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「千の風になって」再考

最近あまり見ないテレビの話題です。(笑)・・・(前の記事に秘かに追記しています。)
昨日の夜、「千の風になってSP」で”なでしこ隊”(知覧から飛び立った特攻隊の若者の世話をした少女達)に関する番組(半分ドキュメントで半分ドラマ)を見ました。

まあいくらか”お涙頂戴”であろうことは予想して見ましたが、全体的には良かったと思います。
けして特攻隊を美化することもなく、現在は高齢になった当時の少女達が実際に登場して語っていたし、ドラマはドラマでなかなか良かったと思います。

ただこれは「千の風になってSP」の一環なので仕方ないですが(SPってスペシャルっていうことでしょうか?)、ああいう番組で「千の風になって」が流れてくると、(又か~)とうんざりした気分になってきてしまいます。
去年この曲に関しての私の考えを2回ほど書きましたが(この記事この記事です。)、曲自体がどうこう・・・というのもあるのですが、いかにも泣けそうな場面にあの曲が流れてくる・・・そのような使われ方が更に嫌。

確かに特攻隊の若者達が”犬死に”したとは思いたくないし、あの犠牲の上に現在の平和があるのだ・・・ということも考えますが、やはり彼らの死は大変な犠牲ですし、”犬死に”だと思っています。

ドラマでも「軍神」と言われた彼らは神様ではなかった・・・ということで、最期の時を目前にした彼らの苦悩や発狂しそうな極限の精神状態を描いていて良かったと思うのですが、あの曲が流れることで「彼らは死んでない。特攻隊には意味があった・・・。」と言われているようにも受け取られかねません。

「千の風になって」が好きな方々もいらっしゃるのし、”死”についての考えもさまざまなので、これは私個人の考だ・・・ということを強調したいですが、”死”をどう捉えるか・・・ということは別にして、やはり”死”は虚しいことだ・・・と私は考えます。
哲学的・宗教的な考えも確かにありますが、「死は虚しいもの」・・・これが出発点だと思っています。
「千の風になって」はもはや知らない人がいないほど有名な曲で、しかも歌詞がついています。
どうしてもその曲のイメージで「彼らの死は無駄ではなかった。」と感じてしまいそうですよね。
そう思いたいですが、やはり彼らは無駄に死んだのだ・・・と私は思っています。
やっぱりバックミュージックって重要ですね。


ところで、私は夏前に「靖国」を観たかったのですが、観ることができませんでした。
どんなに忙しくても時間をやりくりして観たかったのですけれど・・・。
DVDが出ているようですが絶対に観ます。


靖国 YASUKUNI

靖国 YASUKUNI

  • 出版社/メーカー: CCRE
  • メディア: DVD



この中で刀匠さんのことが随分話題になりましたが、削除されたのでしたっけ??


それと特攻隊がらみでは「月光の夏」に関する記事を書いています。



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Wちゃん

またも見に行かぬまま、渋谷の放映は終わってしまいました。横浜のはまだやってると思うんですが、そもそも僕は

映画館が嫌い!

なので、それも足がなかなか向かない一因かもしれません。DVDが出るんですね。知りませんでした。さっそくアマゾンで予約してしまいました。家族みなが映画を見に行ったと思えば割安と言えなくもないでしょうから.......

>やはり彼らは無駄に死んだのだ・・・と私は思っています。

僕もCeciliaさんとかなり近い思いを持ってます。沖縄戦での火炎放射で全身炎に包まれている人の映像、原爆のことなどと、保身のための国体護持であそんでいた人たちのことなどを併せて考えると、非常に非常に複雑な思いで血圧が上がりそうです。

軍備に関してはコストにも留意しつつ最強の装備を目指すべきだと考えてますが、ときどきテレビや雑誌などで見かけるコワモテの発言をする人にはついていけません。武力の準備と行使は天と地ほどの違いがあると思ってます。
by Wちゃん (2008-09-21 07:38) 

Cecilia

Wちゃんさん、コメントありがとうございます!
又しても買わせてしまいましたね。(笑)
私もWちゃんさんのコメントを拝見させていただいた後に注文しました。
私自身は軍備は要らない、自衛隊も反対・・・という考えですが、そこのところやはりいろいろと難しい問題があるのでしょうね。
準備すれば行使したくなるのでは・・・という考えもあるのですが、この辺で具体的にどうしたらよいのか・・・という考えは特別ありません。
とにかく武力の行使をしないで済むように・・・と考えていますが。
戦争に反対する理由のひとつにはこういった直接的な攻撃というのもあるのですが、そのような状況になると思想的な自由がなくなっていく、自由な言論が弾圧されていく・・・というのがあります。
もちろん戦争になってない状況でもそのような世相になっていくこともありますが。
私の母も「戦争モノ」の本やドラマが好き(?)で、昔からよく与えられてきましたが、かといって体制批判が出来るような人間ではなく、「こういう状況になったら何も言えなくなる。」という考えです。
私もそのような状況になることは予想できますが、やはり平和を守っていくためにはどうしたら良いのか考えていきたいですね。

名古屋ではとっくの昔に終わっていました。
とても残念でしたがDVDが出てうれしいです。
確かにこの内容ではポップコーンを食べながら・・・娯楽的な気分では見ることができませんね。

by Cecilia (2008-09-21 08:03) 

Papalin

靖国、感想を聞かせてください。
by Papalin (2008-09-21 09:18) 

Cecilia

Papalinさん、nice&コメントありがとうございます!
はい、観たら感想をアップする予定です。
その前に今日はできたら「男たちの大和」を観たいです。

by Cecilia (2008-09-21 10:03) 

U3

イデオロギーとか宗教とか信条の問題に立ち入る事は難しいですね。何しろ誰一人後に引きませんからね(笑)
そういえば、十年以上前にハンチントンが「文明の衝突」を上梓しましたがその中でこれからの国家間の紛争はイデオロギーの対立ではなく文明(宗教と言い換えてもあながち間違いではない)の対立になると言っておりました。まさに今はそうですね。特にブッシュ以降はそうです。
by U3 (2008-09-21 10:20) 

