「悪魔のヴァイオリン」 [音楽鑑賞]
先日映画「マリー・アントワネット」で使われているヴィヴァルディの曲の記事でご紹介したアンジェラ・デュボーとラ・ピエタという弦楽合奏団体、最近知ったのですが、非常におもしろいCDを出しています。
先日の記事のはこちらでした。
Vivaldi: Concertos for Strings
- アーティスト: Antonio Vivaldi, La Pietá
- 出版社/メーカー: Analekta
- 発売日: 1998/08/25
- メディア: CD
このCDを載せた時にはあれ・・・と思った程度だったのですが、コメントへのお返事を書いていて、以前同じメンバーの演奏で「悪魔のヴァイオリン」というCDを聴いたことを思い出したのでした。
Violons d'enfer (Infernal Violins)
- アーティスト: Carl Binder, Luigi Boccherini, Francois Dompierre, Manuel de Falla, Mick / Richards, Keith Jagger, Franz Liszt, Ennio Morricone, Niccolo Paganini, Camille Saint-Saens, Giuseppe Tartini
- 出版社/メーカー: Analekta
- 発売日: 2001/01/30
- メディア: CD
こちらです。
残念ながら試聴できませんが(NAXOS MUSIC LIBRARYで試聴もできます。)、”悪魔”にまつわる曲を集めたCDです。
強烈なタイトルに惹かれて聴いてみましたが、想像通りおもしろいCDでした。
ヴァイオリン・・・悪魔・・・とくればピンとくる方も多いでしょうけれど、タルティーニの「悪魔のトリル」もあればローリング・ストーンズの曲まで入っている・・・というCDです。
超絶技巧を楽しみたい方にオススメです!
悪魔・・・といっても、ブラックな曲はそんなになくて、むしろ楽しい曲のほうが多いですね。
それにしてもLa pietaは初めて知りましたが、女性のグループだったのですね。
Angele DebeauとLa Pietaについてはこちらをご覧下さい。
以前に私も書いたかも知れませんが、パガニーニといい、タルティーニの悪魔のトリルといい、ヴァイオリンは悪魔つながりが多いですね。
by c-tail (2007-01-31 22:35)
c-tailさん、nice&コメントありがとうございます!
ヴァイオリンが悪魔的な音色も出せるからではないでしょうか?
声楽では悪魔といえばバリトンでしょうか?
ソプラノで悪魔・・・というのは聞いたことがないですね。
お疲れのところ、訪問していただきありがとうございます。
ご苦労さまです!
by Cecilia (2007-01-31 23:39)
悪魔といえば,タルティーニの悪魔のトリルははずせませんね。
結構バロックバイオリンによる演奏も増えてきましたが,当方,オイストラフが演奏したLPが今も忘れられません。
弦の線の響きを生かしたやわらかく繊細な演奏で,最終楽章のソロのダブルストップは圧巻で,その奏でる美音は,まさにオイストラフでした。
ボッケリーニのシンフォニア「悪魔の家」もお気に入りで,疾風怒濤期の短調シンフォニアの特徴を示す,起伏にとんだ激しい曲ですね。
by fallschirmjager (2007-02-02 19:53)
fallschirmjagerさん、コメントありがとうございます!
ボッケリー二のその曲もありましたよ。
私も気に入りました。
オイストラフは名前しか知りません。
是非とも聴いてみたいです。
私は「悪魔のトリル」は漆原啓子さんの演奏で初めて聴いたと思います。(だいぶ昔の話です。)
by Cecilia (2007-02-02 22:01)
朝番で早く帰宅しましたので、昔の記事をゆっくり読みながら、Infernal Violinsというのをnaxosで聴いてます。あまり弦楽器をすすんで聴くことがないので、何だか刺激的で、聴き入ってしまいます。おしゃれですね~!Ceciliaさんがnaxosを教えてくださったおかげで、ずいぶん音楽鑑賞の世界が広がってます(笑)
by (2007-02-07 21:29)
masaさん、nice&コメントありがとうございます!
うちにローリング・ストーンズのCD・DVD・ビデオは山のようにあるのですが、この中に入っている曲は初めて聴きました。
ストーンズももはや耳慣れているのですが、この「悪魔のヴァイオリン」でクラシックとロック・・・と分ける時代ではなくなってきたことを感じさせられました。(そもそもストーンズはもはや「古典」ですね。)
by Cecilia (2007-02-08 10:02)