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久しぶりに書いてみました(近況報告と主にヴァイオリンについて) [ヴァイオリン]

あまりにも久しぶりでログインがちょっとだけ大変でした。IDは覚えていたのですが、So-netブログでなくてSSブログになっているなんて知りませんでしたし、プロバイダも今はSo-netでないのでもうログインできないのかも、と思いました。新しいものを立ち上げても良いのかも知れませんが、とりあえずここで続けようと思います。
前回からの間が数年以上開いてしまったのは忙しかったというのが大きな理由ですが、以前は家族でパソコンを共有していたので自分が使える時間が少なかったのですね。ブログを始めたばかりの頃は使いやすかったのですが、年々家族が使用する時間が長くなってきました。また、家族と家族以外の身内(姉)がブログの存在を知ったため、いろいろと面倒になってしまったというのもあります。夫にはブログを書いていることをはじめから言っていましたが、ブログ名までは言っていなかったのにある時知られてしまい、姉の時と同様特に問題はないものの、身内が見ていると思うと気恥ずかしさもあってなかなか更新する気になれませんでした。あと、娘(長女)はだいぶ前に存在を知っていたみたいです。まあパソコンを共有していたらそうなりますよね。(苦笑)

前回から引っ越しをしてだいぶ環境が変わりました。今はパソコンを共有していないのでブログを書きやすいのですが、忙しいのは相変わらずなので毎日のように更新することは難しいでしょう。私がブログから離れている間に私同様ブログから離れた方も多いようで寂しいですが、また交流できるとうれしいです。

最近の私の音楽生活ですが、いろいろありましてこのところ充実しています。実はヴァイオリンレッスンを受け始めたりして。レッスンは月に一回90分で、今のところ期間限定の予定です。というのは私がレッスンを受けたいものはヴァイオリンだけではないし、すべての楽器のレッスンを受けるのは不可能だからです。でもそれらの中でもっとも独学が難しいのがヴァイオリンだと思い、レッスンを受けることにしました。とりあえず難しい曲を弾けるようにならなくてもよいので、親しみやすい曲(ポピュラーな抒情歌や童謡唱歌など)を”美しい音”で弾けるようにするというのが自分の目標です。もちろん難しい曲(憧れの曲)を”美しい音”で弾けるようになりたいのですが。独学で適当に弾いていた「G線上のアリア(「管弦楽組曲」ヴァージョンで弾いているためG線ではないのですが)、「四季」、「愛の悲しみ」あたりですね。
私のヴァイオリンは10年くらい前にヤフオクで購入した鈴木ヴァイオリン(300番)で、使用している弓は中国製のものです。このあたりのことは以前ブログで書いたと思います。弓は学生時代に購入していた中国製ヴァイオリンに付属していたものですが、スズキヴァイオリンに付属していた弓(鈴木ヴァイオリン製ではないと思います。)が細すぎてイマイチだったため、使用しています。中国製ヴァイオリン、長い間使っていたため愛着があり、製品としては粗悪品の部類なのかもしれませんがまだ持っています。で、付属していた中国製弓なんですが昨年10月に久しぶりに出してみたら毛がボロボロになっていたため、徒歩で行けるヴァイオリン工房で”毛替え”をしていただいたのです。その際、細すぎる方と二本持って行ったのですが、職人さんも細いほうをご覧になって「細すぎますねえ。」と。「まだこちら(中国製)のほうがいいです。」と毛替えをしてくださいました。実はこの中国製弓、10年くらい前にも毛替えしてもらっています。しばらく触っていないとボロボロになるのだと思っていましたが、これは”虫食い”なのだそうでしばらく使わない時は防虫剤を入れたほうが良いと言われました。前の家は古い家で虫もたくさんいただろうから、と納得しましたが、新しい家でも虫は出るとのこと。まあ今は頻繁に練習しているのでとりあえず防虫剤は入れていません。
毛替えをしてくださった職人さんは調べてみると結構有名な方なのですが、粗悪品かもしれない弓の毛替えを丁寧にしてくださいました。この時、いろいろと教えていただき、テールピース(弦のボールを引っかける黒いところ)をアジャスター付きのものに替えていただきました。前に使っていた中国製ヴァイオリンは調弦の際、ペグが回りにくくE線A線にはアジャスターを自分で取り付けましたが、しょっちゅう切れていました。アジャスターの取り付け方にも自信がなかったのでお聞きしてみたところ、Wittner社のアジャスター付きテールピースの存在を教えてくださり、交換していただきました。



