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Menuet(BWV Anh.114)・・・リコーダー編 [リコーダー]

かねてからPapalinさんのように重ね録りをしてみたいと思っていました。

先日録音をアップしたバッハの(実はクリスチャン・ペッツォルトの)有名なMenuet(BWV Anh.114)をチェンバロ→アルトリコーダー→ソプラノリコーダーの順に重ねてみました。

・・・とは言うものの、Papalinさんのように良いリコーダーでもなければ、良い録音技術も、良い録音機器も、良いリコーダーの技術もないので、これが今の限界です。

すべてICレコーダーでの録音で、録音できたものをPCに取り込み、それを流しながら重ねていく・・・という手法です。

バランスも非常に悪いのですが、今回は(も)”お遊び”ということで・・・。
お聴き苦しいと思いますが、興味のある方だけ聴いてくださいね。(注:追記でアップした完成版は最初よりもバランスがよくなりました。最初は伴奏とアルトが大きすぎました。)

いくら小中学校の樹脂製リコーダーとは言え、本当はもっときれいに聴こえています。(弁解)

すべて私の演奏による一人多重録音で、楽譜は以前NHKの趣味悠々(吉沢実さんが講師)で放送された時の楽譜です。
編曲は木村聡子さんです。

完成版(最初にアップしたものよりマシなので追記でアップしています。先ほどアップしたものは削除します。)




ご参考のためにすべて手順どおりにアップします。

伴奏版



伴奏&アルト



伴奏&ソプラノ(注:このソプラノは完成版に使用していません。別口で録音しています。伴奏は同じです。)


ソプラノはAULOS、アルトはZEN-ON(全音)の樹脂製です。
学校の授業用なのでチープな音色ですがここまではできます・・・ということで。

さらについでで先日アップした原曲版です。



このリコーダー編は途中までですね~。(今気がついたかも・・・。)

やってみての感想・・・

Papalinさんの偉大さをあらためて感じました。
とにかくこれだけ簡単なものでも非常に時間がかかりました。














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コメント 13

すとん

 楽屋裏の開示、ありがとうございます。ピンポン録音、大変でしたね、ごくろうさまです。私は若いころ、二台のテープレコーダーを使って、この手の録音(ひとりロックバンド)をやりましたが、大変でしたね。オジサンになった今では、こんな大変なことをやる気になれません。

 フルートの場合は(リコーダーもそうだろうけれど)掃いて捨てるほどのアンサンブル譜があるので、その手の楽譜で一人多重録音をしても…と思ったことがありましたが、やっぱり止めておきます。君子危うきに近寄らず…だね。

 それよりも、この「ト長調のメヌエット」って、バッハの作曲じゃないの? 驚いたー!
by すとん (2009-05-12 18:46) 

Cecilia

すとんさん、コメントありがとうございます!
こういうのはピンポン録音と言うのですか?
オバさんなのにこんなことしている私って!(苦笑)
実は夫が去年購入したVictorのClavia(以前記事に書いたのですが。)のほうがおそらく録音してすぐにMP3になるし、ICレコーダーよりマシだと思うのですが、いろいろ調べている暇がなくて・・・。
すとんさんの一人ロックバンド聴きたいです!(笑)
やっぱり本当は普通に仲間と一緒にやるほうが良いのですが、アンサンブル仲間が近くにいないので・・・。
これを機会にPapalinさんのようになりたいという気持ちもないではないのですが、リコーダーだけにかける気力も財力もないし・・・。
皆様それぞれのジャンルでよい楽器をお持ちでうらやましいです。
私はどれをとっても安物だなあ~と思っているところです。
せめて声が一級品ならよいですが・・・。(苦笑)

そうなんです。
この曲、バッハの曲だと思って、こんなに易しい曲でもやっぱりバッハは素敵~と思っていたら違う人の曲だったのです。

by Cecilia (2009-05-12 19:12) 

nyankome

スピーカーで流しながら録音なのですね!?
お疲れ様でした。
私もいつかはやってみようと思っているのですが、1.伴奏を録音、2.それをヘッドフォンで聴きながらメロディを録音、3.ミキサー・ソフトで重ねる、という手順になると思います。
これは、というソフトは見付けてあるのですが。(^_^;)
by nyankome (2009-05-12 20:23) 

