モナ=飛鳥・オット 2008年ルール・ピアノ・フェスティバル [音楽鑑賞]
念願かなってモナ=飛鳥・オットの演奏を聴くことができました!
モナ=飛鳥・オットはアリス=紗良・オットの妹で、1991年生まれ。
・・・ということはうちの長女よりたった一つ年上ということです。
姉のアリス=紗良・オットも1988年生まれでかなりの若手ですが、更に若手ですよね。
アリス=紗良・オットの人気や評判が高すぎるので、妹のほうは「あのアリスの妹」という感じで見られていると思いますが、こちらもなかなか素晴らしいピアニストだと思いました。
確かに似ているかなあと言う面もあるのですが違った魅力があると思います。(具体的にはまだ両者をそれほど聴き込んでいるわけでもないので今は書けませんが。)
メジャーレーベルからCDを出しているわけでもないし、演奏会に行ったことがある人(日本でのデビューはおととしだったようです。)は一握りなので、まだまだ日本で知られていませんね。
例によってNAXOS MUSIC LIBRARYで先日の河村尚子と同じ2008年のルール・ピアノ・フェスティバルに出演した際の演奏です。
こちらで購入できますが、先日書いたように河村尚子たちの演奏とセットで6枚組です。
NAXOS MUSIC LIBRARYの試聴リンク
このCDは聴いた事がある曲が多いです。
まず1曲目のW.A.MozartのロンドK.485。
今まで聴いたものよりずっとテンポが速く切れ味が鋭いです。
それからこの曲をあまりプロの演奏で聴いた事がないせいもあるのでちょっと上手なお子様向けという印象があるのですが、初めて気持ちよく聴けました。
2~4曲目はL.v.Beethovenのピアノソナタ「悲愴」(op.13)。
これを聴いて彼女はBeethoven向きかなあと思いました。
F.Liszt(「巡礼の年」から3曲と「スペイン狂詩曲」)、F.Schubertの「3つの小品・即興曲」(D.946)もなかなかよかったです。
全体的に切れ味が鋭くすかっとする演奏だと思いました。
「悲愴」の緩やかな2楽章も素晴らしかったです。
相当若いし、たぶん苦労はしてないと思うのですが、技術だけでなくて精神も伴っていると思います。
もちろんまだまだなのでしょうけれど。
ピアノの”表現力”に関して(ほかもありますがとりあえずピアノ)思うことは多いのですが、よく「表現力がある」と言われている演奏家で”作曲家不在”の上滑りな演奏に聴こえる人が多いです。
表現力がありそうに見えて実は中身がない演奏です。
そういうはったりだけの演奏家ではないという感じがしますね。
一音一音胸に迫ってくるものがあります。
これから期待できるピアニストではないでしょうか。
ところで、アリスとモナの姉妹はある時期までは同じ先生についていたのでしょうか?
今ついている先生はきっと別なのだろうと思いますが・・・。
モナ=飛鳥・オットはアリス=紗良・オットの妹で、1991年生まれ。
・・・ということはうちの長女よりたった一つ年上ということです。
姉のアリス=紗良・オットも1988年生まれでかなりの若手ですが、更に若手ですよね。
アリス=紗良・オットの人気や評判が高すぎるので、妹のほうは「あのアリスの妹」という感じで見られていると思いますが、こちらもなかなか素晴らしいピアニストだと思いました。
確かに似ているかなあと言う面もあるのですが違った魅力があると思います。(具体的にはまだ両者をそれほど聴き込んでいるわけでもないので今は書けませんが。)
メジャーレーベルからCDを出しているわけでもないし、演奏会に行ったことがある人(日本でのデビューはおととしだったようです。)は一握りなので、まだまだ日本で知られていませんね。
例によってNAXOS MUSIC LIBRARYで先日の河村尚子と同じ2008年のルール・ピアノ・フェスティバルに出演した際の演奏です。
こちらで購入できますが、先日書いたように河村尚子たちの演奏とセットで6枚組です。
NAXOS MUSIC LIBRARYの試聴リンク
このCDは聴いた事がある曲が多いです。
まず1曲目のW.A.MozartのロンドK.485。
今まで聴いたものよりずっとテンポが速く切れ味が鋭いです。
それからこの曲をあまりプロの演奏で聴いた事がないせいもあるのでちょっと上手なお子様向けという印象があるのですが、初めて気持ちよく聴けました。
2~4曲目はL.v.Beethovenのピアノソナタ「悲愴」(op.13)。
これを聴いて彼女はBeethoven向きかなあと思いました。
