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「くるみ割り人形」の仕掛け絵本 [読書]

昨日の記事で「眠りの森の美女」のバレエ、仕掛け絵本について触れましたが、同じチャイコフスキーのバレエ「くるみ割り人形」の仕掛け絵本がたまたまあり、しかも同じ人の絵なので、今日はその話題です。

「くるみ割り人形」については去年もクリスマス関連記事で書きました。

The Nutcracker: A Pop-Up Book

The Nutcracker: A Pop-Up Book

  • 作者: Jenni Fleetwood, E. T. A. Hoffmann
  • 出版社/メーカー: Harperfestival
  • 発売日: 1992/10
  • メディア: ハードカバー

 

表紙です。

 

扉の向こうにクリスマスツリーが・・・。

ドロッセルマイヤーと子供達は立体的になっています。

 

ツリーの天辺にはクリスマスの妖精の人形が・・・。

日本ではたいてい星がついていますが、どうもクリスマスの妖精を飾る・・・という習慣があるようで、それにちなんだお話が多いです。

 

ツリーの下にはたくさんのプレゼントが・・・。

左下のアルルカン&コロンビーヌわかります?

右下の中身は橇のおもちゃです。

子供がめくって楽しめる仕掛け絵本ですね。

 

写真が光って見えにくくてすみません。

クララがくるみ割り人形の箱を開けているところです。

上のドールハウスのお城ですが・・・窓を全開にしています。

アドヴェント・カレンダーのようにめくることが出来、楽しいです。

ただし、小さすぎるので非常にめくりにくく、子供には難しいと思います。

しかも何度もめくると紙が・・・。(そういうところも配慮して作ってほしいものです。)

 

左下のつまみを引っ張るとねずみたちが・・・

(写っていませんが)右のつまみを引っ張ると、くるみ割り人形とネズミが戦います。

戸棚の扉を開くとコロンビーヌが飛び出します。

 

雪をかぶった木々をめくると、むこうにはお菓子の城が・・・

更に雪の中の小動物たちが出てくる仕掛けになっています。

 

つまみを引っ張るとトレパック踊りをします。

 

扉を開けるとこんぺいとうの精が・・・

 

左の扉を開けると両親とドロッセルマイヤーが。

右ページの窓を開けると、空のかなたに橇が・・・。

この仕掛け絵本も子供が使うにはいろいろと難点があるのですが、他の「高級」な仕掛け絵本に比べれば比較的子供向きのように思えます。

仕掛け自体はそれほど凝っていませんね。

同じイラストレーターが最近記事にした「おやゆび姫」、「シンデレラ」、そしてクリスマスキャロルの絵本を出しているようです。

Thumbelina (Classic Fairy Tales)

Thumbelina (Classic Fairy Tales)

  • 作者: H.C. Andersen
  • 出版社/メーカー: Hodder Wayland
  • 発売日: 1997/04/30
  • メディア: ペーパーバック

Cinderella

Cinderella

  • 作者: Phillida Gili
  • 出版社/メーカー: Bloomsbury USA
  • 発売日: 2006/11/26
  • メディア: ハードカバー

 

The Christmas Collection: Christmas Traditions, Christmas Carols, the Christmas Story, Christmas Songs and Poems

The Christmas Collection: Christmas Traditions, Christmas Carols, the Christmas Story, Christmas Songs and Poems

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: Kingfisher Books
  • 発売日: 1992/10
  • メディア: ハードカバー

 

Bald ist Weihnachten

Bald ist Weihnachten

  • 作者: Sally Emerson
  • 出版社/メーカー: Egmont Franz Schneider
  • 発売日: 1999/10
  • メディア: ペーパーバック

最後のこの絵本がちょっと気になります。

 

 


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コメント 7

reyoshi

Ceciliaさん、こんにちはーー。
すごく可愛い絵本ですね。
とノホホンと感想を言ってもよいものか、
本の中身をたくさん乗せるってどうなんだろうって、最近ちょっとまた気になってきたので、これを貼っておきますね。

http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1854695.html
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2203232.html

ご気分を害されたらごめんなさい。
by reyoshi (2006-11-19 07:50) 

Cecilia

reyoshiさん、コメントありがとうございます!
情報をありがとうございます。
私もどうかなあ、と思いながら掲載しているのですが、念のため後ほど画像をとりあえず最小にするなどしておこうかと思います。
できるだけAmazonのリンクを・・・と思いますが、表紙画像のないものも多く、私としては是非見て(読んで)ほしいものに限って載せているのですが、「文章の引用」はわかるのですが、挿絵の引用はどうなのか・・・そこのところが微妙な表現のものが多く、今調べ中です。
又、これまでご紹介したものには絶版になっていて、限定出版されているけれどもあまり出回っていないものもあり、それもどうなのだろうか・・・と思ってしまいました。
かなり詳しく調べる必要がありそうです。
by Cecilia (2006-11-19 13:27) 

reyoshi

こんにちは。
私もどこぞの記事で読んだのですが、
Amazonの表紙画像の無いものは、単なる登録漏れではなく、「掲載が許可されてない」ものもあるようです。
そして、AmazonやGoogleも書籍の中身を閲覧したり、検索したりするサービスをするにあたり、会員限定にしたり、ページ数の制限を入れたり、掲載画像がコピーできないように、とか、いろいろ策を講じています。
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/11/01/9705.html
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/10/07/4898.html