アヨアン・イゴカー

バッハの曲ではなかったのですね。
マタイ受難曲でも何度も反復される旋律は、バッハオリジナルではないと理解しています。ビバルディの旋律をつかって曲をかいたり、いろいろやっていますね。
他人の作った曲だとしても、応用・発展(変奏曲・編曲)も作曲家の手腕の見せることができますね。
by アヨアン・イゴカー (2009-05-13 00:44) 

さとふみ

『音楽帳(Notebook)』に載っている曲というわけで、自作とは限らないわけですね。
もっとも、対位法の時期、メロディーそのものより、その展開や、(通奏)低音の付け方の方が力量が問われたという面はあろうかと思います。
by さとふみ (2009-05-13 02:00) 

Cecilia

nyankomeさん、nice&コメントありがとうございます!
録音のことはさっぱりわかりません。
私のやり方はまったくの素人で、詳しい方から見たら子供じみているのだろうな・・・と思います。
ヘッドフォンで伴奏を聴きながらメロディーを録音すればよいのですか!
そういえば昔音楽の歌のテストでまるでレコーディングのようにそうしたことがありました。
ミキサーソフト・・・これはたぶん以前交流のある方に教えていただきましたが、やり方がよくわからないのです。
リバーブもかけられるのですよね?

by Cecilia (2009-05-13 07:09) 

Cecilia

pianoさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2009-05-13 07:09) 

Cecilia

アヨアン・イゴカーさん、nice&コメントありがとうございます!
マタイ受難曲では「血汐したたる」という讃美歌になっているコラールが繰り返し使われていますね。
ヴィヴァルディの旋律も使っているのですか!
それは知りませんでした。

このメヌエットにはバッハの手は入ってないのだろうなと思っています。
by Cecilia (2009-05-13 07:13) 

Cecilia

さとふみさん、nice&コメントありがとうございます!
音楽帳にはクープランの曲もありますよね。
さとふみさんはバッハにお詳しそうな気がしてきました。
お好きなのでしょうか?
by Cecilia (2009-05-13 07:15) 

yablinsky

拝聴しました。全音の楽譜を持っているのですが、Ceciliaさんの演奏はモルデントを原曲より増やしているようですね。装飾音は原曲通りでなく、演奏者の判断で増やして良いそうですが、私のような素人にはなかなか増やす自信がありません。

しかしすてきな(1人の)音楽会ですね。またいろいろ教えてください。

by yablinsky (2010-01-05 22:12) 

Cecilia

yablinskyさん、nice&コメントありがとうございます!
このモルデントはリコーダーの楽譜に記載されていた通りです。
要するに吉澤実さんの解釈による演奏です。
チェンバロ独奏ヴァージョンは全音の楽譜(いくつかありますが確か「プレ・インヴェンション」)を見て弾きました。
私もモルデントを自己流で増やすことはありますが自信はありません。

この録音はあまりにも音質が悪いのでとても恥ずかしいです。
皆様きれいに録音されたものをアップしていらっしゃるので。


by Cecilia (2010-01-06 02:12) 

yablinsky

全音のクラヴィーア小曲集、市田儀一郎編を持っています。この装飾音は市田さんの解釈ということですか。勉強になります。仕事行かなきゃ!

by yablinsky (2010-01-06 08:16) 

Cecilia

yablinskyさん、再コメントありがとうございます!
お仕事前の忙しい時間にありがとうございます。
市田さんの楽譜は「インヴェンションとシンフォニア」で持っていますがこの楽譜(プレ・インヴェンション)は日下部憲夫さんの解釈です。
今見ないで書いていますが、初めて録音したのであまり自分の解釈を入れずにほとんど楽譜どおりに弾いたはずです。


by Cecilia (2010-01-06 08:29) 

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