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チューナーの思い出

センニンさんがチューナーの話題で記事を書いていらっしゃいました。

最近ある特殊な弦楽器の講習会で最近のチューナーを使ってみて驚きでした。
周りの楽器が別な音を鳴らしても大丈夫なのですね~。
小型で安くてもかなり性能が良いのですね。

初めてチューナーを使ったのは中学の吹奏楽でした。
サックスでしたが吹き加減で変わってしまうし、なんだかよくわからないうちに3年間経ってしまいました。

その後所属した高校のオーケストラで、管楽器の子はチューナーを使っていたでしょうか?
そのことにはあまり記憶がありません。
私たち弦楽器はチューナーを使わずに音叉で音合わせをしていました。
ヴァイオリンではまずA線を調弦し、それを基準にE線、D線を、更にD線を基準にG線を調弦します。
A~E、D~A、G~Dの5度の感覚を記憶して調弦するというやりかたですね。
指導者の先生やヴァイオリンの上手な上級生を見よう見まねでやっていましたし、ヴァイオリンをやっている人はたぶん皆そのやり方なのでしょう。
あ、これは個人の調弦法で、合奏前にはコンサートマスターがAの音を出して、全員がそれに合わせますよね。

大学では合唱でしたのでチューナーを使うことはありませんでした。

その後ギター・マンドリンクラブの顧問になりましたが、この時はピッチングパイプを吹いて音合わせをしていました。(中学時代に少しだけギターを弾いた時もピッチングパイプだったと思います。)
ギター用は歌口(?)が6つ(つまり6つの音)のピッチングパイプでしたが、これヴァイオリン用も自分で買っていますがそれは歌口が4つです。
円形のものもありそれはすべての音が入っていますよね。(これも買いました。)
ギターもすべての弦を順番に鳴らしてみて音程の感覚で調節していました。

それから筝曲部の顧問をした時、この時はチューナーが必需品でした。
故障したチューナーを急いで直すために苦労した思い出もあるのですが、筝とチューナーってなんとなく不思議な組み合わせですよね。

その後はリコーダーサークルでチューナーを使いました。
リコーダーはサックスよりも微調整しにくくて苦労しました。

チューナーは合奏では必需品ですが、全員がそれぞれチューナーに合わせても合わないことは多いと思いました。


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すとん

 ギターのチューニングは…私は音叉を使っていたよ。やり方はヴァイオリンと同じで、音叉でA線をチューニングして、それを基準にその他の弦をチューニングします。ピッチングパイプを使うよりも、その方がキレイにチューニングできるんです。

 でも今の子は、ギターでもチューナーを使うのが当たり前みたいです。特にエレキギターはチューナーの方がチューニングしやすいみたいですね。

by すとん (2010-04-15 19:53) 

センニン

アコースティックギターは昔弾いていた頃は音叉を使いました。
ヴァイオリンも同じなのですね。

でもベースギターはチューナーを使っていました。
エレクトリックの楽器は生音では合わせられないのですね。

リコーダーやオカリナは音程が安定するまでが大変です。
この点ではフルート以上に難しいです。
by センニン (2010-04-15 20:18) 

Enrique

私はあまりチューナの便利さがわからないのです。便利な人が使うのは反対しませんが。音叉の代わりにAの基準音を合わせるのはいいですが,それ以外メリットを感じません。アンプを通さないエレキ?は便利なのかも知れません。個別練習の雑音の中でも合わせられるというメリット?がありますが,合奏なら誰かの基準音に合わせればいいだけなのに,なぜめいめいが個別にチューナで合わせなければいけないのかがわかりません。当然誤差は出るでしょう。それと,視覚に頼ると音を聞いていませんので,耳を鍛えないといけない学習者にはおすすめできないと思います。
ご案内のとおりバイオリンは完全5度で合わせますので,A線以外をチューナの平均率で合わせたのではダメなはずですね。2セントほど5度が狭くなってしまいますので。ギターはもっと難しく,6本全部チューナで合わせても当然響きは良くありません。
by Enrique (2010-04-15 20:55) 

Cecilia

alo-hadさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2010-04-15 21:09) 

