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叔父叔母のレコード

今日は午後まで「初恋」モードでいなければならないので、他の曲の話はしないことにします。
4月には「さくら横丁」(中田喜直)を歌う予定で楽しみです。
3月は何になるでしょうか。

一昨日の記事で「禁じられた遊び」のドーナツ盤B面の曲の話をしたら思いもよらず盛り上がってしまいました。
この話題はいずれまた取り上げますが、私が幼少時代に大好きだったちょっと激しい曲はRobert de Viseeという17~18世紀の作曲家(ルイ14世時代)の曲でした。(組曲ニ短調のブーレ)
幼少時代なのでバロックとか古典派なんて当然知りませんが、あの頃からバロックに興味があったのかも?
とにかく「禁じられた遊び」を聴いていたのは流行ったからとかではなく、「そこにあった」からです。

「そこにあった」と言えば藤原義江のレコードもあったのですが、声楽を始めるまでまったく聴いていませんでした。(たまに帰省したときに聴きました。)
「女心の歌~永遠のテナー・藤原義江」とあったと思います。

叔父や叔母のレコードがたくさんありましたが、クラシックはその藤原義江と「運命(ベートーヴェン)」、「未完成(シューベルト)」、「禁じられた遊び」「スケーターズワルツ」くらいでした。

ドーナツ盤が多かったですが加藤登紀子とか石原裕次郎とか江利チエミとかが多かった気が・・・。
ちなみに父母や祖父母がレコードを聴いているところを見たことがないです。
ステレオは私の幼少時代の隠居部屋にありましたが、この頃の祖父母はまだ隠居部屋で生活していませんでした。
独身時代の叔父二人と叔母がたまに帰省すると過ごす部屋になっていて、ステレオやレコードの多くは叔父叔母(主に3男にあたるほうの叔父)のものだったのでしょう。
(あの隠居部屋、古い絵や曾祖父母の肖像画がありましたが常に蚊取り線香の匂いがしました。天井が放射状になって変わっていました。)
叔父叔母もすでに就職していた頃で、ステレオは私達姉妹(弟はまだ生まれていなかったです。)のおもちゃでした。
加藤登紀子などのレコードはまったく聴いていません。
私が聴くものは限られていて童謡唱歌、ディズニーなどのお話&教材(これらは叔父叔母が買ってくれたものです。)・・・そして「禁じられた遊び」「スケーターズワルツ」でした。
子供向けでない二枚はたぶん叔父叔母が聴かせてくれたために好きになったと思われますが、叔父叔母が特に禁止もしなかったので好きなように聴いていました。(私がその立場ならいたずらされないように隠すと思いますが・・・。)
しょっちゅう針が飛んでいたことも記憶していますし、扱いが悪くて傷だらけになっていたと思います。


(追記)記事をアップしてから思い出しました。
クラシックのレコードはもっとありました。
やはりドーナツ盤で「エリーゼのために・乙女の祈り」、それとほとんど聴いてないのですがベルリオーズ!
前者はよく聴いていました!

結局他の曲の話題になってしまっていますね~。(笑)


(追記)「禁じられた遊び」で使われたRobert de Viseeの「サラバンド」「ブーレ」についてnyankomeさんが記事を書いてくださっています



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コメント 16

Cecilia

sungenさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2010-02-18 16:07) 

ながぐつ

こんばんは。
禁じられた遊びですか。45回転版が、我が家にもあったような。聴いた記憶があります。
隠居部屋と蚊取り線香、懐かしい素朴な部屋の光景が想像できますね。
by ながぐつ (2010-02-18 21:21) 

nyankome

さくら横丁、いいですね。
別宮貞雄さんの方も好きです。
夜桜を眺めながら聴きたい曲です。
by nyankome (2010-02-18 22:37) 

Cecilia

artfuldodgerさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2010-02-18 22:47) 

Cecilia

ながぐつさん、nice&コメントありがとうございます!
ドーナツ盤が45回転でしたっけ??
ドーナツ盤やらソノシートが懐かしいですね。
隠居部屋、蚊取り線香の匂いだけでなく仏壇の匂いもしたし、古いものの匂いも加わった空間でした。
母屋と隠居部屋の中間には蔵がありました。
とにかく明治時代の古い建物だったのです。
by Cecilia (2010-02-18 22:53) 

