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Johann Christoph Freidrich Bach [ピアノ]

前から気になっていましたが、

Johann Christoph Friedrich Bach(1732-1795)の曲なのですが、J.S.Bachの有名なプレリュード(先日アップしました。グノーの「アヴェ・マリア」で有名ですね。)と非常に似ているのです!
言葉は悪いけれど”パクリ”じゃないか・・・とさえ思います。
この作曲家は大バッハ(J.S.Bach)の息子ですね。
曲名が手持ちの楽譜になくわかりません。・・・というのはグレードテストのために先生がコピーしてくださったためです。カワイの確か8級の課題でした。だからカワイの教材に載っているはず・・・。)

NMLで調べて、(ああ・・・あの曲の人か!)・・・と思ったのは、以前も記事でご紹介したのですが、モーツァルトの「キラキラ星変奏曲」でも使われている"Ah, vous dirai-je, maman"のメロディーを使ったオルガン曲の作曲家だということです。
あの記事の時はまったく結びついていませんでした。

さて「プレリュード」に似ている曲はこちらです。
演奏は私です。(今日はアコースティックです。どうも消音のピアノだとうおんうおんが・・・。チェンバロだと大丈夫なのに・・・。それにせっかくスタインウェイの音源なのに・・・。)



「プレリュード」よりずっと短いのですが、そして”パクリ”と言われても仕方がないですが(まあ息子なので大目に見てもらえる??)、これはこれで弾いていて非常に気持ちがよく、朝のすがすがしい気持ちにマッチしていると思います。
(うん・・・やっぱり朝向けだと思いますね~。)

まあ、この曲も”グレードテストの曲”として忘れられていく曲なのかもしれませんが、私の中では結構素敵な曲として残っています。
テストを受けた長女はおそらく忘れているでしょう。(絶対忘れている!)
確か小3の6月くらいに受けたかなあ・・・という記憶があります。


ちなみにこの作曲家のオルガン曲はこちらで聴けます。


Organ Works for the Bach Family

Organ Works for the Bach Family

  • アーティスト: Carl Philipp Emanuel Bach,Heinrich Bach,Johann Bernhard Bach,Johann Christian Bach,Johann Christoph Bach,Johann Christoph Friedrich Bach,Johann Ernst Bach,Johann Sebastian Bach,Wilhelm Friedemann Bach,Wilhelm Friedrich Ernst Bach,Franz Haselbock
  • 出版社/メーカー: Haenssler
  • 発売日: 1991/01/01
  • メディア: CD



NAXOS MUSIC LIBRARYの試聴リンク

NMLが聴けない方へ・・・こちらでも試聴できます。




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すとん

 笑いました。いや~、本当にクリソツだねえ。よく知らない人だと『同じ曲?』って間違えちゃうね。

 私はこのあたりのルールに詳しくないんだけれど、たぶん、これはOKじゃないかな? つまり「パクリ」ではなく「オマージュ」になるんじゃないかと思うんだけれど、どうなんでしょう>詳しい人。つまり「大バッハのパクリ」ではなく「大バッハ風に作曲してみました」って感じ? ましてや息子なら、まさに「お家芸の継承」って奴だろうしね。

 それにしても、大笑い。音楽が消費材だということの典型みたいな曲ですね。そういう意味では、今に通じるものを感じます。「○○が流行っているから、ウチの次の新人も○○風のアレンジの曲でデビューさせます」なんて、どこぞの芸能事務所で言ってそう(笑)。

 あ、演奏は、いつもながら、お見事なもので、楽しんで聞かせていただきました。
by すとん (2009-05-13 12:17) 

Fukuchan

先日、家喜美子さんのチェンバロ演奏でプレリュードを聴きました。
良い感じでした。
by Fukuchan (2009-05-13 16:03) 

REIKO

似てます似てます!
確かに今風に言うなら「パクリ」ですね。
もっとも、意図的にやったのなら、オマージュとかリスペクト物ってことになるのでしょうけど。

でもそれはそれとして、いい曲ですね。
グノーのアヴェ・マリアみたいに、この曲にも旋律を付けたら面白いかも!
(Ceciliaさん、やればお出来になるのでは?)
むしろピアノ演奏のグレードテスト用よりも、そういう「作曲コンテスト」の課題曲にしたらどうなんでしょうね?
by REIKO (2009-05-13 17:12) 

さとふみ

曲作りのコンセプトはほとんど同じですが、今風に云えばコード進行が異なるので..
by さとふみ (2009-05-13 18:42) 

シズコ

こんばんは。
久しぶりに聴かせて頂きました。
本当に、具ノーの・・・・これじゃ料理ですね・・・・失礼!グノーのアヴェ・マリアに似ていますね。
でも、分散和音の音は、私こっちの方が好きかも・・・・。
というか、グノーのほうは余りにも有名で、聴きなれているからかもしれません。
ところで!グレードテスト!な、なっつかしい~・(^O^)・
同じかどうかはわかりませんが、小学校の時私も受けましたよ。
初見・聴音とかある、あれですよね?
私は初見は結構点数良かったんですが、聴音が大の苦手で、いつも試験官の先生が弾かれる曲と、全く違う曲を弾いてしまうのが得意でした。(苦笑)
聴音も、訓練で出切る様になるんでしょうか?
まぁ、どちらにしても、私にとって聴音は、小3で挫折した算数に似ています。
by シズコ (2009-05-13 21:33) 

nyankome

似ていますね。(^_^;)
でも大Bachだって随分パクってますから。(笑)
by nyankome (2009-05-13 21:55) 

