映画の中の音楽「バーバー吉野」 [映画]
ブログをはじめたばかりのころ、「バーバー吉野」を取り上げました。(7月だったかな?)
音楽のことについて書いてみます。
私の好きな音楽が多いです!
順番に挙げます!
1:Ombra mai fu(Opera"Serse"より・・・Largoで有名な曲)
前奏として使っています。
2:Hallelujah(「メサイヤ」より)
「吉野刈り」の少年たちがサプリス(聖歌隊のガウン)に身をつつみ、山の神様のために捧げて
歌っています。なぜか神道なのに、キリスト教の歌!
3:チリビリビン
明るく楽しいイタリアンカンツォーネ。全体を通してのテーマ曲として用いられています。
のどかな田舎の町の風景とマッチしています。
4:つれない心(カタリー)
これもカンツォーネの名曲。私は個人的にカレーラスが歌っているのが好き!
5:ムゼッタのワルツ(プッチーニのオペラ「ラ・ボエーム」の中の曲)
オペラでは、昔の恋人の気をひくために、今の愛人のお金持ちの前で、わざとセクシーな態度 で自分の魅力を振りまいている場面で使われています。
エンディングは「ハレルヤ」でした。
イタリアものが多く、コミカルな雰囲気を演出しています。
【一口メモ】
口うるさく、強烈な「吉野のおばちゃん」。
だけど憎めない。
おばちゃんは伝統を守ることで子供たちを「守って」いる。
子供たちをしかるそのまなざしは暖かい。
「世の中の流れ」と「伝統」・・・
リストラされた少年の父(おばちゃんの夫)がしみじみと「世の中が変わっても床屋はなくならない。お前の母ちゃんはすごいんだ。」と言うその一言に重みがある。
東京から来た転校生の坂上君がかっこいい!(次女と私はファン!)
少年たち(5年生)の思春期の揺れる心理も巧みに描いている。
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