F.Liszt(「巡礼の年」から3曲と「スペイン狂詩曲」)、F.Schubertの「3つの小品・即興曲」(D.946)もなかなかよかったです。
全体的に切れ味が鋭くすかっとする演奏だと思いました。
「悲愴」の緩やかな2楽章も素晴らしかったです。
相当若いし、たぶん苦労はしてないと思うのですが、技術だけでなくて精神も伴っていると思います。
もちろんまだまだなのでしょうけれど。
ピアノの”表現力”に関して(ほかもありますがとりあえずピアノ)思うことは多いのですが、よく「表現力がある」と言われている演奏家で”作曲家不在”の上滑りな演奏に聴こえる人が多いです。
表現力がありそうに見えて実は中身がない演奏です。
そういうはったりだけの演奏家ではないという感じがしますね。
一音一音胸に迫ってくるものがあります。
これから期待できるピアニストではないでしょうか。
ところで、アリスとモナの姉妹はある時期までは同じ先生についていたのでしょうか?
今ついている先生はきっと別なのだろうと思いますが・・・。
今年19歳ならうちの娘と同齢です。しかも,2年前なら16か7。オドロキですね。
モーツァルトのロンドはソナチネ・アルバムに入っている曲ですね。発表会でよく聞く曲です。軽く天衣無縫に弾かないといけないと思いますが,なかなかそういう演奏ないですね。私は楽器のせいもあるかなと思っています。スタインウェイで弾くと重くなりがちです。
どれもおなじみの曲です。試聴ではよくわかりませんが,全体に緩急のメリハリをはっきりさせている感じがします。
by Enrique (2010-06-07 11:40)
Enriqueさん、nice&コメントありがとうございます!
試聴では全体像をわかっていただけないと思いますが、全体的にテンポが速めですね。
緩急のメリハリはあると思います。
ピアノは何を使っているのかわかりませんがリストやベートーヴェン向けかもしれません。
by Cecilia (2010-06-07 18:05)
モナ=飛鳥・オット。前から気になっていました。
毎日、気になる人の記事。とても楽しみです。
動画が見たいです。
by yablinsky (2010-06-07 21:51)
もとこさん。、niceありがとうございます!
by Cecilia (2010-06-07 21:58)
yablinskyさん、nice&コメントありがとうございます!
動画、私も見たいです。
姉妹で共演しているところも見てみたいですね。
by Cecilia (2010-06-07 22:01)
姉妹で活躍していたピアニストって、昔良く聴きましたが、今は名前すら思い出せません。
「のだめ」かぶれですが、アリスとモナさんには、モーツアルトの2台のピアノのためのソナタニ長調を録音してもらいたいですね。
by ながぐつ (2010-06-07 23:01)
顔もお姉さんに似ていますね~。
演奏は・・・やはりどことなく似ています。
素直な表現で好感が持てました。
by nyankome (2010-06-08 01:29)
ながぐつさん、nice&コメントありがとうございます!
姉妹で活躍・・・と言えばラベック姉妹が頭をよぎりますがまともに演奏を聴いたことはないです。
いずれ機会があれば聴いてみたいです。
私もアリス&モナ姉妹にモーツアルトの2台のピアノのためのソナタニ長調を録音してもらいたいです。
ほかにもいろいろありそうだけれど今思いつきません。
by Cecilia (2010-06-08 08:14)
cfpさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2010-06-08 08:15)
nyankomeさん、nice&コメントありがとうございます!
今2007年のルールピアノフェスティバルのアリス=紗良・オットを聴いています。
やはりどことなく似ていますね。
このモナ=飛鳥・オットの演奏、素直ですよね。
by Cecilia (2010-06-08 08:18)
matchaさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2010-06-09 08:15)
ぶんろうさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2010-06-09 16:05)
ユーフォさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2010-06-10 08:26)