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合唱の”音取り” [声楽]

すとんさんが興味深いことを書いていらっしゃったのでコメント代わりに記事にします。(ちなみに偶然ですがすとんさんの「歌劇団」と私たちの少人数アンサンブルは一部同じ曲をやっています。)

私がやっている少人数アンサンブルには大まかに言ってピアノ専門で来た”ピアノ組”の人と歌専門で来た”歌組”の人がいます。
専門とは言ってもレヴェルはさまざまです。
最初は”歌組”が多く、クラシックの歌曲などのアンサンブル中心でいきそうでしたが、有力な人が抜けたので今は”ピアノ組”に押されていると言ったところです。
本番は慰問中心ですが、皆が皆ピアノを弾くわけにはいかないし、そもそも本物のピアノがあるところのほうが珍しいです。
本物はともかくデジタルピアノでもあればラッキーなほうで、大抵はキーボード。
ピアノの人の本領が発揮しにくいですね。
歌組の人もある程度ピアノが弾ける人ばかりなので、伴奏は交代です。
他の楽器ができる人もいますが、なかなか組み合わせにくかったり(トランペット・ギター・リコーダー・ヴァイオリン・フルート・・・)で合奏というのも難しいです。
結局は皆ができる歌・・・ということになるのですが、前にも書いたようにこれがまた悩みの種なのです。

本音を言えば私はソプラノなので主旋律かどうかにはこだわらないけれど、ソプラノパートで歌うほうが自分のためになるのでそうしたいのです。
ですが、皆大抵ソプラノを希望するのです!(爆)
理由は主旋律が多いのでわかりやすいからです。
かといって皆でユニゾン(斉唱)ばかりもおもしろくないですよね?
みんなでやるなら合唱ですよ。
前回の慰問では練習時間がなかったこともあって、私がアルトを引き受けました。
前回我慢したので今回はソプラノです。
今は新しく入ったメンバーも多いのですが、「頑張って下のパートを歌うわ~。」と言っていた人も「難しいのでソプラノを歌わせて。」と言ってきたり、まあいろいろです。(ソプラノになると今度は「高いところが難しい。」になります。)
そんなこんなで下のパートを歌っていただくのに非常に気を使っている私です。
私がずっとアルトを引き受けてしまえばある意味楽なのですが、それはしたくないです。
すとんさんと同じくストレスがたまるからです。
主旋律でないのは良いとして自分が普段歌っているところよりずっと低いところばかりですから。
声楽や合唱の経験が乏しい人たちに同じように歌ってほしいと思うのは難しいことなので、だから何も言えないのですが、正直そういう人が主旋律パートになってしまうとバランス的にまずくなったりします。
”歌組”の有力メンバーでも合唱の人だとやはり私よりはボリュームがないです。
自分だけがソプラノで歌うというのは悪いなあ・・・と思いつつ、全体を考えると心を鬼にしないといけないかなあ・・・と思う私なのでした。
これがもっと大人数の合唱団なら各パートに頼れる人が一人はいるのでこういう悩みはないのですけれどね。
もちろん、今のメンバーが声楽の訓練をある程度したらもっと出せるとは思うのですが、それをするための時間がないというのが現状です。
皆時間をやりくりして集まっていますので。

さて、そこで今日の本題です。
声楽的な訓練や譜読みに時間を割けないけれど、ある程度音楽的な能力のある人が集まっている、という状況です。
皆ピアノがある程度弾けますので自宅で音取りをすれば良いと思うのですが、仕事を持っている人も多いし主婦業もあってなかなかそれもできない人が多いです。(何を隠そう私もですが。)
でも音大ピアノ科出身者なら初見はできて当たり前・・・と思うでしょう?
ですが、初見で合唱ができるかというとそうでもないのです。
たぶん私よりずっと初見・聴音の能力がありそうな方々ですが初見では満足に歌えていないと思います。
(歌えていても声が小さくて聞こえません。自信もなさそうです。)
私は初見・聴音は自慢じゃありませんが本当に力はありません。
ですが主旋律パートでなくてもばっちり周りに聞こえるように歌えるのは私たち”歌組”です。
もちろん間違いもあるにはあるのですが一度目で失敗したら2回目3回目で直せます。
直すために特にピアノで音取りをするわけではなく他のパートの響きを聴いて調整しています。
私の場合、合唱経験年数が特に長いわけではないし、初見視唱の訓練は足りてないと思っています。
コールユーブンゲンとかコンコーネもあまりやっていないです。
合唱経験者の方も合唱大好きだけれどブランクもかなり長いですし、特に初見や聴音などの訓練を受けている人ではありません。
こんな私たちが初見&聴音の訓練をみっちり受けているはずの人たちよりも楽に主旋律でないパートの音取りができるのはなぜでしょうか。
けして自慢で書いているわけではありません。
ある程度合唱に対する感覚は鋭敏かもしれませんが。(あくまでもある程度。)

