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ポリアンナ [読書]

最近アニメの話題ばかりですが・・・

「愛少女ポリアンナ」、まだYahoo動画では見ていませんが、大学時代叔父の家で従姉弟たちと毎週リアルタイムで見ていた上、何年か前にNHKBSでの再放送で見ていました。

愛少女ポリアンナ物語(1)

愛少女ポリアンナ物語(1)

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • 発売日: 2000/08/25
  • メディア: DVD

この前にやっていたのが「小公女セーラ」でかわいそうな話が続くので、叔母が「かわいそう過ぎる」とか言っていましたが、こちらは比較的明るい話で受けがよかったです。(「小公女」の記事です。)

二回目に見ていた頃、私は本も読みました。

少女パレアナ

少女パレアナ

  • 作者: エレナ・ポーター
  • 出版社/メーカー: 偕成社
  • 発売日: 1972/12
  • メディア: 単行本

パレアナの青春 (1962年)

パレアナの青春 (1962年)

  • 作者: エレナ・ポーター
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1962
  • メディア: -

こちらはポリアンナではなくパレアナになっていますが、ポリアンナのほうが正しいようです。

今知りましたが同じ偕成社版がポリアンナに改められていますね。

少女ポリアンナ

少女ポリアンナ

  • 作者: 菊島 伊久栄, 児島 なおみ, エレノア ポーター
  • 出版社/メーカー: 偕成社
  • 発売日: 1986/05
  • メディア: 単行本

ポリアンナの青春 (偕成社文庫)

ポリアンナの青春 (偕成社文庫)

  • 作者: 菊島 伊久栄, 坂崎 麻子, 児島 なおみ, エレノア・ポーター
  • 出版社/メーカー: 偕成社
  • 発売日: 1986/10
  • メディア: 単行本

少女編と青春編ではだいぶ趣が違っていた・・・という記憶があります。

やはり少女編が良いと思うのですが、これもキリスト教文学として欠かせないお話ですね。

パレアナの”よかった探し”(どんな状況にも喜びを見出すゲーム)は「全てのことに喜びなさい」という聖書の言葉からくるもので、牧師である父から教えてもらったものです。

私はこの”よかった探し”には素直に感動し、自分でも実践してきたところがありますが・・・調べたところ”ポリアンナ(パレアナ)症候群”という心理学用語があるようですね。

確かに何でもかんでも良かったと思い込んでしまうところに、落とし穴がありそうです。

 

岩波少年文庫版もありますね~。(谷口由美子さんの訳でした!)

少女ポリアンナ (岩波少年文庫)

少女ポリアンナ (岩波少年文庫)

  • 作者: エリナー ポーター
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2002/12
  • メディア: 単行本

ポリアンナの青春 (岩波少年文庫)

ポリアンナの青春 (岩波少年文庫)

  • 作者: エリナー ポーター
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2004/01
  • メディア: 単行本

 

ポリアンナ(パレアナ)のお話にはキリスト教をよく知らない子供時代から親しんでいました。

ただ私が読んでいた本はディズニー映画からの絵本(写真)だったため、”よかった探し”という言葉は全く出てきませんでした。

従って、ポリアンナは気立ての良い少女という印象しかありませんでした。

このように映画やアニメから本になっているものは原作の良さが伝わらないので欲しくないです。(そんなものを買う余裕があるのなら映画やアニメを見るほうがよっぽどいい!)

 

このディズニー版、Amazonでは出てきませんね~。(検索したら出てきますが)

本は当然絶版になっているでしょうけれど、DVDとかビデオとかないのでしょうか?

