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ラフマニノフによるダカンの「かっこう」 [音楽鑑賞]

今昨日いただいたコメントにレスをした後に自分のランキングが音楽カテゴリー(so-net内)でいつの間にか10位になっているのに気がつきました。
まあどうせまた下がると思いますが、かなり意外に思って音楽カテゴリーを覗いてみました。
そしたら人気急上昇の1位になっていてまたまたびっくり!
かなり意外ですよ!

私の下手な演奏を聴いてくださる方が増えた・・・ということでしょうか?

今までは結構暇だったのでブログにかける時間が長かったのですが、最近は皆様のところにコメントしたくても思うようにいかない毎日。
しかも演奏をアップしようと思うとパソコンに向かう時間は減りますからね~。

でも皆様に読んでいただけ聴いていただけるのは本当にありがたいです。

今週もまた忙しい週末が近づいてきました。
いや、まじで忙しいのです。
詳しくは書けないのですが・・・。
そのための準備もしなければなりませんし・・・。

・・・というわけでブログは適当~です。
余裕があったら演奏アップとか変わった企画をしたいですが・・・。

いろいろ弾きたい曲もあるし、感想を書きたいCDもあるし、忙しい件に関してもいろいろとネタがあるのですが、なかなか思うようにいかないのが悲しいです。


ところで私、Daquin(ダカン)の"Le coucou(かっこう)"も弾いてアップしたいなあ・・・とか思っています。
これもピアノ初学者の子供にはそれなりに難易度が高いけれど、ある程度やっていたら特に難しくはないのですが、速いので人気がありますよね!

私は遊びでしか弾いたことがなく、いつも同じところでつまずいてもそのままにしていたので一度最後までつまずかずに弾けるようになりたいのです!
でもうちの楽譜だと3ページのものと4ページのものがあるのですが、譜めくり必要なので(笑)暗譜するか、コピーして並べるかしないとアップはできません。
まあそのうち・・・。

この曲次女がPTNAコンペでC級(一応小5~6の級)に参加した時の課題曲でした。
次女はバッハ(インヴェンションだったと思う。)を弾いたので、この曲は弾きませんでしたが、コンペで指が廻るすごい子たちの演奏をたくさん聴かされました。
(そういえば今年のPTNAって申し込みで定員オーバーになったら締め切ってしまうのですね!いろいろなところの予選を受ける子がいるし、年々過熱しているので参加人数も大変な数だと思いますが。)
それまで発表会でのいまいちな演奏しか聴いていませんでしたが、すごい~とただただため息でした。
ちなみにこの曲をうちの長女はばっちりではないにせよ、10日間で仕上げて学校で披露したことがあります。(つまりある程度の速さで止まらずに弾けるレヴェルですが。)
それでも子供というのはすごい~と思ったものです。(当時小4でした。)

とにかくこの曲、大人になってから必死に取り組んでいる人はあまりいないように見受けられますが(違うかも?)、すっかり子供の曲になってしまっているというのも悲しいものがありますよね!
YouTubeで見ても子供の演奏ばかりです!
本当はチェンバロの優雅な曲なのに、速さが勝負みたいな感じで、コンクールではとにかくぴりぴりしています。
洗練された演奏で聴きたいものですよね。
ピアノを弾いている人(あるいはピアノを弾く家族がいる人)には非常にポピュラーなこの曲、ピアノに関わってない古楽愛好家でもしかしてご存知でない方もいらっしゃるのかなあ・・・と思う時があります。
ある人たちにとってポピュラーでも別な人たちにはポピュラーでない・・・というのはよくありますものね!