U3

あ、わたしはドラマとか映画にはオープニングやエンディングで流す以外は音楽は入れない方がいいという考えです。
by U3 (2008-09-21 10:22) 

Mashi☆Toshi

私も、父親が戦争に行った世代です。
まわりには、同じように親族が戦争に行った人がたくさんいました。
ほとんどの戦争経験者が、その戦争についてあまり語ってくれませんでした。
わずかに、ぽつりぽつりと語ってくれた内容から想像すると、
ドラマなどで表現される戦争にくらべ、あまりに悲惨であったり、また「戦争にいけなかった」人への差別やいじめなど、放送などではあまり出てこないことが多く、語るのもつらかったのかもしれません。
ドラマは見ていないのでわかりませんが、あの「千の風」を使うというのは、あまりに安直というか、いかにも「ドラマ」とい感じがしてしまいます。
確実に言えることは、もし本当に戦争になったら、いちばん犠牲になるのは、一般市民だということです。
どんなに軍備を強力にしても・・・。

by Mashi☆Toshi (2008-09-21 12:05) 

すとん

 チベットやウイグルの現実を聞くに及び、また現に沖縄周辺の国境紛争(あえて紛争と言いたい)だってある。また別の国だけれど、竹島も軍事的に占領されている。北方領土の件だってある。対馬も経済的に占領されつつある。

 外国人に地方参政権を与え、彼らに合法的に私たちの国を自由にしてよいとお墨付きを与えている人々もいる。他国の国籍を持ち、他国に忠誠を誓いながら、私たちの国に政治的に経済的に行政的に関与してくる人々もいる。

 外国人犯罪が増え、しかも国外逃亡をしてやり逃げ盗み逃げ殺し逃げが増加。私たちの国の治安は低下する一方。

 すべての外国人が悪いなんて、夢にも思わないけれど、不良外国人、犯罪組織に属する外国人だって大勢いる。

 私たちの国に、軍隊を駐留している国もあれば、ミサイルを向けている国もある。犯罪組織やカルト宗教団体や政治結社に資金援助している国もある。

 他国を攻める事を恐れている人々が世の中にたくさんいるけれど、そんなに余所の国を攻めたいの? 私はそう思わないし、そんな必要もないと思っている。私たちがお金と生命をかけても、手に入れたい他国なんて、近所にないでしょ。

 今の日本が外国を攻めることはまずありえない。ありえないのに、その手の発言がマスコミ等に登場するのは、彼らマスコミがすでにそれらの国の工作員たちが牛耳られている証拠。そして攻められたら困る国の工作員たちによるマインドコントロールが成功している証拠。まあ、一種の冷戦だ。そしてその冷戦では、私たちの国は、一方的にやられ放題で負け戦であるのが実情。

 私が恐れるのは、その冷戦が冷戦でなくなり、リアルな行動に移ること。つまり、他国による私たちの国の占領と支配と強奪と滅亡。現に、周辺諸国(とりわけ支配者層)は私たちの国を占領したいでしょう。支配したいでしょう。強奪したいでしょう。そして民族を滅亡させたいでしょう。だから冷戦をしかけてくるわけだ。

 それほど魅力的で、憧れで、自分たちの劣等感を刺激してやまないのが、私たちの国の存在でしょう。呑気なことを言っていると、取り返しの付かないことになりかねません。

 私自身は、いつ死んでもいいやと思ってますが、子孫たちにこの国の伝統と文化と言語と国土と安全と平和を残してやりたいと思ってます。そのために、大人として何ができるか、冷静に判断していかないといけないでしょう。大切なのはイデオロギーではなく、冷静な状況判断能力でしょう。

 悲しい現実ですが、軍備がなくなった時が、私たちと私たちの子孫が、この世と歴史から消えてなくなる時だと思ってます。
by すとん (2008-09-21 13:56) 

nyankome

ウチの居間のテレビもこのドラマがついていましたが、この手のものは苦手なので私は観ませんでした。

私も死に対しては同じような考えを持っています。死んだらお終い。だから戦争は、特攻隊として亡くなっていった方たちのような悲惨なことは繰り返してはいけないと痛切に思います。
by nyankome (2008-09-21 16:56) 

降龍十八掌

知らない人がいないほど有名な曲なんですね。
わたし、まったく知りませんでした。(笑)

by 降龍十八掌 (2008-09-21 18:28) 

てりー

はじめまして、、彼らの「攻撃」は相手の致命傷にならず、あるいは、それ以前に追撃され、てしまったのかもしれませんが、今生きている私たちは確かに彼らの愛国心の上に立っていることはは紛れもない意地実です。直接的な効果は認められないまでもどこかで日本という国を支えてていたはず、また今それが支えになっていると思います。また思いたいです。。。。とあたりまえ、かつ皆さんご承知の心境を書いてしまってすいません。
by てりー (2008-09-21 22:11) 

HINAKA

HINAKAです。

Cecilia様

これはまた、大変な問題を……話題はいつしか?国防論へ!
当然この議論を始めたら、たぶんこのコメント欄では収まるはずもないと、思います。それに、右翼団体による、ただの騒音圧力に簡単に屈して、突然上映中止を決めたポリシーもデリカシーも無い、映画館団体。
君子危うきに近寄らずと、表現の自由の場であるはずの劇場とが、同じだとは言えないと思います。デパートが、来客に対する配慮から商品を撤去する事と、映画やTV放映、また出版物が、物議を醸し出す事を恐れて、内容そのものの検証抜きで、作品の発表を控えるのは、まるで違うと思います。
もっとも、この国のいわゆる大衆娯楽に関わる人達にとって、それらの作品は経済価値だけによって計られるモノで、意味や内容がどうあろうと関係無いのだとは、思いますが……。

「千の風になって」という歌は、その大ヒットにより、逆に反発される事も多くなった、ある意味で気の毒な歌だと、思います。

詳しくは、例によってフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』の〈http://ja.wikipedia.org/wiki/Do_not_stand_at_my_grave_and_weep〉を、御参照された方が、早いと思います。
とにかく、発祥の国アメリカでも、様々な扱いをされた事が分かりますが、基本的にはこれは本来「詩(し)」であって、曲は後から様々な人達が、それぞれの立場から、色々に付けているという事実があります。
しかも、その元の「詩」自体にも、かなり多くのバージョンがあり、僅かな表現の違いが、大きな意訳となって、広がっている事実もあります。

