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音感 [ピアノ]

自分が子供の頃に受けたピアノレッスンでは聴音らしいことは大してやりませんでした。(ほとんどやりませんでした。)

そのため大人になるまで相対音感も育てられずに来た私はいろいろ苦労したので、2人の娘には音感を付けたいし、出来るものなら絶対音感を付けさせたいと思ったのでした。

・・・ということで前の記事でも書いた通信教育によって、お稽古をしたのですが・・・

こういうことをやってみようかと思う・・・と言うと結構周りの反応が厳しかった(?)のですね。

たとえば親しいママ友は自分の昔のピアノの先生(更にその時娘さんたちを師事させようとしていた)に私のことを言ったらしいのですが、「絶対音感・・・?自然に身につくで!」と言っていたよ~、と言ってきました。

要するに「やるな。」とは言わないまでも、そんなことにお金を使うなんてもったいない・・・というニュアンスが感じられました。

でもこの時、私は絶対音感をもともと持っている人、自然に身に付ける人もいるのだろう・・・とは思いましたが、自然に身につくくらいなら誰も苦労はしない・・・と思ったものです。

更にその先生は絶対音感と相対音感をごっちゃにしているのでは・・・と思いました。

 

更に以前も書いたピアノ教師をしている友人にも聞いてみました。

その時の返事は彼女らしいものでした。

「絶対音感を持っている・・・ということを快く思わない先生もいらっしゃるから、あまりそういうことはしないほうが良い。」ということ。

確かに、絶対音感の話をすると過剰に嫌な顔をしたり、「不必要だ。」と言う方々が音楽関係者に多いですね。

 

私は思うのですが、確かに音感なんかなくても音楽を楽しむことはできるし(私が良い例です。)、絶対音感がなくても素晴らしい演奏をする音楽家はいます。

音楽家としてやっていくなら相対音感は必要でしょう。

でもその相対音感すら怪しい音楽家も多いですけれどね・・・。

絶対音感があると、練習に練習を重ねなくても良くなったり、聴いただけで再現できたり・・・とか音楽活動が楽になるという利点があります。

やっぱりうらやましいけれどな~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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Cecilia

たねさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2008-01-13 10:42) 

すとん

 私も心の底から絶対音感が欲しいと思いますし、うらやましいです。なぜ欲しいと思うかというと“持っていないから”です。私の場合、音楽は趣味ですから、絶対音感があればいいのに…とうらやむ気持ちしきりです。
 しかしその一方、きっと持っていれば「あんなものいらないよ」って軽く言ってると思います。なぜなら絶対音感を持っていても、日常生活には何の役にもたたないからです。
 私が思うに、音楽家として身を立てるなら、絶対音感は持ってないとダメだろうなあ…と思ってます。そしてそれは、特別な訓練ではなく、自然に身につけた能力でなければダメだとも思ってます。つまり何もせずとも絶対音感を身につけられる程度の素質がなければ、プロの音楽家としての必要な素質に欠けると思ってます。厳しいですか? でも男が一生の仕事として音楽を選ぶのなら、努力だけでは選べません。もちろん、音楽だけの話ではありません。プロになるには、どんな職業であっても、努力以外にも素質や天分や運が必要です。それらが十分に備わって始めてプロになれるのだと思ってます。
 つまり「栴檀は双葉より芳し」です。それゆえウチの息子君にはわざと絶対音感が身につかないように育てました。この環境の中で絶対音感を身につけて始めて、将来音楽家の道を選択する資格が生まれると思ってます。
 もっとも私個人は、そうは言っても絶対音感はうらやましです。今から得られるなら欲しいです。
by すとん (2008-01-13 13:21) 

yuma

Cecilia さん、こんにちは、

絶対音感・・・先日友人のオルガニストともその話をしていたのですが、
彼女の生徒さんの親御さんが、「この子に絶対音感をつけさせたいので」
ということを友人に行って来たそうです。

わたしたちオルガニストからの見解・・ですが、
a=440の楽器ばかりと限らないヨーロッパのオルガン
またが古楽器、を演奏する際や、合唱で音とりをする際に、
絶対音感が邪魔になって困ることあるよねぇ~

と二人で盛り上がって(?)おりました。

かくゆう私も絶対音感があります。でも、それが何か役立ったということはこれまでに特にありません。
中高がミッションスクールで、メサイアの調性の違う版で他パートの音とりをしていた際に、やはり歌いにくいなぁ、と思った記憶があります。
by yuma (2008-01-13 17:21) 

nyankome

無いものねだりでしょうかね。私もあれば便利かなぁと思います。
だからフレット楽器ばかり弾いているのでしょうか。(笑)
でも、リュートの場合、A=415Hzとか、古典調律とかややこしいことがあるので、絶対音感が無くてよかったのかも知れません。
by nyankome (2008-01-13 22:33) 

