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男たちの大和 [映画]

前の記事には大変な反響があってびっくりでした。
本当は昨日書こうと思った記事をこれから書きます。
いや~、コメントレスを書くだけで精一杯でした。
又新たなコメントがあれば今度はこちらのほうに・・・。(笑)

「千の風になってSP」に続いて次の日(一昨日)は日曜洋画劇場で「男たちの大和」を観ました。
(どうして「日曜洋画劇場」でこれなのでしょう??)

タイトルの通り、男性が喜びそうな(?)内容です。
私が女性だからなのかどうかわかりませんが、どうもこういうものにははまりにくいです。
娘達も一緒に観ていましたが、前日の「千の風になってSP」のなでしこ隊の話のほうが入りやすかったようです。
途中で他のことをしていたし・・・。





男たちの大和 / YAMATO

男たちの大和 / YAMATO

  • 出版社/メーカー: 東映
  • メディア: DVD



今気が付きましたが音楽は久石譲と長淵剛だったのですね!
道理で、魅力的だったわけですね。(確かに「ジブリっぽい音楽・・・」と思いました。)



「男たちの大和/YAMATO」オリジナル・サウンドトラック

「男たちの大和/YAMATO」オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト: 長渕剛,久石譲,東京フィルハーモニー交響楽団
  • 出版社/メーカー: フォーライフ ミュージックエンタテイメント
  • 発売日: 2005/12/14
  • メディア: CD



こちらで試聴できます。

戦争の話題は男性のほうが得意のようで、前の記事もほとんど男性のコメントです。(笑)
自分もそうですが、軍隊の話とか戦闘機の話題にはついていけません。(必死に理解しようとしています。笑)
戦争に関して、私は全く”牧歌的な”考えしかなかったので、皆様からの熱いコメントにはいろいろ考えさせられました。
女性は命を育む存在だから・・・という風には思いませんが、戦争に関してもどうしても情緒的な側面からしか考えられないところがあるように思います。
そうでない女性の方も多いかもしれませんが、自分はそうだと思います。

この映画でも女性はただ涙するしかなかった・・・みたいな描かれ方ですものね。
それに対して、男性達は「生きるために戦う。」「愛するものを守るために戦う。」と戦いに積極的です。
15歳の少年達は目を輝かせて大和に乗り込みます。
又乗り込む場面などの音楽が、野心とか希望を感じさせるものでかっこいいのです。(久石譲の音楽ですね。)

これは戦闘機とかメカに興味のある方には面白い映画なのでしょうね。
私も大和といえば「宇宙戦艦ヤマト」くらいしか内部を見たことがないのですが、大勢の食事をまかなう厨房の様子なども詳しく出てくるので(戦闘が大変な状況でも出てくるので、おもしろい。)、そういう意味で興味深いです。

まあすごい戦艦だった・・・ということは事実のようですが、自由自在に動き回れる飛行機を使った航空戦には太刀打ちできなかった(そもそも簡単には逃げられませんものね・・・。)というのが大和の悲劇なのでしょうね。

全体を通しては、命をかけて戦ったけれど結局何も守れなかった・・・ということが言いたい映画なのかな・・・と感じました。










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aranjues

我が家は奥さんずっと見てましたよ。私は撃沈され
大勢の命が失われると解ってる映画をとても正視は
出来ません。
by aranjues (2008-09-23 17:07) 

降龍十八掌

Ceciliaさんが不思議に思われるのも無理もありません。
土日の映画には、神の見えざる手が働くのです。

当日のセントライト記念の優勝馬は、ダイワワイルドボアでした。ダイワ=大和で、ヤマトとも読みますね。
by 降龍十八掌 (2008-09-23 17:47) 

nyankome

前の記事にも書きましたが、私もこの手の映画は苦手です。
aranjuesさんと同じです。
by nyankome (2008-09-23 18:39) 

U3

ご指摘の通り「戦艦大和」の事はかなり知っておりますが書くのは控えます(笑)
映画は見ませんでした。わたしは本から知識を得る事が多いようです。
by U3 (2008-09-23 19:32) 

HINAKA

HINAKAです。

Cecilia様

「思いもかけず、大きな反響」は話題の内容からいって、無い方がおかしい(書き込んだ記事の、表現か内容自体が、おかしくない限り!ですが……個人的には、自分が自分のブログで、自説を言葉も選ばずに書いたら、フルボッコ〈袋だ叩き〉されるのは、目に見えている気がします)問題だと思います。

しかし「千の風にのって」という詩から、戦争や軍事論までに発展するとは……さすが、Cecilia様!

