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「ノルウェーの歌~ガーデへの挨拶」(R.Schumann) [ピアノ]

今朝はシューマンです。(笑)

選曲はその日の朝の気分で決めています。
今日も簡単に弾けるかどうかで決めましたが、子供の頃間違ったまま練習していたのでそれが染み付いていて一発録りは無理でした。
しかももっと大胆に強弱の変化を付けたいし付けたはずなのに、聴いてみたらあまり変化がありませんでした。

中学生の頃、レッスンとは無関係に弾いていて(もうピアノレッスンはやめた頃だったと思います。)、当時憧れていた北欧(ノルウェー)に行った気分に浸っていました。
この曲でフィヨルドが見えるような気がしませんか?



シューマンの「ユーゲントアルバム」の中の”ノルウェーの歌~ガーデへの挨拶”です。

今日はルームの響きもやめにしてまったくのリバーブなしです。
でもやっぱりうおんうおんうるさい・・・。
ちょっとはマシかも・・・?


追記

”ガーデへの挨拶”のガーデってニルス・ゲーゼのことなのでは?
手持ちの楽譜の解説にもデンマークの作曲家「ガーデ」と書いてありますが、Gadeはドイツ語読みではガーデ、北欧の(デンマーク語?)読み方ではゲーゼなのですね!
ゲーゼはNAXOS MUSIC LIBRARYで知った作曲家ですが、ガーデのことだとは思ってもいませんでした。

この曲はGadeのスペルを使ったメロディーでG-A-D-E・・・つまりソ~ラ~レ~ミ・・・で始まるのです!
その作曲手法はバッハに倣っているのかなあ・・・なんて思ってしまいました。
どうでしょうか?







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nyankome

昨日の演奏でも感じましたが、ピアノの響きって重厚でいいですね。当たり前ですが、この重厚さはギターやリュートでは出せません。

>一発録りは無理でした
私も、一度間違うとそこが気になって何度も間違ってしまいます。(^_^;)
また、演奏上の表現って、派手にしているつもりでも、録音を聞くとそれほどでもないっていうことがよくあります。

>うおんうおんうるさい
録音のレベルが高いようですね。ケーブルを抵抗入りのものに変えるとよいかも知れません。
by nyankome (2009-04-29 09:07) 

Cecilia

nyankomeさん、nice&コメントありがとうございます!
消音でのピアノでもこれくらい重厚感がありますからね~。
生のグランドの響きは本当にずしっときますよね。
でもリュートはピアノとは比較できませんよね。
リュートで伴奏するような曲をグランドで弾いてしまうとロマンティックになりすぎてしまいますが、それぞれ長所も短所もありますね。

私も一度間違えると気になって何度も間違えますし、次よくできても他がダメだったりします。
また派手にしすぎるくらいでちょうどよいのかもしれませんね。

抵抗入りのケーブルと言うものがあるのですね。
もしかしたら家にあるのかもしれませんが、できたらそうしてみます。
by Cecilia (2009-04-29 10:35) 

門前トラビス

こんにちは~。お世辞ではなく、この演奏は見事ですね~。
中域~低域にガツンとしたパンチと、メリハリがあります。強弱をつけてお弾きになった効果があると思います。

ピアノが弾けない素人の私ですが、不可解なのはシューマンのピアノ曲の演奏の多くが、私には「軽く」「なめらか」に感じられるのです。
それがプロの考える「シューマンらしさ」なのかもしれませんが、弾き方によって今まで見えなかったシューマンの美、が見えることだってあるはず。軽いのが悪いのではなく、もっと、幅を広げた重い演奏があっても良いのでは?と思っていました。

バッハ、ベートーヴェン、シューベルトなどは、ピリオド楽器の奏者たちによる新機軸の演奏解釈により、多様な選択肢が生まれて今に至りますが、シューマンやショパン、ラフマニノフなどは言葉は悪いけど、いまだに、どれも似たような演奏ばかりに思えます。

