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あしながおじさん [読書]

今日は”表示を見ながら入力”のクリックがうまくいきました~♪

このところ名作劇場シリーズのアニメの話題ばかりですが、勢いでいってしまいます!

これもおそらく私のブログにコメントくださる皆様の多くはアニメではご覧になっていないのでは・・・と思いますが・・・

「私のあしながおじさん」・・・原作は読まれているかもしれませんね。

私のあしながおじさん(1)

私のあしながおじさん(1)

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • 発売日: 2002/03/25
  • メディア: DVD

私のあしながおじさん(10)

私のあしながおじさん(10)

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • 発売日: 2002/07/25
  • メディア: DVD

 

他の作品は一巻目しか載せないのに二つも載せたのは、この”あしながおじさん”ことジャーヴィス・ペンデルトンが好きだからです♪

それから私にはこのアニメへの思い入れが深いわけがあります。

主要な役柄の声を演じているある声優さん、私と同じ声楽の先生(ソプラノ)の門下だったのです!

発表会もご一緒しましたし、レッスンも自宅でなく某楽器店のレッスンのほうでしたが順番が私の前だったこともあってお会いすることも何度かありました。

それだけなら大したことないのですが、その方は私の出身大学(同じ学科)を中退されていて、私の大好きな先輩と仲良しでした。

しかも私が2年の途中から入った寮にいらっしゃったこともあったそうです(私が入寮する前に退寮したようです。)。

小柄で繊細な外見の方で繊細な可愛らしいお声でした。

このアニメの役柄とはかなり雰囲気が違うかも?

 

このアニメを見るまで私は「あしながおじさん」が恋愛物だということを全く知りませんでした。

もちろんNHKBSでの再放送で見たのですが、全く期待していませんでした。

ところが欠かさず見たくなるほどよくできたアニメだったのですね。

・・・ということで原作も読んでみました。(その当時です。)

あしながおじさん

あしながおじさん

  • 作者: ジーン・ウェブスター, Jean Webster
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2002/02/18
  • メディア: 単行本
あしながおじさん (福音館文庫)

あしながおじさん (福音館文庫)

  • 作者: ジーン ウェブスター
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 2004/06
  • メディア: 単行本
あしながおじさん (〔正〕) (偕成社文庫 (4005))

あしながおじさん (〔正〕) (偕成社文庫 (4005))

  • 作者: ジーン ウェブスター, 恩地 三保子, Jean Webster
  • 出版社/メーカー: 偕成社
  • 発売日: 1975/01
  • メディア: 単行本

私が読んだのは偕成社版だったと記憶していますが・・・岩波だったかな?

続編もありますがここでは省略します。

 

今では「あしながおじさん」といえば交通遺児のための活動で有名になりましたが、子供の頃は孤児であるジュディのために奨学金を出してくれる奇特な叔父さんというイメージしかありませんでした。

小学校低学年の頃も図書室で見かけたりしていましたので読む機会はあったのですが、どうも心が動かなかった・・・という記憶があります。

でもアニメを見て思いましたよ。

そもそも小学校低学年のためのお話ではありませんよね!

アニメのほうも原作より年齢を下げて幼い視聴者たちに合わせているようですが、原作では高校ではなく大学に入るのです。

年齢設定に関してはアニメにちょっと不満があるのですが(恋愛が進んでいくことを考えると不自然になるため)、ジュディを中心とした高校生達の楽しい学園生活、楽しい夏の農園の生活、ジャーヴィスとの恋愛・・・これらがいきいきと描かれていて、見ていてとてもハッピーな気分になれます!

当時のアメリカの女子学生のファッションとかも楽しめますね。

ジャーヴィスも上流階級の実業家なのに組合の味方・・・という変人として描かれていますが、やっぱり魅力的な人です♪

あ~誰か私のために素敵な学園生活をプレゼントしてくれないかしら~?

そうそう、孤児院での慈善活動がいかに偽善的かという部分もなかなか興味深いです。

孤児院の最初の場面で「見よや十字架の旗高し」という讃美歌の練習をしているのも興味深いです。(アニメ)

あまりポピュラーとは言えない讃美歌だと思うのですが(一昔前はよく歌われたのかも)、こういうことに詳しい人が選曲している可能性が・・・。(それとも原作にこの曲が出てきたのでしょうか?)

