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Abdelazar Suite(Rondo) [音楽鑑賞]

ブリテンの「青少年のための管弦楽入門」の原曲が聴きたくて聴いてみました。
A Baroque Feast / Festin Baroque

A Baroque Feast / Festin Baroque

  • アーティスト: Allen Whear, Christina Mahler, Johann Sebastian Bach, George Frideric Handel, Pietro Antonio Locatelli, Alessandro Marcello, Henry Purcell, Antonio Vivaldi, Tafelmusik Baroque Orchestra, Maxine Eilander
  • 出版社/メーカー: Analekta
  • 発売日: 2002/10/22
  • メディア: CD
パーセルの曲(Abdelazar SuiteのRondo)なのですが、上のCDは残念ながら試聴できません。
私の頭にはブリテンのオーケストラヴァージョンがインプットされていますが、こちらはもっと小編成の軽やかな演奏です。
 
Purcell Miscellany

Purcell Miscellany

  • アーティスト: Richard Boothby, Henry Purcell, Purcell Quartet, Purcell String Quartet, Robert Woolley, Catherine Bott, Mark Bennett, Katherine McGillivray, Rachel Byrt, Catherine Mackintosh
  • 出版社/メーカー: Chandos
  • 発売日: 1995/02/28
  • メディア: CD
こちらは試聴できます。(Rondo=Rondeauは25曲目)
 
 
ちなみにブリテンのほうはこちらの36曲目以降で試聴できます。
Prokofiev: Peter and the Wolf; Saint-Saëns: Carnaval of the Animals; Britten: Young Person's Guide to the Orchestra

Prokofiev: Peter and the Wolf; Saint-Saëns: Carnaval of the Animals; Britten: Young Person's Guide to the Orchestra

  • アーティスト: Benjamin Britten, Sergey Prokofiev, Camille Saint-Saens, Ondrej Lenard, Czecho-Slovak Radio Symphony Orchestra, Marian Lapsansky, Peter Toperczer
  • 出版社/メーカー: Naxos
  • 発売日: 1992/06/30
  • メディア: CD
 
この三枚のCDは全てNAXOS MUSIC LIBRARYで聴けます。
 
ブリテンの「青少年のための管弦楽入門」を私は中学二年生のときの音楽鑑賞で聴きました。
当時はパーセルがどうとか考えていませんでした。
私にとってははじめからブリテンの曲でした。
今中二の長女にとってこの曲は授業開始の音楽だそうです。(チャイムじゃないのです!とても不思議な気分です。)
 
 
 
リコーダー四重奏曲集(4)バロック名曲選

リコーダー四重奏曲集(4)バロック名曲選

  • 作者: 北御門文雄
  • 出版社/メーカー: 全音楽譜出版社
  • 発売日: 1998/12/10
  • メディア: 楽譜
パーセルの原曲のリコーダー4重奏は確かこれに「ムーア人の復讐」として載っていたはずです。

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fallschirmjager

>ブリテンの「青少年のための管弦楽入門」
学校の音楽鑑賞の時間で取り上げられることも多いそうなので,この曲のおかげで,パーセルを知った方も多いのではないでしょうか。
当方,ご紹介のアブデラザールの原曲をホグウッドとAAMの演奏(リンクさせていただきました。)
http://www.amazon.com/Theatre-Music-Purcell/dp/B00000E46H/ref=sr_1_13/102-4046629-3878534?ie=UTF8&s=music&qid=1174439152&sr=8-13
で初めて知り,恥ずかしながらかなり後になって,ブリテンの曲を知り,
彼の自作自演のCDを入手いたしました。
http://www.amazon.com/Britten-Persons-Orchestra-Simple-Symphony/dp/B0000041S6/ref=sr_1_1/102-4046629-3878534?ie=UTF8&s=music&qid=1174439343&sr=1-1
劇音楽「アブデラザール」のロンドー,短調の部分は一音ずつ下がっていき,長調の部分は一音ずつ上がっていくという,一度聞いたら忘れられない印象的な名曲ですね。
パーセルは,バロック期を代表する作曲家であるばかりではなく,英国を代表する,ブリテンやエルガーと並ぶ大作曲家でしょう。
当方お気に入りの作曲家の一人でもあります。
by fallschirmjager (2007-03-21 10:44) 