このテールピースのおかげで調弦がとても楽になり、この4か月弦が切れたことはありません。
中国製ヴァイオリンのペグが回りにくくチョークを塗ったこともブログに書いたような気がしますが、その頃ペグソープというものを購入していました。鈴木ヴァイオリンに塗ったことがあったか記憶がありませんが、ほとんど使用していません。よくヴァイオリニストがするように顎に楽器をはさんだまま片手で調弦したいのですが、切れるのが怖くてなかなかできません。というかやはりペグが回りにくい(中国製ほどではないです)のでペグソープを塗るべきなのかもしれませんが、弦を替える時しかチャンスがないのですね。今の弦を一度外せばよいだけなのですが、一度巻いてしまった弦を外してもう一度取り付けようとすると先端が曲がっているので穴に差し込みにくいじゃないですか。だから切れた時に塗ってみようと思います。
ついでに弦の話。中国製使っていた頃はPirastroの弦を使っていました。

PIRASTRO CHROMCOR クロムコア 4/4バイオリン弦セット 319020

PIRASTRO CHROMCOR クロムコア 4/4バイオリン弦セット 319020

  • 出版社/メーカー: ピラストロ
  • メディア: エレクトロニクス


選んでいたわけではなく、楽器店にそれしかなかったからです。これもまあまあの弦だと思いますが、今回毛替えをしてくださった職人さんからはDominantを勧められました。


Dominant ドミナント 4/4バイオリン弦セット

Dominant ドミナント 4/4バイオリン弦セット

  • 出版社/メーカー: THOMASTIK
  • メディア: エレクトロニクス



以前So-netブログで交流させていただいていたヴァイオリンブログの方もDominant使っておられたなあ、と思い出したりして。鈴木ヴァイオリンをヤフオクで購入した時、やはりヤフオクで安い弦を購入しました。Olympiaと書いてありますが、調べても情報がありません。Dominantを勧めてくださったのは定評があるからだと思いますが、鈴木ヴァイオリンに張ってあった弦がDominantだからというのもあります。「どうしてわかるのですか?」とお聞きしたら、弦についている色でわかるとのことでした。(私は無知だったので驚きましたがこんなのヴァイオリンの世界では常識なのでしょう。以前の記事を見ましたが、ヴァイオリンに関わっている人なら大抵わかるようです。)

この毛替えの時はテールピース交換・駒調整をしていただき、部品代を含めて11,000円程度でした。その後、弾いてみたら(毛替え直後で松脂がなじみにくかったにもかかわらず)大変弾きやすくなっていて同じヴァイオリンとは思えませんでした。
職人さんとの会話の中で肩当ての話も出ました。高校の部活でも中国製を使っていた時も鈴木ヴァイオリンから出ていたコーデュロイ素材+ゴムひもの肩当てを使っていたのですが、今見かけないし、KUNの折りたためるものを勧める人が多いようなので次の日に楽器店で購入しました。

KUN(クン) 4/4VIOLIN用 肩当て SOLO Collapsible #2000

KUN(クン) 4/4VIOLIN用 肩当て SOLO Collapsible #2000

  • 出版社/メーカー: KUN
  • メディア: エレクトロニクス



これと全く同じではないのですが、折りたためるタイプです。高さ調節できるのですが、正直よくわかっていないため使いこなせていません。鈴木ヴァイオリンを購入してから、今までのコーデュロイ+ゴムひもの肩当てが劣化して使えなくなったのを機に肩当てなしで弾いていたのですが、それよりはいいかなというレヴェルです。KUN肩当て購入時に楽器店で「箱要りますか?」と聞かれ「要らないです。」と捨ててもらったのですが、説明書の存在が気になりお聞きしたところ「ないです。」とのことで、説明書なんて見なくてもわかるのだろうと思っていましたが、いまだによくわかりません。