またCeciliaさんの方でも、調べられたら、ぜひ結果を教えてくださいね。
by reyoshi (2006-11-19 22:31) 

Cecilia

reyoshiさん、再訪ありがとうございます!
だいぶ調べましたが、私の求める情報はまだ得られていませんが、まず表紙の画像を載せること自体、よくないらしいですね。
中身に関してもよくないらしいですが、上の記事を変更したように細部がわからないように、又文字が読み取れないように縮小するのはどうなのでしょうか?(それもダメなら削除しますね。)
載せないのが無難と言えば無難なのですが。
文章に関しては「引用はよい。」とされています。(従の関係であること・・・というのが曖昧ですね。)
挿絵の引用はどの程度許されるのでしょうか?
研究などの学術的なことでは容認されているようですが、ブログやHPでも「研究」に値するものが多いですよね。
ここでご紹介した本は仕掛け絵本の中でも普通の絵本に近いですが、ものによっては「玩具」とみなしてよいものもあるのです。
それはこれからご紹介予定ですが、開いて閉じると二階建てのドールハウスになるもの、ドイツの街並みになるもの・・・など!
玩具の「著作権」はどうなっているのでしょうか?
又日本と外国では扱いが違うものも多いようで、難しいですね。
何でも載せなければ済むことなのですが、私としては今まで出会った素晴らしい絵本たちを多くの人に紹介したい、絶版になっているものに素晴らしい本が多いことを伝えたい・・・そのような思いが強いです。
どうするのが適切なのか、情報が欲しいです。(つまり著作権に触れないように出来る限りのことをするにはどうしたらよいのか・・・ということですね。)
私がしていることがよいかどうかはともかく、気持ちの上では作家さんを批判しているわけでも、出版妨害をしているわけでもなく(必ずAmazonのリンクは貼り付けています。=出典は明らかにしているわけで・・・)、宣伝をしているつもりなのです。
又AmazonのリンクでNo Imageになっているものですが・・・同じ本でも検索を続けると画像が出てくることがかなり多いのです。これはなぜなのかわからないのですが・・・。それに外国人が書いたものだと、和書になくても洋書には画像があったり。
それとこれはCDでよくあるのですが、画像間違いがあることも!(中身の曲が間違っていることも!)
セブンアンドワイのほうが試聴するには良いということを発見し、何度かそちらのリンクを貼り付けたことがあるのですが、「すべての人の心に花を」という米良美一さんのCDをご紹介しようと一度貼り付けて記事にしてみて、実際に試聴したら嘉納昌吉さんの声が聴こえてきました。(画像は米良さんなのに!)

又CDの表紙の画像を鮮明に載せている方がいます。これも本の表紙と同じことと思うのですが、絵が著作権の発生しない大昔の絵画だったら全く問題がないような気がします。(クラシックのCDでは多いです。)
それからオペラのDVDの一部の動画を載せている方も多いのですが(画像は非常に小さいですが・・・)この辺もどうなのか・・・と疑問が果てしなく広がっていきますね。記事化してしまうといろいろなところで差し障りがあるかもしれませんので、とりあえず、ここに書いてみました。

絵本に関しては読み聞かせなどでも問題があるそうで、大変驚きました!
よく拡大絵本などを作りますがあれも侵害行為に当たるのですね!

又「立ち読み」も前からいろいろ思っていましたが、侵害行為に当たるけれど、ここをきっちりさせたら買い手が困り、結局書店の売り上げにも響くので容認されてきていますね。

著作権とは本当に難しいものだ・・・とあらためて感じました。

今後もわかり次第ご報告しますね。
by Cecilia (2006-11-20 08:49) 

Cecilia

そうそう・・・追記です!
先日「次女の伴奏」の記事で担任が撮影したDVDの画像を掲載しました。
去年長女の合唱祭のDVD(プロが撮影)にはJASRACのシールが貼られてあります。・・・ということは誰に著作権があるのでしょうか?
この場合主に作曲家にあるのでしょうね。(現代曲ばかりなので。)
又撮影したプロのカメラマンにも・・・?
・・・ということはいくらプロが撮影したのではないにしても現代曲を歌っている子供たちの映像を載せることは著作権侵害かしら・・・?(グッチ裕三さん作曲のコーラスです。)
by Cecilia (2006-11-20 09:05) 

reyoshi

うーん、私もよくわかりませんが、
先日行われた空手の全国大会は、ビデオ撮影禁止で、テレビ局が入ってました。テレビの放映権とかなんでしょうね。
子供の合唱の大会(連合音楽会?)でもビデオ撮影とかは禁止だと聞いています。バレエの発表会とかでもそうとこ多く、後から販売しますよね。こういう場合は、著作権とかじゃなくってきっとそういうメディアとかの売り上げも見込んで運営しているのかな、とも思っています。
by reyoshi (2006-11-20 20:27) 

Cecilia

reyoshiさん、NHKコンクールなどでは当然そうですが(後からCD販売、ビデオ・DVD販売があります。)、学校での合唱祭ですからね~。ビデオ撮影は禁止ではなく、皆お金をかけたくないので自分で撮影する人のほうが多いです。うちのように買うのは少数派です。
学校で撮影されたものを動画投稿すること、それをブログに載せることくらい、大丈夫とは思いますが、気がかりです。あの記事には作詞者・作曲者を明記していませんし。
by Cecilia (2006-11-21 08:59) 

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