Papalin

> 「絶対音感・・・?自然に身につくで!」
    それは違うと思います。慣れだと思います。僕にはありません。

> 音楽家としてやっていくなら相対音感は必要でしょう。
    下手に442の絶対音感を持っていると、アンサンブルでは
    邪魔なことがありますね。良し悪しだと思います。
    絶対音感があって、調音が楽々できる人が、
    素敵な音楽を奏でるかというと、そんな相関はなさそうです。
by Papalin (2008-01-14 00:21) 

Cecilia

すとんさん、コメントありがとうございます!
私が娘達に絶対音感のレッスンをさせたのは必ずしもプロにしたかったからではありません。
もちろんその道をめざす可能性も考慮しなかったわけではないですが・・・。
ピアノをさせたのも絶対音感訓練をさせたのも、趣味として楽しんで欲しかったからですね。
よく音大に入るなら聴音が必要・・・と言われますが、音大受験を考え始めてから音感訓練を始めるのでは遅すぎるような気がします。
もっとも相対音感は年をとっていても大丈夫ですけれどね。
大体大したメソードでもない癖に、”ソルフェージュ・聴音”にオプション価格を付けるピアノレッスンにはいろいろ言いたいことがありますね。
そもそも楽器メーカーのレッスンでは時間的に無理なのでしょうけれど・・・。
すとんさんのおっしゃること、何となくわかります。
親が反対してもそれでもやっていくぐらいの気概がないとプロとしてやっていけない・・・みたいなものでしょうかね。
私は早期教育に力を入れたほうですが、コンクールなどに出場させて井の中の蛙にならないようにしたつもり(?)です。
そのせいで、「上には上がある。」と思わせ過ぎてしまったかも・・・。

豊かな音楽環境は絶対音感訓練にとってマイナスになることが多いです。
たとえば音楽をよく聴く環境など。
でも私がお世話になった絶対音感の教室の主催者の先生達は、「そのせいで絶対音感が付かなかったとしても良いことではないでしょうか?」とおっしゃっています。
結果的にうちの娘達には完全に付かなかったのですが、私は非常にお世話になりましたし、メソードには納得しています。
世間からいろいろな意味で誤解されていることもあるようなので、私としては擁護したいですね。

絶対音感は無理ですが、相対音感を頑張って付けてください。(笑)
by Cecilia (2008-01-14 06:47) 

Cecilia

yumaさん、コメントありがとうございます!
すとんさんへのコメントレスで書いた昔お世話になった教室のメソードでは合わせて相対音感を付ける(絶対音感のレッスンがある程度進んだら)レッスンがありました。
絶対音感をもともと持っている人はそれだけで聴音もよくできるので努力をしないのが普通だと思いますが、優秀な相対音感を付けることでこういった不便さが解消される・・・ということです。(私は持ってないのでよくわかりませんが・・・。)
ちなみにほぼ付いたうちの長女ですが、私がいろいろなピッチの音楽を聴いていても全く平気な様子です。
うちのピアノはその教室のピアノに合わせて常にa=442にしていましたが。(今も。)
私は古楽が好きなのでさんざん聴いているのですけれどね。
彼女、ハモるのもうまいですよ。

絶対音感をお持ちなのですね。
役に立ったことがないとおっしゃいますが、気が付いてないだけでいろいろ役に立っているのでは・・・と想像します。

中高で「メサイア」・・・いいですね~。
私も大学の時に毎年歌いましたが良い思い出です。
by Cecilia (2008-01-14 07:02) 

Cecilia

nyankomeさん、nice&コメントありがとうございます!
ギターをやっていらっしゃる方はどんなスケールでも弾きやすいので、相対音感が自然にはぐくまれているように思います。
テトラコードも自然と理解できるでしょうね。

yumaさんへのコメントレスにも書きましたが、絶対音感だけでなく合わせて優秀な相対音感を持つことで、古典調律にも対応できる・・・と言うことだと思います。
もともと持っている人は音感訓練は必要ない・・・とそのままになってしまいますが。
by Cecilia (2008-01-14 07:16) 

Cecilia

Papalinさん、nice&コメントありがとうございます!
私にはもともと絶対音感はありませんでしたし、相対音感も自然に身につきませんでした。
ピアノレッスンでは確かに音感レッスンらしいことは何もしませんでしたが、これだけ長年音楽に関わって来たにも関わらず、相対音感が身についてないのですから(もちろん多少は身についていますが・・・。)、「自然に身につく。」なんて考えられません。
その先生、絶対認識が甘いですよ。
絶対音感をきちんと理解してないでしょうし、楽に絶対音感を身に付けた方なのかもしれませんが。

上の方々へのコメントレスにも書きましたが、合わせて優秀な相対音感を持つことで古典調律に対応できるはずです。
そしてもちろん、音感があるからと言って良い演奏ができるわけではありません。
でも本文で書いたように、暗譜が楽になったり、曲をマスターするのが早くなったりするので、得だと思いますし、楽譜を見て音が頭に浮かんでくるとか、音を自在に操るにはやはり音感が必要と感じます。

私としてはアマチュアこそ音感があると楽しいのでは・・・と思います。
by Cecilia (2008-01-14 07:29) 