私の記憶をもとに映画を1度は見てみたいのですが・・・。

とても印象に残っているのは車輪ころがし(何ていうのですか?あれ。)の遊びをしているところ、ポリーおばさんが作ってくれたお洋服(白と水色)、ペンデルトンおじさんの家のランプのプリズム(欲しかった!家にあったお土産品の水晶で同じようなことをして楽しんでいました。)、チルトン先生が二人でこぐ自転車を運転しているところ・・・などの写真です。

良くも悪しくもこのポリアンナが私の中のポリアンナ像の基本なので、そのイメージからすると「愛少女ポリアンナ」のポリアンナはとてもお子様に思えてしまいますね~。(ディズニーのポリアンナも今見たらお子様でしょうけれど、当時の私からするととてもお姉さんに思えたのです。)

それと昨日の記事にちょっと書きましたが、マスコットキャラのりすのチップマックはアニメだけのものですね。

でもやっぱりしまりすは可愛いですね~。

 

 

 

 

 

 

 


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コメント 9

ことなりままっち

これは多分読んだのは偕成社のものではないかな?と思います。
実はアニメは・・・見てませんね。「小公女セーラ」にしてからがあまり見ていない・・・
「パレアナ」で覚えていたので、「ポリアンナ」という名前に違和感を感じていましたね。2人のおばさんの名前を取っているんでしたっけ?
by ことなりままっち (2008-02-15 17:38) 

nyankome

アニメの話になるとお手上げです。(^_^;)
”よかった探し”、やってみようかな。
前向きに生きられそうです。
by nyankome (2008-02-15 21:10) 

降龍十八章

名作劇場で唯一視聴したのがポリアンナです。
声がよかったですね。全く知らない話だったので、とても楽しめました。わたしとしては、女中のナンシーが好きでした。
良かった探し(英語でなんというのでしょう?)は心を打たれました。とくに、どうしてもよかったが探せなかったときは、涙ぼろぼろでした。
by 降龍十八章 (2008-02-15 23:25) 

Cecilia

ことなりままっちさん、コメントありがとうございます!
私世代の人はこの話をリアルタイムで見ていないと思います。
私が見ていたのは叔父の家にいたからで、たまたま小さい従姉弟達がいたせいです。
他にも一緒になって「タッチ」とか見ていましたね~。
私は「ポリアンナ」が最初だったので「パレアナ」にはなかなか馴染めませんでした。
やっと「パレアナ」に慣れたのに「ポリアンナ」が正しいとは・・・!
叔母さんがポリー、お母さんがアンナらしいですが・・・。
by Cecilia (2008-02-16 13:53) 

Cecilia

nyankomeさん、nice&コメントありがとうございます!
アニメはともかく、機会があったら「少女ポリアンナ」を是非お読みください。
なかなか”良かった”が見出せないこともありますが、前向きになれると思います。
by Cecilia (2008-02-16 13:59) 

Cecilia

降龍十八掌さん、nice&コメントありがとうございます!
ポリアンナの声は堀江美都子さんですね!
見ていた頃は意識はしていませんでしたが・・・。
堀江さんのアニメソング、大好きな曲が多いのです。
「愛少女ポリアンナ」のテーマソング、堀江さんが歌うべきだった・・・という声も多いようですね。
どうしても”良かった”が探せなかった時の回はそれまでがかなり明るい雰囲気だっただけにとても悲しい気持ちになりましたね~。
by Cecilia (2008-02-16 14:03) 

Cecilia

「直chan」さん、はじめまして。
niceありがとうございます!
by Cecilia (2008-02-16 14:04) 

「直chan」

 はじめまして
 ポリアンナ…は、アニメの方しか知りませんが、子供の頃、テレビで名作劇場を、リアルタイムに見たのが最初でした。昨年、ふと思い立って、DVD版を全話、見直した事もあり、とても印象に残っています。原作は、時間の流れが大きく違うようですし、シビアに描かれているようで、なかなか手が出せずにいます。
by 「直chan」 (2008-02-17 20:40) 

Cecilia

「直chan」さん、コメントを追加してくださってありがとうございます!
私の従姉弟と同世代のようですね。
私も細かいところを忘れていますが、原作もそれほどシビアではなかったような・・・?
むしろ”よかった”が見つからないところなど、アニメより淡々とあっさりしていたように記憶しています。
それに作者のエレナ・ポーター、”ギャグ小説”というジャンルの作家なのですね。
”ギャグ小説”って・・・!
続編は”青春小説”に位置づけられているようですし、基本的に明るいお話なのでは・・・と思います。
by Cecilia (2008-02-18 08:39) 

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