それで「男達の大和」ですが、中学時代に初めて吉田満氏の「戦艦大和の最期」を読んだ感想文で、今でも尊敬する教師(既に故人でいらっしゃいます)に誉めていただいて(著者が後書きで述べていらっしゃいますが、書き出したとたんに現代口語文ではなく、戦前の文語調になってしまったそうで、当時の中学生が読むには非常に辛い文章だったようです)以来の、大和ファンです。
そのノリで、「宇宙戦艦ヤマト」に走って、人生を誤ったと……それはまァ、どうでもいいのですが、常にこの手の戦記物映画を、日本人が作ると情緒面が協調され、「兵隊さんは悪くなかった!戦争が、時代が悪かった!!」というところで、感動的にまとめてしまう悪いクセがあります。

というか、必ず太平洋戦争(日本では大東亜戦争、世界史的には第二次世界大戦における極東戦線)の話が出ると、「決して繰り返してはいけない、悲劇だった」でまとめちゃうんですよネ。
確かに1兵士の責任や、その心情には計り知れないものがあります。まして現代の自爆テロの、国家的プロジェクト版「特攻作戦」に至ってはもう……。

そして戦後、この戦争がなぜ起きたのか、なぜこれだけの犠牲者を出さねばならなかったのか、という問題に対して、いわゆる東京裁判は戦勝者側と、そちらの立場にあった被害者の、一方的なものだった事は、たぶん間違いないと思います。
ただ、ならば日本に戦争責任がなかったか?イラク戦争時に、まったくイラク側に責任がなかった(ほとんどアメリカの誘導あった事は、現在では周知の事実でしょうし、太平洋戦争時も明らかにアメリカは、日本が激発するようにし向けましたが)か?
これらを、キチンと整理分析し、日本における問題だった、それ以前の中国との15年戦争。満州国建国の欺瞞はもちろんですが、さらに明治時代にあまで遡ると、現在の朝鮮半島を武力で占領した後、体裁を繕って植民地化した、日韓併合問題。

中国との戦争も、韓国の併合も、その後現代至るまで、問題は残ったままです。
特に韓国など、現在の南北分断問題は、結果論でしかありませんが、日本の韓国併合が遠因であったと言われても、反論は難しいでしょう。

あのスピルバーグ製作でクリント・イーストウッドが監督した、「硫黄島から手紙」というような映画が、なぜ日本の映画では作れないのか!?という疑念が、全てを物語っている気がします。
チョッとでも知っている人ほど、少なくとも吉田氏の原作を読んだ事のある人なら、あの大和を中心とした海上特攻作戦が、どれだけ無謀で無意味な作戦だったかは、よくお分かりになると思います。

他に手がなかったとか、最後の切り札だったとかではなく、単純に日本側の戦争遂行者達(この時点で、挙国一致体制の元、日本は軍事専制国家化していますので、政治家の力は皆無です。しかも悪い事に、本当に中心になって戦争の指揮を執った者は、誰もいない!驚くべき、談合密室体制です、それ故に後に誰が戦争遂行の責任者か?という問題に、実は答えられないのです)の中で、戦前から続く陸海軍の確執の上に、事実上敵戦力削減(闘って疲弊させる)の為に、死ぬまで闘わせる事にした、沖縄戦で犠牲になるのが陸軍ばかりなのは(ここに決して、島民や住民などの民間人に対する配慮はありません!この時の日本軍は、民主主義の軍隊ではなく、天皇の軍隊という体裁を借りた軍事国家の軍隊なのです。ですから軍隊の崩壊は、彼ら自身と彼らが掌握している国家体制の崩壊を、意味します)、許せない!海軍も、相応の対価を払うべきだという、余りも唖然とする主張と、実は維持するだけでも乗組員の膨大な食料や、艦艇の維持に掛かる資材の欠乏に悩まされていた海軍が、大飯喰らいの役立たずでしかなかった?大和に白羽の矢を立てたと言う説が、有力です。
日本海軍の象徴である、大和を出撃させたとなれば、海軍の面子は保たれるという訳です。これを裏付ける証拠?のようなものが、近年発見され、関係者の中ではちょっとした話題になりました。
資料が乏しく、伝聞でしか無かったのですが、この時の大和には陸軍の兵士が少なくとも、100人単位もしかすると1000人程も、乗り込んでいたと言うのです。
もちろんほとんど全員が、20歳前後の学徒兵です。なぜ彼らは、この無謀な航海に出航する戦艦に乗り組んだのか?資料によれば、陸軍の要請で沖縄戦の援護に向かうのならば、「当然陸軍の、援軍も連れて行くのですよネ!」と、建前論に建前論で返した結果だと、読み解けるようです。
事実なら、もうこれは、個人のどんな純粋な動機も、深遠な意志もまるで関係の無い、子供の喧嘩です。