で、冒頭コメントのように、Ceciliaさんの演奏は、シューマンの楽曲の「構築美」や「重厚さ」を、私が求めるベストな形で表現されています。
私が知らないだけかもしれませんが、こうした重みのある解釈は、あまり聴いたことがありません。

もしも、自分がピアノを弾けたら、たぶん、Ceciliaさんのように弾きたい!と思うわけです。ダヴィッド同盟舞曲集、や、森の情景、アラベスクなども、このテイストで聴けると嬉しいものです。

ちなみに最近、ピアノ演奏で気に入ったCDは、CHANDOSの30枚記念CDボックスに入っていた、ショパンのエチュードでした。新録ではありませんが、線が太く強い打鍵で、速めの演奏で気に入っていますよ。
by 門前トラビス (2009-04-29 13:52) 

すとん

 ピアノそのもの音色は今日の方が、なんかスッキリしていて好みですが、やはり「うわんうわん」が止まりませんねえ。これ(消音ピアノの)エレピ(音源の音)ですよね。生の楽器でこれだけ「うわんうわん」言ったら「調律どうなの?」って思うけれど、エレピなら調律関係ないからねえ…。

 でも、昨日ほどは「うわんうわん」は気にならないかな?

 私にはフィヨルドは見えないけれど(それ以前に、フィヨルドのイメージがない 汗)、「なんか寒そー」とは思いますよ。凍てつく寒さ…なんか、なんかそんな感じ。
by すとん (2009-04-29 17:57) 

Cecilia

nyankomeさん、再コメントありがとうございます!
教えてくださってありがとうございます。
すぐには対応できないかもしれませんが、必ず入手してよりよい録音にしたいと思います。
by Cecilia (2009-04-30 02:43) 

Cecilia

Krauseさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2009-04-30 02:44) 

Cecilia

ばんさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2009-04-30 02:45) 

Cecilia

門前トラビスさん、nice&コメントありがとうございます!
ここのブログ、門前トラビスさんのように耳の肥えた方が多くお見えになるのでかなりお恥ずかしい演奏なのですが、録音してアップしたいというこの勢いは止まりそうにありません。(笑)
お褒めいただき本当に光栄です。
本当にお世辞ではないように思えますので、非常に感激しています。
でも解釈も何もなく、単に楽譜どおりに演奏したいと思っているだけですし、それもまだまだなのですよ~。
楽譜どおりに演奏し、それ以外は極力”自分の解釈”を加えずに・・・がモットーみたいなところがあるので。
あまりシューマンらしく弾こう・・・とかはないです。
そもそもシューマンらしさもわかってないですし。
ただ、この曲はもしかするとバッハの影響もあるのかもしれません。
私がよく読ませていただいている作曲家のブログ(左上に載せている「音楽の大福帳」)を読むとシューマンにもバッハの影響があるそうなので(ブラームスなどにも・・・)門前トラビスさんがおっしゃる構築美や重厚さはそういうことかもしれませんね。
もしかしたら・・・と思うもう一つの理由はこの曲が”ガーデへの挨拶”とあることです。
ガーデと言うのはゲーゼという作曲家のことのようなのですが、ガーデのスペルGadeを最初に使って作曲しているのです。
G-A-D-Eですね。
つまりソ~ラ~レ~ミ。
これはバッハもやっている方法で、そちらは有名な話ですよね。
・・・ということで私はシューマンがバッハに倣って作曲しているのかなあ・・・と考えていますが、それはこの演奏を録音したあとに知ったことです。(笑)
この曲はコラール風のようにも感じます。
感性に頼る演奏ではなく、きちんと解釈して演奏したいという気持ちはあるのですが、なかなかそれができず反省しています。
とにかく小曲とは言え、それぞれの作曲家の素晴らしさが出ている曲が多いので、そういうところはきちんと出したいものだと思います。
ショパンに関してもよく「バッハをきちんと勉強して弾くべきだ。」という話を聞きます。
ショパンも大曲は無理ですが、マズルカやポロネーズなどの小品をアップしようかなあ・・・と考えているところです。