・・・で主旋律以外のパートを歌うというのはけして嫌いじゃないですし、楽しいです。
ただ、自分の声に合わない声域だときついし、脇役ばかりは嫌ですけれど。
自分が歌っている音が間違ってなくてちゃんとハモると快感!
特に”音取り”のための練習をせずにできるとなお楽しいのです。
今休んでいる地元の合唱団ではひたすら音取りに時間をかけるのでソプラノパートは退屈しきっています。

・・・でその”音取り”ですが、普通は鍵盤楽器で音を出して声を出しますよね。
自分がまとめ役になるとよくわかるのですが、この鍵盤楽器は音取りの最初には必要かもしれませんがかえって邪魔だと思うことが多いです。
できればちゃんとしたピッチで歌える人に合わせて声だけで音取りをしたいです。
なぜ鍵盤楽器が邪魔かというと、どこに欠点があるのか見えにくくなるからです。
なくしてしまうとあらが目立つので困る人も多いかもしれませんが、いずれははずさなければならないのでなるべく早く外したほうが良いと思います。
私たちの練習ではピアノ担当の人が思いっきりはっきりとした大きな音でペダルを踏みながら音取りをしてくれたのですが、そこまでしてもらうと歌がまったく聞こえなくなってしまいます。
音取りの際の鍵盤楽器は最小限で、下がりそうになったらところどころ確認のために鳴らす程度で良いと思います。

それと音取りで精一杯な人には酷な話かもしれませんが、どのパートもある程度歌えるようにしておくと自分のパートを歌う時に生きてくるのだと思います。
音楽的訓練の下地がない人ばかりなら大変かもしれませんが、私たちのアンサンブルは下地がある人ばかりなのでけして難しい話ではないのです。
それなのに・・・案外できないというのはなぜなのだろうかと思う私です。


ちょっと傲慢に受け取られかねない表現があるかもしれませんが、まとめ役の実感です。

メゾパートやアルトパートが主旋律になるような編曲をしてくれたら皆が喜んでメゾやアルトを歌ってくれるかも?
まあ主旋律を交代で歌う曲も多いですけれどね。

”音取り”と言えば練習のための音源も必需品ですよね。
最近は簡単に作れると思いますが、これを作成する人の苦労というのもありますよね。(苦労でない?)
だから譜読みができないと言う人も多少は苦労をしたほうが良いのではないのだろうかと思う私です。
譜読みができるようになればそれこそ一生モノの財産なわけですし。
一曲を仕上げる時間が大幅に減れば音楽ライフを楽しめます。









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Cecilia

nuevo8holaさん、はじめまして。
niceありがとうございます!
by Cecilia (2010-04-01 11:29) 

るか

わかるっ!!
興味深く拝見しました。
by るか (2010-04-01 12:27) 

すとん

 合唱のための音取りは、メロディの横の流れを把握する事も大切だけれど、和音の縦の並びのどこにはめていくかという感覚が大切なんだと思います。そういう点では、自宅で個人的に音取りをするよりも、みんなで集まって歌いながら、音を確認していく方が、短時間で歌えるようになる…気がします(笑)。