るか

私も欲しいです!
・・持ってないからです(笑)→すとんさんに共感!
後でまた書きに来ますね。
by るか (2008-01-14 09:50) 

Cecilia

るかさん、コメントありがとうございます!
では後ほどのコメントを楽しみにお待ちしています。
るかさんはきっと音感が良いだろう・・・と思っています。
by Cecilia (2008-01-14 10:33) 

るか

再登場!
夫の隙を見てPCをしているので(Ceciliaさんと同じですね)
土日祝日は大変です。

私は音感良くないですよー(爆)
相対音感も怪しいですから。

そもそも「絶対音感」てどういうものなのか知りたいのですが
大雑把に把握してるだけなので、間違ってたらごめんなさい。
相対音感を絶対音感と間違えてる人が多いのもあるし
絶対音感のある人にじっくり聞いてみたいと思っているのですが
聞きかじりによると、いろんな人がいるような気がして・・・

私が思うに、比べる音がなくても音が取れる、
叩いたナベの音がドレミでわかる、というようなものかと思ってましたが
正確にはドレミで聴こえるというより、色みたいに感覚で感じるとか
ドレミの判別は出来るけど、ビミョウな音の高低はよくわからない人とか
(絶対音感がなくても耳がいい人には信じられないですよね)
たとえば、一度聞いた音楽をそのままピアノでサラサラ~っと弾けるという
能力はどうなのでしょう?絶対音感があれば出来るのかどうか・・。
(そういう能力はぜひとも欲しいです!!)
合唱で、ビミョウに全体が下がってきた時に気持ち悪くて耐えられないなら
不便なものだな~と思うし。

私は音感はいいのか悪いのか、それさえわからないんですけど
好きな音の響きとか高低は聞き分けるので
CとDでは正確には和音が違うんでしょう?そういうのは多分わからない。
転調しても全然違和感ないです。
私はアカペラをやってるので、特に
楽譜が何調であっても、CならC、私が好きな和音に
勝手に調整してしまってるかも(笑)。
こういう歌を聴いたら、絶対音感の人は気持ち悪いでしょうね!

すみません、いつもの長文でした(爆)
by るか (2008-01-14 15:33) 

Cecilia

るかさん、再コメントありがとうございます!
うちも3連休は皆してほとんど家にいました。
夫がたとえ見てなくても、ブログばっかりやって・・・と言われそうで堂々とはできませんよね。(書いていることがまずくなくても。)
でもあちらもビデオばかり見ているので同じですが・・・。
家事に励めばよいのですが、休日はどうも居場所がないです。
かといって、いつも一人で遊び歩くほどリッチじゃないし。

相対音感も怪しい・・・って私も使いますが、相対音感があればかなりのことが出来るので、これは欲しいです。
歌の練習をする暇と場所がなくても、聴音ならやろうと思った時に細切れの時間でできそうですが・・・。

絶対音感にもレヴェルがあるようです。
うちの娘みたいに不完全な者には、ショパンを聴いただけで間違えずに再現なんて無理な話です。(でも本当にいるんだそうです。でもこの場合、ピアノの能力が並以上でないと無理ですよね!)
鍋の音も取れないと思います。
とりあえずピアノによる平均律の音が取れれば・・・というレヴェルですから、そのような曲芸のようなことはできなくてもいいのですが、お世話になった教室の子達は6つの音の和音を聴きとっていました。

長女はアルトパートを覚えるのが早いです。
だから学校でパートリーダーをした時に、「皆がなかなか覚えない。覚えようとしない。」とイライラしていました。
これはピアノを弾けるというだけではこうはならないと思うので(私はこんなにイライラしないです。)、やはり音感訓練の成果なのでしょうか?

本当に耳の良い方たち(この場合主に相対音感の人たちですね。)は”調の色”が見えるようなので、うらやましいです。
私にはまるで新興宗教で奇跡を体験している人のように思えてしまうのですが・・・。(たとえが極端?)

>こういう歌を聴いたら、絶対音感の人は気持ち悪いでしょうね!

こういうことに敏感になるのは相対音感の人では・・・と思います。(調性に敏感)
by Cecilia (2008-01-14 16:30) 

るか

>こういうことに敏感になるのは相対音感の人では・・・と思います。(調性に敏感)


そうなんですか・・・
楽譜もなく、基本の音が何かを知らされずに聞いた場合、
相対音感の人は、それが何調だかわからないのではないかと思ったのです。
絶対音感の人なら調がわかって、さらに
本来の和音でないのが聞こえてくるわけですから
イライラするのかな、と(笑)。

・・・・体験してみないとわからないですねぇ~
まさに、私にとっても絶対音感は奇跡です。
しかし、本来人間が備えている能力なのでしょうね。
カレンダーを記憶してる人とか、一瞬で数字を覚える人など・・・
普通の人が忘れてしまっているんだとしたら、なんてもったいない!
全部備わってたら、気が狂いそうですけど・・・(爆)
by るか (2008-01-14 18:28) 

March Hare

合唱だけに限れば、正直言って絶対音感なんて百害あって一利なしです。
特に、日本では合唱でピアノ伴奏したりしますが、平均律で耳が慣らされてしまうとルネッサンスの合唱曲なんて歌えなくなります。
平均律では、「協和音はユニゾンとオクターブしかない」という事実だけで十分でしょう。
by March Hare (2008-01-15 07:49) 

Cecilia

るかさん、再コメントありがとうございます!

