シラノ・ド・ベルジュラク [映画]
もう一度観たい気になる映画がいくつかあります。
今非常に見たいのは「シラノ・ド・ベルジュラク」(いろいろあるようですが1990年版です。)。
これは結婚するちょっと前に映画館で観て、その後ビデオを借りて観ましたが、使われている音楽にリュリの曲があったような気がして非常に気になっているのですが、いくら検索してもわからないので、観るしかないのです。(自分でリュリの曲の雰囲気だと思い込んでいただけで違うのかもしれません。)
この話は有名なので皆様もご存知でしょうけれど、私が中学の時の道徳の教科書に載っていたのです!
一体中学生に何を教える目的で使ったのでしょうか?
恋愛について考えさせるための教材ですけれど・・・。
- 作者: エドモン・ロスタン, 辰野 隆, 鈴木 信太郎
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1983/01
- メディア: 文庫
シラノ・ド・ベルジュラックは実在の人物だったのですね。
(実は女性には興味がなかったということも知りました。)
舞台は17世紀前半のパリですね。リュリは少し後になるのでしょうか。
by nyankome (2007-02-01 20:42)
nyankomeさん、nice&コメントありがとうございます!
実在の人物でしたが、この話とは全く違った人物像でがっくりですね。
ほんの少しだけ映像を見ましたが、テーマ曲でたぶんリュリ風だと思ったのでしょうけれど、リズムがリュリ風(??)に思えなくもないですが、これは現代の作曲家のもの・・・という感じがしますね。どちらかというとプロコフィエフの「ロミオとジュリエット」に似ていますね。(有名なあの曲)
でも確か他にもリュリ風と感じた部分があったはずなので、やはり見て確かめたいです。
by Cecilia (2007-02-02 11:14)
ロスタンのシラノ!描かれたこの17世紀のフランスのガスコン。これほど日本人に愛される人物はいないでしょう。
終章で愛しいロクサーヌの胸元にいだかれながらのシラノ最後の台詞,どんなことがあっても絶対ゆずれないもの,「それが私の羽飾り(心意気)」。漢(おとこ)いう字はこういう人物に使うものかと思いました。
ご紹介のドパルデューのシラノ,映画でも見ましたが,残念ながら音楽については覚えていません。ただ,リュートが出ていたのを記憶しております。時代的なことを考えると,ドニ・ゴーティエ(Denis Gaultier: 1603-72)が活躍している頃かなと思います。(代表的な作品についてリンクさせていただきました。)
http://www.amazon.com/Gaultier-Rethorique-Dieux-Denis/dp/B0000017M3/sr=1-8/qid=1170427371/ref=sr_1_8/104-1022158-1579934?ie=UTF8&s=music
by fallschirmjager (2007-02-02 23:50)
fallschirmjagerさん、コメントありがとうございます!
私ももう一度読みたくなりました。
本を買ったような気がしますがすぐに出てこないので、借りてくるしかないですね。
「それが私の羽飾り(心意気)」・・・ならば道徳の教科書ではちょっとゆがんだ使われ方をしていると感じますね。(たぶん「精神的な愛」の大切さを考えさせようとしたのでしょう。)
確かに”漢(おとこ)”という感じがしますね!
映画にリュート・・・そういえばそうだったかもしれません。
更に観たくなりました。
ドニ・ゴーティエ・・・名前を何となく知っている程度ですが、試聴させていただき、鄙びた感じの響きに惹かれました。NAXOSでも聴けたかもしれません。
by Cecilia (2007-02-04 09:31)
かあかのブログからきました。古い話で恐縮ですが、「シラノ」はホセ・ファーラ主演のモノクロ映画が一番お気に入りです。最後の怪我をしているのにロクサーヌを訪ねて最後の日記を読む場面、そして死の場面は秀逸でした。DVDがでれば絶対に買います。(ちなみにビデオはあります)
by papchan (2007-02-09 20:41)
papchanさん、はじめまして。
コメントありがとうございます!
かあかさんのお友達でいらっしゃるのでしょうか?