Cecilia

すとんさん、コメントありがとうございます!
ギターでも音叉を使っていらっしゃったのですね!
しかもヴァイオリンと同じやり方なのですね。

私のギターは中学時代の選択授業と顧問をした時の合計2年ですし、まともにやったとは言えないのですが、チューニングをどう教わったのでしょう?
気がついたらピッチングパイプが入っていたと言う感じです。
おそらく顧問をしていた時の講師の先生はすとんさんと同じやり方だったと思うのですが・・・。
(ついでに言うとその講師の先生はもと調律師でした・・・。)
私もA線を基準にしての調弦がきれいにハモって良いように思います。

>でも今の子は、ギターでもチューナーを使うのが当たり前みたいです。特にエレキギターはチューナーの方がチューニングしやすいみたいですね。

そうなのですね。
エレキでも電子ピアノはチューナーが要らないのでエレキギターもチューニングしないものだと思い込んでいました・・・。


by Cecilia (2010-04-15 21:15) 

Cecilia

センニンさん、nice&コメントありがとうございます!
皆さんのお話を伺って音叉を使ったチューニングは古臭いのだろうか・・・と思えてきました。
でも良いやり方はやはり音叉なのではないのだろうかとも思えますね。

>エレクトリックの楽器は生音では合わせられないのですね。

どうしてなのでしょうか。

>リコーダーやオカリナは音程が安定するまでが大変です。

フルートを吹いたことがないので比較できません。
でも確かにピッチが安定するまでが大変ですし、安定したあとそれを持続させるのが大変だと思います。

by Cecilia (2010-04-15 21:19) 

Cecilia

Enriqueさん、nice&コメントありがとうございます!
記事で書いたように、いろいろなことをしたせいでチューナーを使ったり使わなかったりでしたので、私は使いこなせていないところがあります。
Enriqueさん同様、便利さがわかりません。
音叉などで済むのならそれでいいのではないのだろうかとも思います。

ところで私は個人練習の時は音合わせにいい加減だったところがありました。
それでも合奏の時はちゃんと合わせられましたし不都合はありませんでした。
ヴァイオリンの場合は何が問題かと言えば調弦がいい加減だと指で押さえる位置が変わってしまうことにあるのではないのだろうかと思います。
たとえそれぞれの弦が正しいピッチでなくても弦と弦がきちんと完全5度の関係になっていれば問題なく聞こえるのですが、本番で正しく調弦すると押さえる位置が変わってしまうので演奏しずらくなるのです。
ヴァイオリンに関してはきちんと調弦したもので練習したほうがよさそうです。


by Cecilia (2010-04-15 21:26) 

センニン

説明が足りませんでしたね。
その前に一つ。ギターは音叉で合わせやすいですが、ヴァイオリンはギターに比べると音叉を当てた時の音が小さいことにちょっと戸惑いました。これはボディが小さいので当然ですね。
エレクトリックの楽器というのは説明が不十分でした。
ソリッドボディのエレキギターやベースギターの場合の事を書きました。
空洞がないのでピックアップを通さないと非常に音が小さいのです。
by センニン (2010-04-15 21:30) 

matcha

大学の合唱団でパート練習では、ピアノが無いので、音叉で音合わせをしていましたっけ。
by matcha (2010-04-15 23:10) 

nyankome

Enriqueさんが仰るように、私もギターではAの音をチューナーでとって、あとはハーモニクスで合わせていました。あとは和音を弾いて響きがおかしくないかの確認です。デュオのときは、最後は相方に音を出して貰って合わせていました。
リュートの場合、フレットの位置を決めたりするのにチューナーは必需品です。
by nyankome (2010-04-16 00:07) 

REIKO

チューナー・・・というか「音叉」が、今机の上に置いてあって・・・(笑)
お正月に実家に行った時、20年ぶりくらいにヴァイオリンのケースを(恐る恐る)開け、中に入っていた音叉を持ってきたものです。
(ヴァイオリンは「無事」でしたが、弓の毛は皆切れていました)