 

 

 

 

 


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コメント 18

nyankome

原作を子ども向けにしたものを読んだことがあるような気がします。
このあたりの本は、読んでいたとしても小学生の頃だったので記憶が怪しいです。(^_^;)
そういうお話だったのですね。
by nyankome (2008-02-17 19:48) 

降龍十八章

脚長おじさんって、本当に脚が長いのでしょうか?
うらやましい!!
by 降龍十八章 (2008-02-17 21:22) 

HINAKA

HINAKAです。

Cecilia様

あちゃぁ~、見事に先を越されてしまいましたネ!
アニメ版『わたしの足長おじさん』は、既に記事にした『トラップ一家物語』と、未だ話題にしていない『愛の話草物語』と合わせて、個人的に後期名作アニメ3部作と考えています。

特に、このアニメ版『わたしの足長おじさん』は、恋愛を中心テーマに据えるという、それまでの名作シリーズの殻を一挙に破ったことにより、思い切ってシリーズ路線の対象年齢を上げるという点を意識した、画期的な作品だと思います。
さらに、他の2作、特の『トラップ一家物語』に見られるように、歌や音楽を駆使した点も、ミュージカルに近く、事実傑作ミュージカルや映画があるにも関わらず、敢えてアニメ・シリーズ化した点を大きく評価しています。

御指摘の、主人公・ヒロインの声優さんは歌の関係もあるのでしょうが、『トラップ一家物語』と同じという点も、見落とせません。
とにかく、いずれ記事に致しますので、待っていて下さい。でないと、とてもコメント欄には、書き切れませんので!

ちなみに、映画としてはやはりフレッド・アステアとオードリー・ヘップバーン(違ったかな!?)のものが、有名でしょうか?

それでは、また!
by HINAKA (2008-02-17 22:55) 

euridice

こんにちは
これも懐かしい本です。もうはるか昔のことでほとんど覚えていませんけど、
書簡集みたいなスタイルではなかったでしょうか。内容的にあまり好きではなかったですけど・・
by euridice (2008-02-18 06:41) 

みど

アニメ版、YouTubeで全部みれますよ♡
by みど (2008-02-18 06:59) 

Cecilia

nyankomeさん、nice&コメントありがとうございます!
小学生に読めないことはないし表現自体は易しいのですが、内容的に共感できる小学生がいるでしょうか?
今の小学生は性的表現のどぎついものにも慣れているし、それを考えると全く健全としか言いようがない小説ですが、本当に楽しめるのはやはり中学生以上でしょうかね?
by Cecilia (2008-02-18 08:33) 

Cecilia

降龍十八掌さん、コメントありがとうございます!
”あしながおじさん”ことジャーヴィス・ペンデルトンは確かに足が長いハンサムとして描かれていますが、この名前はジュディが高校(原作では大学)へ行かせてもらえることがわかった後の場面で、影で見た長い足の”おじさん”の姿に由来します。
実際長いのですからうらやましいですね♪
by Cecilia (2008-02-18 08:45) 

Cecilia

HINAKAさん、nice&コメントありがとうございます!
先に書いてしまいましたが、私にはHINAKAさんのような文章力で細かい部分まで書くことはできませんので、そちらの記事をとても楽しみにしています。(書かれた暁にはこちらにリンクを張らせていただきますね。)
「愛の若草物語」、Yahoo動画で第1話しか見ていません。
ここのところ見ていたYahoo動画(名作劇場)、一時的に11話まで無料で見れるものが多かったのですが、最近また第1話だけの無料になってしまったようです。
有料で見ることにしてしまおうかな・・・という誘惑が・・・。
まんまと戦略にはまってしまいそうです。
でもレンタルビデオ店にもなかったりしますので、インターネットの動画配信で見るしかないと思います。
自分で買うのも大変ですものね。
最近知りましたがYahoo以外にもいろいろなところで配信されているのですね。
話が長くなりましたが、「愛の若草物語」、「若草物語」が好きなのでかなり興味があります。
HINAKAさんが傑作と位置づけておられるのならかなりではないだろうか・・・と期待できます。

