季節はずれのクリスマス(3) [音楽鑑賞]
こちらで全曲試聴できます。
昨日と同じChandosのクリスマス・キャロルのシリーズ。
David Willcocks指揮のBach Choirの合唱です。
Graham Ashton Brass EnsembleとRoyal Millitary School of Music Ceremonial Trumpetsの華やかな演奏が加わり、力強さを感じる演奏になっています。
時間がないので簡単に触れますが(又追記します。)、聴いていて「あっ!」と思ったのは9曲目の"Of The Father's Heart Begotten"はWillcocksのアレンジになっていますが、讃美歌第二編(87番)に載っているグレゴリオ聖歌「世の成らぬさきに」(Corde natus ex Parentis)のメロディーだということです。
この曲大好きなのです!
グレゴリオ聖歌で一番好きかも・・・。
讃美歌集で歌ったことはありますが、ラテン語のグレゴリオ聖歌で聴いたことがないですね~。
このCDでは華やかな演奏になっていますが、元の曲もクリスマスらしい明るさのある曲で、力強い慰めを感じる曲です。
カトリックの聖歌集にもあるのでしょうか?
追記
世の成らぬさきに
世のならぬさきに 父なる神の
御心(みこころ)のうちに 生まれし御子(みこ)は
よろずのものの始め また終わりなり。
さかえあれとわに。
やがて時満ちて おとめマリヤは
みたまにみたされ みどりご生みぬ。
これぞ神のひとりご 世のすくいぬし。
さかえあれとわに。
いにしえの人の ひとしく告げし
あたらしき御代(みよ)は
造られしもの皆(みな)よ、ともに迎えよ。
さかえあれとわに。
(Aurelius Clemens Prudentius詞・由木康訳詞)
最近使われることが多くなった「讃美歌21」にも入っていますが(5番まである!)、訳詞がかなり変更されています。
内容的には原詞に近いと思いますが、音楽的な流れから言うと由木康訳詞のほうが自然だと思います。
記譜法の上ではかなり工夫(8分音符などの棒がない楽譜!)していると思いますが・・・。
よく見るとジャケットの写真は飾りの電球なのですね。
クリスマスとは関係ないのですが、マレーシアでもよく見ました。
by nyankome (2007-10-05 21:31)
xml_xslさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2007-10-05 23:40)
nyankomeさん、nice&コメントありがとうございます!
そうなんですよ~!
クリスマスシーズン、家庭でも電飾を楽しむ人が増えましたね。
うちは純和風の家なのでやっても映えないと思いますが、一回くらいはやってみたいです。
クリスマスツリーに電飾が多いですが、私が憧れるのは北欧の麦藁のオーナメント・・・などです。
キリスト教主義大学だったので、12月は電飾が楽しめました。
by Cecilia (2007-10-05 23:44)
Of the Father's heart begotten
綺麗な曲ですね。女声(子供?)だけのコーラスが合ってるね。
by Papalin (2007-10-06 09:01)
Papalinさん、nice&コメントありがとうございます!
Bach Choir気に入りました。
私はこの編曲版もいいですが、グレゴリオ聖歌として聴いてみたいです。
いい音源ないかなあ・・・?
by Cecilia (2007-10-06 12:19)