とにかく、最初は実に素朴で純情な素人が、親しい人の死に、悲嘆にくれるその人を慰めるために、書いた詩だと言う事は、事実のようです。
死んだ人を悼むのが目的ではなく、その人の回りで今なお生きている人を、慰めるための詩だと考えれば、やはり良い詩だと思います。癒しの詩(うた)というのも、頷けます。

それで、国防論ですが、個人的に軍隊は必要だと思います。
なぜなら、民主国家である以上、その国民の税金で運営される機関、いわゆるお役所その他の組織は、全て必要であり市民(納税者であり主権者)の生活に不可欠だから存在するという、建前があります。もっともこの国は、その原則からしておかしいので、実はそこで話題が止まってしまいがちなのですが、敢えてそこを乗り越えるとします。
ですが、万が一の災害(人為的な他国からの攻撃や、犯罪的テロ行為も含みます)特にこの国は地震国ですし、周囲を海に囲まれていますから、津波や高潮、さらにはそのコースの上に存在する為に、毎年のように襲う台風を代表とする暴風雨。上げればきりがない、人災に天災、これらに対し常時対抗しているのは警察や消防などの治安機関ですが、これの機関は日常から様々な活動を行い、むしろその重要性に対して、人員や設備、組織の老朽化等々の、問題山積です。
それはマァ、今回は触れずに、基本的にそんな日常業務に振り回されず、常にあらゆる万が一の事態に備える組織。言葉を変えれば、訓練と研究が目的の国家的な組織は、軍隊しか存在しません。
軍隊が、他の治安組織と決定的に違うのは、本来その使用目的が果たされない事を、つまり最初から無駄な税金となる事が許される、唯一のお役所であり、組織だと言う事です。
日々のお仕事が、訓練だけなどと言う組織は、確かに他に存在し得ません。だからこそ、民主主義の軍隊には高いモラルと、士気が要求されます。
例え、非武装主義者から石を投げ付けられても、耐えなければならないのです。お国を守るから偉い!などと言い出すと、もうそれは軍国主義への一本道です。多くの日本人が、軍備アレルギーなのは、いったん軍隊というものを認めると、絶対に自分達は偉いと思い込むに違いないという、無意識の恐れがあるからだと思います。
そしてそれは、あんながち間違いでは無いと、思います。政財界の上を見れば、その証拠が歴然でしょう。いや、下を見ても同じか……この国では、未だにお役人は偉い!んですものネ。

だからこそ、執拗に憲法9条に拘り、明らかな軍事組織を、自衛隊と言い換えて口を拭っていますが、これは間違いだと思います。
おかげで、自衛隊の存在は実に中途半端となり、国内に対しても、国外に対しても、どうにも歯切れ良く説明できない存在です。

この部分に関してだけで言えば、憲法を改正した後、正式にあらゆる想定される災害に対抗する、国防軍を常設する必要はあると思います。
名称は、どうでもいいのですが……明らかに、今の自衛隊の存在と活動は、憲法違反だと思います。このままでは自衛隊という組織自体が、行動不能に陥る事は明白でしょう。

そして、他国からの侵略論ですが、その前に先ずこの日本という国が、アメリカという国と軍事同盟国(日米安全保障条約国)であり、軍事上はもちろん経済社会的にも、言葉が過ぎるきらいはありますが、アメリカの属国化しているという事を、無視は出来ません。

外から見れば、日本列島はアメリカの軍事的防波堤ですし、太平洋の最前線基地に見えるのは疑いありません。
さらに、アジアではもちろん、世界的にも有数の原子力立国であり、衛星打ち上げ用ロケットという名目で、大陸間弾道弾(ICBM)を自前で持っている国だと言う事です。住んでいる人々自身がどう思おうと、外から見ればどうか?衛星軌道まで、自由に打ち上げの可能なロケットは、弾頭に原子炉から製造した核爆弾を積めば、そのまま核ミサイルになるという事は、イランや北朝鮮の原子力開発に対する懸念や、中国のロケット打ち上げ実験に対するアメリカなどの反応からも、明白でしょう。
当事者の日本人だけが、他国はともかく自分の国はそんな事をしないと、信じているだけです。これが、東アジア地域における軍事大国日本を見る、他国の印象だと思って、それほど問題は無いと思います。

よく言われる事ですが、日本人はある種、とてもお目出度いところがあって、中国や北朝鮮さらにはロシアなどを、自分達も含めた国際社会が、どんな目で見ているか?には関心があっても、自分達がどのように見られているかには、驚くほど無関心です。

これが外交、特に近隣外交に影を落とし、本来日本の味方をしてくれるはずの国にまで、信用してもらえません。
だって、自国の憲法を守らない国が、「我が国は、憲法によって戦争と軍備を禁じている。だから、絶対に戦闘行為はもちろん、核武装などは行わない!」と幾ら力説しても、無駄でしょう。
第一この国は、わずか半世紀ちょっと前に、「自衛のための戦い」を名目に、軍事的に大陸を侵略し占領し、属国化したばかりなのですから……。しかも、その事実に対する国家としての謙虚な反省も、真実の解明も具体的には行わず、アメリカ軍の無差別攻撃で大勢の国民が犠牲となった、被害者であるかのような顔をしていますし、たぶん強制的に徴兵されて戦地に行き、帰って来なかった兵士の関係者は、自分の親しい人が人殺しだ、大量殺戮者などとは思いたくないだろうし、思わないでしょう。「戦争だったんだ、仕方なかったんだと」と言いながら……それを間違いだと、断じる事が出来る日本人もまた、いないと思います。

しかしそれをいい事に、周辺国に対しての責任の所在と、事実の解明。
そして、それら反省の上に立っての、今後の国のと国民の在り方の説明を、ほとんどして来なかったと思います。それは同じような道を辿った、ドイツとと比べれば、その差は歴然でしょう。

人は誰も、他者の意志や行為により、その命と自由とを自分の意志以外で、奪われてはいけない権利と、譲り渡してはならない義務を、持っているのだと信じます。
信じたいと、思います。その意味で、千の風にのってという「詩」を、納得する事は出来ます。
結局、長くなってしまった事を、お詫びします。

それでは今回はこれで、失礼させていただきます。


by HINAKA (2008-09-22 01:23) 

Cecilia

U3さん、nice&コメントありがとうございます!