しかし、この時に陸軍兵士の誰と誰が、計何人大和に乗り込み、運命を共にしたのか確かな事は分かっていません。
そもそも、海軍の乗組員ですら正確な数と名前は、下級兵になればなるほど、わかっていないのですから……。

正直この大和の沖縄特攻……個人的には〈したいけれども出来っこ無いよネ。頼むから、帝国海軍の最期を、華々しく彩って下さいヨ!〉作戦というのが適当では無いかと思います。
もちろん、これが帝国海軍最期の、《連合艦隊》なのです!連合?何でという事は、いずれの機会と言う事にします。
そして、その華の連合艦隊でありながら、艦隊は戦艦大和1隻を含む、軽巡洋艦1隻と 駆逐艦7隻(あーッ、この辺記憶が曖昧!)だったかな?という僅か、10隻ばかりの、それも主力は大和だけという実にお粗末な陣容です。

これで、艦船だけで2千隻を超えるという、アメリカの沖縄攻撃部隊に挑むというのですから……ちなみに、よく航空機の援護無くとされていますが、実はこれもこの作戦に反対しながらも、司令官にされた人の、強引なねじ込み(我々だけを、死地に赴かせるのか!?)で、九州の基地から10数機の戦闘機が、艦隊護衛のために発進しています。
ですがどうやら、航続距離(飛べる限界)の関係で、途中で引き返したようです。
この時にはもう、沖縄から九州はもちろん、ほぼ日本全土の空は、アメリカ軍の支配下(これを制空権といいます)にありました。当然ですが、大和の出航と艦隊の編成は、ただちに知られる事になります。

アメリカには、大和出航から撃沈に至るまでの、当時のアメリカ海軍の、正確な資料が残されています。
それによると、大和出航と同時にこれが沖縄救援の最初で最後の部隊だ、という判断を下しています。これに対しあくまで、日本海軍は大和は沖縄には行かないよォ~ッ!という、航路を選ばせて、相手の攪乱を狙いましたが、この時の艦隊司令官の考え通り、それは無意味でした。

でも、無理でも無意味でも命令に従うのが、軍隊という組織です。
アメリカ海軍には、大和の姉妹艦武蔵を沈めたのは艦砲射撃か、航空攻撃かで意見が分かれていました。そこで、航空戦隊(機動部隊というヤツです)の指揮官は、自らの戦術が正しかった事を証明する為(やはりアメリカ海軍上層部にも、最後は艦隊決戦という、言わば大艦巨砲主義が根強かったようです)、確実に大和艦隊の位置を把握し、この時迎撃に向かわせた空母艦隊に、何度でも離発着できる(波状攻撃できる)位置まで引き寄せてからの、必勝というより余りにも常識的な、判断を下していました。
その待ち受ける海域へと、大和以下の連合艦隊は、静々と進んで行ったのです。上空にはピタリとアメリカの偵察機が張り付き、水中ではしっかりと潜水艦が随行しています。しかも彼らは暗号化もせずに、平文(もちろん英語!)で大和艦隊の位置を定期的に報告しています。
これを傍受した大和の側では、「敵に、位置をお教えてもらった方が早いな」と、苦笑するしかなかったと言います。

こうして、大和の最期の出撃を見ると、これがもういかに戦争と呼べるシロモノではなかった事が、よく分かると思います。
本当に、よく言われる事ですが「戦争はいけない!」と言うのは易しですが、ではどうすればいいのか?それは、過去の経験を綿密の整理し、分析し、徹底的にその義務と責任の所在を洗い出し、そこから具体的な対策を立てる以外ない。と、ここまで思って、ハタと気付きました。