とにかく私のピアノはお恥ずかしい・・・の一言です。(苦笑)

by Cecilia (2009-04-30 03:08) 

Cecilia

すとんさん、コメントありがとうございます!
門前トラビスさんへのレスに書きましたが、この曲のサブタイトルにあるガーデというのはゲーゼというデンマーク出身の作曲家のようです。
シューマンと親交があったようなので。
私の手持ちの楽譜にはあまり情報がないのですが、そうなのだろうと思います。
フィヨルドの風景は私が勝手に思い描いているのですが、北欧全般のイメージでよいのだろうと思います。
とにかく寒そうな音色ですよね!(笑)
この「ユーゲント・アルバム」・・・寒々しい曲が結構多いですよ。

やっぱり抵抗入りのケーブルを使ったほうがよいのかもしれません。(nyankomeさんの情報で・・・)
そもそもICレコーダーに多くを期待してはいけないのでしょう。
nyankomeさんがお持ちのような質の高い録音機で録音すべきなのでしょうね。
とにかく同じように消音ピアノで録音していた方はもっともっと良い音だったので、どうやって録音していらっしゃったのか聞いてみようかな・・・?
その方はピアノだけでなくMIDIとか初音ミクとかの技もすごい方ですし、いろいろと技術もお持ちなのですが。
by Cecilia (2009-04-30 03:21) 

Cecilia

アートフル ドジャーさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2009-04-30 03:23) 

Cecilia

pianoさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2009-04-30 19:53) 

Cecilia

さとふみさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2009-04-30 19:54) 

REIKO

「ユーゲントアルバム」、私も昔良く弾いていました。
「劇場の後で」とか、大好きだったです。

この曲は弾きませんでしたが、とても響きがシューマンらしい素敵な曲で、Ceciliaさんの演奏も楽しめました。
それにしても・・・スペルが音名にそのまま使える名前って、いいですね!
by REIKO (2009-04-30 23:50) 

Cecilia

REIKOさん、コメントありがとうございます!
先ほどそちらのMIDIを聴かせていただきました!
またコメントに伺います。
まるで生の演奏のように聴こえましたよ~!
「劇場の後で」・・・弾いたことないので弾いてみます。
私、シューマンが嫌いなので好きになるために特集を組んだりしました。(笑)
でもこの「ユーゲント・アルバム」などは好きです。
by Cecilia (2009-05-01 01:03) 

てりー

私は音楽のことはわかりませんが、Cecliaさんは相当ピアノはお上手です。普通に安心して聴けるというのが実はどれだけすごいことか、これだけCDで完成された音楽が出回っている時代に。願わくば、マイクを使ってもっと音を雑音無くとればさらにすばらしいと思います。音符通りに演奏するのがいかに大変かよーく知っているつもりですで。私はクラシックは問題外です。
by てりー (2009-05-01 19:32) 

Cecilia

てりーさん、nice&コメントありがとうございます!
私は中2で一回やめて大人になってから再開しました。
もっともそれまでピアノに触れなかったわけではなくこのような曲を弾いて一人で悦に入っていました。
大人になって一時期声楽の先生についでにピアノを見ていただき、その後は結構すごい先生についていた時期もありますが短期間でした。
ピアノの腕は本当に大したことないのですが、歌をやったりしたことはかなりプラスになっているのです。
この曲は消音ピアノ(要するに普通のピアノを電子ピアノの状態にして)の状態で録音しましたが、ケーブルの問題があるようです。
音符通り・・・に弾いているつもりですが、見る人が見たらまだまだだ・・・と思うはずです。
by Cecilia (2009-05-03 05:57) 

Cecilia

aranjuesさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2009-05-06 05:45) 

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