オーギュスト・デュランの２曲のワルツ

クラシック通、クラオタの皆様、楽器演奏が趣味という皆様が敢えて取り上げなさそうな過去の有名クラシック曲、特定のジャンルでは有名だけれど他のジャンルの人にはほとんど知られてない作曲家や曲の話題は楽しいと思う私です。

Auguste Durand（オーギュスト・デュラン）ってご存知でしょうか。
ピアノを弾いている皆様はご存知かなと思います。
今検索してみたらデュラン社の創立者だったのですね。
”デュランのワルツ”と言えばこの曲しかない・・・というか日本ではこの曲で有名ですよね。（他の国でもそうかもしれませんが）

ピアノピースー099 ワルツ/デュラン

• 作者:
• 出版社/メーカー: 全音楽譜出版社
• 発売日: 1998/12/10
• メディア: 楽譜

YouTubeにピアノ演奏がいくつかアップされていますが、一番気に入ったのはアコーディオン演奏です。




この曲、私はほとんど弾いたことがなくて、姉が弾いていました。
確か発表会で弾いたのだと思います。
姉は当時の私よりはるかにうまかったですが、つっかかりつっかかり弾いていたので、そのとおりに記憶しています。
舞台栄えする曲だとは思っていましたが、特に好きな曲ではありませんでした。
アコーディオン演奏はなかなか洒落た弾き方で好みです。
このValse in E flat Major Op.83は"First Waltz"と呼ばれているようなのですが、"Second Waltz"（Valse in A flat Major Op.86）も素敵です。







"First Waltz"のほうもこの方の演奏で聴きたかったのですが見当たりませんでした。
たくさんアップされている方ですが、この方もアコーディオンの方と同様非常に洒落た演奏です。（ウィンナ・ワルツっぽい！）
２曲とも結構繰り返しが多いワルツですね。

とにかく"First Waltz"のほうは時々頭に浮かんで消えないことが多いです。
普段は忘れているのですが。
たまに発表会で聴くと懐かしくなる曲です。

コメント 17

りぼんさん、はじめまして。
niceありがとうございます！
by Cecilia (2010-03-01 13:20) 

matchaさん、niceありがとうございます！
by Cecilia (2010-03-01 15:30) 

sungenさん、niceありがとうございます！
by Cecilia (2010-03-01 15:30) 

デュラン・・・名前は聞いたことあるような、ハテどこで知ったのか？
・・・しばらく考えて、思い出しました。
40年ほど前に買ったピアノ楽譜（バイエル併用小曲集のたぐい）の最後に、A.デュランの「ポンポネット」という、通俗舞曲（笑）風の作品が載っていたのです。
（今、楽譜を見て確認しました）
左隣のページにはヘンデルの「ソナチネ　変ロ長調」が載っていて、こちらは弾きましたが、デュランの方はあまり好きなタイプの曲じゃなさそう・・・と譜面ヅラを見て感じたので、練習しませんでした。（あらら・・・）
でも、この曲のことはずっと気になってたのです。
この小曲集以外で、楽譜が載ってるのを見たことがないので。
初心者向けの小曲集って、何冊も買えば大抵曲がダブりますよね？
でも「ポンポネット」は他に載ってなかったです。
だからこの楽譜捨てられない！（もう紙は黄色くなりシミだらけ、背は破れてボロボロなんですが）

ただ彼の「ワルツ」が有名だとは知りませんでした。
このアコーディオンの方、ノリが良くて上手いですね。
この種の曲は、マジメ一辺倒ではダメで、カッコ良く「弾き崩す」センスが大事なんだと思います。
by REIKO (2010-03-01 17:27) 

REIKOさん、コメントありがとうございます！
ポンポネットと言えば！
ジュニアブランド！
失礼しました。（笑）
いや、曲の名前にもあったのですね。
どういう意味かと調べたら「小さくて可愛らしい」のようです。
スペルはPom Ponetteでしょうか？
どんな曲なのか気になってきました。
ついでにヘンデルのソナチネというのも！
私もバイエル併用曲集でとても気になっている曲があって曲名を知りたいのです。
口ずさむことはできるのでいずれ音源をアップしようかと思います。
誰も気にしないような本当に本当の小曲なのですが。
確か音友のピアノ小曲集だったと思っていたのですがどうも違うみたいで・・・。

