ハイネの詩による歌曲 [音楽鑑賞]
ちょっと前から気になっていたCDです。
NAXOS MUSIC LIBRARYの試聴リンク
ハイネの詩による歌曲ばかりを集めたアルバムで作曲家はシューマン、ブラームス、リスト、メンデルスゾーン、シューベルトたちです。
このCDではまずメンデルスゾーンの"Neue Liebe"(25曲目)が気になりました。
この曲はちょっと前にご紹介したJan KobowのCDにも入っていましたが、この曲素敵だと思いませんか?
テンポが速くて、ちょっとメンデルスゾーンっぽさがない感じもします。
私はキャスリーン・バトルのCDで馴染んでいた曲ですが、ダビングして聴いていたので作曲家を知りませんでした。
メンデルスゾーンだったのですね!
あの「歌の翼に」も入っています。
それから私の大好きなブラームス歌曲ですが、"Der Tod,das ist die kuhle Nacht"のことは以前も書きましたね。
シューベルトの「白鳥の歌」の”アトラス”も入っています。(この曲好きです!)
それとリストの歌曲って意外な感じがしますが、リストのイメージとは違うしっとりとした歌曲が多いですよね。
(以前Donna BrownのCDをご紹介しましたがその中の曲もよかったのです。)
リストがお好きなみどりのこびとちゃんがこのCDの中の"Du bist wie eine Blume"のことを書いていらっしゃいます。
ところで”シューマン嫌い”の私ですが、「詩人の恋」は割と好きなほうです。"Das ist ein Floten und Geigen"が一番好きかも。
(実はこれからシューマンの記事も書こうと思っています。)
でもこうして聴き比べてみると(比較はできませんが)、私がクララだったらやっぱりブラームスのほうがいいだろうなあ・・・と思います。(笑)
根拠はないのですが、ブラームスのほうがおおらかな気がする・・・。
シューマンは神経質な感じがするのです。
Lieder on Poems of Heinrich Heine
- アーティスト: Kevin McMillan,Johannes Brahms,Franz Liszt,Felix Mendelssohn,Franz Schubert,Robert Schumann,Michael McMahon
- 出版社/メーカー: Musica Viva
- 発売日: 1997/01/19
- メディア: CD
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ハイネの詩による歌曲ばかりを集めたアルバムで作曲家はシューマン、ブラームス、リスト、メンデルスゾーン、シューベルトたちです。
このCDではまずメンデルスゾーンの"Neue Liebe"(25曲目)が気になりました。
この曲はちょっと前にご紹介したJan KobowのCDにも入っていましたが、この曲素敵だと思いませんか?
テンポが速くて、ちょっとメンデルスゾーンっぽさがない感じもします。
私はキャスリーン・バトルのCDで馴染んでいた曲ですが、ダビングして聴いていたので作曲家を知りませんでした。
メンデルスゾーンだったのですね!
あの「歌の翼に」も入っています。
それから私の大好きなブラームス歌曲ですが、"Der Tod,das ist die kuhle Nacht"のことは以前も書きましたね。
シューベルトの「白鳥の歌」の”アトラス”も入っています。(この曲好きです!)
それとリストの歌曲って意外な感じがしますが、リストのイメージとは違うしっとりとした歌曲が多いですよね。
(以前Donna BrownのCDをご紹介しましたがその中の曲もよかったのです。)
リストがお好きなみどりのこびとちゃんがこのCDの中の"Du bist wie eine Blume"のことを書いていらっしゃいます。
ところで”シューマン嫌い”の私ですが、「詩人の恋」は割と好きなほうです。"Das ist ein Floten und Geigen"が一番好きかも。
(実はこれからシューマンの記事も書こうと思っています。)
でもこうして聴き比べてみると(比較はできませんが)、私がクララだったらやっぱりブラームスのほうがいいだろうなあ・・・と思います。(笑)
根拠はないのですが、ブラームスのほうがおおらかな気がする・・・。
シューマンは神経質な感じがするのです。
そうなんだ。私はシューマン好きですが。
あ、でも歌曲はどうかな?あまり身近でドイツリートを歌っている人がいないのでなんともいえませんが。
ピアノ曲だと、ブラームスのほうが暗い感じがします。苦悩しているのではないかと思う。クララはピアニストなのでどちらを選ぶのか・・・(でもシューマンとは相思相愛で結婚しているハズなのですが)
リストの歌曲は私も意外だな~と思いますね。
by ことなりままっち (2008-06-23 13:25)
ことなりままっちさん、コメントありがとうございます!