>楽譜もなく、基本の音が何かを知らされずに聞いた場合、相対音感の人は、それが何調だかわからないのではないかと思ったのです。

まったくわからない人もいるのでしょうけれど、優秀な相対音感の人にはもちろんわかるはずです。

うちの娘もやりましたが、単音でいきなりピアノの右側のほうの音を聴かされても、そのあといきなり左側の音を聴かされても答えられるのが絶対音感です。
優秀な相対音感の方なら中央の音(よく音楽で使う)なら絶対的な聴き取り方ができますが、高い音・低い音は聴き取れなかったりしますよね。

曲の流れの中で音がわかる、和音がわかるのは相対音感的な聴き取り方で、和音の使い方がおかしいと感じるには、調感覚がないと無理なので、絶対音感だけを持っている人はおかしいとは感じないと思うのです。
絶対音感を持っている上に相対音感を持ち、更に和声の勉強などを積んだりしたら、この和音のほうが良い・・・とか即座に考えられるのでしょう。

一瞬で記憶する人っているんですよね。(少年Aもそうじゃなかったっけ?)
私は”どうでもよいこと”はよく記憶しています。
その”どうでもよいこと”を元にブログを書いているかも・・・。
by Cecilia (2008-01-15 08:45) 

Cecilia

March Hareさん、コメントありがとうございます!
March Hareさんはピアノを弾かれますか?
私は相対音感も育っていませんでしたが、長年ピアノを弾いてきましたので平均律の音に慣れてしまっているのですが、私がルネサンスものの合唱をやろうと思ったら大変なのかなあ・・・と時々考えます。

そういえばこちらにコメントくださるPapalinさんはご自宅のピアノをヴァロッティ調律というので、ご自分で調律なさったそうです。(Papalinさんはリコーダー、歌の一人多重録音をなさっています。)
by Cecilia (2008-01-15 09:08) 

March Hare

幸か不幸か、私はピアノは弾けません。ギターとマンドリンは少し弾けます。
合唱の場合、平均律に慣らされてしまうときれいな和音が出せなくなってしまうと思います。
ヒリアードアンサンブルやタリススコラーズは純正律でもピタゴラス音律でもない独自のチューニングをしていますね。
ヴァロッティ調律て5度だけが純正なんでしたっけ。鍵盤楽器は平均律以前では中全音律が一般的だったはずですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%85%A8%E9%9F%B3%E5%BE%8B
by March Hare (2008-01-15 09:43) 

Cecilia

March Hareさん、ヴァロッティ調律に関してはPapalinさんのブログをご覧ください。

http://grappa60.at.webry.info/200709/article_30.html
http://grappa60.at.webry.info/200710/article_1.html
http://grappa60.at.webry.info/200710/article_2.html
http://grappa60.at.webry.info/200710/article_3.html
http://grappa60.at.webry.info/200710/article_4.html
http://grappa60.at.webry.info/200710/article_5.html


>ヒリアードアンサンブルやタリススコラーズは純正律でもピタゴラス音律でもない独自のチューニングをしていますね。

独自のチューニングだったのですか!
初めて知りました。
この手のアンサンブルは皆純正率なのだと思っていました。
by Cecilia (2008-01-15 10:17) 

March Hare

ヒリアードアンサンブルのチューニングについては、理由も含めて"Hilliard Live1"のライナーノーツに詳しく書いてあります。
多分、再版のCOROの"Perotin and the Ars Antiqua"にもあると思います。
このアルバムの曲ではヘ長調/ニ短調の調性感を感じるのでFを基準とします。
以下、0はピタゴラス音階、+1と-1はそれよりシントニック・コンマ分(81:80)上げる・下げるを意味します。
ピタゴラス音律の長3度-1が純正長3度、ピタゴラス音律の短3度+1が純正短3度です。

Fとの関係
F0
G-1 (小全音)純正長2度
G0 (大全音)純正長2度
A-1 純正長3度
B♭0 完全4度
B♭+1 
B-1 増4度
C0 完全5度
D-1 純正長6度
D0 ピタゴラス長6度
E♭0 純正短7度
E-1 純正長7度
by March Hare (2008-01-15 11:16) 

Cecilia

March Hareさん、再コメントありがとうございます!
私はHilliard EnsembleはNAXOS MUSIC LIBRARYで聴いています。
ですからライナー・ノーツが手元にないのですね。
今はあ~そうなんだ・・・くらいのことしかわかりませんが、同じ曲で他と聞き比べたら納得できるのでしょうね。

以前持っていた電子ピアノではピタゴラス音律ができましたが、使いこなせないまま終わりました。
by Cecilia (2008-01-15 11:33) 

