ハイネ詩集 [読書]
子供の頃から「ハイネ詩集」に親しんできました。
・・・と書くととてもすごい感じがしますけれど、今のように暇つぶしができるものがなかったせいです。
叔父や叔母が読んでいたのでしっかりした装丁の「ジャン・クリストフ」などの長編小説もありましたし。
今思えばその頃の読書の経験などによって声楽に駆り立てられていったような気もします。
まあ最初からハイネの詩による歌曲を歌っていたわけではないのですが。
今いろいろ見ているとロマン派の歌曲にはハイネの詩がとても多いですからね。(最も多いのはやはりシューマンでしょうか?)
子供の頃はやはり美しい感じがする詩にしか興味がありませんでした。
ちょっと荒っぽい感じの詩は飛ばしていました。
詩と共に味わったのはそれぞれの詩のページにあった銅版画のような挿絵です。(あれは版画でしょうか?白黒で細密に描かれた”泰西名画調”と言ったらよいのでしょうか?)
それとそれを読んでいたその頃に「四季の歌」が流行って♪秋を愛する人は・・・愛を語るハイネのような・・・♪という歌詞もあって、余計ハイネにのめりこんだような気もします。
中学に入って学校の図書室で借りたハイネ詩集(家にもあるのに借りたのですね!)の挿絵はかなり性的表現がきつかったような・・・。(ドキドキしながら読んだ記憶があります!)
家で読んでいたようなハイネ詩集が欲しい・・・と思うのですがどこの出版社だったのかも覚えていません。
そうそう・・・題名を忘れましたが、アグネスという女性が出てくるのですが・・・大木をエトナの山(火山?)の噴火口に浸して「アグネス、君を愛す」と書きたい・・・という詩が好きでした。
壮大な愛の歌という感じで・・・。(こんな風に言われてみたい・・・と思ったものです。)
追記
何と言う詩だったか思い出すために検索したら「宣言」という詩のようでした。
(私が読んだのも「宣言」という訳だったかはっきりしません。)
エトナの噴火口に浸すのはノルウェーの大木で、浜辺の砂に「アグネス、君を愛す」と書いてもすぐに意地悪な波に消されてしまうので、大木で書く・・・という内容でした。
エトナってイタリアの有名な火山だったのですね。(知りませんでした・・・。)
何となくそんなイメージはありましたけれどね。(エトナ山が噴火している写真付だったと思います。)
ああ、この詩の歌曲ってないのでしょうかね?
・・・と書くととてもすごい感じがしますけれど、今のように暇つぶしができるものがなかったせいです。
叔父や叔母が読んでいたのでしっかりした装丁の「ジャン・クリストフ」などの長編小説もありましたし。
今思えばその頃の読書の経験などによって声楽に駆り立てられていったような気もします。
まあ最初からハイネの詩による歌曲を歌っていたわけではないのですが。
今いろいろ見ているとロマン派の歌曲にはハイネの詩がとても多いですからね。(最も多いのはやはりシューマンでしょうか?)
子供の頃はやはり美しい感じがする詩にしか興味がありませんでした。
ちょっと荒っぽい感じの詩は飛ばしていました。
詩と共に味わったのはそれぞれの詩のページにあった銅版画のような挿絵です。(あれは版画でしょうか?白黒で細密に描かれた”泰西名画調”と言ったらよいのでしょうか?)
それとそれを読んでいたその頃に「四季の歌」が流行って♪秋を愛する人は・・・愛を語るハイネのような・・・♪という歌詞もあって、余計ハイネにのめりこんだような気もします。
中学に入って学校の図書室で借りたハイネ詩集(家にもあるのに借りたのですね!)の挿絵はかなり性的表現がきつかったような・・・。(ドキドキしながら読んだ記憶があります!)
家で読んでいたようなハイネ詩集が欲しい・・・と思うのですがどこの出版社だったのかも覚えていません。
そうそう・・・題名を忘れましたが、アグネスという女性が出てくるのですが・・・大木をエトナの山(火山?)の噴火口に浸して「アグネス、君を愛す」と書きたい・・・という詩が好きでした。
壮大な愛の歌という感じで・・・。(こんな風に言われてみたい・・・と思ったものです。)
追記
何と言う詩だったか思い出すために検索したら「宣言」という詩のようでした。
(私が読んだのも「宣言」という訳だったかはっきりしません。)
エトナの噴火口に浸すのはノルウェーの大木で、浜辺の砂に「アグネス、君を愛す」と書いてもすぐに意地悪な波に消されてしまうので、大木で書く・・・という内容でした。
エトナってイタリアの有名な火山だったのですね。(知りませんでした・・・。)
何となくそんなイメージはありましたけれどね。(エトナ山が噴火している写真付だったと思います。)
ああ、この詩の歌曲ってないのでしょうかね?
ハイネほど多くの作曲家に曲を付けられた詩人はいないでしょうね。
私も検索して、この詩を読みましたが、凄く情熱的な内容ですね。
by nyankome (2008-06-22 21:15)
Krauseさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2008-06-23 08:16)
くらいふさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2008-06-23 08:16)
nyankomeさん、nice&コメントありがとうございます!
ハイネもメンデルスゾーンと同じくユダヤ系なので苦労があったようですね。
当時も非常に流行った詩人なのだということがわかりますが、発禁処分にもなっているようですね。(当時もですが、ヒトラーの時代も)
本当にこの「宣言」(私が読んだのはたぶん「告白」になっていたような気がします。)は情熱的です!
by Cecilia (2008-06-23 08:20)
takemoviesさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2008-06-23 08:27)
ハイネというと、どうも私は芹洋子さんの「四季の歌」のイメージが強すぎて・・・。
私はロマンティストでもなかったかな。ケストナーとか、ヘッセをよく読んでいました。ドイツものが好きなのはそういう影響もあるかも?高校のときはカントを読んでたし(どんな女子高生??)ま、カントについては、「わけもわからずカッコつけて」読んでたので理解はしてませんが。
私は詩集というと、谷川俊太郎さんなんです。なぜだろう。家にあったわけでもないんですが・・・。
by ことなりままっち (2008-06-23 13:29)
ことなりままっちさん、コメントありがとうございます!
昔は「四季の歌」好きだったのですが・・・。
何か歌いすぎたのとポピュラーになりすぎたので飽きました・・・。
私もわけもわからずカッコつけていろいろ読んでいましたね~。
最近みどりのこびとちゃんと話題になりましたが「神曲」とか「ファウスト」とか、読もうとはするのですが通して読めたことがないです。
ヘッセは「車輪の下」で読書感想文を書いて校内では表彰されましたが、よくわかっていませんでした。
もう一度読んでみようっと!
ケストナーは以前話題にしましたよね。
カント・・・すごいかも・・・。
私は高校の頃はゾラの「ナナ」とかモーパッサンの「女の一生」、あと「デカメロン」なんかを読んでいました。(ちょっとアレですね・・・)
谷川俊太郎さんは子供の絵本で出会うまで読む機会がありませんでした。
by Cecilia (2008-06-23 13:54)