Noël~Autour d'une Guitare~(ATMA) [音楽鑑賞]
- アーティスト: Anne-Marie Cassidy, Carla Antoun, Marc-Antoine Charpentier, Arcangelo Corelli, Jean-Francois Dandrieu, Francois-Auguste Gevaert, Franz Xaver Gruber, Lee Holdridge, Albert Perilhou, Mel Torme
- 出版社/メーカー: Atma Classique
- 発売日: 2005/03/01
- メディア: CD
こちらで全曲試聴できます。
これもジャケットを見て長いこと気になっていたCDの一つです。
Claude Gagnon(ギター)、David Jacques(ギター)、Sarah Legendre-Bilodeau(オーボエ)、Nicole Trotier(ヴァイオリン)、Marc Gagnon(ヴァイオリン)、Carla Antoun(チェロ)、Anne-Marie Cassidy(チェロ)による演奏です。
1曲目の"The Sleep Of The Infant Jesus"(Francois-Auguste Gevaert作曲)は"Entre le boeuf et l'ane gris"(讃美歌第二編114番:うまやのなかに)というフランスのキャロルをアレンジしたものです。
3曲目の"Beautiful Star That I Adore"・・・これはこの前も出てきましたが、"Celebrons la naissance"(よろこびいわえ)というフランスのキャロルです。
5曲目の"The Infant Jesus"(Pitro Yon作曲)・・・これも何かのキャロルのCDで聴き覚えがありますね~。
6曲目の"Let Your Beasts Graze"はこの前も話題にしたM.A.シャルパンティエの曲です。
9曲目の"When The Savior Jesus Christ"もこの前話題にしたダンドリューの曲ですが、アニメ「フランダースの犬」のテーマソングのイントロ♪ランランラ~ランランラ~・・・・♪が繰り返し出てくるみたいな曲です!
これも元はフランスのキャロルなのでしょう。
12曲目は有名なイギリスのキャロル"Good King Wenceslas"(ヴェンセスラスの王様は)。
この前ご紹介したイギリスのキャロルのCDにも必ずと言ってよいほど入っていました。
この前ご紹介したイギリスのキャロルのCDにも必ずと言ってよいほど入っていました。
13曲目の"Pleasant News"・・・これも聴いたことがありますが、最後だけ"Il est ne,le divin Enfant"(讃美歌第二編117番「おうまれだイエスさまが」)ですね。
15曲目の"Sing We A New Noel"は讃美歌第二編215番「遠い空のかなたから」ですね。
大学のクリスマスの会で一度だけ輪唱したことがあります。
"Noel nouvelet,noel chantons ici"というフランスのキャロルです。
17曲目"Where Are the Happy Shepherds Going"もダンドリューですね。(この前取り上げたCDにも載っていたはずですが、フランス語の曲名と一致しないので、後でわかったら追記します。)
19曲目は以前も話題にしましたArcangelo CorelliのConcert Grosso「クリスマス協奏曲」の第5楽章。
20曲目はヴィヴァルディの"Domine Deus,Gloria RV.589"。
19,20曲目を聴くとイタリアの気分になりますね~。
・・・で最後は「きよしこの夜」(フランス語なので"Sainte Nuit")。
説明しなかった曲はこのCDで初めて聴きましたが、全体的にNHK朝の連ドラ~みたいなイメージで心暖まるしっとり系の曲が多いです。
現代の作曲家による曲でもおそらくほとんどがキャロルのアレンジだと思われます。
まさにこのジャケットの写真のような雪の降る寒い日に暖炉のそばでパチパチとはぜる薪をながめながらクリスマスの物語を聴いているような・・・そんな雰囲気に浸れるアルバムです。
大変気に入りました。
U3さん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2007-11-09 14:26)
ギターが入るとモダンな感じになりますね。
>NHK朝の連ドラ~みたいなイメージ
なるほど!ムードがありますね。
by nyankome (2007-11-09 20:29)
nyankomeさん、nice&コメントありがとうございます!
気になりながらも、ずっと声楽曲にしか興味がなく、後回しにしてきました。
今回ATMAのクリスマス・・・ということで半ば強制的に聴きましたが、よかったです。
古楽中心のATMAでこういう雰囲気・・・も珍しいと思うのですが、これよりもっと驚くCDがあります。
by Cecilia (2007-11-10 00:35)