さて、ヴァイオリンの話はまだまだ続きます。ある時全国チェーンの大手楽器店に行ったのですが、弦楽器フェアで「弓の選定会」というチラシが目につきました。ネットで弦楽器フェアでの試奏を勧めてている人が多いので気になっていましたが、私レヴェルで高級ヴァイオリンの試奏なんて気が引けるのでためらっていましたが、今後弓を選ぶ際のヒントがほしいと思ったので参加申し込みをしました。まあ弓を勧められるかもしれないけれど、その時は「いまついている先生にご相談して・・・」と言おうと思っていました。だってある程度のお値段はするでしょうし、他の人もそう簡単に購入しないだろうと思いましたので。実際申し込みの際に「どれくらいのお値段のものをご希望ですか?」と聞かれたため「今持っている鈴木ヴァイオリンに合うものを。1~2万くらい?」と言ったら「4万以上のものしか用意していません。」と言われました。(苦笑)
この鈴木ヴァイオリン(300番)、ヤフオクでケース弓付きで1万円で落札したものですが、実際購入したらトータルで10万以上はするのです。でも弓は1~2万程度のものでつり合いがとれるかなあ、と思いました。
鈴木 アウトフィット バイオリン No.300 4/4

鈴木 アウトフィット バイオリン No.300 4/4

  • 出版社/メーカー: 鈴木
  • メディア: エレクトロニクス


私がヤフオクで購入した弓がこのアウトフィットヴァイオリンのセットに含まれていたのかどうかわかりませんが、上で書いたようにとにかく細すぎて弾きにくいものでした。おそらくこのセットの弓なら楽器とつり合いが取れるのでしょう。

弓の選定会にて。楽器持参で行き、マエストロと呼ばれている職人さんに弓を見ていただきました。
職人さん、「曲がっていますねえ。」とのこと。自分では見たことのない角度から弓を改めて見てみると確かに曲がっていました。この弓ではきれいに弾こうと思った時にいろいろな意味で難しい、とのことでした。(まあ中国製のたぶん”粗悪品”ですから。)また素材が何なのかわからない、と。良い弓というのは原則フェルナンブーコという木で作ったものなのですが、「これは何なのかわからないです。」とのことでした。毛替えして1か月ちょっとの時に参加した選定会でしたが、毛替えにケチをつけておられたので、それは私的にはちょっとむかつきました。毛替えの職人さんがとても信頼できる方だと思っていたからです。選定会の職人さんも有名な方みたいですし、話は面白かったのですが・・・。ここで出してもらった弓はArcheとAry Franceのものでした。(もう一つあったと思いますが忘れました。)両方とも5万円程度でそのブランドとしてはもっともお手頃価格のものです。




Ary Franceの弓が出てきませんが、試奏ではこちらのほうが自分(の楽器)に合っていると思いました。上のリンクではArcheの弓が定価より安くなっています。ヤフオクで時々チェックしていますが、Ary Franceの弓は人気があるようで出品されるとすぐに落札されてしまいます。どうせ買うなら保証書があるほうが良いので、いずれ定価で購入するかもしれません。
職人さんは「趣味だからこそ、良い弓を。」とおっしゃっていましたが、無理に購入を勧められることもなく選定会は無事終了しました。

ヴァイオリン本体に関しては毛替えの職人さんも選定会の職人さんも「鈴木の良いヴァイオリン」と言ってくださっています。(鈴木のアウトフィットヴァイオリンセットでは200番台が入門レヴェルで300番がその上のレヴェルになります。300番のアウトフィットは定価だと15万くらいですが弓はフェルナンブーコみたいですね。)

最近はじめたレッスンでは毛替えしたばかりの中国製弓を使っていますが、先生(若手ですが、某音大の音楽教室のレッスンです。)は「このままでいいです。」とおっしゃっています。曲がっていることには触れておられません。

KUN肩当てを購入した時(毛替えの翌日ですね。)、鈴木メソッドの教本第二巻を購入しました。

スズキメソード 鈴木鎮一 ヴァイオリン指導曲集(2) 新版[CD付]

スズキメソード 鈴木鎮一 ヴァイオリン指導曲集(2) 新版[CD付]