私もこの手の曲はかっこよく弾き崩すセンスが必要だと思います。
きっちり演奏できても下手するとださい演奏になってしまうのですよね～。
あまり好きでなかった原因はそこにあるように思えます。







by Cecilia (2010-03-01 18:02) 

artfuldodgerさん、niceありがとうございます！
by Cecilia (2010-03-01 18:03) 

初めて聴きましたが、確かにウィンナ・ワルツっぽいリズムですね。
それと結構技巧的で、聴衆受けしそうなカッコイイ曲だと思いました。
by nyankome (2010-03-01 19:21) 

スペルは、楽譜の下の注にPomponnetteとありますが、Pomponetteの間違いではないかと思います。（２語ではなく、１語になってます）
フランスの古い舞曲・・・だそうですが、あまり聞かない言葉ですよね？
（・・・っていうか、この曲でしか知らないです）
YouTubeで検索してみましたが、演奏してる人はいないようです。
（ますます気になりますよね！）

バイエル併用曲集・・・にしては、６ページもあって長いし、表現＆テクニック共に難しいと思います。
ブルクミュラー終了なら何とかなるかな？レベルです。
手も大きくないとダメ。
ただ譜面からして、技巧のわりには聴き栄えがする、典型的「サロン通俗（笑）ピアノ曲」だと思われます。
（こうやって書いてるうちに、何だか打ち込んで鳴らしたくなってきました・・・笑）

ヘンデルのソナチネは、以前「ソナティナ」としてブログで紹介している曲と同じです。
http://handel.at.webry.info/200904/article_11.html

この記事の後で、古い楽譜をダンボール箱から引っ張り出してきたんですね～！
全音の「バイエル併用ピアノ小曲集」、1967年の著作権表示があります。
小学３年頃、自分で選んで親に買ってもらった・・・ような気がします。
（ピアノは習ってなかったので）

＞私もバイエル併用曲集でとても気になっている曲があって

私もそれが何なのか、すご～～く気になります！（笑）
by REIKO (2010-03-01 19:34) 

nyankomeさん、nice&コメントありがとうございます！
ウィンナ・ワルツっぽいのは下の動画のほうですね。
曲の作りはそれほど難しくはないのですが楽譜が結構難しそうに見えた記憶があります。
IMSLPにも楽譜があるようです。


by Cecilia (2010-03-01 22:23) 

REIKOさん、再コメントありがとうございます！
気になって気になっていろいろ検索しています。
Pom ponetteとはDaisy（雛菊）と言う意味もあるのかなと思いました。
１９世紀の曲で雛菊をテーマにしたものも結構あったと思います。
とにかくどんな曲なのか知りたいです！（打ち込んでほしかったりして・・・。笑）
６ページもあるなんてすごいサロン（通俗）ピアノ曲ですね！（笑）
ソナティナの隣にあった曲なら期待できます！（笑）
実家のピアノは家事で燃えてしまったのですが、楽譜は物置にあるのです。
今度物置を建て直すようですが、楽譜だけ送ってもらおうかなあ？？





by Cecilia (2010-03-01 22:31) 

聞いたことがありませんでした。楽しい曲ですね。下の方のピアノの演奏が気に入りました。
by yablinsky (2010-03-01 23:27) 

アコーディオン演奏、久々に聴きましたが、
この弾き方イイですなぁ～
メロディーよりも、拍重視、間重視で！
by ユーフォ (2010-03-02 02:59) 

約7分あまり楽しませていただきました。
ありがとうございます。
by U3 (2010-03-02 07:52) 

yablinskyさん、nice&コメントありがとうございます！
お子様たちのピアノ発表会で聴く機会があるかもしれません。
アコーディオンの方も良いですが、下のピアノの方の演奏素晴らしいです。
まあこの方はプロのピアニストですし・・・。（研究家っぽいです。）
by Cecilia (2010-03-02 08:25) 

ユーフォさん、nice&コメントありがとうございます！
子供のピアノレッスンでは「楽譜をきちんと読む」ことばかりが重要視されますが、拍や間・・・ノリみたいなものも音楽の重要な要素ですよね。
きちんと読むだけではどうしても教科書的なおもしろくない演奏になりがちなので、かっこよく聞こえる弾き方というのも教えてくれるといいですよね。
by Cecilia (2010-03-02 08:43) 

U3さん、nice&コメントありがとうございます！
二つの動画、楽しめますよね。
聴いていただきありがとうございます。



by Cecilia (2010-03-02 08:45) 

アヨアン・イゴカーさん、niceありがとうございます！
by Cecilia (2010-03-03 08:27)