Cafe Zimmermannの「さまざまな楽器による協奏曲集」BOXセット

何気なくHMVのサイトを見ていたら、Cafe Zimmermannの「さまざまな楽器による協奏曲集」のBOXセットが発売されているということです。この記事の５日前の１０月１４日に発売開始されていますが、興味ある方はこちらをご覧ください。（１０月１９日　訂正です。HMVのサイトは１０月１４日付けでしたが、発売日は１０月２９日でした。期間限定の企画だということです。）

この「さまざまな楽器による協奏曲集」、私はすでに１～３は何度も何度もNMLで聴いています。（いくつか記事も書いています。）
１

Bach: Concerts a Plusieurs

• アーティスト: Johann Sebastian Bach,Café Zimmermann,Céline Frisch
• 出版社/メーカー: Alpha
• 発売日: 2002/01/16
• メディア: CD

２

Bach: Concertos With Many Inst

• アーティスト: Johann Sebastian Bach,Café Zimmermann
• 出版社/メーカー: Alpha
• 発売日: 2004/01/22
• メディア: CD

３

Bach: Concertos III

• アーティスト: Johann Sebastian Bach
• 出版社/メーカー: Alpha
• 発売日: 2007/09/01
• メディア: CD

ほかにもいろいろ聴いていますが、Cafe Zimmermannは私が大好きな古楽バンドの一つで、このシリーズではブランデンブルグ協奏曲やチェンバロ協奏曲、オーボエ協奏曲などを聴くことができます。
今回HMVから発売されているBOXセットは６枚組で６３００円！（一枚だと２９４０円）
お徳ですね～。６３００円でも購入する時には安くないですけれど、とても爽快感のあるアンサンブルですので、購入して損はないと思います。
私ですか？
私は当分NMLで我慢しますが。（苦笑）
しかしNMLでは今の段階では６枚分聴くことができません。
HMVのサイトを見てすぐにチェックしたら５が聴けることがわかり聴いてみました。（５が聴けるのにどうして４が聴けないのでしょうか。）

５

Concerts Avec Plusieurs Inst

• アーティスト:
• 出版社/メーカー: Alpha Productions
• 発売日: 2011/03/08
• メディア: CD

NAXOS MUSIC LIBRARYで試聴できます。→こちら

このCDでは「G線上のアリア」を含む管弦楽組曲第３番、チェンバロ協奏曲（BWV1056）、ブランデンブルグ協奏曲第６番、３台のチェンバロのための協奏曲（BWV1063）が聴けますね。
Cafe Zimmermannの演奏は全体的にすっきりとした爽快感のある速めの演奏で、なおかつとても優雅な音色だと思います。

４と６も聴いてみたいですね～。（６は１０月２２日発売予定らしいです。アマゾンのリンクが出てこないので貼り付けられません。）

４

Concerts avec plusieurs instruments Vol 4

• アーティスト: Johann Sebastian Bach,Café Zimmermann
• 出版社/メーカー: Alpha Productions
• 発売日: 2009/03/10
• メディア: CD

CDタイトルの「さまざまな楽器による協奏曲集」とはHMVのサイトによると《『ブランデンブルク協奏曲集 Concerts avec plusieurs instruments』の楽譜の浄書譜に記されていたフランス語タイトル――当時のドイツ貴族たちのあいだではフランス語がお洒落な言葉だったので、バッハもそれに倣ってフランス語でこう表題を書いています。》とのことだそうです。

Cafe Zimmermannとドミニク・ヴィス（カウンターテナー）の演奏です。

コメント 10

「さまざまな楽器による協奏曲集」のBOXセット、これまた興味深いCDですね。
BOXセット６枚組で６３００円は確かにお得だと思います。
ここのところ、とんでもない価格設定のBOXセットが続々と出されているので、却って「まとも」に思えますね。
しばらく新たなCDを買わずにいましたが、またまた、欲しがりの虫がうずいてきそうです。

by 伊閣蝶 (2011-10-19 13:27) 