 私が思うに、ピアノ組の方々は、聴音の能力もあるだろうし、譜読みは初見でバッチリなんだと思います。ただ、彼らに欠けているのは、発声技術。頭に思い描いた音程を声として出す訓練が不足している事。そして、自分の声をきちんと響かせて出す事。つまり、アウトプットの部分がうまく行っていないだけじゃないかな? だから、彼らが経験を積んできて、アウトプットもできるようになると、頼もしい戦力になると思いますよ。

 その点、歌組は、暇さえあればなんか歌っているという人生を歩んできたため、発声関係ではすごぶる優位な地点にいるけれど、だいたい、根がお気楽な人が多い(笑)から、譜読みが正確でなかったり、なんとなくフィーリングで歌っていたり、すぐに声をひけらかしたり、…でしょ。だから、歌組とピアノ組がそれぞれの良いところを出し合っていけば、よいアンサンブルになると思います。

 でも、やっぱり、自分のパートではないパートを歌い続けると…ストレス…たまりますね。歌えないわけじゃないけれど、歌いたいわけじゃないんですよね。

>”音取り”と言えば練習のための音源も必需品ですよね。

 必需品です。メロディの音源もさることながら、伴奏だけの音源って、絶対に必要です。ピアノが弾けない私などは当然としても、いくらピアノが弾ける人でも、歌いながら自分で伴奏って難しいですものね。特に歌い込んでいる時はなおさらです。今の時代、MIDIで作れるとは言え、やっぱり大変は大変です。市販品でいいものがあれば、買って済ませたいくらいです。

 こちらからもTBを送っておきます。


by すとん (2010-04-01 14:04) 

Cecilia

紺碧の書架さん、はじめまして。
niceありがとうございます!

by Cecilia (2010-04-01 14:12) 

Cecilia

るかさん、コメントありがとうございます!
今回のコメントは短いですね~。(笑)
でもだからこそとてもインパクトが強いです。
激しく同意してくださっているようで。
by Cecilia (2010-04-01 14:13) 

Cecilia

すとんさん、コメント&TBありがとうございます!

>和音の縦の並びのどこにはめていくかという感覚が大切なんだと思います。

そうなんですよね。
だからおっしゃるとおり、皆で集まって歌いながら・・・が良いのです。
問題は集まることができる日が限られているということなのですが。
曲も少なければ楽なのですが、何しろ慰問の時期やプログラムが大体きまっているので、曲数もこなさなければならないし、一番問題なのが全員が”歌目的”でないことなのですよね。
全員が歌いたくて集まっているのなら事は簡単なのですが、音楽が好きで皆で何かやりたくてもそれは歌ではないのです。
それぞれ自分が得意とするジャンルが良いに決まっています。
実は一人男性の方がいらっしゃるのですが、この方は”ピアノ組”ですね。
女性の中に一人だけ男性というのは頼もしい存在ですが、こういう場合とりあえずアルトパートを歌ってもらうにしても、ちょっと悩んでしまいます。

私は合唱にこだわらずに、それぞれが一人一回は主役になる独唱&独奏もいいんじゃないかと思っていますし、実際プログラムにそれもあるのですが・・・。
合唱出身のメンバーはやはり合唱曲が歌いたくて仕方がないけれど、合唱に対する温度差みたいなものは感じます。
とにかく時間がないので経験を積んでアウトプットも・・・というのは難しいのではないのだろうかと感じています。
でも皆歌にはそれほどの思いがないにしても音楽で何かやりたいと言う気持ちがある人たちばかりなので、それぞれの得意なもので楽しくできたらいいなと思っています。
ずっと前の話題の延長みたいですが、先に慰問ありきだと非常に窮屈ですが、「皆で好きなことをやる!」のほうがお互いが楽でいいのに・・・と思ってしまいます。
これだけピアノの人がいるのだからどんどん伴奏をしてもらってどんどん歌いたいのですが、そちらも初見がきついという人も多くて、一部で盛り上がるわけにもいかず、皆で一緒にできることを・・・というスタイルになっています。


>譜読みが正確でなかったり、なんとなくフィーリングで歌っていたり、すぐに声をひけらかしたり、…でしょ。

そんなこともなかったのですが、先日面白いことがありました。
合唱の部分だけのハモりで、終止形をこうしたらいいんじゃないかと”歌組”二人で考えてやってみようとしましたが、伴奏が入ってやっぱりピアノとの絡みで考えると元通りのほうが良いことに気がつきました。
これはなかなか面白い発見だったのですが、合唱のフィーリングがあればこそ、の出来事でした。

