米良美一&塩入俊哉@名古屋Blue Note [音楽鑑賞]
名古屋のBlue Noteに一度行ってみたかったのですが、念願かなって行けました!
米良美一さんと塩入俊哉さんのコンサートがあったので行って来ました。
塩入さんの伴奏は初めて・・・と思っていましたが、よくよく調べてみたら「ノスタルジア」でノエル・カワードの「20世紀のブルース」、武満徹の「うたうだけ」、あと「ヨイトマケの唄」の伴奏をしている人でした。
(お名前は米良さんファンの方々のブログで存じ上げていましたが、失礼ながら同じアルバムで伴奏している山田武彦さんとごっちゃになっていました。)
全曲試聴できます。
また、塩入さんの公式な動画(ヤマハ)がありますので貼り付けておきます。(米良さんも貼り付けたいけれど公式ではないので・・・)
この動画20分以上あります。(とても勉強になりました。)
Blue Noteのステージも動画のステージみたいな雰囲気でした。
ピアノもやはりヤマハ。
塩入さんもまあジャズの人と言えるのだと思いますが、ジャズ演奏が多いライブハウスですね。
動画でもそうですがピアノの蓋は一番高い位置まで上げられていておまけにマイクが二つほど向けられていました。
会場のお客さんは何人だったでしょうか。
食事テーブルつきの座席なので、同じ面積のコンサートホールよりも人は少ないのでしょうけれど、満席でしたよね?
私が聴いたのは1stステージで、2ndステージもあり、両方聴かれた方も何人かいらっしゃいます。
こういう場所で聴くのは初めてでしたが、米良さんもコンサートホールよりリラックスしていらっしゃるようにお見受けしました。
米良さんが目的で行ったコンサートで、期待以上の素敵なひと時でしたが、私は塩入さんがかなり気に入ってしまいました。
一番前の席で米良さんに釘付けになりながらも、私は塩入さんの編作曲、即興技術を堪能していました。
塩入さんは小中高と桐朋学園出身でもともとクラシック畑の人なのですね。
大学は国立音大ということです。
塩入さんのリスト、是非聴いてみたいものですね。
ジャズの人には普通なのかもしれませんが、譜面台には楽譜がある時とない時がありましたが、ほとんど見てないと思うし、あっても譜面台はかなり倒れているので、見えないんじゃないかと言う気がしました。
ほとんど即興の世界じゃないでしょうか。
「ヨイトマケの唄」はCDを見てもピアノ伴奏をしていることくらいしかわかりませんが、これのアレンジは塩入さんですよね。
カラオケで歌いたいときには美輪明宏ヴァージョンになってしまうので(ちょっと土臭い)、塩入ヴァージョンでは歌えません。
思えばあの曲が非常に土臭い曲でありながらも”歌曲”として聴けるのは美輪さんの作詞作曲の力や米良さんの歌唱力と人間性によるものでもあると思いますが、塩入さんの編曲に負うところも多いからなのだと思います。
いつも書いているように私は”編曲モノ”は結構嫌いで、”原曲主義””原調主義”なのですが、塩入さんの編曲は心にす~っと入ってくるように感じます。
おしゃれな空間に似合うおしゃれな編曲とも言えるかもしれませんが、ただおしゃれなだけの編曲は好きではないです。
表面的にジャズっぽくしたり、かっこよくしたりしても”曲の命”が伝わらないものは好きではないのです。
どこがどうとは言えないのですが、塩入さんの編曲は米良さんの歌にぴったり寄り添っていると感じました。
また歌についていくだけなく、主張するところも多かったし・・・。