>イデオロギーとか宗教とか信条の問題に立ち入る事は難しいですね。

確かに難しいですよね。
他人の考えを認めたいですが、自分の考えがあればこそ簡単に同調できないのが普通だと思います。
ブログではそこらへんを曖昧にしてお付き合いをすることも多いですが、今回のようにいろいろなご意見を頂戴することもあります。
どれもこれも貴重なご意見です。

私はキリスト教という立場ですが、最近イスラム教(国の人々)に興味があります。
イスラム銀行とか。(笑)
なぜか危険な人たちと思われることが多いですが、もちろん大多数はそんなことないですからね。







by Cecilia (2008-09-22 08:15) 

Cecilia

xml_xslさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2008-09-22 08:17) 

Cecilia

Mashi☆Toshiさん、お久しぶりです。
コメントありがとうございます!
確か去年も「千の風になって」に関する記事へコメントをいただいていましたね。
やはり戦争について思い出したくない、触れたくない・・・という人も多いのでしょうね。
経験者の心のトラウマの大きさがどんなものか・・・ここからも想像できます。

ドラマや映画でも戦いやリンチの場面がすごいと思うし、誇張されることもあるのだろうとは思いますが、戦争に大義を感じて勇んで参加した人も特に反対するわけでもなくやむを得ず参加できなかった人もそれぞれさまざまな痛みを抱えていること・・・と思います。

やはり軍備に関しては男性の方々のほうが詳しいですね。
私は”平和”に関してあまりにも牧歌的な考えしか持ってないのだなあ・・・とあらためて感じました。
でもやはり力のない人たちが巻き込まれていく・・・ということを考えていくべきでしょうね。


by Cecilia (2008-09-22 08:27) 

Cecilia

すとんさん、コメントありがとうございます!
領土問題、私はちょっと無知ですね。
日本に住む外国人にしても、私は「どんどん来てね。」くらいの気持ちしかなく、さまざまな問題についてあまり考えていませんでした。

>犯罪組織やカルト宗教団体や政治結社に資金援助している国もある。

むむむ・・・これらは以前カルト教団に関して書いたことと繋がりますね。
http://santa-cecilia.blog.so-net.ne.jp/2007-10-31

>今の日本が外国を攻めることはまずありえない。

積極的に攻めることは考えられませんね。

>彼らマスコミがすでにそれらの国の工作員たちが牛耳られている証拠。そして攻められたら困る国の工作員たちによるマインドコントロールが成功している証拠。まあ、一種の冷戦だ。そしてその冷戦では、私たちの国は、一方的にやられ放題で負け戦であるのが実情。

工作員といえば北朝鮮くらいしか考えていませんでした。
でもこのようなご意見は初めて聞きました。
自分はマインドコントロールされているのだろうか・・・と思ったり・・・。(新聞は現在一紙だけですしね。)

>私が恐れるのは、その冷戦が冷戦でなくなり、リアルな行動に移ること。つまり、他国による私たちの国の占領と支配と強奪と滅亡。現に、周辺諸国(とりわけ支配者層)は私たちの国を占領したいでしょう。支配したいでしょう。強奪したいでしょう。そして民族を滅亡させたいでしょう。だから冷戦をしかけてくるわけだ。

そうなのですか??
私は考えが甘いのでしょうか??

>子孫たちにこの国の伝統と文化と言語と国土と安全と平和を残してやりたいと思ってます。そのために、大人として何ができるか、冷静に判断していかないといけないでしょう。大切なのはイデオロギーではなく、冷静な状況判断能力でしょう。

先の子孫のことまでは想いが至りませんが、とにかく娘達にはそれを残してあげたいです。
万が一戦争になったら、女性といえども徴兵されるようになるのでは・・・。

考えてみたら長い歴史の中で軍備がなかった時期なんてないですものね。
簡単になくせるものではないのでしょうけれど・・・でも出来る限り避けたいと私は思うのです。
大きなものに巻き込まれたら冷静な状況判断もできなくなるのでは・・・という気もします。
by Cecilia (2008-09-22 08:51) 

Cecilia

nyankomeさん、nice&コメントありがとうございます!
昨日は「男たちの大和」を観てしまいました。
こちらは題名の通り、女性にはちょっとついていけないというか、メカ好きの男性が喜びそうな内容でした。
全体を通して観たらそれなりに主張は感じられましたが、「生きるために戦う。」「愛するものを守るために戦う。」・・・「だけど結局何も守れなかった・・・。」という感じの内容でしたね。
特攻隊の精神(?)を武士道に絡めて考える人たちもいますが、自分が守りたいもののために命を捨てるのならともかく、死ぬことによって自分が守りたいものも守れないのでは何のための死か・・・と思います。
やはり私は大義よりも個を大切にしたいです。
(この問題は宗教とも関わるので、思うことはいろいろあります。)

by Cecilia (2008-09-22 09:51) 

Cecilia

袋田の住職さん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2008-09-22 09:59) 

Cecilia

降龍十八掌さん、nice&コメントありがとうございます!
とにかくおばさんたちには秋川雅史さんの歌で人気があります。
(もちろん嫌いな人もいます。)
「嫌い」とは言いにくい何かがある曲だと思っています。
この曲を素晴らしいと思う人は思えばいいですが、私の場合は内容的に納得できないので歌いたくはないです。(カラオケで歌うのは別。)
コーラスをやっていると歌わざるを得ない状況があったりするのですよね・・・。
by Cecilia (2008-09-22 10:05) 

Cecilia

Klaviaさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2008-09-22 10:06) 

Cecilia

てりーさん、はじめまして。
コメントありがとうございます!
どこかでお見かけしているような気がします。

>今生きている私たちは確かに彼らの愛国心の上に立っていることはは紛れもない意地実です。直接的な効果は認められないまでもどこかで日本という国を支えてていたはず、また今それが支えになっていると思います。また思いたいです。