ちなみに記事に書いた声優さんはヒロインではありませんがかなり主要な役です。

映画でも見てみたくなりました。
by Cecilia (2008-02-18 08:57) 

Cecilia

euridiceさん、コメントありがとうございます!
おっしゃるとおり書簡集みたいなスタイルです。
私も子供の頃はまったく入っていけないお話で、有名かもしれないけれどおもしろくないお話だと思っていました。
euridiceさんの好みのお話ではないかもしれませんが、今お読みになったら案外面白く思われるのでは?
by Cecilia (2008-02-18 09:02) 

Cecilia

みどさん、nice&コメントありがとうございます!
Yahoo動画を今までは無料で見れるものに限って見ていましたが、、有料会員になろうかどうか迷っています。
でも有料会員になってしまうと、今まで以上にいろいろ見てしまいそうで怖いかも・・・。
最近では「小さなバイキングビッケ」を見てしまいましたよ。
・・・ってみどさんはご存知ないですよね。
考えてみたらみどさんは私の従姉弟よりお若いはずだから「トラップ一家物語」「あしながおじさん」はリアルタイムで楽しまれていた世代なのでしょうか?
by Cecilia (2008-02-18 09:08) 

yuma

>孤児院での慈善活動がいかに偽善的かという部分

思わず↑に反応してしまって・・・病院から外出し、ひさびさのPCからのコメントです。

退院したら・・・修道院にでも入るしかないか?それともアシュラム?尼寺?などと本気で考え始めてたので、いかんいかん(汗)と教会を思いだしつつ、考えなおしてました。(苦笑)
by yuma (2008-02-18 13:52) 

Cecilia

yumaさん、nice&コメントありがとうございます!
今日は外出ですか!
厳しい修道院の現実を描いた映画なんかもありますが、現代の修道院はそういうひどさはないのでしょうね。
報道されないだけでいろいろあるのかもしれませんが。
アシュラムってどんなところなのでしょうね?
「トラップ一家物語」みたいな修道院ならいいかも・・・と思ったりしますが・・・。
by Cecilia (2008-02-18 13:57) 

Cecilia

らるさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2008-02-19 09:35) 

みど

あ、リアルタイムがいつなのかすら知りません。。。あはははは。。。
明日から修道院に行ってきます。。
心を入れ替えるためにーーーーーーーなーーーーんてね♪
by みど (2008-02-19 21:20) 

Cecilia

みどさん、再コメントありがとうございます!
本当に行くのかと思ってしまいました。(笑)
私も中学生時代に「修道院に入りたい。」って学習の記録(先生に提出する毎日の生活記録)に書いたら、現実から目を背けないように注意されてしまいました。
あのあとすぐ入っていたら全く違う人生だったのでしょうね。
by Cecilia (2008-02-20 10:22) 

Cecilia

morichanの父さん、はじめまして。
niceありがとうございます!
by Cecilia (2009-10-15 09:02) 

シズコ

おばんです~(←山形弁で「こんばんは」のことです。「おばさん」じゃないですよ^0^;) Ceciliaさん☆

あしながおじさんのコメントありがとうございます。
早速読ませていただきました。
やっぱりこれはカル☆スシリーズなのかな?
「若草物語」もあったんだ?知らなかった~!
「トラップ一家物語」と言うのは、タイトルだけ知ってます。(トラップ=罠?=怪しい一家かよ~!?と、また柄が悪い連想をしてました。)
画像アップしてくださった偕成社文庫の「あしながおじさん」は私も持ってます。訳が、「大草原の小さな家」を翻訳された恩地美保子さんの、とても素敵な訳ですよね。
最初は岩波文庫の、遠藤寿子さんの訳で読んでいたので、偕成社判の、恩地さんの訳を読んだ時、ずいぶん印象が違う感じがしましたよ。
遠藤さんのはちょっと、やぼったい、というか、そんな感じ。
でも、最初が遠藤さんの、カバー無しの(苦笑)岩波文庫で読んだので、私はそっちの方が好きでした。大事に取っておけばよかったと思います。
そして、「続・あしながおじさん」の方が、私は内容が大人向けで好きなんですよ。これは、私が成人してから読んだからかもしれませんね。ジュディが「ジャービーぼっちゃま」と結婚してからは、もう幸せ一杯~♪って感じで、私はその後の「ジョン・グリア孤児院」を引き継いだサリーの、現実的で、本音の手紙の「続・あしながおじさん」に、欝や離婚で悩んでいた時、ずいぶん励まされたものでした。
どちらも、挿絵が作者の、ジーン・ウエブスター女史によるのが、魅力的ですね・・・。
アニメの「わたしのあしながおじさん」では、やはりずいぶんジュディはじめ、サリーもジュリアも子供っぽく描かれていて物足りない気がしましたが、それは私が大人になったからでしょうね。え?おばさん?ぎゃーん!