こういう伴奏だと歌っていて刺激的だろうし、安心して歌えるでしょうね。
前半の米良さんはオペラピンク(に見えました)の総レースの布地に同じ色のスパンコールがたっぷりついた華やかな衣装。
私はルビーのような指輪も気になってしまいましたが(まわりにダイヤも付いていた?)。
最初に塩入さんのソロ(曲名はわかりません。)があり、この衣装で米良さんが登場。
歌ったのは次の曲です。
「聞かせてよ愛の言葉を」 「愛の讃歌」 「もののけ姫」
米良さんのフランス語、素敵だと思います。
”r”の発音、真似したいです。
「もののけ姫」は今までと一味違って聴こえました。
「夢のしずく」は塩入さんのソロでしたが、その後に再登場した米良さんは銀色のメタリックな素材のスーツでした。(前半はいつものドレスのような衣装でしたが、こっちはちょっと男性的でした。)
曲は以下のとおりです。
「夜霧よ今夜もありがとう」 「いいじゃないの、しあわせならば」 「四季の歌」 「Sweet Memories」 「遠くへ行きたい」 「世界は二人のために」 「花~すべての人の心に花を」懐かしい昭和歌謡の数々も塩入さんの伴奏で一味違っていました。
女性的な米良さん、男性的な米良さんを堪能しました。
アンコールは3曲でした。
「Watch Me」(コシノジュンコさんのだんな様の詩に米良さんが作曲、塩入さんが編曲したもので、秘かに出されているCDとは違う名古屋ブルーノートだけのピアノヴァージョンの伴奏)
「日和下駄」 「ヨイトマケの唄」
「日和下駄」は初めて聴きましたが、これを聴いて笠置シヅ子の「買い物ブギ」を米良さんに歌ってほしいと思いました。
この日のプログラムでもっともジャズでしたね。
米良さんの作曲の「Watch Me」、なかなかぐっとくるメロディーでした。
以前もポップスアルバムで米良さんの作曲した曲を聴いていますが、塩入さんの助言とかあるのでしょうかね。
素敵な時間はあっという間でしたが、まったく安心して寛げるコンサートでした。
カメラを忘れたのでコンサート前後の会場の様子などまったく写すことはできませんでした。(残念・・・)
(注)プログラムなどは配られなかったので、曲名はまた確認して間違っていたら訂正します。
noripさん、にゃんさんも書いておられます。
米良美一さんと塩入俊哉さんのコンサートがあったので行って来ました。
塩入さんの伴奏は初めて・・・と思っていましたが、よくよく調べてみたら「ノスタルジア」でノエル・カワードの「20世紀のブルース」、武満徹の「うたうだけ」、あと「ヨイトマケの唄」の伴奏をしている人でした。
(お名前は米良さんファンの方々のブログで存じ上げていましたが、失礼ながら同じアルバムで伴奏している山田武彦さんとごっちゃになっていました。)
全曲試聴できます。
また、塩入さんの公式な動画(ヤマハ)がありますので貼り付けておきます。(米良さんも貼り付けたいけれど公式ではないので・・・)
この動画20分以上あります。(とても勉強になりました。)
Blue Noteのステージも動画のステージみたいな雰囲気でした。
ピアノもやはりヤマハ。
塩入さんもまあジャズの人と言えるのだと思いますが、ジャズ演奏が多いライブハウスですね。
動画でもそうですがピアノの蓋は一番高い位置まで上げられていておまけにマイクが二つほど向けられていました。
会場のお客さんは何人だったでしょうか。
食事テーブルつきの座席なので、同じ面積のコンサートホールよりも人は少ないのでしょうけれど、満席でしたよね?
