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Bouree(G.F.Handel) [ピアノ]

プレ・インヴェンションに載っている曲なので弾いてみましたが、このテンポで弾くのはかなりきつかったです。
要領よく弾くためにはとにかく左手のことに集中すること!
右手はメロディーが頭に入れば大丈夫なので・・・。
かっこよく弾くにはもっと練習が必要ですね~。

ヘンデルのBouree(ブーレ、ブレー)としか書いてないですが作品番号は何番なのでしょうか?
これヴァイオリンで聴いたことがあるように思うのですが・・・。(鈴木ヴァイオリンの曲集にありませんか?
とてもゆっくりで聴かせてもらったことがあるような・・・?)


あまりにも雑音がすごいので指向性をoffにしてみたらなくなりましたが、今度はこもった音になったような?
本当はもっと明るい音で弾けていると思うのですが・・・。(今回はアコースティックです。)

Boureeだし、リズム感を出すにはこのテンポが良いと思っています。
左手のノン・レガートはスタッカートになりかけているでしょうか?

こんな声楽曲もあるような気がします。
だから歌も意識しました。

やっぱりヘンデルはいいっすね~・・・と言いたくなる曲です。
気分爽快です。



追記


やっぱり鈴木ヴァイオリンの曲集にあったみたいです。
YouTubeでこんな動画がありました。
このヴァイオリンの方、良い音ですね~。(こちらはやっぱりゆっくりでした。)




作品番号までわかりませんがオーボエとチェンバロでの演奏も見つかりました。(何曲目かにあります。これがたぶん原曲?)





フルートソナタとしても演奏されています。




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すとん

 ピアノを弾く人からすれば、こんなのは当たり前って言うんだろうけれど…いやあ、指がよく動くなあ。感心感心。ヘンデルの曲なら、チェンバロでの演奏が前提だろうけれど、それをピアノで弾いちゃうってのは、キーの重さがチェンバロとピアノでは全然違うことを考えると、作曲家が意図したことの数倍、大変なことにチャレンジしているわけで、すごいすごい。

 ブーレというダンスは知らないのですが、Ceciliaさんの演奏を聞くと、ピョコピョコ跳ね回るダンスのような気がします。膝のあたりでクイッと足を後ろに蹴りあげて、ピョコピョコ跳ね回るイメージですね。快活な感じでいいですね。

 どちらにせよ、舞曲は、踊る姿が想像できるように演奏するものだと思います。でも、ブーレって、どんな風に踊るんだろ?
by すとん (2009-05-10 11:53) 

Cecilia

すとんさん、コメントありがとうございます!
暗譜するくらいまで弾きこんでからアップすべきなのでしょうけれど、私も飽きっぽいもので(笑)、ほとんどその日の気分でちょこっと練習して録音に臨んでいます。
本当は違う曲にしようと思っていましたが、今日はからっと晴れているし、そんな気分の曲ということで。
それに3声とか4声は簡単なものでもある程度練習しないと自信がないし・・・。
この曲は速いけれどとりあえず2声なのでいいかなあ~と。
それにもっとゆっくり無難に弾くつもりでしたが、やっぱりリズム感を出したいし、ついつい無理なのに速くしてしまいました。
模範演奏は聴いたことがないのでわかりませんが、楽譜の解説を見たら速いテンポでとあったし、Allegroですし、まあこんな感じでしょうね。
ブーレの踊り・・・YouTubeなんかにあるかもしれませんね、きっと。
すとんさんのコメントがおもしろくて笑ってしまいました。
ジョルジュ・サンドの「愛の妖精」でファデットの得意な踊りとしてブーレが出てきますので昔から気になっていました。
おそらくかなり複雑で快活な踊りだろうと思います。
ちょっと農民っぽいかな?
by Cecilia (2009-05-10 12:10) 

