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最近見た映画など [映画]

長女が吹奏楽でSaxをしている上、私も中学時代やはりSaxをやっていたので、ずっと気になっていた映画だったが、いつも貸し出し中で、やっとの思いで借りてきた。上野樹里が、後で述べる「ジョゼと虎と魚たち」で演じたお嬢様女子大生とは違い、庶民的であきっぽい女子高生を演じている。いくらなんでもこんな短期間にうまくならないだろうと思うが、楽器を手に入れるまでの涙ぐましい苦労や練習風景が”漫画チック"で楽しめる。バンドの中心となる男の子が素敵。ドラムの子がおもしろい。
トロンボーンの子は今の朝ドラのヒロインらしいが、この子も良かったので、朝ドラが見たくなった。

スウィングガールズ スタンダード・エディション

スウィングガールズ スタンダード・エディション

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • 発売日: 2005/03/25
  • メディア: DVD


そして、昨日はテレビで同じ監督のWater boysを。見て思ったのは女と男、吹奏楽とシンクロの違いはあるが、同じく高校生たちの話であり、漫画チックな設定といい、指導者不在で練習しなければならない、竹中直人が(指導する器じゃないのに)指導するはめになる、といったいろんな点で共通していて、まったく同じ物、ということだ。私は単純にどちらも楽しめるが。

ウォーターボーイズ DVD-BOX

ウォーターボーイズ DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2004/01/21
  • メディア: DVD


この作品の主演が妻夫木聡だが、前述の上野樹里と共に「ジョゼと虎と魚たち」(田辺聖子原作)に出ている。私は去年この作品(短編小説)をNHKFMの朗読(その時は石野陽子がしていた)を聴いて興味を持っていた頃、ちょうど地元のホールで上映された(他の映画館より遅い時期に上映される)ので夫と見に行った。このときは性描写があるのは知っていたので娘たちは連れて行かなかった。短編小説がここまでになる、というのも驚きだったが、実力のある役者が多く、不思議な感性を持つジョゼ、その周辺人物がおもしろい。原作は30年以上前の設定だと思うが(サガンがはやっていた頃?)、今の日本を舞台にしている。前述の二つの映画と違い、生活保護を受けて暮らしている老婆と”かたわ”の孫娘、原作には登場しないがジョゼが施設で暮らしていた頃の幼馴染など日陰で生きざるを得ない人々が中心の話。平凡な大学生がジョゼに惹かれてそういう暮らしのなかに入り込んで行く。貧しい暮らしで身体が不自由でも料理がうまく、(ばあちゃんが拾ってきた)古本でサガンも読むジョゼ。(本をたくさん読んでいるので性的知識も豊富。)見終わった後、不思議な感覚が続く。

ジョゼと虎と魚たち(通常版)

ジョゼと虎と魚たち(通常版)

  • 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
  • 発売日: 2004/08/06
  • メディア: DVD


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asayamahiroshi

初めまして!
トラックバックありがとうございました。
一つ削除させていただきましたよ。

そしてそして、ジョゼなんですがやっぱり

>見終わった後、不思議な感覚が続く。

ですよね〜。
そこにナイス一つ!!です。私もそう思いますよ。うん。
あれはいったいなんだろう・・・?
by asayamahiroshi (2005-08-04 02:08) 

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