もちろんそう言えると私も思います。
それに特攻隊自体は嫌いですが、このために犠牲になった方々それぞれの人生に思いを馳せる時、この方々のかけがえのない人生、家族、青春を思います。
出撃前の極度に濃縮された”時”を思うと、自分は本当に一瞬一瞬を無駄にしている・・・と感じます。
しかし・・・やはりこの死を美化し、彼らを神のように祀り上げてしまうことで大きな過ちを又繰り返すことになってしまうと思うのです。




by Cecilia (2008-09-22 10:19) 

Cecilia

HINAKAさん、nice&コメントありがとうございます!
思わずうなってしまう長いコメントをありがとうございます!
時間に限りがあり、そちらのコメントを踏まえたお返事がきちんとできるのか不安ですが、又追記があれば何らかの形でお知らせいたします。

>右翼団体による、ただの騒音圧力に簡単に屈して、突然上映中止を決めたポリシーもデリカシーも無い、映画館団体。

ポリシーのある映画館もあると思いますが、やはり何かあったら・・・という不安はあるのでしょうね。
私もこの映画の話題をあるかたとブログでしていた時には”あの映画”という言葉を使っていました。
自分でもなぜこんな言い方をしてしまうのだろうか・・・と思ったりして。
ブログ上で話題にしたら変な書き込みをされてしまうかも・・・なんていう思いも頭をよぎりました。
それくらい”靖国”問題は難しいのでしょうけれど、一見左翼の方々が喜びそうなタイトルですが、右翼である(左翼にかぶれた・・・という噂もありますが・・・)鈴木邦男さんも推薦しているし・・・、これは絶対に”面白い”はず・・・と思ったのです。
まず、実際に観てどんなものか知りたかった・・・というのがあるのですね。
私の考え方の根底には子供の頃から読んでいる朝日新聞とか教会で語られる”戦争責任”があり、中立的なものの見方もできている自信はありませんが、少なくとも教会に関してはいろいろな教派を渡り歩いたおかげで同じキリスト教といえどもいろいろな考え方があるのだということを肌で知っています。
まさに極右も極左もごちゃまぜに私のなかに入ってきていた・・・という”歴史”があります。

>もっとも、この国のいわゆる大衆娯楽に関わる人達にとって、それらの作品は経済価値だけによって計られるモノで、意味や内容がどうあろうと関係無いのだとは、思いますが……。

本当にそういうところがありますよね。
昨日は「男たちの大和」を観ましたが、戦艦大和のミュージアムではそれを記念したグッズが売られているそうで、まあ自分が行ったら買ってしまうに違いない・・・と思いながら、ちょっと複雑な気分になっています。
このような負の遺産さえ、地元では地域振興に一役買っている側面があるのですね。(負の遺産・・・なんて言ったらいけないかな・・・。)
そんな軽い気持ちで戦艦大和のことを考えて良いのだろうか・・・と思いました。

確かに「千の風になって」は気の毒な歌です。
私は本来の素朴な姿が好きなのですが、素朴なままひっそり歌い継がれてほしかった・・・という感じです。

そして国防論についてですが・・・

>軍隊が、他の治安組織と決定的に違うのは、本来その使用目的が果たされない事を、つまり最初から無駄な税金となる事が許される、唯一のお役所であり、組織だと言う事です。

確かに万一に備えて無駄を承知で必要とされる組織なのでしょうね。

>だからこそ、民主主義の軍隊には高いモラルと、士気が要求されます

本当にそう思います。

・・・・とここまで書いて時間がなくなってしまいました。
続きののコメントに関して、又じっくり考えながらお返事を書きたいと思います。
きっと夜中か明日の朝になるであろうことをお許しください。
いつもながら丁寧なコメントをありがとうございます。




by Cecilia (2008-09-22 11:15) 

Wちゃん

大和の映画をご覧になったんですね。僕は見たことがないのですが、おそらく最後の戦闘の凄惨さは表現されてないんだろうなー。

ずいぶん前に読んだ「戦艦武蔵の最期」という本、これは生還されたごくわずかの方々のうちの一人が書かれた本だったはずですが、きっとこの方が書かれたのと似たような状況だったのだろうと想像します。

この本を読んでほどなくして他の生き残りの方が日経新聞の文化欄に書かれていたものを読み、これも印象に残ってます。まだ新聞の切抜きがどこかにとってあるかも。「最期」は読んでみられることをお勧めしたい本の一つです。(ご存知かもと思うのですが、大和には武蔵と信濃という兄弟がいまして、武蔵は次男です。)

まあ、権力が一部の層に集中するのではなく、且つ、国民が経済的に豊かになれば戦争は発生しにくくなると思うんですね。他の国を攻撃して占領することにより得られる利益とコストとを比較すると、今の日本がかつてのようなことに踏み出すとはとても思えませんからねー。同様に日本を戦力で屈服させようと考える国もあまりなさそうに僕は思ってます。近隣の大国が経済的に繁栄する方向なのは、軍事費を増やしたりしてくれるんでドキドキさせられますが、本質的には安心できることなんだろうと僕は思ってます。金持ち喧嘩せず、ですからね。

あ、また長くなっちゃった。すみませんです。
by Wちゃん (2008-09-22 12:36) 

Krause

以前も「千の風になって」のテーマでお話されていましたね。今回は、大きなテーマですね。コメントは後ほどさせていただきます(まだ仕事中なので^^)。
by Krause (2008-09-22 18:07) 

のりぴー

物凄いコメントの数ですね、しかも重い!
私は死は無だと思います。
「月光の夏」借りてこようかな?