March Hare

上記のチューニングでは、
F0 A-1 C0
A-1 C0 E-1
C0 E-1 G0
D-1 F0 A-1
の4和音、つまりコード記号でF・Am・C・Dm、はいずれも純正となります。
また、G-B♭-D(Gm)の和音をとるときは、
G0 B♭0 D0
G-1 B♭0 D-1
G0 B♭-1 D0
の3種類のチューニングが可能ですが、ヒリアードアンサンブルは3番目をとります。2番目のチューニングは使えません。D-1からC0、G-1からF0へ下降するときにこの2度は純正より狭いので外してしまう可能性があるからだそうです。

まあ、理屈をつけるとこういうことになるのでしょうが、後は実際に音を聴いて判断してもらうしかないですね。
by March Hare (2008-01-16 00:14) 

March Hare

すみません、書き間違えました。
> G0 B♭-1 D0

G0 B♭+1 D0

です。
by March Hare (2008-01-16 00:26) 

Cecilia

March Hareさん、コメントありがとうございます!
ヒリアードアンサンブルのメンバーはそのチューニングの合唱しかしないのでしょうか?
もちろん彼らほどのプロなら混乱することはないのでしょうけれど、とても微妙な世界・・・と言う感じがしますので、これ以外のチューニングは受け入れられなくなるような気がします。

こういうのを聴きなれると普通の合唱が聴けなくなりそうですよね。
よくあるオペラの合唱なんて揺れすぎて聴こえるのでは?
by Cecilia (2008-01-17 09:24) 

NO NAME

> ヒリアードアンサンブルのメンバーはそのチューニングの合唱しかしないのでしょうか?

そうではないようです。
時代に合わせて変えているようです。
"Hilliard Live2"のラーナーノーツには"Tuning Ockeghem"という項目があり、この時代にはキーボードに中全音律が一般的になったので、それに近いチューニングをしているようです。5度よりも長3度を重視するという事なのでしょうか。

Fを固定すると、ドリアン旋法では、
D-1 E-1 F0 G-1 A-1 B-1 C0

現在のハ長調/イ短調に適応すると、
A-1 B-1 C0 D-1 E-1 F0(F♯-2 or F♯-1) G0(G♯-2)

なお、ヒリアードアンサンブルは、A=440Hzを使います。

> よくあるオペラの合唱なんて揺れすぎて聴こえるのでは?

もはや聴けないです。
by NO NAME (2008-01-17 10:43) 

March Hare


名前忘れました。
by March Hare (2008-01-17 10:46) 

Cecilia

March Hareさん、コメントありがとうございます!
時代に合わせて変える・・・というのは又すごいですね!
やっぱり混乱しそうですが・・・。

A=440Hzなのですね。
これまた驚きです。

私のブログでも、交流ある方のブログでも話題になるのですが、合唱やっていて、声楽を始める人が多いです。(私もその流れで声楽を始めました。)
ところが声楽では19世紀イタリアベルカントオペラの歌い方でレッスンをするのがほとんど(私はドイツリート系でした。)なのですが、これで合唱をやったらよくないだろうなあ、やるにしても相当意識して歌わないと無理だろうなあ・・・とよく考えます。

ルネサンスものをやるには声楽レッスンは害が多そうです。(関係者による特別なレッスンが必要でしょうね。)
by Cecilia (2008-01-17 13:09) 

March Hare

ヒリアードアンサンブルの場合はアーリーミュージックと同じぐらいの比重で現代音楽もやるので本人たちには何の時代を歌っても違和感がないのでしょう。
実際,コンサートでもアーリーミュージックと現代音楽を交互に歌うプログラムを聴きましたが,全く違和感はありませんでした。

> イタリアベルカントオペラの歌い方

ルネッサンスの合唱の発声とは全く相容れないでしょうね。
ソプラノはノンビブラートの細くて硬めの声を出すのが基本です。
by March Hare (2008-01-17 14:57) 

Cecilia

March Hareさん、再コメントありがとうございます!
アーリーミュージックをやる方は現代音楽もやる方が多いですよね!
私はバロックとフランス近代もの中心にいろいろと関心があり、どの時代の作品も結構好きなのですが、最近どうもイタリアベルカントが苦手になってきました。

ノンヴィブラート、ここでも話題にしたことがあるのですが、完全なノンヴィブラートは無理ですよね。
良い歌には自然とヴィブラートがかかるものですが、これをルネサンス物では更に抑えるのでしょうけれど、どの程度抑えるのでしょうね。
もちろん縮緬ヴィブラートは問題外ですけれど。
by Cecilia (2008-01-17 15:21) 

March Hare

> 良い歌には自然とヴィブラートがかかるものですが、これをルネサンス物では更に抑えるのでしょうけれど、どの程度抑えるのでしょうね。

これはもう実際に聴いてもらった方が分かりやすいです。
特にミサ曲を。
ヒリアードアンサンブルなりタリススコラーズなりザ・シックスティーンなりカントゥスケルンなりアセイヴォーチェなりゴシック・ヴォイセズなりセクエンツィアなり。
デンマークのアルスノヴァというグループはヴィブラートをあまり抑えません。もっともこのグループはルネッサンス「も」歌う現代音楽のグループですが。
http://www.arsnova.dk/eng/cd.html
by March Hare (2008-01-17 17:03) 

