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絵本オタクの私 [読書]

スザンナさんのところにコメントしてから調べてみたのですが、評論社から出ているスノーマンの本、ちょっと前まで「ゆきだるま」と日本語だったはずなのに、「スノーマン」に変わっていました!!(もはや”ちょっと前”ではありませんが・・・)

やっぱり「スノーマン」で親しまれているせいなのでしょうか?

 

ゆきだるま

ゆきだるま

  • 作者: レイモンド・ブリッグズ
  • 出版社/メーカー: 評論社
  • 発売日: 1978/01
  • メディア: -
スノーマン

スノーマン

  • 作者: レイモンド ブリッグス
  • 出版社/メーカー: 評論社
  • 発売日: 1998/10
  • メディア: 大型本

 

楽譜が出ていることを発見。

音楽物語 スノーマン(ゆきだるま)

音楽物語 スノーマン(ゆきだるま)

  • 作者: ハワード・ブレイク, 染川 美奈子, 佐藤 文行
  • 出版社/メーカー: 全音楽譜出版社
  • 発売日: 1998/12/10
  • メディア: 楽譜

CDはこちらですね。(国内盤も出ています。)

The Snowman

The Snowman

  • アーティスト: Howard Blake
  • 出版社/メーカー: Sony Budget
  • 発売日: 2002/11/04
  • メディア: CD

同じ作家のクリスマスの本ですね。

さむがりやのサンタ

さむがりやのサンタ

  • 作者: レイモンド・ブリッグズ, すがはら ひろくに
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 1974/10
  • メディア: -


ついでに前の記事で話題にしたミッフィー(うさこ)ちゃん。

ちいさなうさこちゃん

ちいさなうさこちゃん

  • 作者: ディック ブルーナ
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 2000
  • メディア: -

石井桃子さんの訳です。

 

うさこちゃんとあかちゃん

うさこちゃんとあかちゃん

  • 作者: ディック ブルーナ
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 2005/04
  • メディア: 単行本

松岡享子さんの訳です

 

石井・松岡訳(福音館)では”うさこちゃん”。

 

ミッフィーどうしたの?

ミッフィーどうしたの?

  • 作者: ディック ブルーナ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2004/10
  • メディア: 単行本

角野栄子さんの訳(講談社)では”ミッフィーちゃん”になっています。

 

ディック・ブルーナさんのミッフィーの描き方が少しずつ変わっているのは有名な話ですね。

昔はもっと耳がとがった感じ(一番上の本は一番初めのお話で、確かもっととがっていたはずですが、絵を変えているのでしょうか?)、最近はフジパンでもお馴染みですが、耳が昔よりも丸く短くなっていますね。

確かに昔の絵より、今の絵のほうが可愛らしい感じで、日本人に受けそうですし、キャラクターグッズとしてもいい感じですが・・・。

この輪郭の描き方、ブルーナさんはすごく時間をかけているらしいですね。


もう一つマニアックな話・・・。

岩波から出ている「ひとまねこざる」・・・今では大型の横書きの絵本で定着していますが、幼稚園や図書館などには小型の縦書きもたくさん置いてありますね。

これがそのものかどうかわかりませんが、発売日から察してそうかなあ・・と言う気がします。

  ↓

ひとまねこざる

ひとまねこざる

  • 作者: エッチ・エイ・レイ
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1954/01
  • メディア: -
ひとまねこざる

ひとまねこざる

  • 作者: H.A.レイ, 光吉 夏弥
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1998/02
  • メディア: 単行本

  ↑

こちらが大型のほうですね。

小型のほうが確かに持ち運びにも便利で良いのですが、もともと横書きに作られた絵本なので、縦書きには無理があります。(だから横書きが勧められていますね。)

しかも・・・縦書きのほうは「スパゲティー」が「うどん」になっていたり・・・!

