John Stainerのフルート曲 [音楽鑑賞]
- アーティスト: York Bowen,Arnold Cooke,Edward German,Frederic Griffith,Michael Head,Christopher Redgate,Charles Stainer,John Tavener,Celia Redgate,Michael Dussek
- 出版社/メーカー: Divine Art
- 発売日: 2008/05/06
- メディア: CD
NAXOS MUSIC LIBRARYの試聴リンク
前の記事の"The Crucifixion"の作曲家John Stainerは宗教音楽だけでなくフルート曲も作曲していたのですね!(最後のEtude in D minor, Op. 26です。)
宗教曲とのギャップが激しい超絶技巧の曲です。
かなり意外です。
NML検索して知ったCDですが、どの曲も非常に素敵です。
寛げる曲が多いでしょうか。
雨上がりの土曜日の気分になれるみずみずしい曲が多いような気がします。(あくまで自分の感覚。笑)
心が開放されますね。
CDタイトルの"The English Flute"ですが、イングリッシュフルートというものがあるのでしょうか。
演奏しているCelia Redgateのサイトを見ると古い木製フルートも(を?)演奏しているようですが・・・?
ジャケットの写真のフルートは黒いボディに銀色のキーのように見えます。
それから収録曲がフルート吹きの方々にとってポピュラーなのかどうかもわかりませんが是非聴いていただきたい気がします。
4~6曲目の作曲家のChristopher RedgateはCelia Redgateの身内でしょうか?(リンクしていますし・・・。この作曲家はオーボエ奏者のようですね。)
彼の曲もなかなか良いです!
イングリッシュホルンという楽器はあるけれど、イングリッシュフルートという楽器はないです。あ、アイリッシュフルートという楽器はあるか。
イングリッシュ・フルートというタイトルは、単純に「イギリスのフルート音楽」という程度の意味でしょうね。ナクソスのページに飛んで曲目を見ましたが(音は後で聞きます)、有名な曲はなさそうですね。というか、フルート音楽はやはりフランス系がブイブイ言わせていて、いまさらイギリス音楽の出る幕はないんです。フルート奏者的には、イギリス人は一大勢力なんですが、音楽の方はからっきしダメダメです。
写真のフルートは普通の木管フルートですね。気になって、Ceciliaさんがリンクを張ってくれた奏者のCelia Redgateさんの「My flute」というページに飛びましたところ、ルーダル・カルテ(Rudall Carte)社のコーカスウッドの木管フルートを使用しているそうです。オープンGisシステム(普通のフルートとはちょっと運指が違う)のフルートですね。おそらく、このフルートがジャケットに映っているフルートでしょう。
父親から譲ってもらったと書いてあるし、彼女のセカンドフルートが同じルーダル・カルテ社のオープンGisシステムの1908年のモノですから、メインフルートも似たような感じのフルートなんでしょうね。20世紀初頭のフルートですが、一応、オールド・ヴィンテージ・フルート扱いになります。オールド・ルーダル・カルテ(1950年代以前)は、フルーティストたちには、さほど人気はないモデルみたいですが、一応高級中古フルートとして取り扱われているようです。彼女の使っている楽器は、おそらく良い楽器なんだと思います。
今でも存在するイギリスの老舗フルートメーカーだそうですが、日本には入ってこないそうですし、使用している奏者もいないんじゃないかな?
イギリス人が、イギリス音楽を、イギリス製の楽器で演奏した…というのがウリなんじゃないかな? 後で音を聞いてみます。
by すとん (2010-01-29 14:13)
試聴しました。
練習曲だけあって、とても技巧的ですね。
Christopher Redgateの3つの民謡は、いいなぁと思って聴いた曲です。
イギリス民謡が現代的にアレンジされていますね。
by nyankome (2010-01-29 21:08)
こんばんは。
聴きました。良いフルートですね。
Christopher Redgateのサイトも覗きました。確かにばりばりのオーボエ吹きのようですね。
彼のCDや演奏会で、Roger Redgateのオーボエ5重奏曲というのもありました。
ということは、Redgate一族こぞって、音楽家と言うことでしょうか。
by ながぐつ (2010-01-29 22:25)
試聴しました。
イギリスのフルート曲集ということでしょうか。
綺麗で気持ちの良い曲が多くてイギリスっぽいなぁ、と思います。
特にエドワード・ジャーマンは、モダンで今時の音楽のように感じました。
有名ではないけれど素敵な曲集というのは、とても魅力的です。
こういうCDを沢山持っていたいです。
by glennmie (2010-01-29 23:15)
sungenさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2010-01-30 04:17)
toshiroさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2010-01-30 04:17)
matchaさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2010-01-30 04:18)
すとんさん、コメントありがとうございます!
ヴィンテージフルートのサイトをいくつか見てみました。
詳しく読んでいるわけではないのですがこんなサイトも発見しました。
http://www.oldflutes.com/index.htm
やはりフランスがフルートの本場なのだと思いますが、このCDを聴く限りではイギリスのフルート音楽もなかなかいけると思うのですが・・・。
それになんてったってフルートも吹くクラシックバスカーズのマイケル・コプレイの国ですから・・・。(・・・って他にあまりよく知りません。)
ヴィンテージだから良いとかそこまではわかりませんが、聴く限りでは非常にまろやかできらびやかすぎない音色が良いなあと思います。
by Cecilia (2010-01-30 04:29)
nyankomeさん、nice&コメントありがとうございます!
Christopher Redgateの3つの民謡、私は Green Bushesが気に入りました。
民謡風なのではなく本当に民謡のアレンジなのですね?
by Cecilia (2010-01-30 04:32)
ながぐつさん、nice&コメントありがとうございます!
ついついオーボエ奏者というところに反応してしまいました。(笑)
演奏をYouTubeで見てみたらすごく現代的なものだったのでちょっとついていけませんでしたが、バリバリの方なのだろうと思いました。
Roger Redgateという人も出てきましたよね。
気になりました。
by Cecilia (2010-01-30 04:36)
arataさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2010-01-30 04:36)
glennmieさん、nice&コメントありがとうございます!
やはり綺麗で気持ちよく聴ける音楽に惹かれてしまいます。
エドワード・ジャーマンの曲では特にGipsy danceが気に入りましたがどれも気持ちの良い曲ですよね。
有名ではなくても素敵な曲が出てくるCDを聴くと幸せな気分になります。
by Cecilia (2010-01-30 04:43)
yablinskyさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2010-01-30 04:49)
ユーフォさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2010-01-31 08:28)