Cecilia

nyankomeさん、nice&コメントありがとうございます!
迷った挙句、こちらの記事にそちらの記事をリンクさせていただきました。
「さくら横丁」、3月に歌うことになりました。
夜ではなく昼間の演奏ですが・・・。
別宮さんのほうも良いですよね!
by Cecilia (2010-02-18 22:56) 

yablinsky

私は子供のころ、「エリーゼ」「乙女の・・・」は聞いていませんでしたが、父が好んでかけていたので、ベルリオーズの幻想交響曲はよく聞いていました。若い時は一般のクラシックファンと同じでショスターコービッチの革命やストラビンスキーの春の祭典やチャイコフスキーの4,5,6番など激しいのが好きでした。今はご存知のように「エリーゼ・・・」「乙女の・・・」など、ピアノ曲ばかり聞いています。
by yablinsky (2010-02-18 23:13) 

Enrique

「へんなうた」にコメントいただきありがとうございました。
幼少時代の音楽体験はその後の好み等にも影響与えているのでしょう。
ベルリオーズ!余り積極的には聞きません。小学校の時の給食時間,「ファウストの劫罰」のまったりとしたテーマが流れていました。
by Enrique (2010-02-19 02:10) 

Cecilia

yablinskyさん、nice&コメントありがとうございます!
子供の頃、ベルリオーズを聴いていらっしゃったのですか!
・・・と言っても記憶しているほど聴いていないので聴きやすい曲かどうかもわからない私です。
有名な交響曲も番号だけだと(何だっけ~?)という状態です。
激しいのがお好きだったのですね。
yablinskyさんはピアノの経験はないけれどクラオタ歴(言葉が悪くてすみません。)が長い方なのではとお見受けします。
by Cecilia (2010-02-19 08:25) 

Cecilia

Enriqueさん、nice&コメントありがとうございます!
「へんなうた」、Enriqueさんならではの視点で興味深い記事でした。
有名な大作曲家でも積極的に聴かないものは他にもたくさんあります。
ベルリオーズはなかなか聴くきっかけもないですね~。
「ファウストの劫罰」・・・どんな曲でしょうか。
曲名だけは知っているのですが。


by Cecilia (2010-02-19 08:28) 

Cecilia

ユーフォさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2010-02-19 08:29) 

matcha

「エリーゼのために・乙女の祈り・スケーターズワルツ」はレコードとしては持ってないですが、小学校の給食時間によく流れていました。
クラシックとの出会いは、父親の持っていたオーマンディ=フィラデルフィア「展覧会の絵」とセル=クリーヴランド「運命/未完成」をよく聞いてました。
初めて自分で買ったレコードは中学時代でケンプ(p)ライトナー/ベルリンフィル「皇帝」、次にハイフェッツ(Vn)ライナー/シカゴ「チャイコフスキーヴァイオリン協奏曲」でした。どちらもロマン派の曲を中心に技巧派の演奏家で聞くのが好きでした。
by matcha (2010-02-19 09:47) 

Cecilia

c_yuhkiさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2010-02-19 10:42) 

Cecilia

matchaさん、nice&コメントありがとうございます!
matchaさんもクラオタ(すみません!)の王道を歩まれているような気が・・・。
実家にあったレコードの演奏家が誰だったのか知りたいです。
マイナーレーベルではなかったように思いますし、すぐにわかりそうですが・・・。



by Cecilia (2010-02-19 10:46) 

Enrique

言葉足らずでした。「ファウストの劫罰」より「ハンガリア行進曲」でした。
よくご存知だと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=fuqu_eNO51M&feature=related
by Enrique (2010-02-19 14:20) 

Cecilia

Enriqueさん、再コメントありがとうございます!
視聴させていただきましたが、聴いたことがありました!
この曲は”わかりやすい曲”ですね。(笑)
by Cecilia (2010-02-20 01:04) 

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