  • 作者: 社団法人 才能教育研究会
  • 出版社/メーカー: 全音楽譜出版社
  • 発売日: 2009/06/12
  • メディア: 楽譜



なぜ二巻かというと久しぶりに弾くし、初歩から丁寧におさらいしたいけれど、さすがに一巻は子供向き(鈴木メソッドこだわりの「きらきら星」とか)だからです。二巻なら簡単だけど「二人の擲弾兵」(シューマン)とか「ブーレ」(ヘンデル)のような奥の深い曲も多いからですね。(「きらきら星」も奥が深いと思いますが。)
また、篠崎教本もあって迷ったのですが、選ぶにあたってピアノ伴奏がある教本というのも基準のひとつになっていました。・・・というのはピアノを弾く人と一緒に活動する予定があるからなんです。
昔購入した楽譜に”名曲集”もあるのですが、実力では難しい曲が殆どなので、今の実力でちょっと頑張ったら人前で弾けそうな曲が網羅されている楽譜がほしかったのです。+

バイオリン名曲31選

バイオリン名曲31選

  • 出版社/メーカー: ドレミ楽譜出版社
  • 発売日: 1986/10/20
  • メディア: 楽譜



この楽譜、学生時代(中国製ヴァイオリンを購入した頃)に購入しています。「ツィゴイネルワイゼン
」「チャルダーシュ」「タイスの瞑想」・・・など弾けない曲ばかり。(苦笑)30年経っても弾けていません。「金婚式」「ボッケリーニのメヌエット」などは何とか弾けますが、美しく弾こうと思うと難しいですし。

鈴木メソッドの教本は自分の現在のレベルに合わせやすいですが、CD付しかないのが不満です。CDなしも出してほしい。でもCD付はおそらく鈴木メソッドのこだわりなので仕方ないです。”聴いて覚える”のが鈴木メソッドなので。何度も聴くことによって良い音に関する感性を身に付けることも重視していますしね。

私は他にカイザー、ホーマン、クロイツェルなどの教本も持っています。(すべて学生時代に購入。)
カイザーとホーマンは高校の部室にあったから。(カイザーは1番だけ毎日練習で弾いていた。)
クロイツェルは名前がかっこいいので購入してみたのでした。カイザーは初歩っぽいけれど、1番ですら通して弾くと結構疲れますし、2番以降が難しいです。1番だって指定されているいろいろな弾き方で弾こうと思ったら難しいです。そんなわけで持っているけれどほとんど使ったことがない教本たちでした。

カイザー ヴァイオリン練習曲(1) (ISEシリーズ)

カイザー ヴァイオリン練習曲(1) (ISEシリーズ)

  • 出版社/メーカー: 全音楽譜出版社
  • 発売日: 2011/04/05
  • メディア: 楽譜




ISE(ヴァイオリン) クロイツェル教本 42 Etudes (ISEシリーズ)

ISE(ヴァイオリン) クロイツェル教本 42 Etudes (ISEシリーズ)

  • 作者: 篠崎 弘嗣
  • 出版社/メーカー: 全音楽譜出版社
  • 発売日: 2005/08/09
  • メディア: 楽譜


2冊とも表紙が違う上にホーマンは出てきません。カイザーは子供向きに簡単になっているものもありますね。大人でも初心者にとってカイザーは疲れるので、短縮して練習することも多いようです。私のような音楽経験者なら読譜の困難はありませんが、なにもかも初めての人は大変でしょうね。子どもはやっぱり耳で覚えるのでしょうか?

レッスンでは、最初のお試しレッスン(45分)で「二人の擲弾兵」(鈴木教本第2巻)と「庭の千草」「星の界」(←「いつくしみふかき」のメロディー)を見ていただきました。「庭の千草」「星の界」
は声楽用楽譜でしたが、ヴァイオリン初心者にとって弾きやすいキーというわけではなく、前者はより弾きやすいキーを選んで練習していました。

前回が二回目のレッスン(正式には初めてのレッスン)だったのですが、「せっかく購入したから」と鈴木教本第二巻の他の曲(「二人の擲弾兵」の前のヘンデルの「ブーレ」)とカイザー1番を見ていただき、次回は教本の最初のヘンデルの「ユダ・マカベウス」とバッハの「ミュゼット」を見ていただきます。カイザーは引き続き1番で練習し、複数の弾き方で練習するのと、弓の根元が使えていないので真ん中から根元で弾く練習をするのが課題です。
あと今後は音階練習をする、とのことで小野アンナ音階教本を指定され購入しました。