Cecilia

March Hareさん、再コメントありがとうございます!
DACAPOレーベルが聴けるので、今TAVERNER&TUDOR MUSICを聴いています。
美しいですね。
もっと抑えるところ、といったらどこでしょう?
by Cecilia (2008-01-17 18:28) 

March Hare

やはり、イギリスのグループはヴィブラートを抑えますね。
上記では、ヒリヤードアンサンブル、タリススコラーズ、ゴシックヴォイセズ、ザ・シックスティーンなど。
ただ、基本的に1パートをヒリアードアンサンブルやゴシックヴォイセズは1人、タリススコラーズは2人、ザ・シックスティーンは3人または4人と、編成が違うので、同じ曲でもかなり違って聞こえます。編成が多いほど和声的な曲向きということになるでしょうか。
by March Hare (2008-01-18 01:51) 

Cecilia

March Hareさん、コメントありがとうございます!
アルス・ノヴァ・・・なかなかよかったです。
私の中ではこの程度でも、”ノン・ヴィブラート”の範疇です。
今まで聞いた中ではMusica Intimaと同じ傾向かな・・・と思いました。
http://blog.so-net.ne.jp/santa-cecilia/2007-11-21
by Cecilia (2008-01-18 08:53) 

March Hare

> 私の中ではこの程度でも、”ノン・ヴィブラート”の範疇です。

いや、私もアルスノヴァはわりと好きだったりします。
ド・ラ・リューのレクイエムの貴重な録音もありますし。
ただ、演奏はやはり現代的です。(爆)

根っからのアーリーミュージックファンの中にはヒリアードアンサンブルさえ彼らがアーリーミュージック専門ではないこと(というより彼らは実はオールマイティーなのですが)を理由に排する方もおられますね。
私は彼らのベスト録音はラッススのレクイエム(4声の方。5声の方にはプロカンティオーネ・アンティカの名盤があります)だと思います。
http://www.ecmrecords.com/Catalogue/New_Series/1600/1658.php?cat=%2FArtists%2FHilliard+The%23%23The+Hilliard+Ensemble&we_start=8&lvredir=712
試聴はこちらでできます。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/718594
by March Hare (2008-01-18 10:04) 

Cecilia

March Hareさん、コメントありがとうございます!
根っからのアーリーミュージックファン、確かにそういう感覚の方々が多そうですね。
試聴しました。
こういう歌声でCorde Natus Ex Parentisを聴きたいです。(ご存知でしょうか?)
http://blog.so-net.ne.jp/santa-cecilia/2007-11-03
by Cecilia (2008-01-18 11:14) 

March Hare

知らないです。
思わず久しぶりに、「カトリック聖歌集」を開いちゃいました。(爆)
載ってないですね。これはグレゴリオ聖歌?
賛美歌の245番(Ⅱ編87)ですよね。
http://homepage2.nifty.com/suesue/midi/sanbika.html

私には"Hodie Christus natus est"がなじみが深いです。
by March Hare (2008-01-19 07:54) 

Cecilia

March Hareさん、コメントありがとうございます!
讃美歌第2編では”グレゴリオ聖歌”という記述がありました。
讃美歌21では”単旋律聖歌”という記述になっています。
とても良い曲で何度聞いても好きです。
"Hodie Christus natus est"もこのクリスマスシーズンにさんざん聴きました。
by Cecilia (2008-01-19 11:37) 

March Hare

元々、"Divinum Mysterium"という11世紀のplain chantにMarcus Aurelius Clemens Prudentius(348-ca.413)の詞をつけた替え歌のようです。
カトリックではあまり歌わないような気がします。
by March Hare (2008-01-19 12:52) 

Cecilia

March Hareさん、コメントありがとうございます!
ご覧になっていらっしゃるでしょうけれど・・・
http://www.hymnsandcarolsofchristmas.com/Hymns_and_Carols/NonEnglish/corde_natus_ex_parentis.htm
(このサイト、讃美歌関係で調べるとよく出てきます。)

カトリック教会には何度か行ったことがありますが・・・今は典礼聖歌というのを歌っているようですが、グレゴリオ聖歌などはあまり歌わないのでしょうか?
この曲、結構ポピュラーらしいのに、検索しても日本のサイトではほとんど出てきません。
by Cecilia (2008-01-19 12:59) 

March Hare

いや、現在はラテン語でなく各国語で歌ってよいことになっているので、典礼の全式文を日本語化したのでしょう。

私はカトリック聖歌集の方がなじみが深いです。
特に、天使ミサや処女聖マリアの祝日のミサや死者ミサなどは普通にラテン語で歌っていましたし。
以下のグレゴリオ聖歌は特になじみ深いです。
最近あまりこういうのを歌わなくなったとしたらやはり寂しいですね。
http://www.minc.ne.jp/~hosanna/menu4.htm
ただ、式典で使わないグレゴリオ聖歌は昔からあまり歌わないので、"Corde Natus Ex Parentis"も歌われなかったのでしょう。
by March Hare (2008-01-20 06:31) 

