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子宮筋腫・・・やっぱり全摘しかないようです

苦あれば楽あり。楽あれば苦あり。
前の記事は滅茶苦茶ラッキーだったという内容でしたが、今回はがっくり(でも想定内)な記事です。
ちょっとがっかりですがそんなに落ち込んでいるわけでもなく平常心の私です。

前に書いた子宮筋腫について、自分が求める治療(手術)を求めて前の病院(A病院)とは違う病院(B病院)に行ってきました。
子宮全摘出を避けたかったので別な可能性を求めていたためです。いわゆるセカンドオピニオン外来ではなく、地域医療連携という制度を利用し、A病院から紹介されるという形で予約を取っていました。(でもA病院から積極的に紹介されたわけではなく、B病院の先生からそのようにして予約を取ってほしいと言われたためです。)セカンドオピニオン外来だと自費診療になりますが、今回は普通の初診と同じ扱いでした。

結果はやっぱり「全摘」しかないとのことでした。B病院の先生はかなり腕の良い先生なので一縷の希望を持っていたのですが、予想以上に筋腫が大きく「核出」なんて考えられない状況のようでした。
B病院では開腹手術は行わないとのことで、もとのA病院で開腹手術してもらうほうが良いと言われました。
(正直A病院にお願いに行くのはちょっと決まりが悪いですが・・・。)

A病院からB病院で見せるためもらったMRIのCD-Rは返却していただけましたが、先生の前であらためて見てみると(A病院ではあまりじっくり見せてもらえなかったのです。)お腹の半分は筋腫なんじゃないかという感じです。実際触っても円い物体がごろごろしているのですよね。でもこれだけたくさんあってもまったく自覚症状がないのです。自覚症状がないのでどうしても危機感は乏しくなりますよね。ちなみに正常な子宮は鶏の卵大(70~100㎤)で、手術適応になるのは成人の手拳大(250~350㎤)。私のは845㎤もあるそうです!
これを取ったら、相当スマートになりそうですね・・・。(すでに4月から10キロも痩せているのですが・・・。)


子宮全摘手術は早めが良いようですが、かといって急がなかったら大変なことになるというわけでもないようで(大変は大変なのでしょうけれど)、私としては「今は歯の矯正に全精力を注ぐ」ということで決心を固めることができました。B病院に行く前から「全摘なら後回しにする。」と決めていましたので。何が怖いかと言うと、骨量低下で歯周病がひどくなったり矯正がうまくいかなくなることです。矯正が終わるまで何年かかるかわかりませんが全摘するのはそれからでも良いと思っています。(したくないけれど。)
でも今ならたぶん卵巣は残せるけれど(この前のA病院の先生の話だと)、実際手術を受ける頃にはどうなっているかわかりませんね。その時残せないことになったら後悔するのかな?でも今手術受けたからと言って絶対残せるかどうかわかりませんしね。

この記事をお読みになった方は歯の矯正よりも子宮の手術のほうを優先させたほうが良いと思われるかもしれませんが、私にとっては矯正のほうが優先度が高いのです。筋腫が悪性になるかどうかはわかりませんが、子宮全摘して早く更年期を迎えて歯がぼろぼろになるよりも、歯周病を悪化させずに矯正を無事終わらせることを選びますね。卵巣が確実に残せて、骨量に影響がなく、なおかつ声変わり(声枯れ)も含めてほかにひどい副作用がないのが明らかであれば考えないでもないのですが。
今までの自分を振り返って、(更年期の)鬱症状が出るなんてまったく考えられないのですが、それも不安です。この私が鬱になるのでしょうか?


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コメント 8

伊閣蝶

以前、関連の記事を拝読しておりましたので、何とか全摘ということを回避できたらと願っておりましたが、このような結果となり、やはりショックです。
ただ、今すぐというわけではない、ということで安堵はしておりますが。
歯の矯正にしても、これほどの時間がかかるということが驚きですが、その治療に影響が出る可能性があり、しかし、そのリスクを冒してまで急ぐ必要がない、ということであれば、Ceciliaさんのご判断は正しいと、私は思います。
ただ、腫瘍が悪性化することのないようにと祈るばかりですが。
by 伊閣蝶 (2012-09-03 22:06) 

Cecilia

伊閣蝶さん、nice&コメントありがとうございます!
全摘は多くの女性が経験していますのでそんなに驚くことではないとは思います。ただし、それがわが身に降りかかるとなると話は別ですよね。
もう妊娠の希望がないのなら不要な子宮なのかもしれませんが、本当に取ってしまって大丈夫なのか不安は尽きません。感情的なものを排したとしても疑問が生じるのが普通なのではないのでしょうか。
記事では書きませんでしたが、健康保険適用になる術式ではもう全摘しかないわけですが、適用にならない先進医療ならまだ可能性が残っています。UAE(子宮動脈塞栓術)です。50万前後はかかりそうですが・・・。もう一つFUS(集束超音波療法)というのもあるのですが近場でやっているところはなさそうです。
昨日からUAEの治療をしている病院を探していますが治療費の比較をして考えようかと思っているところです。(もちろん体への影響も考えます。)
たった今矯正歯科に行ってきましたが、先は長そうです。
by Cecilia (2012-09-04 11:31) 

