル・コプレイとアコーディオン奏者のイアン・ムーアの二人組です。（アコーディオン奏者は三代目らしいです。）
何がすごいかと言うと、それだけの種類の笛を吹きこなすというのもそうなのですが、前の記事で書いたように、ユーモアのある演奏である点です。
かなり「おふざけ」も入っているのですが、とにかく私は高校時代にテレビ（黒柳徹子＆芥川也寸志の「音楽の広場」であったと記憶しています。）で当時ケンブリッジ・バスカーズという名前だった彼らの演奏（アコーディオンはデビッド・イングラムでした。）を一度聴いて以来ファンになり、高２の時に器楽部の友人達とコンサートに行ったのでした！このことは以前の記事でも書いていますね。
乏しいお小遣いをはたいて買ったレコードを何度も繰り返し聴いて、口笛でそれらを再現していた少女時代。
本当は演奏しているところを「観る」ほうが楽しいのですが、当時はビデオもなく、音だけでコンサートの様子を思い出していたものです。
その後、一度大学時代（４年生でした。）に東京でコンサートがあり、知人と行く予定でチケットを買っていたにも関わらず、就職活動＆卒論のゴタゴタで、ころっと忘れていて後で非常に後悔したものです。
最近テレビで観たのも７～８年前だったと思います。
マイケルが年をとったのはショックでしたが、おもしろさは健在でした！
その頃からCD・・・できればビデオ（DVD)が欲しいと思っていましたが、上手に検索できないでいました。
何とかSeaviewのサイトを発見しても音楽が聴けるとは思っていませんでした。（発見したのはだいぶ前なのですが・・・）
今後の予定がわかる程度のサイトかと思っていたのです。
よくよく見たら、音楽が聴けて非常にうれしかったです！
昨日の記事では「試聴できます。」と書きましたが、試聴どころか、一曲まるまる聴けてしまうのです。
クラシック・バスカーズ（メンデルスゾーンのViolin Concert）
クラシック・バスカーズ＆オーケストラ（Hora Staccato）
特にSambucaはルネサンスの曲から現代の曲まで何曲も聴けて、それがどれもこれも素晴らしい輝きを放っているのに驚きました！
わかったのはSeaviewのサイトの演奏団体のほとんどに”超絶の笛吹き”マイケル・コプレイが関わっていることです！
彼はやはりChuckerbutty〈オカリナのグループ）でオカリナを吹いていることがわかりました。
リンクからChuckerbuttyの演奏が何曲も聴くことができるのですが、それだけでもおもしろさは伝わるかと思いますが、同じサイトから新たに動画で楽しめることを発見してしまいました！
興味を持たれた方はすでにご覧になっていらっしゃると思いますが、こちらから動画でお楽しみください！（向かって一番右端がマイケルですね。）
特にシューベルトの「鱒」は必見です！
クラシックバスカーズの演奏も前の記事のリンクから聴けますが、こんな感じです。（マイケルが中心みたいなものなので、当然ですね！）
さて、クラシックバスカーズのことをご存知の方は多いでしょうけれど、マイケルが古楽アンサンブルをやっている、ということは興味のある人にしか知られていないと思います。（これも何度も書いていますね。）
私も興味があるにも関わらず古楽奏者としてのマイケルの姿は知らなかったのですが・・・
Sambucaのサイトで聴いてみて本当に感動しました！
これだけ何曲も（しかも一曲まるまる！）聴かせてくれるサイトは初めてです。
ご覧いただければわかりますが、ルネサンスから現代までの曲をマイケルの笛（リコーダーもいろいろな種類があり、それ以外にフルート、オカリナ、バンブー・フルート・・・などの民族楽器も！）とピーター・マーティンのギター（リュート、テオルボ、バロックギター、現代のギター、など）が楽しめ、私は昨日は何度も聴いてしまいました！
どれもこれも魅力的な曲たちです！
そして・・・その演奏もナント、動画で楽しめてしまうのですね～！！
こちらからどうぞ。
これをご覧になればnyankomeさんがいつもブログで書かれているテオルボ・バロックギターの演奏の様子がわかります。
ご覧いただければ、どんなに素晴らしい演奏かわかると思います。
「音が生きている」ということを実感させてくれる演奏ですね。
こちらは「おもしろおかしい」演奏ではないのですが、古い音楽も現代の曲も新鮮に感じられます。
こんな演奏ができるマイケルたちだから「おもしろおかしい」演奏をしても素晴らしいのですね。
やはり下手な演奏家には真似ができません。