Papalin

ムーア人の復讐・・・懐かしいです。
へぇ、授業開始がこの曲でですか。
ほら~授業だぞ~って、追いかけられるようですね。(笑)

こんなのもあります。
ここ掘れワンワン。
何でも屋ですね。(笑)

http://papalin.yas.mu/W103/M002/
by Papalin (2007-03-21 11:15) 

スザンナ

アブデラザール組曲、懐かしいです。
このメロディは本当に印象に残りますね。
以前にカルテット(チェロ)で演奏したことがあるんです♪
パーセル・・・また、いつか挑戦したいと思っています 苦笑
by スザンナ (2007-03-21 16:05) 

nyankome

「青少年のための管弦楽入門」は懐かしいですね。やはり中学生の時に音楽の時間に聴きました。
さて、ブリテンはイギリスを代表する先輩作曲家のダウランドにも敬意をはらって、「来たれ深き眠り」を元にギター曲「ノクターナル」を作曲しています。
by nyankome (2007-03-21 19:44) 

Cecilia

fallschirmjagerさん、コメントありがとうございます!
聴かせていただきました。
ホグウッドの方ももいいですね~!
原曲がわかったところで今度は内容が気になってきました。
「ムーア人の復讐」とはどんな内容なのでしょうか?
どうして『Abdelazerまたは「ムーア人の復讐」』なのでしょうね。
喜劇なのでしょうか?
ブリテンのアレンジとどちらが好きかと聞かれたら「パーセル」と答えるでしょうけれど、ブリテンもいいですよね。
ブリテン・・・といえば秋に「キャロルの祭典」にはまりました。
パーセルはお気に入りの曲が多いので今後も取り上げる予定です。
by Cecilia (2007-03-22 08:51) 

Cecilia

Papalinさん、nice&コメントありがとうございます!
もちろん検索過程でも聴かせていただいていましたが(笑)、昨日と、今と合計3回聴かせていただきました。
お若い頃の演奏なのですね。
写真のPapalinさんはなかなか可愛らしいですね。
上にリコーダー4重奏の楽譜のリンクを載せましたが、今度はこれの多重録音をなさったらいかがでしょうか?(ロンドだけではなかったことを思い出しました。)
私はこの楽譜の中ではパッヘルベルのカノンをやりましたが、ジグもやりたかったですねえ。

チャイムではなく音楽・・・というのもちょっと長すぎかな~と思います。
その間にきちんと着席・・・ということで時間に幅があるのは良いのですが。
本当に「ほら~授業だぞ~」って追いかけられるようですね。
by Cecilia (2007-03-22 09:17) 

Cecilia

スザンナさん、nice&コメントありがとうございます!
私は「ムーア人の逆襲」という題名は上のリコーダーの楽譜で知っていましたが(この楽譜を見てブリテンのあの曲と初めて一致したのです。)、Abdelazerという題名は全く知りませんでした。
皆様当然のようにご存知だったのですね・・・。(さすがです。)

パーセル・・・また挑戦してくださいね。
私はドビュッシ-の傷が癒えるのにかなりかかりました。
by Cecilia (2007-03-22 09:28) 

Cecilia

nyankomeさん、nice&コメントありがとうございます!
「ノクターナル」もNAXOSで聴いてみます。(たぶん聴けると思います。)
こうしてみるとダウランド~バード~パーセル~エルガー~ブリテン・・・好きな作曲家が多いです。