出版された時代が時代なので仕方がないのですが、読んでいると本当におかしいです。

ひとまねこざるときいろいぼうし―オリジナル原画版

ひとまねこざるときいろいぼうし―オリジナル原画版

  • 作者: H.A.レイ, 光吉 夏弥
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1999/11
  • メディア: 大型本

こんな本が出ていました。読んでみたいです。

 

「ひとまねこざる」にはいろいろと思い出があります。大学に入って間もなかった頃、あるアメリカ人教師と立ち話をしました。非常に若く、二十代でカッコよかったのですが、「第二外国語はフランス語です。」と言ったら、しばらくの間待たされて、敷地内にある外国人教師の館から、フランス語版の「ひとまねこざる」を持ってきてくださいました。

 

又「ひとまねこざる」は長女が大好きな絵本でしたね。

たこをあげるひとまねこざる

たこをあげるひとまねこざる

  • 作者: マーガレット・レイ, H.A.レイ, 光吉 夏弥
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1998/03
  • メディア: 単行本

これは長女が三歳の時のお誕生日プレゼントです。

 

 

おさるのジョージ しょうぼうしゃにのる

おさるのジョージ しょうぼうしゃにのる

  • 作者: アンナ・グロスニクル ハインズ, マーガレット レイ, ハンス・アウグスト レイ
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2006/04
  • メディア: 大型本

このシリーズが同じ岩波から最近出ていますが、不評です。


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コメント 15

のの

「うさこちゃん」派でしたが、時流に逆らえず、つい「ミッフィ」と言ってしまいます。
美容院で読んだ女性週刊誌で見たのですが、
ごくごく初期のうさこちゃんは、耳がもっと離れていたようですね。
今は垂直ですが、両耳とも45度ぐらいの傾斜がついていました。

岩波の絵本は実家S家では代々読まれていて、私の手元には
15歳ほど年上の従兄が読んだ、縦書きの『小さいおうち』があります。
そして私たち姉弟が読んだ『ちびくろさんぼ』は今27歳のその息子が読みました。
by のの (2006-11-22 14:49) 

imari♪

そうだ、そろそろスノーマンの季節ですね。
スノーマンの音楽って神秘的でちょっとさびしい気がするのは気のせいでしょうか?
他の曲を知らないのでなんともいえませんがそんなイメージがあります。
ミッフィーは娘もだいぶお世話になりましたよ。
ミッフィーのぬいぐるみもいくつかあります。
息子さんは彫刻家だそうです。
地元には、ミッフィーの彫像があるそうです。
by imari♪ (2006-11-22 22:46) 

reyoshi

うさこちゃん・・・(笑)

おさるのジョージ、
うちの息子もかなりはまりました。(娘はそうでも無いのですが)
日本の小型の本を2冊持ってます。
外国で文庫本サイズ位の英語版のセットをお土産に買って、子供のお気に入りでしたが、あっという間にびりびりになり、絵本はハードカバーじゃないと!と思いました。日本語に翻訳して読むのが面倒でした・・・(笑)
スパゲッティーとうどん・・・うちのもチェックしてみなきゃ。
最後の絵本、確かにイメージが違う!
by reyoshi (2006-11-23 06:39) 

Cecilia

ののさん、nice&コメントありがとうございます!
その耳のミッフィーは見たことあります。
まるで違いますよね!
「ちいさいおうち」・・・は洋書でも持っています。同じ作者の絵本が何冊かあり、又いずれ書きたいと思います。
「ちびくろさんぼ」・・・最近著作権に関して調べているうちにあるところで岩波の「ちびくろさんぼ」が絶版になったことには差別用語だけでなく、著作権も絡んでいたことを知りました。
by Cecilia (2006-11-23 09:09) 

Cecilia

伊万里さん、nice&コメントありがとうございます!
実はスノーマンの音楽は知りません。
しかし、以前スノーマンの舞台をテレビで観た記憶があり、その音楽かしら・・・と思います。
ブルーナさんの息子さんが彫刻家・・・とは知りませんでした。
それと昔から思っていましたが、ねこのキャラクターでムスティっているでしょう?
ミッフィーに似ていませんか?
by Cecilia (2006-11-23 09:24) 