Cecilia

March Hareさん、コメントありがとうございます!
この件に関してはこの記事で書いているのですが・・・
http://blog.so-net.ne.jp/santa-cecilia/2007-11-07
最近の聖歌(カトリックの)は高田三郎さんなどの現代モノが主流なのですか?(検索した限りではそうだったのですが。)
調べた限りでは私も前のカトリック聖歌集のほうが好きだと思いました。(物が手元にないのでよくわからないのですが・・・。)
確かにプロテスタントでも使う曲と使わない曲があるので、歌われなくなっていく曲も多いのですが、かなり残念な気がします。
ちょっとカトリックや聖公会、ルーテルの聖歌&讃美歌を手に入れたいと思う私です。
by Cecilia (2008-01-20 11:28) 

March Hare

カトリック聖歌が歌われなくなってきているのは事実のようです。
しかし、カトリック聖歌が禁止されているなんて事はないはずです。
http://www.osaka.catholic.jp/liturgy/QA/qa3_006.shtml
個人的には高田三郎や新垣壬敏の現代曲なんて歌ったこともないし歌いたくもないですね。

例えば、死者ミサの"Introitum"なんて、私はそらでラテン語で歌えますが、他のものには変えがたい美しさがあります。
http://romaaeterna.jp/liber1/lu1807a.html

カトリック聖歌集なら買えると思いますよ。
http://shop-pauline.jp/?pid=2194623
by March Hare (2008-01-21 06:33) 

Cecilia

March Hareさん、コメントありがとうございます!
そうですよね。
歌われなくなっても禁止なんてあり得ない・・・と思うのですが。
礼拝では”典礼”にふさわしいものを選ぶ・・・ということなのでしょうけれど・・・。
プロテスタント教会で従来愛されてきた感傷的な讃美歌を礼拝では歌わない・・・というのに似ていると思うのですが・・・。
そして讃美歌21にも高田さん、新垣さんの作品(おそらく典礼聖歌に載っている。)がかなり載せられているのですね。(田舎ではあまり歌いませんが、都会の進歩的な教会では歌っているはずです。)

"Introitum"、初めて聴きました。
美しい曲ですね。

讃美歌21には上記のような新しい曲と共に古くて良い曲もたくさん入っているのですが、どちらにしても従来の日本のプロテスタント教会では歌われてない曲が多く、これが定着するには相当時間がかかりそうです。
それにアジアの曲などが多いというのは、いろいろな国の曲を・・・ということでわかりますが、愛される曲になるかどうかは別だと思います。
by Cecilia (2008-01-21 09:24) 

March Hare

ついでに同じ死者ミサの"Graduale"も。
http://romaaeterna.jp/liber1/lu1808.html
こういうメリスマティックな曲もグレゴリオ聖歌の特徴です。
これは現代曲にはない美しさなので、他のものに変えがたいのです。

カトリック聖歌集の序文に以下のようにあります。
「まず曲を原曲によってただし,歌詞も品位をくずすことなくできるだけやさしくするように心がけました。しかし何分にも曲が先にあってそれにことばをいれるという,普通とは逆なやり方なので,美しい惜しいことばも止むなく断念しなければならないことが度々であり,それでもまだ無理があちこちにあるという苦しい作業でありました」
私はグレゴリオ聖歌の曲と歌詞は不可分だと考えているので,ラテン語で歌うべきものだと思いますが、このように苦しい作業でラテン語を日本語に置き換えるという努力によりともかく原文の内容を伝えるというのがカトリック聖歌集だと思うのです。それならラテン語で歌った方がよいというのが私の立場ですが、それは置いておいて。(爆)

グレゴリオ聖歌が生き残ってきた理由というのがあるはずで、そこを無視して別の曲に置き換えても意味がないと思うのです。嶽本野ばらは、「わかりやすいクラシックなんていらない」と言いましたが、私は、「わかりやすい聖歌なんていらない」です。(爆)
by March Hare (2008-01-22 09:11) 

Cecilia

March Hareさん、コメントありがとうございます!
"Graduale"も美しい曲ですね。
私もわかりにくくてもラテン語で歌うほうが良いと思います。
(わかりにくくても文語のほうがよい・・・というのに似ていますね。)
獄本野ばら、お好きですか?
私は「下妻物語」の映画くらいしか知りませんが、長女が獄本野ばらが好きでよく読んでいます。
難しい言葉や難読漢字が好きな彼女を見ていると、わかりやすくすれば若者が飛びつく・・・ということは絶対にないと確信をもって言えます。
by Cecilia (2008-01-22 15:55) 

March Hare

> "Graduale" も美しい曲ですね。

死者ミサの曲はすべて美しいです。後世の多くの作曲家のレクイエムはこのグレゴリオ聖歌のメロディーを随所に使っていますし。

> 私もわかりにくくてもラテン語で歌うほうが良いと思います。

でも、これを認めてしまうと、結局は聖歌隊という「特権階級」を認めてしまうことになるんですよね。事実、私もかつてミサの時に祭壇の最上段でラテン語でグレゴリオ聖歌やミサ曲を歌ってましたし。
by March Hare (2008-01-23 00:18) 

March Hare

> 獄本野ばら、お好きですか?