クラシック・バスカーズやChuckerbuttyでは超絶技巧や様々なサービスで楽しませてくれ、Sambucaでは様々な笛とギター族（？）の音色を堪能させてくれる・・・、そんなマイケルたちは本当に素晴らしいですね！
いつもながらＰＣを駆使していらっしゃる。いいサイト教えていただきました。ありがとうございます。
ケンブリッジバスカーズ（後にクラシックバスカーズ・・・であってます？）には実は私も昔、惹かれました。アコーディオンの2代目の方が、マイケル氏が面白い事をやると、ほんのちょっと眉毛をあげる、のがかっこよくて、これは東洋人には真似出来ん、ずるいと思ったのでした。
でも、マイケル氏やはりお歳を重ねましたね。私もだけど。
by ネコタマメイ (2006-10-07 07:52)
動画も楽しく拝見しました。
笛と撥弦楽器の組み合わせはいいですね。
それにしても、これだけの種類をよく弾きこなせるものだと感心してしまいました。
バロック・ギターやテオルボの動画はなかなか無いので嬉しかったです。
by nyankome (2006-10-07 09:04)
くくくくくぅ～。
動画楽しいですね。
こういうギャグのセンス、日本人にはなかなか・・・
左から２番目のちょっと太めの方、トム・ハンクス似でそれだけでも笑えます。
やっぱり音楽は楽しくなくちゃ！・・ですね。賛成ｎｉｃｅ！！
by スザンナ (2006-10-07 09:25)
あらぁ～、マイケルに白髪が・・・・・。
楽しませていただきました。ありがとう。
もしかして、私がテレビで録画していた来日コンサートの会場にいらしたとか？それとも、ころっと忘れていた方のかもしれませんね。
by nonkumi (2006-10-07 10:22)
ネコタマメイさん、nice&コメントありがとうございます！
私は二代目の方は見たことがないのです。
眉毛をあげる・・・アコーディオン役の人はよくやっていますが、何回見てもおもしろいから不思議です。
それに対してマイケルはいつも淡々と笛を吹いていますね。だからなおさらおもしろくって！
現在住んでいるところは田舎で、あまりいろいろコンサートにも行けず、そのせいで今PCを使って得られる情報に貪欲なのだと思います。
by Cecilia (2006-10-07 12:48)
nyankomeさん、nice&コメントありがとうございます！
リュートは動画では見ることができませんでしたね。（後で訂正します。）
テオルボが気に入りました。
ボンッ～という感じの響きが好きです。
調べたらいろいろと情報が手に入るので楽しいですね～！！
私は又リコーダーに燃えそうです。
by Cecilia (2006-10-07 12:53)
スザンナさん、nice&コメントありがとうございます！
楽しいですね～！！
ところで今まで演奏をご覧になったことはありますか？
スザンナさんはオックスフォードにいらしたのでしたっけ？？
その太目の方のやることなすこと・・・目が離せません。
by Cecilia (2006-10-07 12:56)
nomusanさん、nice&コメントありがとうございます！
マイケル、髪が長い頃カッコよかったのに～！（ジョン・レノンみたいな雰囲気だった記憶が・・・）
私が行ったコンサートは実家のあるいわきのホールでした。
普通は市街地にあるホールであるのですが、めずらしく海の近くのほうのホールでした。私の実家から結構遠く、帰りが大変でした。（電車・バスがあまりないのです。）
２０年前は大学に入って間もない頃なので、もしかしたら私が行ったそのコンサートのツアーの東京公演の映像かもしれませんね。話題になっていたと思うので、たびたび来日していたのでしょうか？
by Cecilia (2006-10-07 13:07)
英語のHPこわ～い…と思っていたのですが、動画は→を押すだけなので、聞けました!!
聞いているだけで、楽しくなるような音楽ですね!!横揺れしたくなります(笑)
Cecilia様はリコーダーもされるのですよね～。幅広い音楽性にビックリです☆
by violin-123 (2006-10-08 21:59)
バヨリにすとさん、nice&コメントありがとうございます！
私もそんなに読めているわけではないです。（怖いです～♪）
だから初めて見たときは聴けることにも気がつかなかったのですね。
とにかく聴けそうだと思ったらぽちぽち押しまくっていますよ～！
ピアソラなど・・・マイブームです～♪
by Cecilia (2006-10-09 08:22)