てりー

最近いろいろピアノをホールで聴いたりする機会があるのですが、なかなかこれくらいに弾ける方はいないのが実情だと思います。

by てりー (2009-05-10 19:08) 

nyankome

軽快で踊りたくなりような演奏ですね。
テンポ設定を一歩間違うと指がついて行けなくなることがあります。
レッスンのときに限ってそうなります。(^_^;)
by nyankome (2009-05-10 20:01) 

REIKO

この曲は、HWV363a(オーボエ・ソナタ ヘ長調)またはHWV363b(フルート・ソナタ ト長調)の第4曲にあたります。
363aは自筆譜がなく、筆写譜のみの伝承、363bは、当時の出版社(Walsh)による編曲で、当時流行楽器だったフルート用に、移調したものらしいです。

で、これがヘンデルの曲なのは確実ですが、(ヘンデルが手がけた)鍵盤曲なのかどうかは、ちょっと怪しいかもしれません。
実は私も先日、この曲(昔好きで弾いてたので)を打ちこみしようと、手元のピアノ用楽譜以外に、クリュザンダー版(旧全集)をネットで調べたんです。
でも鍵盤曲の巻に、この曲は載っていませんでした。
HWV363の終曲「メヌエット」はありましたけど。

最新のHWV番号作品一覧を調べましたが、組曲等に含まれない単独曲にも、長調のブレはありません。
ひょっとして、現代になってピアノ初心者用にHWV363から編曲した版が、流布している可能性もあります。
ですが「原典版」をうたっている、音楽の友社「バロック・アルバム」にも載ってるんですよね・・・私も真相?を知りたいのですが。

ちなみに、私が最初にこの曲を弾いたのは、大昔(笑)NHK教育「ピアノのおけいこ」のテキストに載っていたバージョンで、これはCeciliaさんがお弾きになっているものや、音友社版とはところどころ音が違っています。
つまり、鍵盤用にも色々な版があるらしい・・・?
by REIKO (2009-05-10 21:30) 

Cecilia

Krauseさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2009-05-11 08:10) 

Cecilia

てりーさん、nice&コメントありがとうございます!
いや・・・自分で弾けそうなものしかアップしていませんし、本当にうまくないです。(苦笑)
これくらい弾ける人はざらですし、皆様本当にお上手です。
ただ私の強みは声楽をやっていることと、ほかの器楽アンサンブルも経験していることなのですよね。
ピアノの専門家が聴いたら、「何~?このタッチ!」「汚い音」と言うに決まっています。(苦笑)
by Cecilia (2009-05-11 08:27) 

Cecilia

さとふみさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2009-05-11 08:28) 

Cecilia

nyankomeさん、nice&コメントありがとうございます!
そうそう・・・軽快で踊りたくなるように弾きたかったのでうれしいです。
オーボエとチェロとチェンバロでの演奏がまさにイメージどおりだったのでうれしくなってしまいました。
左手のノンレガートはやはりチェロで弾いている感じをイメージすべきだったのですね。
バッハやヘンデルのオーボエ作品、大好きです。

テンポ設定・・・確かに一歩間違えると・・・というのはありますよね。
コンクールなどで出だしが好調かなあ・・・という子がしくじるのを何度も見ています。
その点、歌は速すぎて困る・・・というのはないです。
逆に速いほうが助かるし・・・。(笑)
by Cecilia (2009-05-11 08:34) 

Cecilia

REIKOさん、コメントありがとうございます!