ピアノ曲はまた違うと思います。
私はあまり聴いていないのですが、少なくとも「ユーゲント・アルバム」は好きです。
「女の愛と生涯」という歌曲集が特に嫌いなのですが(好きな人すみません・・・)、メロディーが何度聴いても好きになれません。
・・・というか別に歌うこともなければそのようなことも考えないのでしょうけれど、声楽(ドイツ・リート)をやっている女性の必修科目みたいなところもあるので、歌わなければ・・・という義務感があるのでそう思ってしまうのかも・・・。
ロベルトとクララは相思相愛だったのは間違いないと思いますが、ロベルトが亡くなる前後は(実際どうだったかは知りませんが)、ブラームスに対して揺れたところがあるのでは・・・と思っています。
コジマ・ワーグナーがリストの娘だということも初めて知りました。
あとリストの若い頃、カッコいいですね~!
by Cecilia (2008-06-23 13:39)
リストって、私もよく知らないし、世間的にも、まだきちんと評価されていないけれど、実はモーツァルト並に多彩な才能を持った作曲家だったらしいです。ピアニストのイメージが強いけれど、おおよそほとんどすべてのジャンルの曲を作曲しているそうですし、その作品数も数えきれない(実際に未完成や擬作も多いので、数えられないという話を聞いたことがあります)たくさんあるそうです。
おまけに教育者としても凄腕だ、やたらと有能なお弟子さんたちがたくさんいたそうだし、すごい人らしいです。
輸入CD屋に行った時、壁一面に「リスト作品全集」ってのがあった時には、私、マジでめまいしました。こんなにたくさんの作品があるんだな…って感じ? バッハもびっくりの作品数でした。
ハイネとは関係のない話でした。ホント、どうでもいい話ですね。
by すとん (2008-06-23 18:56)
>シューマンは神経質な感じがするのです
うん、確かに!でも、『子供の情景』は好きですよ。
優しい感じがします。
『詩人の恋』もいいですね。
ロマンチストだったのかも。
でも、それくらいで、他の曲はあまり聴いたことがないですね。
by nyankome (2008-06-23 20:54)
ブラー蒸す~おおらかで、、、
シュー萬が~神経質、、、、、
どっちも、、「聴き食べたい」~(;O;)
by れん (2008-06-23 23:52)
すとんさん、コメントありがとうございます!
私はもちろんすごい作曲家だとは思っていたのですが、どちらかというと声楽とは無縁の音楽を作るイメージがありました。
シューベルト歌曲の編曲にしても、初めて聴いたのはキーシンの「魔王」。
確か15歳くらいでしたが、天才といえども「イマイチ」にしか聴こえませんでした。(とても荒っぽかった。)
まさか他にも歌曲の編曲をしているとは思わず、リスト編曲にはあまりよくないイメージしかありませんでした。
それから宗教曲の作曲家なんだなあ・・・とあらためて感じさせられています。
カトリックの祭司としてのリストってどんな感じだったのだろう・・・と思います。
そうそう・・・バッハの曲も編曲しているのですよね!
by Cecilia (2008-06-24 08:24)
Krauseさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2008-06-24 08:25)
nyankomeさん、nice&コメントありがとうございます!
ピアノをやっていなかったら聴くことはないかもしれませんね。
でもnyankomeさんはいろいろご存知ですが・・・。
実はブログをやるまで「子供の情景」を知らなくて、ピアノブログの方々の記事で知りました。
「子供の情景」と「子供のためのアルバム(ユーゲント・アルバム)」は同じだと思い込んでいたし。
ついでに言うと「子供の情景」とか「子供の領分」(ドビュッシー)も混乱します。
シューマンはロマンチストだと思います。
子煩悩だったようですが、音楽には神経質な”何か”を感じてしまいます。
どちらにしても真面目な人だったのでしょう。
by Cecilia (2008-06-24 08:30)
れんさん、nice&コメントありがとうございます!
”ブラー蒸す”に”シュー萬”・・・点心みたいですね~。(笑)
美味しいかもしれません。
by Cecilia (2008-06-24 08:33)
イリスさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2008-06-24 09:58)