伊閣蝶さん、nice&コメントありがとうございます！
購買意欲をそそるような記事ばかりですみません。（笑）
ピリオド楽器による演奏がいまや普通になっていますが、賛否両論の演奏も結構多いですよね。このアンサンブルは素直に楽しめると思います。
とんでもない価格設定のBOXセットというのはとてつもなく安いという意味ですよね？私はBOXセットは購入したことがないのですが、お話を聞くと本当に安くて良質の演奏が楽しめるんだなあと思います。・・・ということで欲しくなるのですが、結局いつもNMLで我慢しているという状況です。
今後の引越しを考えると物を増やすわけにもいかず（家族のものは増え続ける一方！）、仕方がありません。まあそれでもNMLで何でも聴けるわけではないのでじわじわ増え続けているという状況ですが。
by Cecilia (2011-10-19 17:34) 

　うわー、ドミニク・ヴィスだ。私、実は、カウンターテナーの中では、彼が一番好きかもしれません（笑）。だって、エキセントリックでしょ（笑）。

　それにしても、年取ったな～。私が知っているドミニク・ヴィスは革ジャン来たオシャレな青年だもの。いつ、白髪のカッパになったんだろ（笑）。でも、声は相変わらず、いいなあ。

　しかし、カウンターテナーとテナーは“カウンター”が付くか付かないかぐらいの名称の違いだけれど、内実は全然違うよねえー。私には、こんな発声は、一生ムリポです。


by すとん (2011-10-20 01:16) 

yu-papaさん、niceありがとうございます！
by Cecilia (2011-10-20 08:12) 

すとんさん、コメントありがとうございます！
カウンターテナーにはあまりご興味がないのでは、と思っていました。（笑）
ドミニク・ヴィスを知ったのはテレビでオペラを録画しまくっていた頃（だったと思います）にモンテヴェルディ「ポッペアの戴冠」を観た時でした。強烈な個性に惹かれました。
次にテレビで観たのは、クレマン・ジャヌカン・アンサンブルで世俗曲を歌っているところでした。歌詞の内容もきわどいものがあって気になりましたが、やはり彼の強烈な個性のために目が離せませんでした。
エキセントリックですよね。
良い声よりも音楽性とか役者であるところに惹かれますが、確かに年をとっても良い声ですね。
それにしても以前はカウンターテナーが珍しくて仕方がなかったのですが、最近は身近なところでもアマチュアのカウンターテナーが結構います。ソプラニスタはさすがにアマチュアでは知りませんが、世界的に増加傾向にあるような気がします。
by Cecilia (2011-10-20 08:21) 

cfpさん、niceありがとうございます！
by Cecilia (2011-10-22 18:24) 

タッチおじさんさん、niceありがとうございます！

by Cecilia (2011-10-22 18:26) 

ユーフォさん、niceありがとうございます！

by Cecilia (2011-10-25 09:11) 

え～と、昔はレコードジャケットと言いましたが、CDの場合はなんと言うのでしょう？とにかくこのボックスのそれぞれのデザインがとても美しくて気に入りました。残念ながら音楽の方は、カウンターテナーの人のエキセントリックな(^^;;感じがどうしても好きになれずに、nice!はつけられませんでした。m（＿）m
by 九子 (2011-11-04 22:54) 

九子さん、コメントありがとうございます！
カウンターテナーのドミニク・ヴィスはこのエキセントリックな雰囲気が良いのです。まあ好き嫌いありますからね・・・。
カフェ・ツィマーマンの演奏はさわやかな感じがしますので気に入られると思います。これも好き嫌いがあって、速すぎる演奏と感じられる方もおられるかとは思うのですが、アクが強い演奏というわけではないので大丈夫だと思います。
niceの件は気にされなくていいですよ。どちらかといえばコメントいただけるほうがうれしいので、niceにこだわらず、気が向いたときやお暇なときにコメントいただければうれしいです。
by Cecilia (2011-11-05 10:17)