ヴァイオリン音階教本 <小野アンナ>

ヴァイオリン音階教本 <小野アンナ>

  • 作者: 小野 アンナ
  • 出版社/メーカー: 音楽之友社
  • 発売日: 1998/12/10
  • メディア: 楽譜


ちょっとやってみての感想ですが、同じスケールでもなぜか3拍子があったり(それも3/4だったり、3/8だったり・・・・)4拍子があったり。不思議!(笑)
私はエチュード系好きなので、正直レッスンではそれだけでもいいかもしれません。曲作りは他のレッスンでもやってきたし、目的はヴァイオリンで”美しい音”を出せるようになることなので。

ヴァイオリンレッスン、期間限定のつもりがそうならなくなる予感が・・・。先生良い方ですし、すぐには身につかないだろうし・・・。(苦笑)
まあ今は月1回90分ですが、単発レッスンとか30分とか60分レッスンへの切り替えもできるから、またしばらくしてから悩みましょう。

私の場合(私じゃなくても?)右手(弓使い)が課題です。左手は指板を押さえるのですが、久しぶりに弾いてもそんなに問題ありませんでした。弓の使い方はまあまあかと思っていたら、問題がいろいろあって。(独学ですから)やはりレッスンで見ていただくと自分では気が付かないことを指摘していただけますね。
ブログを頻繁に更新していて頃はなかったものとして、最近はいろいろなユーチューバーの方による投稿動画が多いのですが、特にヴァイオリンのユーチューバーの方の動画、とても勉強になっています。
ヴァイオリンの練習では実際に弾いて練習することも大切ですが、弓の扱い方を音を出さずに練習する方法もあります。弓ではなく鉛筆を使って練習し、できるようになったら弓でもやってみるという方法です。これが思ったより大変です。今まで小指が使えていなかったことにも気が付きました。

とにかく今までしまいこんでいたヴァイオリン、コロナ禍がきっかけで今は大活躍しています。練習場所が問題ではありますが。同じくヤフオクで購入し、まったく使わずにしまいこんでいたハープについてはまた次にご報告したいと思います。


追記

ヴァイオリンケースと弱音器(ミュート)、松脂の話を書くのを忘れたため追記します。

まずヴァイオリンケース。ヤフオクで手に入れた鈴木ヴァイオリン付属のものと思われる茶色い布張りの肩掛けストラップ付きケースを使っていました。手に入れた当初は中国製ヴァイオリン付属のもの(黒くて肩掛けできない)より使い勝手が良かったです。移動手段は車が多かったので特に問題もなく。そもそもヴァイオリンの練習や演奏をあまりしていなかったから不便も感じていませんでした。最近は前より都会に引っ越したため徒歩で移動することが多く、他に荷物があったり雨天の時に不便を感じるようになりました。そこでリュックのように背負えるタイプのものがほしくなりました。徒歩で運ぶため重さも重要。このところヴァイオリンにお金をかけているため、高価なものは避けたいと思いました。いろいろ考えた末に購入したのがやはり鈴木ヴァイオリン製のケースでした。外国製の安価なものも検討したのですが、鈴木ヴァイオリンに合わないという情報もあり、鈴木ヴァイオリン製なら絶対大丈夫と思い購入したのがこれ。





大変軽量ですし、リュックタイプになったため持ち運びやすく快適です。ただ厚みがあるため混雑しているところや狭いところでは困るような気がします。楽器を収納するところ以外にもファスナーがついていて弦など薄いものを収納できます。四角いケースなら楽譜を収納できるのでしょうけれどこの形では難しいです。ヴァイオリンのネックのあたりに上で書いた折りたたみ式肩当てを収納し、小物スペースには松脂を入れています。




このミュートは自宅での練習用にどうかと思ったのですが、音は小さくなっても自宅練習には無理なレヴェルでした。ほとんど使っていません。

松脂について。
松脂は3種類持っています。
おそらくPirastroの黒くて丸いものをよく使っています。ほかのものはべっこうあめみたいな色できれいですがほとんど使っていません。黒い方が良さげな感じです。(比較したわけではありません。)
練習再開時、松脂は古くなると硬くなるという情報を得て新しく購入しようか迷いましたが、とりあえず使えるのでなくなるまで使おうと思っています。この3種あったら死ぬまで使えそう。(笑)
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Enrique

