昔の気になるCM

bonnjourさんの「大地の歌」に関する記事でまたまた思い出したことが・・・！（前の記事はマーラーの「大地の歌」からの連想で書きたくなりました。笑）

８０年代前半に放送されたサントリー・ローヤルのCMのガウディ編（バルセロナ編？）、好きでした！
ガウディの塔というものを知ったのもこのCMでしたし、あれに登場する不思議な大道芸人たちは妖しい魅力がありましたね～。

あの音楽はCMのためのものだったのでしょうか？



追記

そういえば同じサントリーですが、サントリー・レゼルブのCMで与謝野晶子の短歌が歌になって流れていましたね。

やは肌のあつき血汐にふれも見でさびしからずや道を説く君

何だか官能的な雰囲気がムンムンとしていましたが、当時は与謝野晶子の短歌だとも知らず、また五輪真弓の曲だとも知らずに（たった今知りました。）見ていました。
そうそう、これも今思い出しましたが、画面に登場していたのが当時（前の記事でも話題にした）「テス」の映画に主演していたナスターシャ・キンスキーだったのですね。
彼女はあの映画では清純な乙女だけれど官能的な魅力を持つ役だったので、「テス」とこのCMの雰囲気や歌詞（要するに上の短歌）が密接に関わった状態で私の中に記憶されています。

こういう短歌を現代の散文にしてしまうと非常につまらなくなりますね。

コメント 7

懐かしいお話ですねえ！大道芸人が登場するCMは、詩人ランボーをテーマにしたシリーズでは？コピーが「ランボー、こんな男めったにいない」とか（かなりあいまい）。とにかくカッコ良かった。
当時、商品自体と関係のない”イメージ”で売るアーティステックなCMと話題になり、賞も取りましたね。最近はあの手のカッコいいCMが少なくなりました、なんだか残念です。

ランボーつながり（？）といいつつ、ランボー違いですが、映画「ランボー」のアーノルド・シュワルツェネガーさんは、ドリンクCMでチチンプイプイのテーマに乗って怪人を演じていましたね！あのテーマ曲はショスタコービッチの交響曲７番で、あれ以来、この曲を聴くと、チチンプイプイが思い出されまともに聴けません！シリアスな内容の曲なのに。。。CMの罪は大きいです！
by 門前トラビス (2009-02-25 09:05) 

門前トラビスさん、nice&コメントありがとうございます！
賞を取ったというのは初めて知ったことなのですが、他の人とCMについて語り合ったこともなかったし、もちろん調べようもなかったのですが、インターネットって本当に便利ですね！
ついつい動画サイトで懐かしいCMを見てしまいます。
またランボーも今なら興味があるのですが、当時は全く知らなかったし・・・。
本当に今はあの手のカッコイイCMがないですよね～。
色々考えると、商品そのものよりも芸術や文学に想いを馳せることができる素晴らしいCMが多かったように思います。
結果的に商品が素晴らしい・・・と感じることができるわけですが。

ショスタコービッチの曲はどんな曲だったでしょう？
聴いてみます。
シリアスな内容なのにチチンプイプイですか！（笑）
最近では着メロのせいで有名クラシック曲の数々を聴くとドキッというのもあります。
私の着メロはショパンとドビュッシーですが、古い携帯の上、かなり前にダウンロードしたものなので安っぽいMIDI音です。

by Cecilia (2009-02-25 09:43) 

さとふみさん、niceありがとうございます！
by Cecilia (2009-02-25 16:30) 

Krauseさん、niceありがとうございます！
by Cecilia (2009-02-25 16:31) 

なつかしいCMです。
バルセロナのグエル公園とサグラダ・ファミリアですね。
どちらも行きましたが、圧倒されました。
by nyankome (2009-02-25 21:00) 

柔肌の～
普通、説教されると嫌がる女性が多いものですが、晶子は逆にもどかしながらも魅力を感じているんだと思います(勝手にそう解釈しました）。
by てりー (2009-02-27 09:00) 

てりーさん、nice&コメントありがとうございます！
”道を説く君”は鉄幹のことですが、何となく私は”説教”＝キリスト教の説教のように思っていました。
ストイックな求道者みたいに思っていたのですね。（大体は近いかも？）
非常に浪漫（漢字が似合いますね）チックな歌ですが、下手な現代語訳だといやらしくなってしまいますね。
私も相手に魅力を感じているのだと思います。
by Cecilia (2009-02-27 09:37)