PS:お返事はいいですよ(フフ)
by のりぴー (2008-09-22 21:55) 

Cecilia

HINAKAさん、続きです。

>だからこそ、執拗に憲法9条に拘り、明らかな軍事組織を、自衛隊と言い換えて口を拭っていますが、これは間違いだと思います。
おかげで、自衛隊の存在は実に中途半端となり、国内に対しても、国外に対しても、どうにも歯切れ良く説明できない存在です。

同じ憲法第9条に拘るのでも、私(達)の拘りとは違いますね。
何だか卑怯というか、こんな言い訳に使ってほしくないと思います。
実はこういう風に考えたことがなく、このような考えを聞くのも初めてでした。

>この日本という国が、アメリカという国と軍事同盟国(日米安全保障条約国)であり、軍事上はもちろん経済社会的にも、言葉が過ぎるきらいはありますが、アメリカの属国化しているという事を、無視は出来ません。

北朝鮮との関係を考えると、アメリカを後ろ盾にしていることで強気の発言が出来ている(?)というのもありますよね。
こういうことを考えると、確かに丸腰では対抗できないのかもしれません。

>住んでいる人々自身がどう思おうと、外から見ればどうか?

それにしても大変な武器を持っている国が自分の国のことを棚にあげてほかの国(核を持っている、持っているかもしれない)を危険視するのはどうか・・・と思うのですが・・・。
もちろんHINAKAさんがおっしゃるように日本もそうですが。
アメリカは大変傲慢だと思うのですけれど・・・。
いかにも正義の国・・・みたいに振舞っているのがねえ・・・。
これには宗教も絡んできますよね。
キリスト教・・・と言っても”キリスト教原理主義”の勢力が強いことがかなり関係していると思うのです。

>これが、東アジア地域における軍事大国日本を見る、他国の印象だと思って、それほど問題は無いと思います。

確かに”軍事大国”なんですよね・・・。
やはり自衛隊・・・という呼び方は最小の軍備しか持っていないような印象があって、実態にそぐわないですね。

>第一この国は、わずか半世紀ちょっと前に、「自衛のための戦い」を名目に、軍事的に大陸を侵略し占領し、属国化したばかりなのですから……。

本当に半世紀ちょっと前のことなのですよね。
当時の資料を見ると、まるでいいことをしているように書いてありますけれど、軍事的に・・・というだけでなく、思想的にも皇民化教育を行う・・・などして支配していったのですよね。


>しかも、その事実に対する国家としての謙虚な反省も、真実の解明も具体的には行わず、アメリカ軍の無差別攻撃で大勢の国民が犠牲となった、被害者であるかのような顔をしていますし、

高校に入るまでの社会科の授業、及び私の母(上のコメントで書いたように戦争モノの小説などを私によく読ませていた。)の話では”日本は被害者”ということだけが強調されていました。
私は”日本が加害者だった”・・・ということを知って非常にショックでしたよ。


>たぶん強制的に徴兵されて戦地に行き、帰って来なかった兵士の関係者は、自分の親しい人が人殺しだ、大量殺戮者などとは思いたくないだろうし、思わないでしょう。「戦争だったんだ、仕方なかったんだと」と言いながら……それを間違いだと、断じる事が出来る日本人もまた、いないと思います。

本当に心が痛みます。


>しかしそれをいい事に、周辺国に対しての責任の所在と、事実の解明。
そして、それら反省の上に立っての、今後の国のと国民の在り方の説明を、ほとんどして来なかったと思います。それは同じような道を辿った、ドイツとと比べれば、その差は歴然でしょう。

戦争中、一市民は声をあげることができなかった・・・というのは本当に仕方のないことだったかもしれないし、当時は存在しなかった私達は何も悪いことはしていないのかもしれませんが、日本が犯した罪を自分の罪としていきたい・・・と私は思います。


>人は誰も、他者の意志や行為により、その命と自由とを自分の意志以外で、奪われてはいけない権利と、譲り渡してはならない義務を、持っているのだと信じます。
信じたいと、思います。

私もまさにこのことを強調したいです。
自分の意思があるかどうか・・・ですよね。
たとえば具体的に命をかけて救わなければならない相手がいて、自分の意思で命を捨てるのと、「愛するものたちのために命を捨てることが大和魂だ・・・」みたいに言われて、そのように教育されて、自分の人生を断ち切られるのでは大違いです。

以前幼児向けの絵本・児童書について勉強するサークルに所属していました。
児童書に詳しい方々の考えとして、「(幼児や小さい子供に)自己犠牲を賞賛するような本を与えない。」というのがありました。
確かに子供に深く考えさせたくてそのような本を与えたくなるシチュエーションというのは何度かあったりしましたが、子供に平和を考えさせていくために、敢えてそのような本を選ばなくても、読んでいて楽しくなるような本をたくさん読んでいくことなどを通して、平和を作り出していく大人に成長していくのだと思います。

・・・って話がずれてしまいましたが・・・、HINAKAさんのコメントに軍隊は必要・・・というのがありました。
確かにそうなのかもしれません。
又、なくしたくても簡単になくならないものなのかもしれません。
でもこれは自分や自分の関係者が自分の意思で「兵役につかなくても良い。」のであればそうも思っていられますが、万が一兵士が足りなくなって徴兵されるような事態になったら・・・と思うと怖いですよね。
アメリカではヒスパニック系の貧しい人々が生活のために軍隊(最前線)に入ったりするようですが、これも心が痛むことであります。






by Cecilia (2008-09-23 05:02) 

Cecilia

Wちゃんさん、再コメントありがとうございます!

>大和の映画をご覧になったんですね。僕は見たことがないのですが、おそらく最後の戦闘の凄惨さは表現されてないんだろうなー。

昨日はその記事を書こうと思いましたが、時間がなくて書けませんでした。(レスを書くだけで精一杯・・・。笑)
最期の戦闘の凄惨さは表現されていると思いますよ。
・・・って、大和のことをあまり知らなかったのですが、たぶんそうだと思います。
血糊をものすごく大量に使っているんだろうなあ・・・と思いました。(笑)

>「最期」は読んでみられることをお勧めしたい本の一つです。(ご存知かもと思うのですが、大和には武蔵と信濃という兄弟がいまして、武蔵は次男です。)

武蔵と信濃・・・知りませんでした。
「最期」、読んでみたいです。

>まあ、権力が一部の層に集中するのではなく、且つ、国民が経済的に豊かになれば戦争は発生しにくくなると思うんですね。

まあ、豊かなのは一部で、格差が広がっている今、ちょっと不安があります。
日本が全体主義の国になる・・・ということも考えられませんが・・・。

>他の国を攻撃して占領することにより得られる利益とコストとを比較すると、今の日本がかつてのようなことに踏み出すとはとても思えませんからねー。同様に日本を戦力で屈服させようと考える国もあまりなさそうに僕は思ってます。

私もそう思いますが、でもあの大戦の時も皆呑気に考えていたのでは?
何がきっかけでああなるかわかりませんよね?