>この曲は、HWV363a(オーボエ・ソナタ ヘ長調)またはHWV363b(フルート・ソナタ ト長調)の第4曲にあたります。

さすがREIKOさん!
私も昨日YouTubeでいろいろ聴いて、さらにNMLで聴いて(この曲が一つくらいしかなかったのですが・・・。)大体の作品番号を突き止めたのですが、aとかbとかわからなかったので・・・。
オーボエかフルートかで調が変わるのですね!
バッハのチェンバロ協奏曲BWV1053とかBWV1055とか大好きなのですが、これもオーボエ・ダモーレ協奏曲として扱われたりしていますよね。

>ひょっとして、現代になってピアノ初心者用にHWV363から編曲した版が、流布している可能性もあります。
ですが「原典版」をうたっている、音楽の友社「バロック・アルバム」にも載ってるんですよね・・・私も真相?を知りたいのですが。

誰の編曲か知りませんがおそらく後世の人(20世紀?)の手によるものでしょう。
この手の曲が多くて困るというか何と言うか・・・。
調べるのは結構楽しいですが・・・。
この曲は記事で書いたようにスズキメソードのせいでよく知られているけれど、おそらくそのメソードで学んでいる人だけでなく教師側も原曲を知らない人のほうがはるかに多いのでは・・・と思われます。
いつまでもこのゆっくりヴァージョンで学習するのはどうか・・・という気もします。(これはこれで別な曲として聴くと良いですけれど。)
ピアノのほうはPTNAのコンペが一般に普及したせいもあって、4期(バロック・クラシック・ロマン・現代)をバランスよく、様式感をきちんと学ぼうという気運が高まっているように思うのですが、ヴァイオリンのほうはどうなのでしょうか?

>ちなみに、私が最初にこの曲を弾いたのは、大昔(笑)NHK教育「ピアノのおけいこ」のテキストに載っていたバージョンで、これはCeciliaさんがお弾きになっているものや、音友社版とはところどころ音が違っています。
つまり、鍵盤用にも色々な版があるらしい・・・?

記事に載せたスズキメソードの外国の方の演奏も違いますよね。
確か私が聴いたものとも若干違うような・・・。
真相が知りたいっ!!

「ピアノのおけいこ」の楽譜を今でもお持ちなのでしょうか??

ところでこのHWV363a(b)の出だし、「メサイア」の"Comfort ye my people"(これでよかったでしたっけ?)にすごく似ています。
まあ同じ作曲家ですからね~。

by Cecilia (2009-05-11 09:00) 

Cecilia

キイチさん、はじめまして。
niceありがとうございます!
by Cecilia (2009-05-11 09:02) 

スザンナ

この曲弾んだ感じがとてもいいですね♪素敵な演奏でした♪
手持ちの楽譜を見たのですが、やはり作品番号はありませんでした。

by スザンナ (2009-05-11 23:07) 

REIKO

>おそらくそのメソードで学んでいる人だけでなく教師側も原曲を知らない人のほうがはるかに多いのでは・・・と思われます

少しだけヴァイオリンをやったことがあるので、スズキ・メソードを知ってますが、今思うとバロックの曲がたくさん教本に載っていました。
でもそれは「音が少なく簡単で、初心者向き」だから・・・で、バロックの音楽様式を身に付ける目的ではありませんよね。
(ピアノにも似たようなことが言えますが)、舞曲のリズムや装飾音など、教える側も、もっとバロック音楽について勉強して、生徒さんにもその魅力を伝えて欲しいと思います。
バロックの曲が、いつまでも「初心者の練習曲」扱いでは、可哀相です・・・。

>「ピアノのおけいこ」の楽譜を今でもお持ちなのでしょうか
ピアノ関係の楽譜は、大きなダンボールに一箱、今テレビの台になっています・・・あらら(汗)
この番組で、バロックと近現代(バルトークやカバレフスキーなど)、そして現代日本の作曲家(湯山昭、林光など)の魅力的なピアノ曲を、たくさん知りました。
ピアノは独学だったので、この番組と、近所から聞こえてくる、ヨソの家のピアノ演奏が先生でした。(笑)

by REIKO (2009-05-12 01:36) 

