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チェンバロとリュートを弾いてきました

チェンバロとリュートのレッスンを受けてきました。
両方とも今後レッスンを受ける予定はしばらくなく単発のレッスンです。
チェンバロのレッスンを受けることになり、当初はそれだけの予定だったのですが、リュートも可能だということがわかり、両方受けることになりました。

チェンバロのほうは少し予習が可能でしたが、行くと決まってから間もなかったし、忙しくて十分な練習もできずに臨んだたため、先生には最初から「久しぶりに弾くのでボロボロです。」と申し上げておきました。チェンバロの先生はとても気さくな方(男性)なので緊張せずに臨むことができましたが、それでもせっかくレッスンを受けるのにあまりにもひどいと何も受け取れずに終わってしまいますから、せめてそれができるレベルにしようと前々日くらいから猛特訓をしました。持って行った曲はバッハの「フランス組曲第5番」のアルマンドとクーラント。以前ブログでも過去の演奏をアップしたことがありましたが、アルマンドはともかくクーラントはしばらくまともに弾いていなかったので感覚を取り戻すのに必死でした。ある程度速めに弾かないとリズム感が出せないのですが、指使いが完全に自分の指から抜けていますので定着させることが難しく苦労しました。
とにかくピアノ弾きの「フランス組曲」ではなくチェンバロ弾きの「フランス組曲」の弾き方を教えていただこうというつもりで臨みました。
レッスン詳細はまた別記事にする予定です。

リュートのほうは予習のしようもなく、「まったくものにする気もない」状態で臨みました。
こちらは実は夫もレッスンを受けたのですが、まず夫のレッスンを聴講し、その後に自分の番だったため、とてもやりやすかったです。リュート用のタブ譜を見ながら聴いたことがたぶんない初めての曲を演奏したのですが「わが窓から行け」という曲を最初の30分でいきなりメロディーで弾くことができました!後半の30分では伴奏部分を弾きましたがこちらは和音が多く結構苦労しましたが。先生(男性)から「結構弾けるじゃない。いいセンスしてるね。」と褒められいい気になった私です。
こちらもまた別記事を書こうと思います。

チェンバロの先生もリュートの先生も”古楽古楽”した雰囲気ではないところが良いです。チェンバロの先生は声楽家(それもオペラ歌手)みたいな容姿と声と雰囲気の方、リュートの先生はサッカー選手みたいな容姿と雰囲気でしたが、お二人とも日本の由緒正しい”古楽界”では異端児扱いされているかもしれないと・・・あくまでも私の想像ですが・・・思っています。まあかなり”キャラが濃い”方々ではないでしょうか。

それぞれ一時間ちょっとのレッスンでしたが、濃密な楽しいレッスンでした。
チェンバロの先生からは「いずれイタリアンチェンバロを持つと良いですね。」と言われ、リュートの先生からは「安いリュートで5万円で案外良いものがあるよ。」と言われましたが。チェンバロは置き場所の問題があるため難しいですが、リュートは夫が欲しい気持ちを見せているため5万円のものを手に入れることもあるかもしれません。(これでもすぐには買えませんが。)

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すとん

 リュートですか! それは興味深い。

 私が、ちょっとマジメにクラシックギターの独学(笑)をしていた時に、リュートの存在を知りました。リュートはギターのご先祖様という事もあり、すごく興味をもって「リュート、弾いてみたい~」と思ったものです。当然、現物など近くにはなかったので、その願望は願望のまま終わりましたが、まだリュートそのものは完全に諦めたわけじゃないです。

 今ならリュートを買う経済力はありますが…時間がありません。Ceciliaさんのレッスン記事を読んで、我が心を満足させる事とします(爆)。

 と言うわけで、Ceciliaさんのブログを読む楽しみが増えました(ラッキー)。

by すとん (2012-09-10 22:08) 

伊閣蝶

素晴らしいご体験をなさいましたね。
リュートが5万円で購入できるとは驚きました。
ご主人もご一緒に習っておられるのなら、これはご購入の可能性もおありですね。
以前、記事で拝見した竪琴といい、様々な楽器に親しまれるCeciliaさんのことがとても羨ましく感ぜられます。
それにしても、初めてお触りになったリュートできちんと旋律を弾きこなされるとは、先生ではありませんが、さすがに素晴らしいセンスをなさっているのだなと感心しました。
是非とも、演奏音源のアップをと、心待ちに致しております。
by 伊閣蝶 (2012-09-10 23:16) 

Cecilia

すとんさん、コメントありがとうございます!
思い出しながらゆっくり書きたいと思っています。
この先生が書かれている教則本を購入したのですが、何と調弦を合わせてギターでも練習ができるそうです。(しかし音は違いますが。カポタストを付ければ音の高さも合わせることができるとか。)
この教則本を使えばすとんさんもギターで独習が可能になると思います。
私のレッスンはまだ入り口ですのですとんさんが満足できるレベルの話ではないかもしれませんが、先生のレッスンはとてもよかったです。
次回はいつになるのか未定です。(一年後は確実に近いです。)
by Cecilia (2012-09-11 05:36) 

Cecilia

伊閣蝶さん、nice&コメントありがとうございます!
5万円のリュートはこちらです。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/vegamusic/m-m9.html
以前からヤフオクで目にしていましたが、先生も「触ってみてどうかはわからない。」とおっしゃっています。
でも私のような初心者には充分ではないかと思います。(初心者でももう少しグレードの高いものを、という意見がありそうですが。)
実はヤフオクを見たら現在3万円で出ているものがあって、出品者はネットを通して知っている方でした。(交流はありません。)この方が出品されているものなら確かなものだろうと思います。もとの値段は5万円かもしれませんが。
3万円でもきついことはきついのですがこれ以上値上がりしないのならとてもお値打ちです。ほしい気持ちが高まってしまいました。(苦笑)
レッスンは録音していませんので今回は音源アップはできません。
初めての曲をすぐに弾けたのは自分でもびっくりでした。
少しでもヴァイオリンやギターの経験があるので、感覚的に弾きやすかったというのもあります。私と同レベル程度のギター経験者の夫はかなり力が入って四苦八苦していましたが、それでも1時間でメロディー部分は何とか弾けるようになっていました。
by Cecilia (2012-09-11 05:44) 

Enrique

お元気そうで何よりです。チェンバロとピアノ,リュートとギターは別物と考えた方がいいのでしょうね。
5万円のリュートがあると言うのは初耳です。昔,アリアというメーカーから8コースのルネサンスリュートが8万5千円(+ケース2万5千円)で出ていました。知人のものを弾かせて貰ったのですが,まったくまともに弾けず,すぐに断念しました。コロンコロンしていて抱えるだけで大変でした。いずれも右手の爪を切らないといけないので,モダンギターとは両立しません。私はやるとするとチェンバロのほうかなと思っています。
by Enrique (2012-09-11 07:06) 

Cecilia

Enriqueさん、nice&コメントありがとうございます!
アリアリュートはヤフオクで見かけました。どういうものかはよくわかりませんが。(国産?)
今回はきちんと爪を切って臨んだつもりでしたがそれでも「伸びていますね。」と言われました。深爪にちかいくらい切らないとダメということですね。
リュートはギターがある程度弾けると楽かもしれませんが、上手な方だとかえってうまくいかないことも多いかもしれませんね。たしかに抱えるのも大変ですね。今回ビウエラとバロックリュートも間近で見せていただき聴かせていただきましたが、持ちやすさから言えばビウエラでしょうか。
ピアノとチェンバロも両立しそうでしないものだと思っています。
器用な人ならできるかも??

by Cecilia (2012-09-12 08:58) 

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