今日、ジュディの声優さんが、NHKの昼のテレビで、水☆一郎さんと、ガンガンアニメソングを歌ってらして、帰宅して思わず、パスタ(また!)茹でながら見ほれてしまいました。特に私は水☆一郎さんの大ファンで!「ルパン三世・愛のテーマ」を最後に歌われた時は、思わず、じぃ~っとうっとりしちゃいました。
「ルパン三世」って、私小学生の頃、大好きだったのですよ。
結構、峰不二子ちゃんに憧れてました☆
でも~、内容がちょっとエッチなシーンも多かったので、親に隠れてこっそり見てて、親が帰宅すると、慌ててチャンネル変えてたなあ。
大野雄二さんの音楽が好きだったんです。(今でもルパンのCDは、結構持ってます。)当時小学生でお金ためて、ルパンの原画が書いてある3000円程度の「レコード」を三枚とも全部集めた私は、相当おませさんでしたね。

当時は、五右衛門の大ファンでした。かなり長くファンでした。その後大人になってからは、何故か、銭形警部のファンでした。「銭形警部って公務員だから(爆)生活安定してるよな~」って。
生活がにじみ出てますな。
何故か、ルパンはあんまり好きになれなかった。格好よかったけど。
だから、消去法で行くと、今一番好きなのが、次元大介クンです。
あの、シャイさがたまりませんな☆
・・・・書いてて「これが40過ぎたオンナの書くことかよ~」と思っちゃった。
でも書いちゃった。

不二子ちゃんは、今でも理想の女性です。スタイルも良いし、何より、グラマラスなボディと、「女っぷり」が良いですよね?
Ceciliaさんは、いかがですか(@^0^@)

あら~「あしながおじさん」から「ルパン三世」に変わっちゃった!
ゴメンナサ~イ。

でも、楽しく書かせていただいて、ありがとうございました。(ペコリ)

by シズコ (2010-01-08 17:36) 

Cecilia

シズコさん、コメントありがとうございます!
「あしながおじさん」についてniceをくださっているmorichanの父さんのブログが充実していました。
カルピス名作劇場は初期の頃で、その後はハウスなどになっていました。
この作品はハウスの時代ですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%81%E3%81%AE%E3%81%82%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%8C%E3%81%8A%E3%81%98%E3%81%95%E3%82%93
実は結婚してからの話を読んでいません。
シズコさんのお勧めとあれば読まなくては!
私も恩地美保子さんの訳が良いと思います。

「ルパン三世」、うちの長女は”銭形のとっつぁん”の大ファンです。(どうもおじさんが好きなようです。)
私はルパンの言い方で「ふ~じこちゃ~ん、おっともだちになりたいわあ~!」の真似が得意です。(笑)
「カリオストロの城」が特に好きですけれど、あれはちょっと絵が違いますよね。
私は特に五右衛門が好きでしたが、やっぱりとっつぁんがいいかも。(笑)

エッチなシーン・・・と言えば中学時代は夜のドラマは結構見ていました。
親の前で!
父と母がつつきあっていたのを覚えています。

不二子ちゃんは特に憧れてはいないです。
かっこいいけれど自分勝手かも~?(笑)
私はルパンの味方・・・。







by Cecilia (2010-01-08 23:24) 

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