Enrique

ホルモンのバランスに関しては心配ですね。お見舞い申し上げます。
参考になるかどうか分かりませんが,私の叔母さん(母の妹)も子宮全摘です。確か子供一人産んだ時点でまずくなったようでした。ただ卵巣も取ったかどうかははっきりしないのです(聞くのもはばかられて)。もう40年くらい経っていますが,声の変わりもあまり無かった様には思います(ただもうずいぶん経っているので,もともとそういう声だったというふうに思えるのかもしれませんが)。もともと元気な人ですが,現在70才過ぎで,どこも悪いところはないようです。
しかし女性の命ですから,Ceciliaさんの場合医療機関とも相談され納得されるかたちで治療されることが何よりだと思います。
by Enrique (2012-09-06 18:29) 

tm

845㎤=845mlということは、人体の比重が985kg/m3らしいので重さにして800gぐらいでしょうか。かさは大きくても重さにすると大したことないんですよね。誰かのエッセイで、ダイエットの大変さを実感するのに、肉屋でその重さの肉を見せてもらうなんて話がありましたが、4月から10キロ減らされたということは、身体のかさが10リットル分以上減ったことになるんですね。それに比べると、全摘しても身体のかさへの影響は少ないようです。

冗談はさておき、開腹手術に関しては、体力も考慮に入れなければなりませんね。あまり年を取ると体力的に開腹手術が難しくなる場合もあると思います。そこまで引き延ばすことはお考えでないだろうとは思いますが。

お大事になさって下さい。
by tm (2012-09-07 05:41) 

Cecilia

Enriqueさん、コメントありがとうございます!
私の母も全摘していますが、声は変わってないように思います。開腹手術ではなく、筋腫を小さくするリュープリン注射などもしていないそうです。(もう今から27年くらい前の話ですね。)しかも更年期症状はなかったそうです。おそらく自覚症状はあってもそれほど大きくはなかったのだと思います。
子宮を残したいという気持ちの中に、少々感情的な部分もあるとは思いますが、卵巣さえ残せばホルモンのバランスが崩れないということに疑問があります。本当に大丈夫なのか?取ってしまった後ではどうしようもないし、今自覚症状もないので引き続き慎重に考えたいと思います。
自費診療のほうで今検討していますが(子宮動脈栓塞術)、思い通りにうまくいくかもしれないし、うまくいかないかもしれないし・・・微妙ですね。取り敢えず近いうちにその治療を行っている病院に行く予定です。
by Cecilia (2012-09-07 08:51) 

Cecilia

tmさん、nice&コメントありがとうございます!
全摘しても身体のかさへの影響は少ないのですか!ちょっと期待しているのですが。もっとも今以上にお腹がたるむ可能性もありますね。(苦笑)
開腹手術をするなら40代のうちかな、と思っています。更年期後はよく言われるようにしぼんで小さくなるはずですし。(更年期後に全摘する人の話はあまり聞かないのですが私が知らないだけなのでしょうか。)今まったく症状がないからといって何もしないでいたらどうなるのかはやっぱり気になります。更年期後にしぼむと言っても何か問題が起こるのでは、と不安です。たとえば女性ホルモンを補う治療をした際に筋腫が大きくなるとか。
完全に閉経しているのなら全摘でもいいや、と思えるのかもしれません。
by Cecilia (2012-09-07 09:01) 

REIKO

Ceciliaさんは大変冷静に対処・判断されているようですので、どのような処置を選ぶにせよ、それで良い結果が出ると信じていれば、心配なさっているようなことは起こらないと感じます。
それで更年期障害のことですが(私はCeciliaさんより10歳近く年上かな?)、「更年期の鬱症状」なんて「何の話?」と思うくらい、全然無い(無かった)です。
誰でもそうなるとは限らないので、今から不安に思う必要は全くないですよ。
更年期障害らしきものといえば、たまに少し火照ったりするくらい(暑いわけでもないのに汗ばむ)で、これさえ「寒気がするよりイイもんね♪」と肯定的に考えていたので、更年期障害で悩んでいる人がいるなんて、どうも実感がわきません。
元々「自分は更年期障害とか関係ないノーテンキな性格だ」と思ってたのですが、その通りだったわけです。
まあ性格だけで決まるのでないとしても(笑)、更年期を否定的に捉えていると、それが心にも体にも悪影響となって出てくることはあるようです。
なので、明るく行きましょう。お大事に。

by REIKO (2012-09-07 23:42) 

Cecilia

REIKOさん、コメントありがとうございます!
今日用事があるついでにUAE(子宮動脈栓塞術)をやっている病院で受診予定です。こちらが可能なら歯の治療への影響もなくて済みそうです。ただし自費診療というのがきついですけれど。まずは自分に可能かどうかが気になるところです。
私はどうも呑気なところがあるので「何とかなる」と思ってしまう傾向があります。呑気に考えている場合じゃないときでも。(苦笑)
でも焦っても良くなるわけではないし、とりあえず自覚症状もないことですし、自分にとって良い結果になれば筋腫が残っても良いのです。全摘することでかえっていろいろな不快な症状が出るのでは元も子もありませんよね。
私も更年期の鬱症状なんて出ないのでは、という気がするのですが、その時になってみないとわからないので、「この自分がそうなるのかなあ?だったら嫌だなあ。」と思っています。
更年期、声変わりがあまりないのならあとは結構どうでも良いです。(笑)
by Cecilia (2012-09-10 05:32) 

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