伴奏の音源・・・その人に合った調とテンポを変えてくれるものがほしいです。
10年ほど前にあった”伴奏君”というのは今はあるのでしょうか?
まあHymn Playerみたいなものでしょうけれど、それでもないよりは・・・というところがありますよね。
メロディの音源(合唱なら各パートのもの、歌だけのもの、伴奏を入れたもの)があると便利なのだろうと思いますが、私はあまり使ったことがないのでそれほど必要性を感じません。
あくまでも練習に来れない人のためのものですね。
基本は練習に出て他の人と共に・・・だと思います。
リコーダーにしても合唱にしても練習テープを作ったからこそ、出来上がるまでのあの手間隙がわかるのです。
MIDIだと打ち込みの手間隙がどうなのかわかりませんが、自然な良い音にするためにはかなり時間がかかるそうですね。




by Cecilia (2010-04-01 14:47) 

glennmie

今回の記事、とても興味深く拝見しました。
実は、次の音楽会のためにソプラノの方の伴奏をしなければならず、この協調性のない私は四苦八苦しているところでして・・・

歌の方の心理とか頓着せずやはり自分一人が暴走していたのかなぁ・・・と反省させられました。
とても参考になりました!

う~~ん、しかし人と何かやるのって難しいですね。
by glennmie (2010-04-01 15:10) 

Cecilia

glennmieさん、nice&コメントありがとうございます!
伴奏ですか!
お近くなら是非とも伴奏していただきたいですが・・・。
伴奏はglennmieさんに大変良い経験になると思います。
何の曲でしょうか。
ピアノは一人で完結できて便利ですが他者との協調性は他の楽器の人や歌の人のほうがあると思います。(笑)
もちろんどのジャンルでも皆「自分が一番!」でプライドが高い人が多いですが。
はっきり言って技術よりも人間関係をうまくやっていけるかどうかにかかっているように思う私です。
by Cecilia (2010-04-01 15:22) 

広島ピアノ

コメントありがとう御座います。

平和が一番!戦争反対!と言うと
現実的でないとか国際政治を分かってないとか言われますが、
私もceciliaさんと同じで『甘い』人間かも知れませんが、
現実的でないと言われても、現実に多くの人に悲劇が訪れ、
今も苦しんでいる人がいる、それが現実の戦争なのだと思います。

そして一番腹が立つのは、利益を産み出している大企業がいて、
その企業と政治家がお金で繋がっている姿が垣間見れるからです。

本当に正義のための戦いで、オバマ大統領や鳩山首相が先頭に立って
戦場に行くのであれば、私も戦います。

であったとしてもも、地球上に同居している人類が争う理由が見当たりません。

長くなってすいません・・・。
by 広島ピアノ (2010-04-01 15:28) 

Cecilia

広島ピアノさん、nice&コメントありがとうございます!
本当に正義のための戦いなのか、その渦中にあっては見えにくいと思います。
戦争があると儲かる企業もありますよね。
だけどどんな理由があれ、戦いで犠牲になる人がいます。
長い歴史から考えて戦争がなくなるということは今後もないのかもしれませんが、犠牲者を出さないようにしたいですね。
争う理由には宗教や郷土愛もあると思うし、武器を使った戦いだけに問題があるわけではなく、文化面にも問題はありますよね。
私たちは平和を創り出す者でありたいですね。
難しいことですが。

広島ピアノさんのHNで以前観た「月光の夏」を思い出しました。
http://santa-cecilia.blog.so-net.ne.jp/2005-11-13
by Cecilia (2010-04-01 16:47) 

nyankome

アンサンブルの練習をするとき、パートが決まっているわけでなく当日師匠から割り振られます。個人的にはソプラノ・パートより下の声部の方が面白いと思っています。主旋律より内声の方が面白いと思うのは特殊なんでしょうか?
ただ、歌の場合は声域がありますからそういうわけにはいかないところもあるのでしょうけど。
by nyankome (2010-04-01 20:44) 