・・・で本題ですが、YouTubeであの作曲家のラフマニノフの演奏を発見してしまいました!
ラフマニノフと言えばピアノ協奏曲で有名な(あるいはヴォカリーズで有名な)作曲家で近代の人です。
ロココとは何の接点もないと思っていたのですが、彼の「かっこう」素敵です!
YouTubeにたくさんアップされているお子様たちの演奏と比較してみてください。(お子様たちも確かにうまいのですが・・・。)



古い録音(1920年)なので雑音が多いのですが、ピアノはロマンティックでもなくまるでチェンバロでの演奏のような軽やかさがあります。
そして非常に立体的にかっこうの鳴き声が浮かび上がってくるように感じます。
















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さとふみ

テンポ・ルバートの「かっこう」..
by さとふみ (2009-05-26 16:58) 

nyankome

ウチにラフマニノフ自作自演のコンチェルト集があります。
意外とあっさりとした演奏です。
「チェンバロでの演奏のような軽やかさ」とはいきませんが、それに繋がるものを感じます。
彼の手は凄く大きかったのですね。
某所で紹介されていた動画です。
http://www.youtube.com/watch?v=ifKKlhYF53w&eurl=http%3A%2F%2Fmixi%2Ejp%2Fview%5Fdiary%2Epl%3Fid%3D1171950160%26owner%5Fid%3D97104&feature=player_embedded
by nyankome (2009-05-26 18:52) 

アヨアン・イゴカー

この曲は楽しいですね。
ごくたまに弾いたりします。
by アヨアン・イゴカー (2009-05-27 00:37) 

Cecilia

さとふみさん、nice&コメントありがとうございます!
ロマンティックな演奏はバロックには向かない、テンポ・ルバートは向かない・・・と思っていましたが、古楽専門の演奏家でも結構テンポ・ルバートしているように思います。
by Cecilia (2009-05-27 08:13) 

Cecilia

nyankomeさん、nice&コメントありがとうございます!
動画を見ました!
すごく面白くて笑ってしまいましたよ~!
あの木の道具を鍵盤に合わせて作成するのも大変だと思いますが、間違えずに手渡す役目の人、ピアノを弾きながらそれを受け取ってその場所に当てて弾くピアニスト・・・大変だろうなあ・・・と思いました。
でもピアノが傷つかないか、それも気になりました。(スタインウェイが!)
とにかくラフマニノフの手が大きかったということなのですね。
ラフマニノフで想像するのはドラマティックでロマンティック!
だから案外あっさりした弾き方に驚きました。
by Cecilia (2009-05-27 08:18) 

Cecilia

Krauseさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2009-05-27 08:18) 

Cecilia

袋田の住職さん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2009-05-27 08:29) 

Cecilia

アヨアン・イゴカーさん、nice&コメントありがとうございます!
たまに弾かれるという事はアヨアン・イゴカーさんもお好きなのですね!
楽しいですよね。
by Cecilia (2009-05-27 08:31) 

てりー

変な言い方ですが、木の楽器だなあという音色、素敵ですね。演奏もとてもうまいですね。かっこう、、と聴こえてくるのは耳のせいでしょうか。昔トムとジェリーの真ん中のやつ(話がいつも三話あった)で、カッコウの泣き声に悩まされる人?の話で、発狂寸前に「カッコウ、カッコウ、格好悪い!!」と叫んでたのをみて、これ原文はどなっているんだろう?と子供心に思った記憶があります。
by てりー (2009-05-27 12:31) 

Cecilia

てりーさん、nice&コメントありがとうございます!
ラフマニノフだからフォルテピアノなどではなく普通のグランドピアノですが、それも現代のものより素朴ですね。
音がコロコロしているように思います。
「かっこう」と聴こえるのは耳のせいではないですよ。(笑)
他にも「かっこうワルツ」とかいろいろありますが、この曲がもっとも洗練された曲だと思います。
「カッコウ、カッコウ、格好悪い!!」・・・原文気になりますね!
こういうのを上手に訳す人はすごいと思います。
by Cecilia (2009-05-28 08:34) 

Cecilia

エルティアさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2009-05-31 10:41) 

Cecilia

ヒデキヨさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2009-06-03 00:37) 

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