古いほうの「シラノ」も是非観てみたいです。
私としてはオペラも気になっているのですが・・・・。
ここのところモリエール関連のことを調べることも多く、コメディーフランセーズのHPを見たら、しょっちゅう上演しているようですね。
by Cecilia (2007-02-10 08:08)
今はどうなっているのか分かりませんが、昔新国劇で翻案した「シラノ」をやっていました。劇の題は忘れましたが主人公は白井弁十郎だったと思います。古い話で年がばれますね!(笑)音楽関係の仕事をしていて、かあかの知り合いです。よろしく。
by papchan (2007-02-14 10:32)
papchanさん、コメントありがとうございます!
白井弁十郎を知らなかったので検索してみましたが、情報がほとんど得られませんでした・・・。
新国劇・・・ということは大昔ではないのですよね?
・・・ということでお年も見当が付かないのです。(笑)
こちらこそよろしくお願いいたします。
by Cecilia (2007-02-15 08:08)
大昔のことです(笑)。Ceciliaさんすみません、白野弁十郎でした。島田正吾で検索してください。新国劇の主な主演作品の中にありました。若い時に若かりし頃の市原悦子のオフェ―リアを見てなんて芝居も歌も上手い役者だと思ったくらいですから。
by papchan (2007-02-15 23:49)
papchanさん、再コメントありがとうございます!
これから検索してみます。
若かりし頃の市原悦子のオフェーリア・・・これはだいぶ昔・・・という感じがしますね~!!
弁十郎さんと言う名前も相当昔という感じはします。
・・・これは役者さんかと思っていたのですが・・・シラノ(白野)ベルジュラク(弁十郎・・・弁が立つ)なのですね!
なるほど~~!!
島田正吾さんが役者さんなのですね?
by Cecilia (2007-02-16 08:42)
そうです、当時は(いつの時代や!)辰巳柳太郎と二枚看板でした。「白野弁十郎」は舞台を見たのか、テレビで見たのか覚えていませんが、時代設定は幕末だったように思います。ロクサーヌの日本名も覚えていません。なにしろ昔のことですから(笑)。せつない恋の物語に胸を熱くしていた時代がなつかしいです。「アルトハイデルベルグ」もお気に入りの戯曲で、数年前長年の夢だったハイデルベルグに行きネッカー川のほとりを歩いてきました。
by papchan (2007-02-16 23:39)
papchanさん、再コメントありがとうございます!
アルト・ハイデルベルグも中学時代に読みました。
当時旺文社文庫というのがあり、それで読んだ記憶があります。
旺文社文庫、最近見かけません。
夫の実家から持ってきたジョルジュ・サンドの「愛の妖精」・・・よくよく見たら旺文社文庫で。
アルト・ハイデルベルグ・・・うろ覚えなのでもう一度読みたいのですが。
シラノ・・・時代劇とか講談とか似合いそうですよね!
by Cecilia (2007-02-17 08:28)
アルト・ハイデルベルグは「学生王子」(Student Prinnce)としてシグマ―ド・ロンバーグがミュージカル(オペレッタ?)として作曲しています。高校生の頃映画が大好きで年間200本くらいは見ていました。「我が心君に深く」(ロンバーグのサクセスストーリー)でも歌われた「学生王子のセレナーデ」が大好きで輸入楽譜を取り寄せて、よく歌いました。音域が広くて結構むずかしいです。シラノから話題がはずれてきていますが…ごめんなさい。
by papchan (2007-02-18 08:51)
papchanさん、再コメントありがとうございます!
何となく映画「うたかたの恋」などとごっちゃになっているところがあります。(全然違いますよね?)
記憶がおぼろなので、確認するためにももう一度読みたいものです。(映画ももう一度観たいです。)
「学生王子のセレナーデ」・・・題名は聴いたことがあるのですが、音楽を知りません。これも聴いてみたいです。
セレナーデ・・・というのもこれから記事にしたいと思うキーワードなのですが、そこでなぜかブラームスの"Standchen"(小夜曲)が浮かんできます。(3人の学生がツィターなどを奏でている・・・という曲)
私も昔の映画を結構観たかもしれません。
何せ子供のころだったので、ビデオはなく、テレビで放送されたら見た・・・という感じですが、白黒映画だと「女だけの都」「制服の処女」・・・あたりがもう一度観たいです。
by Cecilia (2007-02-19 08:48)
cfpさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2010-04-03 12:21)