大変お久しぶりです
このブログは2,3回大改革があった様に思います。
中断されたままの方,度重なる不都合に業を煮やして退出された方もいらっしゃったようです。
当方はただただCeciliaさんの復帰を待ちながら続けていましたよ(笑)。

ヴァイオリンのレッスンを受けていらっしゃるとのこと,良いですね。
楽器に関しては,私もむかつくことがあります。
信頼できる方に任せる。それでもダメな場合は自分でやる。これに尽きると思います。
ヴァイオリンの駒を調整したことがありますし,魂柱を立てたこともあります。素人は絶対に手を出したらいかんと言われます。私は職人ではないですが,音響的な事はわかるつもりです。あと楽器は弾きやすさです。
娘にKarl Höfnerの(ドイツの鈴木のような楽器です)を買ってやった時,初期の弦高が異常に高く弾きにくそうだったので,適正に調整してやったのですが,楽器店に持っていってボロクソに言われて再調整されたとのことでした。初期に状態よりもマシでしたが,私の調整の方が良かったと思っています。

他のヴァイオリンをやる人間に言わすと,A店で調整してもらったものをそのままB店に持って行ってもボロクソに言われるのだそうです。Ceciliaさんも似た様なご経験ですね。娘が大学のサークルで数百万円の楽器を持っている友人がいるという事で,肩身が狭そうだったので,Gottiというイタリア製の楽器を与えました。友人の楽器よりも一桁お安い楽器でしたが,音もかなり良くあまり恥ずかしくなくなった,と言っていました(以前私のブログで弾き比べしたものです)。弓は多分中国製の2万円のものでしたが,そこそこでした。まあ凝りだすとキリがないですし,十分音がわかる様になってから,良い道具を揃えても良いと思います。良い楽器を使うに越した事はないですが,ヴァイオリンは知りませんがギターでも持ち腐れの方もいる様に思います。そういう私もかなり名のあるギターを何本か持つに至り,コレクターだと言われています。

ヴァイオリンの弦は高いですね。なんであんなに高いのでしょう。
ギターの弦は6本で千円くらいなのに,4本で4千円以上します。まあ切れなければ,半永久的に使えるのですが。

Kayserの1番は,私はギターでたまに弾きます。
単音ですし,ギターでテキトーに弾くだけならばラクなのですが,音をレガートにするのがものすごく難しいのです。どこまでレガートになったかこの曲で確認することにしています。
https://classical-guitar.blog.ss-blog.jp/2017-12-31
https://classical-guitar.blog.ss-blog.jp/2018-03-07

松脂ですが,確か夏用冬用とかありますね。当然硬いのが夏用で,柔らかいのが冬用なのでしょうが,今は暖房もありますしね。奏者さんは使い分けているのでしょうかね。
by Enrique (2021-01-15 21:57) 

Cecilia

Enriqueさん、久しぶりのブログに最初にコメントいただきありがとうございます!そちらのブログも久しぶりに拝見させていただいています。自分の放置ブログを見るのが怖くて(苦笑)、そちらも拝見できずにいました。(すみません!)Enriqueさんの動画も拝見させていただきましたがご家族でのアンサンブル素敵ですね!カイザーの記事や魂柱立てた記事も拝見させていただいています。
鈴木ヴァイオリンを購入した頃、Enriqueさんが娘さんに購入されたカール・へフナーのことを書いていらして記憶に残っていました。
ドイツの鈴木みたいなものなのですね。ヤフオク見ていると安価に買い換えできそうな気がしてきますが、しばらくは今の鈴木ヴァイオリンで頑張ります。ただ弓はフェルナンブーコがいいなあと思います。
最近は中国製でも良いものが多いそうですね。
これからそちらにコメントさせていただきますね。
by Cecilia (2021-01-15 22:18) 

Wちゃん(だったかな汗)

ご無沙汰しております。当時の「名前」を忘れてしまいまして
by Wちゃん(だったかな汗) (2021-02-07 05:23) 

Cecilia

Wちゃん(さん)、お久しぶりです~!!
何年も放置していたのにコメントありがとうございます!」
by Cecilia (2021-02-08 19:04) 

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