中学の時、弦楽合奏部でしたが、基本的には音叉でA線を合わせて、後は5度の響きで調弦でしたね。
私はチェロだったので、A→D→G→Cでしたが、音が低いチェロはヴァイオリンよりも「5度が合ってるのかどうか」、イマイチ分かりにくかった気がします。
なので、鍵盤楽器で一つ一つ音を出して調弦していた時もありました。
じっくり調弦した時は、練習の時先生から「今日のチェロは調子がいいでね」とか言われましたね。(笑)

ところでCeciliaさんは、音叉を鳴らす時、どこで叩いていましたか?
ウチの部では(女子ばっかりだったので)、セーラー服のスカートをまくって(!)膝小僧を出し、そこで叩いていました。
今ならスカートが短いので、まくる必要ありませんが・・・。
固すぎず柔らかすぎず、とてもいい音がします。
・・・・・・すごい光景ですね。(爆)
by REIKO (2010-04-16 00:16) 

ながぐつ

こんにちは。
ながぐつも昔は音叉でしたが、今ではチューナーは必需品ですね。
音叉はAしか出せない(他の音のもあるけれど)けれど、チューナーなら、すべての音のピッチを合わせられるので、便利ですが、機械に頼りすぎると耳で合わせるという基本的なスキルが身につかない難点がありますね。

by ながぐつ (2010-04-16 06:56) 

Cecilia

センニンさん、再コメントありがとうございます!
確かにヴァイオリンは音叉を当てた時の音が小さいですよね!
エレクトリックの楽器は空洞がありませんでしたね。
言われてみてそうだと言うことを思い出しました。

by Cecilia (2010-04-16 21:00) 

Cecilia

Daddy恭男さん、コメントありがとうございます!


by Cecilia (2010-04-16 21:01) 

Cecilia

matchaさん、nice&コメントありがとうございます!
合唱団も音叉で音合わせですか!
何となくレヴェルが高そうなイメージが・・・!
by Cecilia (2010-04-16 21:03) 

Cecilia

ユーフォさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2010-04-16 21:06) 

Cecilia

yablinskyさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2010-04-16 21:07) 

Cecilia

nyankomeさん、nice&コメントありがとうございます!
ハーモニクスも使うのですね。
そういえばそんな調弦風景を見たことが・・・。

>リュートの場合、フレットの位置を決めたりするのにチューナーは必需品です。

チューナーがない時代はどうしていたのでしょうね。
古楽器とチューナーの組み合わせがおもしろいです。
by Cecilia (2010-04-16 21:10) 

Cecilia

REIKOさん、コメントありがとうございます!
音叉があるなんて偶然すぎますね~。(笑)
さすがREIKOさん、普段に使っていらっしゃるようですね。
ヴァイオリンケース、1年経たなくても数ヶ月ぶりだとどきどきものです。
せっかく張り替えた弓がまた”脱毛”状態になりかけていました。
REIKOさん、チェロだったのですね。
是非再挑戦なさってくださいね♪

>音が低いチェロはヴァイオリンよりも「5度が合ってるのかどうか」、イマイチ分かりにくかった気がします。

なるほど~、そうかもしれません。

音叉は机で叩いていました。
膝小僧で!
痛くなりそうですね~。
やってみようっと・・・!(笑)
by Cecilia (2010-04-16 21:18) 

Cecilia

ながぐつさん、nice&コメントありがとうございます!
考えてみたらオーボエなどの管楽器は何本も調弦しなくて良いのですね。
確かに機械に頼りすぎたら基本的なスキルが身につかなくなりそうですよね。
ヴァイオリンをを完全5度で合わせるやり方は面倒ですが楽しいです。
by Cecilia (2010-04-16 21:22) 

Cecilia

タケルさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2010-04-16 21:23) 

センニン

ギターの時は私も膝でやっていました。
たしかそう教わったような気がします。
ズボンをまくったりはしませんでしたが。
力一杯やらなくてもギターだと十分でした。
by センニン (2010-04-16 21:23) 

Cecilia

センニンさん、再コメントありがとうございます!
REIKOさんが弾かれていたチェロも大きいので力一杯やらなくてもよいのでしょうね。
音叉の鳴り具合を聴き比べたくなりました。
by Cecilia (2010-04-16 21:33) 

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