In dulci jubilo(甘き喜びのうちに) [声楽]
昨日の記事でクリスマスのCDを取り上げました。
本当に気が早いと思うのですが、クリスマス商戦は早くも始まっています。
それに対抗して・・・というわけではないのですが、気になっていたあることを調べるためにも、これからNAXOS MUSIC LIBRARYで聴いたクリスマスのCDを取り上げていきたいと思います。
私の手持ちのクリスマスのCDについては去年の11月ごろに何回か書きました。
さて、私が気になっていたこと。
それはIn dulci jubilo(甘き喜びのうちに)というキャロルです。
リコーダーアンサンブルをしていた時に、クリスマスの曲をよく演奏しました。
児童館や子育て学習センターなどの演奏が多かったので、お子様向けの選曲が多かったのですが、それだけでは私のこだわりが満足できず、吉澤実先生が編集なさったこちらの楽譜からも演奏したのでした。
下の楽譜に画像がないのが残念ですが、上の楽譜と同じシリーズです。
上の楽譜には大好きなバッハのカンタータ208番「羊達は安らかに草を食み」もありますし、コレッリのコンチェルト・グロッソも入っています。
さて、この下の楽譜も素晴らしい曲がたくさん入っているのですが、In dulci jubiloが非常に多いことに気がつきました。
バッハだけでも何曲もありました。
プレトリウスなど、他の作曲家も編曲しているほど、とにかく昔から親しまれてきたキャロルらしいです。
日本では「もろびと声上げ」という讃美歌ですが、教会などでは実は何度も歌ったことはないです。
私がこれをはじめて聴いたのはLadybird社のクリスマス・キャロルの絵本(テープ付き)をいただいたのがきっかけです。
Well-loved Carols (Christmas Stories)
- 作者: Ladybird
- 出版社/メーカー: Ladybird Books Ltd
- 発売日: 1998/09
- メディア: ハードカバー
イギリスの少年合唱団の歌声で"Good Christianman Rejoice!"という題でしたが、素敵なメロディが気に入っていました。
こちらのサイトで三つの言語の歌詞、およびメロディーがわかります。
NAXOSで聴けるクリスマスのCDにもほとんどと言ってよいほどこの曲が入っています。
・・・ということでキリスト教圏では誰でも知っているようなポピュラーなキャロルなのですが、たぶん日本では教会関係者やミッションスクールの生徒でもなければ知られていないと思います。
これからこの曲を柱としてNAXOSで聴けるキャロルのCDを中心に記事を書いていきたいと思う私です。(自分の趣味の世界ですね♪)
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