私が聴いたのは1stステージで、2ndステージもあり、両方聴かれた方も何人かいらっしゃいます。
こういう場所で聴くのは初めてでしたが、米良さんもコンサートホールよりリラックスしていらっしゃるようにお見受けしました。
米良さんが目的で行ったコンサートで、期待以上の素敵なひと時でしたが、私は塩入さんがかなり気に入ってしまいました。
一番前の席で米良さんに釘付けになりながらも、私は塩入さんの編作曲、即興技術を堪能していました。
塩入さんは小中高と桐朋学園出身でもともとクラシック畑の人なのですね。
大学は国立音大ということです。
塩入さんのリスト、是非聴いてみたいものですね。
ジャズの人には普通なのかもしれませんが、譜面台には楽譜がある時とない時がありましたが、ほとんど見てないと思うし、あっても譜面台はかなり倒れているので、見えないんじゃないかと言う気がしました。
ほとんど即興の世界じゃないでしょうか。
「ヨイトマケの唄」はCDを見てもピアノ伴奏をしていることくらいしかわかりませんが、これのアレンジは塩入さんですよね。
カラオケで歌いたいときには美輪明宏ヴァージョンになってしまうので(ちょっと土臭い)、塩入ヴァージョンでは歌えません。
思えばあの曲が非常に土臭い曲でありながらも”歌曲”として聴けるのは美輪さんの作詞作曲の力や米良さんの歌唱力と人間性によるものでもあると思いますが、塩入さんの編曲に負うところも多いからなのだと思います。
いつも書いているように私は”編曲モノ”は結構嫌いで、”原曲主義””原調主義”なのですが、塩入さんの編曲は心にす~っと入ってくるように感じます。
おしゃれな空間に似合うおしゃれな編曲とも言えるかもしれませんが、ただおしゃれなだけの編曲は好きではないです。
表面的にジャズっぽくしたり、かっこよくしたりしても”曲の命”が伝わらないものは好きではないのです。
どこがどうとは言えないのですが、塩入さんの編曲は米良さんの歌にぴったり寄り添っていると感じました。
また歌についていくだけなく、主張するところも多かったし・・・。
こういう伴奏だと歌っていて刺激的だろうし、安心して歌えるでしょうね。
前半の米良さんはオペラピンク(に見えました)の総レースの布地に同じ色のスパンコールがたっぷりついた華やかな衣装。
私はルビーのような指輪も気になってしまいましたが(まわりにダイヤも付いていた?)。
最初に塩入さんのソロ(曲名はわかりません。)があり、この衣装で米良さんが登場。
歌ったのは次の曲です。
「聞かせてよ愛の言葉を」 「愛の讃歌」 「もののけ姫」
米良さんのフランス語、素敵だと思います。
”r”の発音、真似したいです。
「もののけ姫」は今までと一味違って聴こえました。
「夢のしずく」は塩入さんのソロでしたが、その後に再登場した米良さんは銀色のメタリックな素材のスーツでした。(前半はいつものドレスのような衣装でしたが、こっちはちょっと男性的でした。)
曲は以下のとおりです。
「夜霧よ今夜もありがとう」 「いいじゃないの、しあわせならば」 「四季の歌」 「Sweet Memories」 「遠くへ行きたい」 「世界は二人のために」 「花~すべての人の心に花を」懐かしい昭和歌謡の数々も塩入さんの伴奏で一味違っていました。
女性的な米良さん、男性的な米良さんを堪能しました。
アンコールは3曲でした。
「Watch Me」(コシノジュンコさんのだんな様の詩に米良さんが作曲、塩入さんが編曲したもので、秘かに出されているCDとは違う名古屋ブルーノートだけのピアノヴァージョンの伴奏)
「日和下駄」 「ヨイトマケの唄」
「日和下駄」は初めて聴きましたが、これを聴いて笠置シヅ子の「買い物ブギ」を米良さんに歌ってほしいと思いました。
この日のプログラムでもっともジャズでしたね。
米良さんの作曲の「Watch Me」、なかなかぐっとくるメロディーでした。
以前もポップスアルバムで米良さんの作曲した曲を聴いていますが、塩入さんの助言とかあるのでしょうかね。
素敵な時間はあっという間でしたが、まったく安心して寛げるコンサートでした。
カメラを忘れたのでコンサート前後の会場の様子などまったく写すことはできませんでした。(残念・・・)
(注)プログラムなどは配られなかったので、曲名はまた確認して間違っていたら訂正します。
noripさん、にゃんさんも書いておられます。
本当に幸せな時間はあっという間です。
名古屋のBlue Noteは健在なのですね。
大阪のはBilboad Liveに変わってしまいました。
1ステージが短いけれど、間近でお酒を飲みながら贅沢な気分でライブを楽しめますね。
by nyankome (2010-06-19 12:57)
nyankomeさん、nice&コメントありがとうございます!
大阪はBlue Noteではなくなってしまったのですか?
Bilboad Liveというのは似たようなライブハウスなのでしょうか。
お酒は飲みたかったですが、運転する必要があり飲めませんでした。
ディナープレート&ジンジャーエールでした。
nyankomeさんはたくさんのコンサートに行かれていてうらやましいです。
私はここのところ年一回程度です!(涙)
by Cecilia (2010-06-19 13:45)
素敵なコンサートに行かれたのですね。羨ましい!