Cecilia

スザンナさん、nice&コメントありがとうございます!
聴いてくださってありがとうございます!
ピアノの音色には自信がないのですが(家のしょぼいアップライト&録音のまずさ&私のテク・・・という3つの条件)、とりあえず弾んだ感じでは弾けたと思います。
でも本来のBoureeらしいかどうかはわかりません。
ちょっと舞曲関係で弾いてみたい気もします。
・・・というのは昔「フランス組曲」を弾いていた時、”サラバンド”について調べてきなさい・・・と言われ音楽辞典どおりの回答をしたら、踊りのことがわかってない・・・と言われたので。
バロックダンスのレッスンを受けるわけにはいきませんが、動画サイトにもいろいろアップされているので、それらも参考にできるかも・・・と思っています。
by Cecilia (2009-05-12 09:16) 

Cecilia

REIKOさん、再コメントありがとうございます!
何と!ヴァイオリン経験者なのですね!
私もちょっとだけ経験者です。
スズキメソードの教室に通ったわけではなく、高校の部活です。
一応コンサートマスター(ミストレス)になったこともあるのです~。(でも同じ学年に習っている子がいなかっただけなのですが。でも当時は頑張っていたのでかなりうまくなったことも事実。)
教えてくださったのは地元の吹奏楽の指導者で有名な先生(本職は数学教師。)で、地元の市民オケを立ち上げたすごい先生(そのオケでも当然指揮者)でした。(その先生の娘さんはヴァイオリニスト。)
スズキメソードの教本が何冊も置いてあったので自主練習はそれを使ってしていました。
みんなでする練習ではそこまでする暇がないのであまり使わなかったのですが。
バロックの曲では当時「四季」の”春”とか「パッヘルベルのカノン」とかバッハの管弦楽組曲などをやりましたよ。
後に大学3年の頃、どうしてもほしくて弓・ケース付きで2万のヴァイオリンを購入してそれを今でも使っているのですが、スズキメソードで習っていた従弟(当時小3くらい)の楽譜をコピーさせてもらってバッハの二つのヴァイオリンのための協奏曲(・・・という名前でよかったでしたっけ?)を弾いてみたり!
スズキメソードで使っているバロックの曲は結構素敵な曲が多いはずなのですが、「小さい子でもこれだけできるよ~」と謳っているのは良いと思うし、何度も聞かせるのも悪くはないのですが、そこでたぶん終わってしまうのが悲しいですよね。
スズキメソードで育っている人にとってはきっと思い出深い曲になって大人になった今でもそれだけは何とか弾ける~みたいな感じなのでしょうか?
深く突っ込むとスズキメソード批判につながりかねず、信奉している方々から叱られそうなので、これくらいにしておきますが、メソードも当然進化する必要があるわけで、いくら専門家を育てる教育でなかったとしても、これだけ情報が入手できる今、様式感のない解釈で教えている・・・というのは良くないと思います。
これだけ大きな団体になって海外でも普及しているのですからなおさらです。
YouTubeを見ると、とにかくスズキメソードの人の演奏がほとんどで、それ以外のメソードの人の演奏はあがっていないように見受けられます。
それに加え本来のオーボエソナタとしての演奏はこんなにゆっくりではなく、”ブーレ”としての性格が出た演奏になっています。
でアップされているスズキメソードの演奏ではいかに小さい時にこれを演奏しているかが重要であるということが見えてきます。
それも悪くはないのですが、私はヴァイオリン曲にしてもピアノ曲にしても小さい子供のための作品に成り下がっている状況から、あの曲たちを救い出したい・・・と本気で思います。
そのためには耳の肥えた大人の愛好家がもっともっと演奏すべきなのでしょう。
だから皆さん大曲ばかりやらず、バロックの小曲(・・・と思われている曲)もやりましょうよ・・・と声を大にして言いたいです。(笑)

「ピアノのおけいこ」関係ですが湯山昭さんの曲・・・「お菓子の世界」が大好きです。
著作権の関係でこちらにはアップできませんね。
MYSOUNDなら許可してもらえるかも・・・。

by Cecilia (2009-05-12 09:48) 

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