>近隣の大国が経済的に繁栄する方向なのは、軍事費を増やしたりしてくれるんでドキドキさせられますが、本質的には安心できることなんだろうと僕は思ってます。金持ち喧嘩せず、ですからね。

近隣の大国はいいかもしれませんが・・・。
”将軍様”の国は気になります。

>あ、また長くなっちゃった。すみませんです。

so-netってコメント欄に長く書いても大丈夫なところがありがたいです。
他のブログだと長く書いたコメントを削除しないといけないことが多くって・・・。(笑)
こうしてレスを書くにも今回のように長いコメントをたくさんいただいた場合、何て書いてあるのかわからなくなる場合があるので、相手の方の文章を全文コピーして貼り付けた後に考えながら必要なものを残して、更に自分のコメントを書きますが、文字数制限があると、引用もあまりできませんからね~。

長いコメント大歓迎です。(笑)

by Cecilia (2008-09-23 05:23) 

Krause

 以前の「千の風になって」でceliliaさんがお話されていたことに同感!そして今回のお話、「特攻隊」のシーンで「千の風になって」が流れることには、宗教的な面からも違和感を感じます。
私は、「特攻隊」という戦術については否定的ですが、特攻隊員として散っていった人たちのことについて、日々考え、忘れないようにしています。
by Krause (2008-09-23 05:29) 

Cecilia

Krauseさん、nice&コメントありがとうございます!
コメントレスを書こうと思っていたところ、二度目の書き込みをいただきました。
ありがとうございます!
去年の記事にもコメントいただいていましたが、覚えていてくださったことにも感謝申し上げます。
まあおそらくは「千の風になって」が先にあって”命の尊さ”を考える企画を・・・ということで番組作りをしているのでしょう。
良いように解釈したい・・・とは思います。
又、あの番組でどういう場面で流れていた・・・という説明をしていませんでしたが、飛び立つシーンではなかったと思います。
(亡くなった・・・という話のところだったでしょうか?)
ちょっと前のことなのにもう記憶があやふやになっていますが・・・、まあどんな場面であるにせよ、戦争モノに「千の風になって」を使わないでほしいですね。
おそらくこの曲を使うことに関しての議論が足りなかったと思うのです。
企画は悪くないのですが、「千の風になって」の特別番組だからと言ってなんでかんでこの曲を使わなければならない・・・というのがまずいと思います。
似合うとすれば病気で亡くなった方とその家族に関するドラマなんかでしょうか?
私もてりーさんへのコメントレスで書きましたが、同じ文を繰り返しますと・・・(自分の文を引用します。)

>それに特攻隊自体は嫌いですが、このために犠牲になった方々それぞれの人生に思いを馳せる時、この方々のかけがえのない人生、家族、青春を思います。
出撃前の極度に濃縮された”時”を思うと、自分は本当に一瞬一瞬を無駄にしている・・・と感じます。
しかし・・・やはりこの死を美化し、彼らを神のように祀り上げてしまうことで大きな過ちを又繰り返すことになってしまうと思うのです。

彼らのことを忘れてはいけませんね。





by Cecilia (2008-09-23 06:08) 

Cecilia

のりぴーさん、コメントありがとうございます!
以前愛国心について書きましたが、今回はドラマを見て軽く書いたつもりでした。(それがこのコメントの数々!!)
愛国心についての記事は結構気合が入っていたのですが(米良さんの話題に繋がっていますので読んでくださいね。もしかしてもうご覧いただいているかも・・・?笑)、この記事には気合を入れていませんでした。
皆様の熱いコメントに深く考えさせられています。
愛国心についての記事はこちらです。
http://santa-cecilia.blog.so-net.ne.jp/2006-06-19
http://santa-cecilia.blog.so-net.ne.jp/2006-06-19-1
http://santa-cecilia.blog.so-net.ne.jp/2006-06-19-2
http://santa-cecilia.blog.so-net.ne.jp/2006-06-20

最近もこんな記事を書きましたね。
http://santa-cecilia.blog.so-net.ne.jp/2006-06-20


by Cecilia (2008-09-23 06:18) 

Cecilia

れんさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2008-09-23 06:57) 

Wちゃん

今日はこちらは久々に天気が良くて、「寒くて」早く目が覚めました。(^^;
しつこくてすみませんがm(_ _)m ちびっと補足です。

日本は豊かな国だと思いますよ~ 下はOECD諸国の数値をまとめたもので、5ページなどみると日本の順位はずいぶん落ちてますが、今年に入って為替も円高側ですからいずれ順位は上がる方向でしょう。
http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/h18-kaku/percapita.pdf

日本より上の国をみると、好戦的(笑)なアメリカやフォークランド紛争のイギリスを除くと、どの国もすぐには戦争なんてしそうもないように僕には見えます。数字がないので感覚的にしか言えず申し訳ありませんが、WW2前の日本やドイツは貧乏だったんじゃないでしょうか。

そこそこ豊かな生活がそこにあるのに、わざわざそれをぶち壊してまで血糊で立っていられなくなるようなところへ子供たちをやりたくはないですもんねー。なお、こうやって見ると、当たり前のことですが、独裁国家には注意ですね。貧乏な国が多いですし。
by Wちゃん (2008-09-23 07:12) 

Cecilia

のりぴーさん、今気が付きましたが、一番最後のリンクが間違っていました。(同じものを二つ載せてしまった!)
最近書いたのは(ご覧になっているでしょうけれど)、鈴木邦男さんの「失敗の愛国心」についてのものでこちらです。
http://santa-cecilia.blog.so-net.ne.jp/2008-05-02
他の方もご覧になるかも・・・ということで、一応載せています。

by Cecilia (2008-09-23 07:32) 