Cecilia

yablinskyさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2010-04-01 22:24) 

Cecilia

センニンさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2010-04-01 22:25) 

Cecilia

matchaさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2010-04-01 22:26) 

Cecilia

nyankomeさん、nice&コメントありがとうございます!
nyankomeさんたちのアンサンブルは初見の力のある方が多いのではないのでしょうか。
当日割り振られるというのもどきどきですが、楽しそうですね。
内声のほうが面白いと思う人が多いと助かります。
重宝されますよ。
歌の場合はどのパートでも良いというわけではないのですが、極端に高かったり低かったりするのでなければ皆できるようにも思います。
by Cecilia (2010-04-01 22:30) 

Cecilia

佐藤さん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2010-04-01 22:30) 

Cecilia

ユーフォさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2010-04-01 22:31) 

REIKO

コメントのコメント・・・みたいになってしまいますが

>伴奏の音源・・・その人に合った調とテンポを変えてくれるものがほしいです
>メロディの音源(合唱なら各パートのもの、歌だけのもの、伴奏を入れたもの)

これは、楽譜からMIDIデータを作り、それを適当な音源(普通のパソコンにも搭載されているし、電子キーボード等でもOK)で鳴らせば、簡単に解決します。
(移調、テンポの変更、パートキャンセル等は、MIDIが最も得意とすることです)

>MIDIだと打ち込みの手間隙がどうなのかわかりませんが

一般に趣味でMIDIだのDTMをやっている人は、「楽器弾けない・楽譜読めない・・・でも自分で作曲した音楽を形にしたい」の人が非常に多いのです。
そのために、音を一つ一つ確かめながらプチプチと(笑)マウスで打ち込み、弾いたこともない楽器が自然に聴こえるように編集する・・・のに、多くの時間と手間がかかってしまいます。
ですが「楽器が弾ける・楽譜が読める・(その曲の)楽譜がある」なら、MIDIデータを作るのは、はるかに簡単なんですよ。
勝手がわかるまでは少々面倒かもしれませんが、慣れてしまえばただの作業です。

例えば、電子キーボード(MIDI端子が付いていれば安物でもOK)と、シーケンサーの入っているパソコンをMIDIケーブルでつなぎ、キーボードを弾いて入力する方法もあります。
演奏は片手ずつでもゆっくりでも後で編集できるし、シーケンサーは、無料のソフト(私もそれ)がネットで入手できます。
あるいは、楽譜入力したものをMIDIデータとして出力するソフトもあります。

MIDIデータはメール添付でやりとりできるため、誰かが作ったデータを他の人がパソコンで鳴らして音取りに使えます。
シーケンサーの入っているノートパソコンを慰問先に持っていき、そこの電子キーボードとMIDIケーブルでつなげば、あらかじめ作っておいたMIDIデータでキーボードを自動演奏させることもできます・・・

・・・・・・とても便利ですよ。
ちょっとやってみたらいかがでしょうか?
とりあえずシーケンサーだけインストールすればいいので、タダで始められます。
Ceciliaさんなら、すぐにピアノ伴奏データくらい作れると思いますよ。
私の場合だと、最初にシーケンサーをインストールした晩に(ドソミソ伴奏の)「ちょうちょ」を打ち込んで「ふ~~ん・・・」と思い、翌日はもうバッハの2声のインヴェンション打ってました。(爆)

やってみてわからないことがあったら、そのことをブログに書けば、コメントで色々情報が得られると思います。
(もちろん私も、力になれることであれば協力しますが)
どうでしょうね・・・?
by REIKO (2010-04-02 04:09) 