年金問題や医療問題、果ては大きく食料や他の財政経済問題、今日のこの国の問題の過半は、これらの事を行って来なかったから!に、他なら無いのでは無いでしょうか?
流れ任せていつの間にか、そうなったのだから、しょうがないじゃん……では、済まされないと言う事を、いつになったらこの国は自覚するのでしょう?
そしてまた、同盟国アメリカが自国の都合で戦争を始めたら、仕方が無いと参加してしまうのでしょうか?たぶん、しちゃうのでしょうネ!
そして反撃に、自国にミサイル撃ち込まれたら「我々はとんでも無いとばっちりの犠牲者だ」と言って、また責任逃れをするのでしょう……外から見ればこの国は、アメリカ軍の最前線基地です。外からは自衛隊の基地も、アメリカ軍の基地も(多くは寄り添っています)同じに見える事でしょう。

そして、また繰り返すのでしょう「仕方が無かったんだ、戦争だったんだから」と。

予想通り?長くなったことを、お詫びします。
何しろ、内容がないようですので……これでも、なるべく判りやすく簡単にしたつもりですが、難解だと思われたら、ゴメンナサイ。
逆に、分かりやすくする為に大袈裟に表現した点や、大幅な省略を行っています。御存じの方で、それがおかしい!とか、これはこうじゃない?思われる方もいらっしゃると思いますが、その責は全て当方にありますので、こちらの管理人様や他のコメンターの方々に、御迷惑をかけぬよう簡単な御指摘に留めおいて、メール等で直接HINAKAの方にお知らせ下さい。
〈HINAKAのブログURL・http://aonow.blog.so-net.ne.jp/〉及び〈メールアドレス・aonow@mail.goo.ne.jp〉

それでは長文、御容赦下さい!今回は、以上です。


by HINAKA (2008-09-23 20:09) 

Wちゃん

nice!(すいません、so-netじゃありませんので)です。
マジな戦争は全力で回避、です。大和を沖縄に向けた意志決定した人、ほんと性質悪しです。ま、ひとの言葉に乗って、船に乗ってしまう人もどうかと思いますが。いやいや乗った人が多かったと信じたいです。
by Wちゃん (2008-09-23 21:45) 

Krause

Ceciliaさんの取り上げた昨日と今日のテーマのおかげで久々にいろいろ考える機会を持てました、ありがとうございます。
by Krause (2008-09-23 22:15) 

Yakoha

こんにちは。私、戦争映画は好きな方なのですが、邦画でこの種の作品は敬遠しちゃいます・・・。でも観たかったなぁ。(実はテレビで観るつもりだったんですけど見逃しちゃいました。)
by Yakoha (2008-09-23 23:41) 

Cecilia

aranjuesさん、nice&コメントありがとうございます!
奥様がご覧になっていたのですね。
奥様の感想はどんな感じだったでしょう?
私のほうは二日連続で戦争モノだったので、夫に嫌味を言われながら見ていました。(・・・って憲法第9条を大切にしているようでも結構戦闘機の本は読んでいる夫なのですけれど・・・。)
by Cecilia (2008-09-24 06:52) 

Cecilia

降龍十八掌さん、nice&コメントありがとうございます!
神の見えざる手が働くのですか!
それはそれは・・・!(笑)
この映画には「フラガール」の蒼井優が出ていて、「あら~」と思いました。(「フラガール」を観て好きになりましたが、それより前の出演ですね。)
by Cecilia (2008-09-24 06:56) 

Cecilia

nyankomeさん、nice&コメントありがとうございます!
なでしこ隊のドラマを観た後だったので、その関連で観ました。
私もこの手の映画が得意・・・というわけではないのですが・・・。
by Cecilia (2008-09-24 07:21) 

Cecilia

xml_xslさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2008-09-24 07:24) 

Cecilia

U3さん、nice&コメントありがとうございます!
私も本を読んでみようかな・・・という気になっています。
どんな感じで動くのか・・・という点で確かに映画はわかりやすいですね。
by Cecilia (2008-09-24 07:26) 

Cecilia

HINAKAさん、nice&コメントありがとうございます!
アニメ好きの原点は戦艦大和~宇宙戦艦ヤマト・・・だったのですね!(笑)
又しても充実した詳しいコメントをありがとうございます。
例によって区切りながら・・・のお返事になってしまうかもしれませんが・・・

吉田満氏の「戦艦大和の最期」、読んでみたくなりました。
中学時代にどのような感想文を書かれたのか・・・というのも非常に興味があります。尊敬する先生に褒めていただいたのは良い思い出ですね!