Cecilia

Wちゃんさん、再コメントありがとうございます!
なるほど~!
(一応)豊かな国なのですね。
確かにすぐにも戦争なんてしそうにない国ばかりですね。
ヒトラーがあれだけ支持されたのは国が貧乏だったから・・・というのがありますものね。
独裁国家には本当に要注意です。

どうも私は独裁国家とか全体主義に関心があるみたいで、図書館などに行くとその手の本や写真集を見てしまいます。
by Cecilia (2008-09-23 07:40) 

すとん

 やはりコメントの流れから考えると、こっちの記事にコメントします。

 独裁国歌、全体主義国歌、貧乏な国も怖いですが、兵器産業が国の根幹を成している国も怖いですよ。何しろ、兵器を使わないと国が立ち行かないのですから。

 日本を敵対視することで国そのものが成り立っている国もイヤですね。

 そう考えると、日本が安心して付き合える国なんて、近所には“無い”という結論になっちゃいます。
by すとん (2008-09-23 10:10) 

Klavia

新しい時代に相応しい考え方が必要なんじゃないかなと思うんです。特攻隊はあの時、あの時代には賛美されるべきものだったのかも知れませんね。私の祖父の兄弟などもたくさん戦争で犠牲になっています。死んでしまうと、どうしてもその人たちを美化しなくちゃいけない気がしてしまうんですね。彼らは精一杯生きたし、先祖だから敬わなくちゃいけない。けどその人生が正しかったかとか美しかったとかは、別の問題なんだと思います。
だから、今はどうなのか、が重要じゃないかなと思いますね。私は国家が武器や兵器を持つのは今のところ仕方ないと思っています。けど、人間の力で、その武器は無駄だよ、お金の無駄だよって思わせるように努力しなくちゃいけないと思うんです。あの戦争を忘れちゃいけないよって言う人もいますけど、私はもうそろそろ忘れても良いんじゃないのなんて思っています。そうしないと、古い考え方に縛られそうだからです。
すみません、靖国も大和の方も見ていません。見る気もあまりないんです。どうでしたか?
by Klavia (2008-09-23 20:25) 

Cecilia

すとんさん、再コメントありがとうございます!

>兵器産業が国の根幹を成している国も怖いですよ。何しろ、兵器を使わないと国が立ち行かないのですから。

こういう国のことを考えていませんでした。
怖いです!
あと日本の中で兵器を作っている企業(または戦闘に関する飛行機やら車やら・・・)もあるではないですか!
部門は違うけれど夫の会社なんてもろにそうですよ。
武力を持つことに賛成ではなくても、そこでお給料をもらわないと暮らしていけない・・・というのも複雑なものがありますよね。

>日本を敵対視することで国そのものが成り立っている国もイヤですね。

私などはすとんさん曰くの”マインドコントロール”にはまっているせいか(?)、日本は謝罪し続けなければならない感覚があります。

>そう考えると、日本が安心して付き合える国なんて、近所には“無い”という結論になっちゃいます。

過去にしたことを反省することも必要ですし、たとえ近隣の国が安心して付き合える国だったとしても油断は禁物だと思います。
身近な人間関係でもそうではないですか!
出来る限り外交で何とかしてほしいものですが、政治家も”失言”には気をつけてほしいですよね。
でもやっぱり武力は必要・・・ということになってしまうのでしょうか??


by Cecilia (2008-09-24 06:43) 

Cecilia

Klaviaさん、コメントありがとうございます!

>特攻隊はあの時、あの時代には賛美されるべきものだったのかも知れませんね。

実は今でも賛美している方々がいるので、思うことがいろいろあるという事情があります。
私はその組織とは無関係ですが、以前関わっていた日本的キリスト教を掲げている団体(のりぴーさんへのレスに貼り付けた記事で書いています。)ではしょっちゅう「特攻隊の精神で生きる」ということを言っていました。
最初の頃は神のために命を捧げる・・・という気持ちで受け止めていましたので、疑問は感じませんでしたが、そこの所属する人々があまりにも特攻隊を礼賛するのでだんだん疑問が大きくなりました。

>彼らは精一杯生きたし、先祖だから敬わなくちゃいけない。けどその人生が正しかったかとか美しかったとかは、別の問題なんだと思います。

私もそう思います。
キリスト教で言えば、自分が思っている通りに物事が進めば神に感謝しがちですが、長い目で見たらそれが神の意思や計画でないのかもしれませんよね。
私は常に”神の静かな声”を問い続ける姿勢が大切だと思っています。
もちろん今の自分にそれができているとは思いませんが、さめた目で物事を見ていくことは必要ですよね。

>だから、今はどうなのか、が重要じゃないかなと思いますね。私は国家が武器や兵器を持つのは今のところ仕方ないと思っています。けど、人間の力で、その武器は無駄だよ、お金の無駄だよって思わせるように努力しなくちゃいけないと思うんです。

仕方ないのかもしれないし、そう納得することにも痛みを感じますが、他の方がおっしゃっているようにこの無駄も必要な無駄なのかもしれません。
でもKlaviaさんがおっしゃること、私もそうだと思います。

>あの戦争を忘れちゃいけないよって言う人もいますけど、私はもうそろそろ忘れても良いんじゃないのなんて思っています。そうしないと、古い考え方に縛られそうだからです。

戦争には侵略・略奪・・・が付き物ですよね。
比較的最近のことばかりが取り上げられるけれど、過去の清算ということになったら大昔のことだって反省していかなくてはならないでしょう。
このようなことを一切行ってない国なんてないのでは・・・という気がしてきます。
それに表面的に謝罪の言葉を言っても仕方がないような気もしています。
賠償金なども確かにキリがないのかもしれません。
でも・・・私は忘れてはいけないと思うし、戦時中の体験でトラウマを持っている人にはいまだに続いている問題なのだと思います。
忘れてはいけない・・・というか忘れられない体験というか・・・。
もちろん戦後生まれの私達はこの戦争を含め過去の戦争をきちんと知る必要はありますが、縮こまって生きる必要もないと思っています。

「靖国」は予約している状態ですのでまだ観ていません。
観たら感想をアップします。

by Cecilia (2008-09-24 10:30) 

Cecilia

アートフル ドジャーさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2008-10-03 06:05) 

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