Cecilia

すとんさん、コメントありがとうございます!
笑っていただけうれしいです♪
nyankomeさんもおっしゃっていますが、大バッハもいろいろパクっていますし、この当時はそれが普通でしたしね~。
私は”習作”みたいなものかな・・・とずっと思っていました。
オマージュというのもなるほどですね~。
大バッハは息子たちのためにたくさん作曲しているし、父の曲風を取り入れながら自分なりに作曲してみた・・・という感じがします。
それに彼は(記事でも紹介している曲ですが)流行ソングを取り入れてアレンジしていますが、それも当時では当たり前のことだったようでモーツァルトやコレットなど多くの作曲家が同じ曲でアレンジしていますね。
演奏・・・こんなに簡単でもバッハの「プレリュード」で身についた音でうっかり弾きそうになるし、楽譜とは無関係に違う音で弾きたくなったりするし・・・そこらへんで作曲者の独自性が見えるのかもしれません。

by Cecilia (2009-05-14 08:21) 

Cecilia

Fukuchanさん、nice&コメントありがとうございます!
家喜美子さん、私は聴いたことがないのです。
興味深いので覚えておきます。
by Cecilia (2009-05-14 08:25) 

Cecilia

REIKOさん、コメントありがとうございます!
”パクり”と書きましたが、私はかなり意図的なものだと思っています。
すとんさんへのコメントレスに書いたとおりです。

>グノーのアヴェ・マリアみたいに、この曲にも旋律を付けたら面白いかも!

う~ん、私は自信がないですが、できそうですね~!
みどりのこびとちゃんならきっとお得意だと思いますが・・・。

>むしろピアノ演奏のグレードテスト用よりも、そういう「作曲コンテスト」の課題曲にしたらどうなんでしょうね?

どういう理由でこの曲を選んだのか興味津々です。
カワイの教材は以前も書いたのですが、結構ルネサンスやバロックの面白い曲が多いのです。
これからアップする予定・・・。(いつかは未定・・・)
作曲コンテスト・・・いいかも。(笑)




by Cecilia (2009-05-14 08:31) 

Cecilia

さとふみさん、nice&コメントありがとうございます!
そうですね~コード進行!
なかなか意外な展開をするなあ・・・というところがあります。
だから簡単なのになかなか一発録りできなかったのです。
by Cecilia (2009-05-14 08:33) 

Cecilia

Krauseさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2009-05-14 08:34) 

Cecilia

シズコさん、コメントありがとうございます!

>でも、分散和音の音は、私こっちの方が好きかも・・・・。

私は両方とも好きですが、確かにいくら良い曲でも聴きなれてしまって・・・というのはありますよね。
具ノー(私もこういう変換になってしまいました!笑)・・・グノーの「アヴェ・マリア」の伴奏と平均律では小節数が違うので、いつも変な気分になります。

>初見・聴音とかある、あれですよね?

それではヤマハのほうだったのでは?
カワイは実技オンリーです。
個人的にカワイが好きなのですが、グレードの面ではヤマハのほうが権威があるのかも・・・と思っています。
ヤマハのグレードを直接知らないので何とも言えないのですが。

>聴音も、訓練で出切る様になるんでしょうか?

絶対音感は大人は無理ですが、相対音感(普通の聴音ですね。)なら訓練次第で身につきます。
聴音の古いテープ、CDなら持っていますよ。
どうですか?(な~んて半分冗談ですが・・・。特にテープは以前バザーで残ったものをただ同然で買ったのは良いのですが、東京藝術大学編などで非常に難しくなかなかチャレンジできないでいます。)

私も聴音は苦手・・・。
でもいろいろできると楽しいだろうと思うので、また頑張りたいとは思っています。
by Cecilia (2009-05-14 08:45) 

Cecilia

nyankomeさん、nice&コメントありがとうございます!
最新記事を拝見させていただいています。
私もぺルゴレージの曲をバッハが別な曲にしているのを聴いています。
過去記事はそちらにリンクさせていただきますね。
by Cecilia (2009-05-14 08:48) 

シズコ

>それではヤマハのほうだったのでは?カワイは実技オンリーです。

なるほど、そうか。そうです。私が受けたのはヤマハです。
何故なら、ヤマハのオルガン教室から、ピアノに移行したので・・・。

>個人的にカワイが好きなのですが、グレードの面ではヤマハのほうが権威があるのかも・・・と思っています。

どうなんでしょうね?音楽専門でない私はよくわかりませんが・・・。
小学生の頃、親友がカワイでピアノを習っていて。彼女のピアノはカワイでした。彼女のピアノを借りて弾くと、若干カワイのピアノのキーの方が、私にはタッチが重く感じられたのを思い出します。

火曜日からずーっと家で休んでいます。
今日のブログにも、Ceciliaさんがお好きそうなレシピを載せたので、除いてくださいね。
by シズコ (2009-05-14 15:16) 

Cecilia

シズコさん、コメントありがとうございます!
昔は”オルガン”でしたよね~!
私はオルガンを習ってないのですが、姉はオルガンを習っていました。
でもピアノを習い始めた頃、バイエルと共に使ったのがヤマハの「オルガン・ピアノの本」でした。
私もカワイのほうが鍵盤が重いと思います。
ヤマハが重いと言う人もいますが、そうは思えません。
・・・でカワイの重さが好きなのです。
あとヤマハのほうが開放的な音で、カワイのほうがこもった感じもします。

レシピも拝見させていただいていますよ。
あと、nyankomeさんのところでのコメントも拝見しました。
ぺルゴレージの「スタバト・マーテル」・・・と言えばunaさんもアリアを歌っていらっしゃいますね。
ご存知かもしれませんが録音も聴けますよ~。
by Cecilia (2009-05-15 10:08) 

Cecilia

glennmieさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2010-01-09 10:22) 

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