もり

今日のお話、とても興味深かったです。
ちょっと観点がずれてしまうのですが、私が参加しているコーラスは、Ceciliaさんやすとんさんとは全然レベルが違うようですが、、、どのパートも音程がすごく甘いんです。
といっても、私はソプラノで大抵の場合一番覚えやすいパートですから、余計なことは言わないようにしています。
でも、自分のパートのメロディだけを覚えることが苦手で、ピアノの伴奏やオケも含めて全体の響きが、少なくとも頭の中で鳴っていないと歌えないみたいです。
だから、他のパートが怪しい音で歌っていると迷子になって落ちてしまうんです(笑)
それで、自宅で楽譜ソフトで音取りをするようになったのですが、そうすると今度は、コーラス全体が下がっていても、ひとりだけでも下がらずに歌い続けてしまいます。
本当に迷惑なやつだと思います。
たまに、メンバーから「みんなが下がっている時には一緒に下がってください」とお願いされたりします。
コンサートの時には一人だけ高く歌わないように全神経を傾けて気を付けてますが、歌いながらズルズル音程が下がるっていうことができないんです。
これが最近の悩みです。
自分の頭の中で鳴っている全体のイメージを元に歌っていると、他のパートを聞いているつもりで、きちんと聞いていないのかもしれません。
「歌う」ことってこんなに難しい、「人と声を合わせて歌う」ことがすごく難しい、と、ようやくわかってきました。
by もり (2010-04-02 07:50) 

Cecilia

REIKOさん、コメントありがとうございます!
簡単にできそうな予感がしてきましたが、私のPCは常に空き容量不足で何かやろうとすると困ることが多いのです。
今ちょっと忙しいですが、お試しでやってみたくなりました。
実はうちのピアノは消音ピアノでMIDI端子がついているので使えるはずなのです。(実際同じようなもので作成された方を知っています。)
ですが・・・ピアノ部屋からPC部屋までが非常に遠くて接続できないのです!
電子キーボードは必要があり近いうちに買いたいなと思っています。
とりあえずのものが良いか、こだわるべきか悩んでいるのですが。
万が一挑戦することになったら教えてくださいね~♪





by Cecilia (2010-04-02 08:37) 

Cecilia

もりさん、コメントありがとうございます!
私が今関わっているものも”歌組”が少ないしレベル高くないです。
それぞれの音楽的能力は高いと思うのですが・・・。
少なくともピッチが高いとか低いとかそういうところを指摘できるほどになってないですね。

>他のパートが怪しい音で歌っていると迷子になって落ちてしまうんです

私は他のパートが怪しくてもそんなに困ったことはないのですが、わかるような気がします。

>そうすると今度は、コーラス全体が下がっていても、ひとりだけでも下がらずに歌い続けてしまいます。

これ、おもしろいですね。
それだけ良い練習になっている、ということですね。
(つまり絶対音感的に音を記憶できているということ。)
私の場合は全体が下がっていたら合わせて下がってしまうのですが。

>たまに、メンバーから「みんなが下がっている時には一緒に下がってください」とお願いされたりします。

指導者からお願いされるのでしょうか。
むしろ皆に合わせてもらいたいですね。

>コンサートの時には一人だけ高く歌わないように全神経を傾けて気を付けてますが、歌いながらズルズル音程が下がるっていうことができないんです。

ズルズルとまではいかないのではと思うのですが、(人の声の)ハーモニーを感じて調整する・・・に尽きるのかなと思います。

>「歌う」ことってこんなに難しい、「人と声を合わせて歌う」ことがすごく難しい、と、ようやくわかってきました。

いや、でもその難しいというのがまた醍醐味なのだと思います。
まあ歌のことだけ考えていられれば楽なのですが、それ以上に人間関係の悩みもついてまわりますけれど・・・。

by Cecilia (2010-04-02 08:56) 

Cecilia

アマデウスさん、niceありがとうございます!
(なんと!7000niceだったようです。)
by Cecilia (2010-04-02 10:47) 

ながぐつ

7000ナイス、おめでとうございます。
気の遠くなるような数です。
歌組とピアノ組の葛藤、興味深く読みました。
ソプラノとアルトのパート分けの話は、オケの管セクションで1stを誰でも吹きたいのと、似ているように思いました。
by ながぐつ (2010-04-02 20:55) 

Cecilia

mwainfoさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2010-04-03 09:36) 