先日秋に入院していた友人(ブログに書きましたが。)に会いましたが、以前書かれたという小説を見せていただきました。
題名は「涙のパヴァーヌ」で最後にこの音楽が流れるシーンがありました。
by Cecilia (2007-03-22 09:35) 

fallschirmjager

>「ムーア人の復讐」とはどんな内容なのでしょうか
当方,演劇は良く分からないのですが,abdelazarは17世紀イギリスの当時としては非常に珍しいアフラ・バーンという女流劇作家の作品です。
内容は,スペイン宮廷が舞台で,囚われの身の主人公であるムーア人のabdelazarが,彼の父を死に追いやったスペイン人に復讐するため,スペイン宮廷をめぐる複雑な恋愛模様を巧みに利用して,王家の人物の殺害を企てていくものの,最後は成し遂げられず死ぬというような悲劇のようです。
このabdelazarに付されたパーセルの曲は1695年作曲とのことなので,まさに彼の晩年に作曲されたものですね。
36年という短い人生でしたが,飲むことが好きなパーセルに腹を据えかねた妻が,帰ってきた彼を夜家に入れないようにしたため,その結果風邪をひき,それがもとで亡くなったという話が伝えられております。
それが本当だとすると,何かあっけない天才の最後ですね。
by fallschirmjager (2007-03-24 20:35) 

かあか

ブリテンの作品大好きです!若いころ??オペラ「アルバート・ヘリング」に出演しました。なんともいえないアンサンブルの美しさが好みです^^
パーセルも歌ってみたいな~。
by かあか (2007-03-24 23:13) 

Cecilia

fallschirmjagerさん、再コメントありがとうございます!
詳しく教えていただき感謝です。
ムーア人というとどうしてもペトリューシカに出てくる道化のイメージがあるのです。(バレエを観たことがないのですが、子供のころ本で読んだので。)
魔笛でも道化っぽいイメージの奴隷ですし。
だからそういうイメージの人が差別されて復讐しているイメージがありました。
それにしても伝えられている晩年の姿は気の毒というか情けないというか・・・。
妻に気持ちもわかるような気が・・・。
by Cecilia (2007-03-25 07:04) 

Cecilia

かあかさん、nice&コメントありがとうございます!
「アルバート・へリング」って知りませんでした。
NAXOSにないかなあ??
パーセルは大好きで、本番で歌ったことはないですが楽譜を二冊持っています。
by Cecilia (2007-03-25 09:31) 

かあか

NAXOSにありましたよ~!私は少年ハリー君役でした。その時が日本語訳での上演です。
by かあか (2007-03-25 16:39) 

Ma-toshi

はじめまして
いろいろサーフィンしていてたどり着きました。
「青少年の・・・」
みなさんと同じように、中学校のとき初めて聴きました。
ただ、40年以上前ですが(^^)

この作品に使われているメロディーですが、ヘンリー・パーセルの「4つの小品」というタイトルで、ジュリアン・ブリームがソロ・ギターのためにアレンジして、レコーディングしていますね。
私も昔クラシックギターをかじったことがあり、この楽譜を手に入れ練習しましたが、初心者には歯が立たず楽譜は本棚にしまったままです。
by Ma-toshi (2007-03-25 17:00) 

Cecilia

かあかさん、再コメントありがとうございます!
早速聴いてみました。(全部ではなくはじめの方です。)
なかなか格好いい曲ですね~!
全くストーリーがわかりませんでしたが、内容を知ったらおもしろい作品かな・・・と思いました。
かあかさんが少年役・・・というのも想像がつきません。
by Cecilia (2007-03-26 08:30) 

Cecilia

Mashi☆Toshiさん、はじめまして。
nice&コメントありがとうございます!
・・・ということは私よりも年上の世代の方ですね。
ジュリアン・ブリームという人のことは全く知りませんでしたが、コメントをいただいたおかげで知ることができ感謝です。
これから意識して探すと思います。
今でもギターをやっていらっしゃるのでしょうか?
私は中学時代に選択授業でギターを買わされて一年間だけやりました。
その後教師になってギター・マンドリンクラブの顧問になり、生徒と演奏したこともありますが、今では全くできません。
by Cecilia (2007-03-26 08:36) 

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