>現代口語文ではなく、戦前の文語調になってしまったそうで、当時の中学生が読むには非常に辛い文章だったようです

確かに文語調のほうが緊迫感が伝わりそうです。

>常にこの手の戦記物映画を、日本人が作ると情緒面が協調され、「兵隊さんは悪くなかった!戦争が、時代が悪かった!!」というところで、感動的にまとめてしまう悪いクセがあります。

私自身も戦争のおろかさを情緒的に捉えてしまう傾向がありますが、おろかな戦争を繰り返さないためにどのように考え行動するか・・・・ということを考えていく上で、このような感動的なまとめ方は妨げになってしまいますね。
又何も言えない時代になってしまったら(そうならないように気をつける必要は当然ありますよね。)、又同じことになってしまいます。


>いわゆる東京裁判は戦勝者側と、そちらの立場にあった被害者の、一方的なものだった事は、たぶん間違いないと思います。

これも又詳しく知る必要がありますが、マイナスイメージで見ていた東条英機って結構いい人だった(?)という話も聞いています。

>中国との戦争も、韓国の併合も、その後現代至るまで、問題は残ったままです。
特に韓国など、現在の南北分断問題は、結果論でしかありませんが、日本の韓国併合が遠因であったと言われても、反論は難しいでしょう。

私は高校時代世界史をとっていなかったこともあってこの辺の経緯に疎かったのですが、柳美里の「8月の果て」や大和和紀の「虹のナターシャ」(原作は林真理子)を読む中で関心を持ちました。
又従軍慰安婦問題には非常に関心があります。

「硫黄島から手紙」、観てみたいと思っています。

>あの大和を中心とした海上特攻作戦が、どれだけ無謀で無意味な作戦だったかは、よくお分かりになると思います。

これはなでしこ隊のドラマでも「男たちの大和」でも強調されてはいたかな・・・と思っています。


>驚くべき、談合密室体制です、それ故に後に誰が戦争遂行の責任者か?という問題に、実は答えられないのです

そういえばこういう部分を描いた映画を昔観たような気がします。
「連合艦隊」だったでしょうか?
大昔なのでしっかり覚えてない・・・。
「二百三高地」とかも観たのですが・・・。(これは時代が違いますね。)
これらは映画館で観ましたが・・・。(昔から関心はあったのですね。)

>許せない!海軍も、相応の対価を払うべきだという、余りも唖然とする主張と、実は維持するだけでも乗組員の膨大な食料や、艦艇の維持に掛かる資材の欠乏に悩まされていた海軍が、大飯喰らいの役立たずでしかなかった?大和に白羽の矢を立てたと言う説が、有力です。

なるほど~。
だから、厨房の場面が重要なのですね。

>日本海軍の象徴である、大和を出撃させたとなれば、海軍の面子は保たれるという訳です。これを裏付ける証拠?のようなものが、近年発見され、関係者の中ではちょっとした話題になりました。

それは知りませんでした。初耳です。

>実なら、もうこれは、個人のどんな純粋な動機も、深遠な意志もまるで関係の無い、子供の喧嘩です。

そうですね~。

>もちろん、これが帝国海軍最期の、《連合艦隊》なのです!連合?何でという事は、いずれの機会と言う事にします。

是非よろしくお願いいたします。
上で書いたように「連合艦隊」(?)を観た記憶がありますが、何で・・・というのは気になります。
「二百三高地」の映画を観た時はそういうことは知らずに観ていた(情緒的な面だけ観ていました。)のですが、3年ほど前に「その時歴史が動いた」でこのときの連合艦隊の動きを詳しく解説していてなるほど~と思った記憶があります。


>これで、艦船だけで2千隻を超えるという、アメリカの沖縄攻撃部隊に挑むというのですから

それでは全く太刀打ちできませんよね!
もちろん民間人にはそういうことは全く知らされてないのですものね・・・。


>……ちなみに、よく航空機の援護無くとされていますが、実はこれもこの作戦に反対しながらも、司令官にされた人の、強引なねじ込み(我々だけを、死地に赴かせるのか!?)で、九州の基地から10数機の戦闘機が、艦隊護衛のために発進しています。

そうだったのですね~!

>ですがどうやら、航続距離(飛べる限界)の関係で、途中で引き返したようです。

あ、結局そういうことになったのですね!


