バーバー吉野 [映画]
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2004/10/22
- メディア: DVD
聖歌隊のサプリス（ガウン）を着た男の子たちの髪型が気になって、借りてきました。
あの髪型といい、漫画のような設定といい、本当に「面白い」の一言です。
厳しくても町の子供たちを愛してる床屋のおばさん、その夫でリストラにあったことを言えないでいるお父さん、親に反発しながらも「お母さんが好き」なのでなかなかクソババアと言えない少年、・・・・そしてみんなから気違い扱いされながら真実を突いてくるおじさんなど味のあるキャラクターが多いのです。そんな人たちの存在が全体に暖かい雰囲気を作り出しています。
あと、音楽好きに見逃せないのが、全体的にイタリアのＣａｎｚｏｎｅが多いこと。「つれない心（カタリー）」、「チリビリビン」などの有名な曲がたくさん使われています。冒頭の部分で少年たちがヘンデルの「ハレルヤ」を歌っています。
都会からやってきて、「髪型を決めるのは個人の自由！」と主張する茶髪の少年もかっこいいし、吉野刈りの少年たちもなんだかかわいい！
やっとの思いで自由な髪型に出来るようになったのに・・さりげなくテレビで「流行の髪形」として、（さんざんださいと言っていた）吉野刈りみたいな映像が流れてる、というのもおもしろい。
男としては、子供の頃を懐かしく思い出す作品でもありました。
もたいまさこさんが最高にいい味出してましたよね。
TBさせていただきます。
by ken (2005-07-29 16:12)
ありがとうございます！
私ももたいまさこさんがすごいとおもいます。
ところで、あのお父さんが大人なのに吉野刈りにしてるのはなぜなのでしょうね？
トラックバックありがとうございました。・・・しかし、ブログ初心者故、トラックバックが何なのか、いまひとつわかっていません。良かったら教えてください。
記事読ませていただきました。
これからものぞきに行きたいと思っています。
私も音楽・教育の話題以外にＤＶＤ（映画）の話題ものせるつもりです。
by Cecilia (2005-07-30 00:03)
まった部活や校則で坊主にするのは大反対です。文明国では坊主になるのは坊主と犯罪者だけですよ。まして髪も体の一部なので犯罪、憲法違反です。
坊主がなかったら、私も阪神の４番を打っていたかも・・・？
by 降龍十八章 (2006-05-28 19:15)
降龍十八掌さん、コメントありがとうございます！
今は坊主が少ないので、かえって目立ちます。
娘の学校なんか自由なものだと思いますね。
by Cecilia (2006-05-29 00:50)