Gloria in D major RV.589(Vivaldi) [音楽鑑賞]
朝早く目覚めてしまいました。
今日から4月ですね~♪
パッヘルベルのカノンに引き続き、ヴィヴァルディの「四季~春~」・・・といきたいですが、こちらは又あらためて・・・ということで、今日の話題はここ何日間か頭の中で鳴り続けている"Gloria"です。
この曲、歌ったことはありません。
しかし1曲目から派手に"Gloria ! Gloria ! ~inexelcis Deo !"と聴かせてくれる曲で、記憶に残りやすいです。
NAXOS MUSIC LIBRARYで"Gloria inexcelsis Deo"を聴き比べてみました。(早朝から景気の良い音楽を・・・)
この曲もテンポはいろいろですが、まずは比較的ゆっくりヴァージョンから・・・。
Vivaldi: Gloria, RV 589; Beatus Vir, RV 597
- アーティスト: Antonio Vivaldi, Jeremy Summerly, Nicholas Ward, Schola Cantorum of Oxford, Northern Chamber Orchestra
- 出版社/メーカー: Naxos
- 発売日: 1995/05/09
- メディア: CD
Vivaldi: Gloria; Bach: Magnificat
- アーティスト: Johann Sebastian Bach, Antonio Vivaldi, Jeremy Summerly, Nicholas Ward, Schola Cantorum of Oxford, Northern Chamber Orchestra
- 出版社/メーカー: Naxos
- メディア: CD
同じ演奏ですが、組み合わせの曲が違うので両方載せておきます。
二枚目の方は以前も話題にしたJ.S.バッハのマニフィカートが入っています。
二枚とも全曲試聴できます。
Vivaldi: Gloria; Ostro picta; Bach: Magnificat
- アーティスト: Stephen Varcoe, Johann Sebastian Bach, Antonio Vivaldi, Richard Hickox, Michael Chance, Collegium Musicum 90, Emma Kirkby, Tessa Bonner
- 出版社/メーカー: Chandos
- 発売日: 1992/07/29
- メディア: CD
こちらは速いヴァージョンです。
こちらにもバッハのマニフィカートが入っていて、昨日の記事でも出てきたエマ・カークビー、カウンターテナーのマイケル・チャンスが出ています。
残念ながら数曲しか試聴できません。
この曲は4曲目です。
(偶然リンクした過去記事にも載せていました。その頃はまだChandosのCDがNAXOS MUSIC LIBRARYで聴けない頃だったのですが、これからこのCDのマニフィカートをじっくり聴いてみます。)
Gloriaの出だしのこの曲に関しては速い方が断然いいです。
この曲、教会の礼拝で歌うことはまず考えられませんが、歌うところもあるのでしょうか?
それにピアノ伴奏でも歌えないことはないのでしょうけれど、やはり室内楽演奏でないと気分が出ませんね。
合唱関係者、バロック音楽愛好家にはおなじみの曲という感じがします。
これを歌ったらすっきりとした気分になれそうな・・・そんな1曲ですよね。
追記:Gloriaをやっと全曲聴きました。
1曲目と同じ景気のよいメロディーが10曲目の"Quoniam tu solus Sanctus"でも使われていることがわかりました。
それとバッハのマニフィカートの中の1曲、聴いたことあるなあ・・・と思いましたが、フランス組曲の中の曲に似ています。
どちらが先に出来たのか知りませんが、似ているというより、ほとんどそのものと言っても良いような気がします。
試聴しました。元気が出ますね~。
Emma Kirkbyが歌っているCDよいですね。
by nyankome (2007-04-01 19:35)
1・3枚目のモノは持ってますね~。
by アートフル ドジャー (2007-04-01 22:47)
nyankomeさん、nice&コメントありがとうございます!
私は前奏部分が「どこかで聴いたような・・・」と気になって仕方がありません。
しかも「え~らいこっちゃ、え~らいこっちゃ!」に聴こえるんです!(笑)
NAXOSでBISやChandosが聴けますが、その2つのレーベルでエマ・カークビーのいろいろな演奏が聴けますね。
by Cecilia (2007-04-02 08:39)
アートフル ドジャーさん、nice&コメントありがとうございます!
お仕事に出かける前に聴く・・・というのはいかがでしょうか?
by Cecilia (2007-04-02 08:53)
どちらかというとヴィヴァルディの作品は器楽曲のほうが有名でしたが,ご紹介のRV589は以前から結構知られておりましたね。
古い映画ですが,故黒澤明監督の原案でハリウッドで製作された「暴走機関車」において,RV589の中の一曲,「et in tera pax」が効果的に使われておりました。RV589は全体的に祝祭的で華やかな曲が多いのですが,「et in tera pax」だけは曲調が違っており,不協和音を効果的に使って盛り上げ感情を高ぶらせる,みごとな音楽です。名曲ですね。
ご存知だと思いますが,故黒澤明監督はその監督作品「8月のラプソディ」でヴィヴァルディのボウマンとホグウッド指揮AAMのこれまた屈指の名声楽曲「スタバトマーテル」を使っておりましたね。(リンクさせていただきましたさせていただきました。)
http://www.amazon.com/Vivaldi-Stabat-Mater-Antonio/dp/B000004CXC/ref=sr_1_5/102-2126845-9268906?ie=UTF8&s=music&qid=1176020435&sr=1-5
by fallschirmjager (2007-04-08 17:27)
fallschirmjagerさん、コメントありがとうございます!
黒澤さんの映画のビデオはいくつかあるのですが、知りませんでした。
是非観てみたいです。
スタバトマーテルもヴィヴァルディのは初めて聴きました。
ヴィヴァルディには陽気なイメージがありましたが、印象が変わりますね。
なかなか難しいのですが、スタバト・マーテルの聴き比べをしたいです。
by Cecilia (2007-04-09 10:24)