とりあえず一旦区切ります。
続きは後ほど・・・。







by Cecilia (2008-09-24 09:03) 

Cecilia

HINAKAさん、続きです。


>この時にはもう、沖縄から九州はもちろん、ほぼ日本全土の空は、アメリカ軍の支配下(これを制空権といいます)にありました。当然ですが、大和の出航と艦隊の編成は、ただちに知られる事になります。

これだけでもう結果が決まったようなものですよね。

>相手の攪乱を狙いましたが、この時の艦隊司令官の考え通り、それは無意味でした。

攪乱なんて全くできる状況ではないですよね!

>その待ち受ける海域へと、大和以下の連合艦隊は、静々と進んで行ったのです。上空にはピタリとアメリカの偵察機が張り付き、水中ではしっかりと潜水艦が随行しています。しかも彼らは暗号化もせずに、平文(もちろん英語!)で大和艦隊の位置を定期的に報告しています。
これを傍受した大和の側では、「敵に、位置をお教えてもらった方が早いな」と、苦笑するしかなかったと言います。

本当にこれでは苦笑(?)するしかないですね。

>こうして、大和の最期の出撃を見ると、これがもういかに戦争と呼べるシロモノではなかった事が、よく分かると思います。

HINAKAさんの詳しい解説のおかげで更によくわかりました。


>本当に、よく言われる事ですが「戦争はいけない!」と言うのは易しですが、ではどうすればいいのか?それは、過去の経験を綿密の整理し、分析し、徹底的にその義務と責任の所在を洗い出し、そこから具体的な対策を立てる以外ない。と、ここまで思って、ハタと気付きました。

もちろんきちんと分析している方々はいらっしゃるのだと思いますが、人任せにせず自分でもある程度考えていく必要はありますね。

>年金問題や医療問題、果ては大きく食料や他の財政経済問題、今日のこの国の問題の過半は、これらの事を行って来なかったから!に、他なら無いのでは無いでしょうか?
流れ任せていつの間にか、そうなったのだから、しょうがないじゃん……では、済まされないと言う事を、いつになったらこの国は自覚するのでしょう?

戦後の高度経済成長の頃はよかったのかもしれませんけれどね・・・。
流れに任せている・・・というのは自分の普段のあり方も含めて反省したいですね。


>そしてまた、同盟国アメリカが自国の都合で戦争を始めたら、仕方が無いと参加してしまうのでしょうか?たぶん、しちゃうのでしょうネ!
そして反撃に、自国にミサイル撃ち込まれたら「我々はとんでも無いとばっちりの犠牲者だ」と言って、また責任逃れをするのでしょう……外から見ればこの国は、アメリカ軍の最前線基地です。外からは自衛隊の基地も、アメリカ軍の基地も(多くは寄り添っています)同じに見える事でしょう。

全くその通りですね。

>そして、また繰り返すのでしょう「仕方が無かったんだ、戦争だったんだから」と。

歴史は繰り返しますが、同じ過ちを繰り返さないようにしていきたいですね。
そのためにも”言論の自由”を守っていきたいものです。
私は戦時中の”隣組”の名残が残る”町内会”というものにも非常に関心があります。
相互監視の役割があったのですよね。

非常にわかりやすかったです。
又いろいろな配慮をありがとうございます。




by Cecilia (2008-09-24 10:05) 

Cecilia

Wちゃんさん、コメントありがとうございます!
nice!ありがとうございます!(笑)
国内では無敵の戦艦だと信じられていたでしょうし、大和の乗組員って待遇がよかったのですよね??
映画の中でも貧しい家の子が志願して乗ったように出てきましたが、実際そのような事情があれば自衛隊などに入りたくもなるでしょうね。


by Cecilia (2008-09-24 10:39) 

Cecilia

Krauseさん、nice&コメントありがとうございます!
自分では気合を入れずに取り上げてしまいましたが(本来もう少し熟慮の上取り上げたい内容ですが。)、皆様からの貴重なコメントで非常に充実したと思います。
戦争に関連してさまざまな問題について今後も考えていきたいです。
by Cecilia (2008-09-24 10:42) 

Cecilia

Yakohaさん、nice&コメントありがとうございます!
そうか・・・映画好きでいらっしゃいましたものね!(笑)
日本の立場からではなく敵国の立場から日本がどのように見えていたか・・・という内容の映画が観たいかも・・・。(洋画で・・・)
確かすでにありましたよね??

by Cecilia (2008-09-24 10:44) 

Cecilia

アートフル ドジャーさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2008-10-03 06:03) 

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