既にこのスレッドのテーマを大きく逸脱していますが。(爆)
「カフェ」という雑誌に「乙女のカフェテリア」という連作短編小説を連載していた頃から読んでました。後に「カフェー小品集」という文庫本にまとまりましたが、収録されていないものもあります。
by March Hare (2008-01-23 02:29) 

Cecilia

March Hareさん、コメントありがとうございます!
カトリックとプロテスタントでは聖歌隊の位置づけも違うのでしょうね。
プロテスタントではまず、祭壇では歌いませんし、会衆の席で歌ったりしますからね。(大学聖歌隊では会衆の席だったり二階だったりいろいろでした。)

獄本野ばらが井の頭公園そばの”宵待草”というカフェ(レトロな雰囲気の喫茶店)をモデルにしているようですが・・・
思い出のある喫茶店なのです。
ちなみにうちの長女はゴスロリファッションが好き(正確には”ゴシック”というわけでもないのですが。)なのですが、獄本野ばらの影響を受けている部分も多少はあります。
服装だけのゴスロリを嫌っていますねえ。
本当のゴスロリやロリィタには”思想”があるんだなあ・・・と感じさせられています。
http://blog.so-net.ne.jp/santa-cecilia/2007-10-03

この記事に”アリス”に関連することを書きましたが、それもあって"March Hare"さんのHNに反応してしまいました。
by Cecilia (2008-01-23 08:32) 

March Hare

> カトリックとプロテスタントでは聖歌隊の位置づけも違うのでしょうね。

やはり、カトリックの聖歌隊はラテン語の聖歌を歌うということが大きいのだと思います。

> 井の頭公園そばの”宵待草”というカフェ

「カフェー小品集」に収録されています。ここは行ったことはないのですが、このあたりに大島弓子が住んでいたというだけで、私には感慨深いものがあります。
ゴスロリは原宿・明治神宮前に行くといつでも見られますが、一種の思想なんでしょうね。

> この記事に”アリス”に関連することを書きましたが、それもあって"March Hare"さんのHNに反応してしまいました。

ルイス・キャロルはペンネームですよ。
本名は、Charles Lutwidge Dodgson。
ラテン語化してCarolus Ludvicus、さらに英語化して姓名を逆にして、Lewis Carroll。
ネットの友人にaliceという女性がいます。(爆)
by March Hare (2008-01-23 10:23) 

Cecilia

March Hareさん、コメントありがとうございます!
ルイス・キャロルの本名がCharles Lutwidge Dodgsonだということはその記事にコメントいただいてから改めて知ったのですが、詳しい解説をありがとうございます。(よくわかりました。)

大島弓子もお好きなのですか!
私は全部読んでいるわけではないのですが、夫が好きなのでうちに何冊かあるのですが、おもしろいですね。
題名をわすれましたが、”かあさま”だと思っていた人が実は男だったというあの話が結構好きです。
あの辺は漫画家が多そうですね。
石坂啓も公園付近だったと思います。
一条ゆかりも吉祥寺だし。
by Cecilia (2008-01-23 10:55) 

March Hare

> ”かあさま”だと思っていた人が実は男だったというあの話

「七月七日に」かな。
もはや、「音感」とは何の関係もないですが。(爆)
「バナナブレッドのプディング」や「綿の国星」は名作ですね。
by March Hare (2008-01-23 11:31) 

Cecilia

March Hareさん、コメントありがとうございます!

本当に”音感”から遠く離れた内容になりましたね~!
「七月七日に」・・・そんな題名だったような気がします。
「綿の国星」はリチャード・クレイダーマンがピアノ曲を作っていますよね。
「黄昏は逢魔の時間」というのがありませんでしたっけ?
青島広志さんが曲(オペラ)を作っていませんでしたっけ?
by Cecilia (2008-01-23 12:09) 

March Hare

> 「黄昏は逢魔の時間」というのがありませんでしたっけ?

あの作品がわかるには、ある程度の年齢に到達している必要があると思います。
邪夢というその手の職業の少女と子供のまま中年になってしまった譲君のお話。
まついなつきがパロディにしてました。
オペラの方にはあまり関心がないのですが。(爆)
by March Hare (2008-01-23 15:02) 

Cecilia

March Hareさん、コメントありがとうございます!
大島作品を理解するにはある程度の年齢に到達するだけでなく、知的レヴェルも要求されますね。
「七月七日に」(おそらく)もかなり反芻しました。
一度ではぴんと来ない世界でした・・・。
by Cecilia (2008-01-23 17:10) 

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