Cecilia

reyoshiさん、nice&コメントありがとうございます!
日本語に翻訳して読んでいらっしゃったのですか!?
素晴らしい・・・。
小学校の低学年の国語で「がまくん」が出てきましたが、おもしろいので英語版も買ってしまいました。
どんなによい絵本でもシリーズ化して別な人が続けていくといいことないですね。
by Cecilia (2006-11-23 09:35) 

imari♪

スノーマンの曲はCeciliaさんの入っているものだと思います。

ムスティーいますよ。
以前、NHKで、アニメーションでやっていました。
ミッフィーの口にキティーの輪郭のキャラクターですね。
似てますよ。
by imari♪ (2006-11-23 21:36) 

スザンナ

↑の伊万里さんのアイコン、クリスマスバージョンなんですね♪かわいい
Ceciliaさん、ご紹介していただいてありがとうございます。
スノーマンもミッフィちゃんも詳しくないので、皆さんのコメントをふむふむ読ませていただきました。おさるのジョージも一冊しか知りませんでした。
絵本の世界・・・奥が深いです。こういう世界のオタク素敵だと思います♡
by スザンナ (2006-11-23 23:04) 

imari♪

スザンナさん
はい、ハロウィンが終わってからクリスマスバージョンです。
(回りの方は早すぎだと言われておりました。)
おさるのジョージのシリーズは20冊ほどあります。
あのグッチ雄三さんも愛読者だとNHKの絵本の紹介の番組でやっておりました。
学校の図書室にはこのシリーズがずらっと並んでおり、購入した当時は毎日子どもたちが借りておりまた。
面白いですよ。
by imari♪ (2006-11-24 09:08) 

Cecilia

伊万里さん、何度もありがとうございます!
私も気が早くクリスマスの音楽・絵本の話題ばかりです。
仲間ですね~!
素晴らしいものが多すぎて、語りつくせません。
去年絵本のことが書けなかったのと、一曲一曲キャロルについて書けなかったので今年は早々と話題に話題にしています。(笑)
スノーマンの曲、どこかで試聴できないか探しています。
by Cecilia (2006-11-24 12:12) 

Cecilia

スザンナさん、nice&コメントありがとうございます!
よく見るとキャラクター商品化されているものは非常に多いのですよね。
クマで言えばプーさん、パディントン・・・などイギリスが多いです。
ババール、マドレーヌ、タンタンなどのフランスの絵本は気のせいかおしゃれな感じがします。
ジョージもTシャツなど出回っていますよね。
by Cecilia (2006-11-24 12:29) 

sunny-sun

私も娘達も「ミッフィー」「ジョージ」が大好き!です☆
絵本も、和書・洋書の両方とも欲しいなぁ、、、なんて。
by sunny-sun (2006-11-30 17:07) 

Cecilia

sunny-sunさん、nice&コメントありがとうございます!
洋書がお好きなのですね。
私は大好きなピーターラビットの英語版を全巻揃えたいと思っています。
by Cecilia (2006-12-01 09:18) 

佐藤文行(さとうぶんこう)

「スノーマン」がトップに出ていたので驚きました。
「ゆきだるま」は当初、国内で絵本を出版した
書店さんが付けたもので、ぼくもそれに準じました。
音楽物語の翻訳と録音(非売品)も「ゆきだるま」に
しましたが、かなり早い時期に「スノーマン」にしました。
 「子どもの音楽絵本 スノーマン」が枝と物語りつきで
出版されていますが、作曲家自身が「6歳のルレイクへ」
贈り物として編纂しました。
 コンサート形式でオーケストラなどと194回公演しました。
by 佐藤文行(さとうぶんこう) (2007-06-12 00:52) 

Cecilia

佐藤文行さん、コメントありがとうございます!
何と、楽譜の翻訳・録音をされた方からコメントがあるとは!!
感激です。
音楽劇があることはこの記事を書いていて知りましたが、その後聴く機会もなくそのままになっていました。
プロの声楽家でいらっしゃるのですね。
「窓際のトットちゃん」は以前ピアノ+朗読で聴いたことがあります。
これからもHPを拝見させていただき、ご活躍を応援させていただきたいと思います。
by Cecilia (2007-06-12 01:23) 

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