Cecilia

ながぐつさん、nice&コメントありがとうございます!
皆様のおかげでここまで来れました。
niceの数が増えるとうれしいですが、これからもこだわらずにやっていきたいです。
私よりniceが少なかった方にもどんどん抜かされていますし・・・。(笑)
オケのヴァイオリンでもファーストをやりたい人が多いですね。
高校のときは最初からファーストにしてもらえてうれしかったですが。
by Cecilia (2010-04-03 09:41) 

Cecilia

Daddy恭男さん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2010-04-03 09:53) 

Cecilia

タケルさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2010-04-03 09:55) 

Cecilia

cfpさん、はじめまして。
niceありがとうございます!
by Cecilia (2010-04-03 12:18) 

ことなりままっち

ピアノ組の私が推測するに…。
すとんさんのコメントにあったアウトプットの問題に加えて、合唱経験が少ないというのもあるのかなと思います。

私の数少ない経験から言い切ってしまうのもなんなので、あくまで参考意見なんですが、ピアノ科学生で、学校の授業以外で合唱体験をしている人は案外少ないのかなと思います。これは、「自分の声を出しながら他の人とあわせる」経験が少ないということになります。

私は、(これは自覚していますが、ものすご~~く、自慢です)ソルフェージュに関してはものすごく優秀でした。だったんですが、周りを見ていて、必ずしもソルフェージュ能力が高いからといって、初見で合唱ができる、とは限らないんです。(ピアノ科女子は声楽科女子と合同で、合唱の授業を受けていたので気づいたことです。ピアノ科女子だけならそんなもんと流していたかもしれません)

歌に自信がないってのもあります。カラオケ嫌いなピアノの先生、多いですよ。「外しちゃいけない、間違えちゃいけない」って、強迫観念みたいになっちゃってるのですよね。でもこれは、単にアウトプットの問題かなっていう気もしますけどね。
by ことなりままっち (2010-04-03 12:56) 

Cecilia

ことなりままっちさん、コメントありがとうございます!
(慌ててレスの順番を間違えました。遅くなってすみません。)
合唱経験が少ないというのはあると思います。
必ずしも声楽的な声でなくてもよいのですが、やはり間違ってはいけないという気持ちが先に立つのでしょうか。
音大を出てから何年も経っているのでちょっと感覚を忘れているのかもしれませんね。
今回書いたことはもちろん私の関わっている範囲でのことなのですが。

私は聴音よりは初見視唱のほうが得意かも・・・。



by Cecilia (2010-04-04 23:01) 

門前トラビス

こんにちは~。たまたま最近行ったコンサートが、合唱付きのオーケストラ曲だったので、合唱団の皆様をじーと観ていると・・・
うーーん、やっぱりメイン旋律を歌う人たちは注目も浴びるし、ご本人たちのカタルシスも大きそうですね~~。
男声パートの「むーーーー」という通奏低音的な部分は、音楽には必要と思うものの、縁の下の力持ちっぽくて切ないものがあります。
もしかすると、練習のときには、「もっと音を絞って!」なんて悲しい指示されているのではないかな?と・・・・深読みですか?

オーケストラだと、ビオラよりもヴァイオリン。バンドであればベースギターよりもリードギター。
うーん、奥が深いっ!と書いている私は、学生時代のバンドで、ベースギターを弾いておりました。とりとめないコメント、失礼いたしました!
by 門前トラビス (2010-04-06 14:55) 

Cecilia

門前トラビスさん、nice&コメントありがとうございます!
私の人生ではメイン旋律担当が多かったのですが、通奏低音的なパートばかりだと切ない気分になるかもしれません。
どこの合唱団や合奏団でも低音パートは充実していないのではと思います。
強制的に割り当てられるところなら別ですが。
メイン旋律パートが弱いのも悲しいですが、「他のパートをよく聴いて!」と言いたくなるほど自分たちに酔って大きくなっている場合が多いですね。
低音パートにはもっと響かせてほしいし、メイン旋律パート(主にソプラノ)には変にヴィブラートをかけないでほしいですね。
門前トラビスさんはベース担当だったのですね!
これは初めて聴くお話ですね~。
by Cecilia (2010-04-06 21:52) 

Cecilia

Promusicaさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2010-05-31 07:32) 

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