塩入俊哉さん、初めてお名前を伺いました。早速出だしのピアノだけ聴かせて頂きました。「ある夏の午后に」・・・曲も素敵ですがこの「午后」の字もなんと趣のありますこと!北京の胡同の夏の午后ではありませんか?
久しぶりに「おおおっ!」と魅かれました・・・と、今までもう三回も書かせていただき、なんだかミスタッチで全部コメントが消えていて、今四回目のトライです。
ピアノ、良いですね。私も弾きたくなります。
私が好きなジャズピアニストはルパン三世の音楽を作ってらっしゃる大野雄二さんです。大野さんも何度か山形においでになっておられるようですが、とてもお金と人込みが怖くて、まだ私は行けません。一度大野さんのDVDを見たことがありますが、それはとても素敵でした。
最近聴いて良かったな?と思うのは、レンタルCDで借りてきた最新版のフジコ・へミングの「ラ・カンパネラ」です。
彼女がNHKで最初に弾いたカンパネラより、ずいぶん余裕が出来たなあ・・・そんな風に感じた演奏でした。
私もピアノ弾くか、何か歌いたいです。しばらく私のコンサート会場は、マイカーステレオかなあ・・・・Ceciliaさん、羨ましい!
by シズコ (2010-06-19 18:02)
昨日はステキな夜をご一緒できてとても楽しかったです。
もっとゆっくりお話がしたかったですが
何しろ保護者つきでしたので・笑
TB&リンクありがとうございます。
by norip (2010-06-19 19:50)
塩入さんの動画みました。本当に才能あふれる方なのですね。存じ上げなかったのですが、ご紹介いただいたことに感謝します。
by yablinsky (2010-06-19 20:37)
シズコさん、コメントありがとうございます!(4回も投稿してくださったのですね。)
本当に素敵なコンサートでしたよ。
私は最近は生のコンサートに行く機会が少なくて、今年はこれだけかもしれない・・・という貴重なコンサートでした。
だからよけい気持ちも盛り上がっていたのですが、米良さんの歌声、塩入さんのピアノはその期待を裏切ることはなく、とても刺激的な一夜でもあったと思います。
車で行きましたので飲めませんでしたが、ワインやカクテルなどを飲みながらだと更に良い気分だったかもしれません。
そういえば今年の秋には米良さんは山形や仙台でもコンサートの予定があり、お金と暇があれば是非行きたいと思うのですが行けません。
山形のコンサートはソプラノの緑川まりさんとでかみのやま温泉・名月荘です。
フジコ・へミング、最新の「ラ・カンパネッラ」は気になります。
by Cecilia (2010-06-20 08:31)
noripさん、コメントありがとうございます!
私もコンサート前に長女と用事があったし、コンサート中も待たせていたし・・・で、ゆっくりはお話できませんでしたのでお互い好都合だったかもしれません。
またの機会にゆっくりしましょうね。
2ndステージでファンにサプライズがあったのでしょうか。
by Cecilia (2010-06-20 08:34)
ぼんぼちぼちぼちさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2010-06-20 08:35)
yablinskyさん、nice&コメントありがとうございます!
米良さんの伴奏は最近長町順史さんという方がされているのですが、私は生で聴いたことがないです。
それまでは北原葉子さんという方がほとんど担当していらっしゃいました。
塩入さんの伴奏はブルー・ノートのようなところで何度かと言う感じですね。
(今度あるディナーショーも塩入さんです。)
CDで伴奏されている内山夏子さん、小倉貴久子さん、山田武彦さん・・・も含め、米良さんの伴奏者は非常に気になる存在です。(そういえばピアニスターHIROSHIさんとも共演していますし、オーケストラなどのアンサンブル団体とも共演しています。)
素敵な方々と共演していると思います。
by Cecilia (2010-06-20 08:43)
センニンさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2010-06-20 08:44)
matchaさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2010-06-20 08:44)
良い雰囲気だったのでしょうね。
by U3 (2010-06-20 21:47)
U3さん、nice&コメントありがとうございます!
良い雰囲気でした。
聴くほうも演奏も暖かい雰囲気でした。
by Cecilia (2010-06-21 01:21)
ぶんろうさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2010-06-23 17:39)