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Christmas Favorites(Capriccio)・・・ついでに「ヘンゼルとグレーテル」 [音楽鑑賞]

クリスマスのCDをいろいろ聴いています。
NMLにまた興味深いレーベル(early-music.com)が増えてミシェル・コレットの「ノエル・シンフォニー」(アリオン・アンサンブル)なども聴いたのですがちょっと置いておいて、引き続きCapriccioレーベルのクリスマスのCDです。
この前もウィーン少年合唱団のクリスマスのCDを取り上げましたが、今回も同じ合唱団のクリスマスのCDです。


Christmas Favorite

Christmas Favorite

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Capriccio
  • 発売日: 2009/03/10
  • メディア: CD



NAXOS MUSIC LIBRARYの試聴リンク

ウィーン少年合唱団は基本的に少年だけの合唱団で成人男声と共演することはあまりないのでしょうか。
このCDも少年達のみの軽やかな合唱です。
今回は二人のカウンターテナー(Axel KohlerとDavid Cordier)のソロが入っています。
二人ともカウンターテナーでも比較的高めの声なので、全体的に高音が多い感じのクリスマスアルバムですね。

聴いていて思わず曲名を確かめたくなったのはミヒャエル・ハイドン(ハイドンと言えば普通はフランツ・ヨーゼフ・ハイドンですがその弟に当たります。)の"Heiligste Nacht"。
何となくモーツァルトに近いと感じるのは古典派だからなのでしょうけれど、「魔笛」の三人の童子の曲にかなり似ているかなと感じます。(パパゲーノに差し入れるところの。)

フンパーディンクの「ヘンゼルとグレーテル」の夕べの祈りの二重唱も入っていますね。


ウィーン少年合唱団のではないですが、ついでなので「ヘンゼルとグレーテル」の宣伝動画を貼り付けておきましょう。
Opus Arteのはロイヤル・オペラハウスですね。



Emi Classicsのはメトロポリタンオペラですね。

太ったおばさんが魔女ですね。(演じているのは男性ですね。メゾやアルトの人が歌うこともありますが。)
グレーテルはクリスティーネ・シェーファーです。





夕べの祈りの部分はこちらで見ることができます。(4分10秒過ぎたあたりから。)




「ヘンゼルとグレーテル」の記事は以前書きましたが、どうせ子供だましのオペラだろうと思っていたのがそうではなくて驚いたものです。
演出は子供が楽しめるものが多いですが(現代風になっているものも多いですが、やはりメルヘンチックな演出がいいです。)、音楽はさすがワーグナーの影響を受けているだけあって重厚ですし、美しいですね。
あの時の父親役は平野忠彦さんでしたが、「ジャングル大帝」の歌を歌っていた人だというのは最近知りました。(オペラを見たのはかれこれ20年ほど前です。)
最近でも以前とまったく変わらない声で驚きました。








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ユーフォ

メリークリスマス^^
by ユーフォ (2009-12-25 18:19) 

シズコ

メリークリスマス☆
山形は今日、穏やかなお日和のクリスマスディです。
今はもう日が落ちて、寒くなっていますが、こんなに暖かいクリスマスは久しぶり。
我が家は、今夜がクリスマス。
オーダーしたクリスマスケーキが届けられ、今日は母がご飯当番で「マグロの『カマ(頭の部分)』焼き」を作ってくれます。
後は、おでんの残りとか~・・・・(^0^;)
anyway、家族で頂くご飯は、毎日美味しく、毎日がクリスマスみたいです。
幸せです。
Ceciliaさんのご家族にも、メリークリスマス♪
by シズコ (2009-12-25 18:35) 

nyankome

「ヘンゼルとグレーテル」はこの時期によく上演されます。
以前クリスマスの時期にウィーンに行ったときにもシュターツ・オパーで上演されていました。モーツァルト・イヤーの始まりだったので、フォルクス・オパーに「魔笛」を観に行きましたが、「ヘンゼルとグレーテル」に行っておけばよかったと思います。
兵庫県立芸術文化センターでも佐渡裕さん指揮で上演されていました。
http://pavane.blog.so-net.ne.jp/2009-12-18
by nyankome (2009-12-25 18:36) 

arata

Cecilia様
クリスマスの歌は、やはり、信仰を表した祈りの歌が良いですね。ライトミュージックのクリスマス・ソングを、僕は敬遠致します。
ヘンゼルとグレーテルは、何度も演奏しましたけど、非常に奥の深い作品です。オーケストレイションも難度が高く、歌も簡単そうに聞こえて、実は難しい。難度の高さを、聴く側に感じさせないフンパーティングの力量の高さに、驚くばかりです。
arata
by arata (2009-12-26 01:43) 

ながぐつ

こんにちは。
フンパーディンクの「ヘンゼルとグレーテル」はNHK-BSで全曲やっていたので、録画して聴きました。それまでは、有名なホルンアンサンブルで演奏される部分がNHK-FMのクラシックアワーかなんかのエンディングに使われてたのを知っているぐらいでしたが、なかなか聴き応えのあるオペラですね~。
クリスマスにぴったりだと思います。
by ながぐつ (2009-12-26 05:13) 

Cecilia

ユーフォさん、nice&コメントありがとうございます!
楽しいクリスマスだったでしょうか。
by Cecilia (2009-12-26 12:10) 

Cecilia

シズコさん、コメントありがとうございます!
一週間前は雪で大変でしたが、今は比較的暖かいです。
鮪のカマ焼き、美味しそうですね。
そちらの記事を拝見させていただいていますが、ケーキも美味しそうです。
私も地元では美味しいと評判のお菓子屋さんのケーキを買いました。
シズコさんのお料理の記事、いつも楽しく拝見させていただいていますよ。
たまには外食や宅配もいいですが、手作りが一番ですよね。







by Cecilia (2009-12-26 12:15) 

Cecilia

nyankomeさん、nice&コメントありがとうございます!
先日のそちらの記事の写真で見たい気持が高まりました。
日本でもクリスマスの”ヘングレ”はだいぶ定着していますよね。
私が観にいった頃はまだまだだったのですが。



by Cecilia (2009-12-26 12:18) 

Cecilia

c_yuhkiさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2009-12-26 12:18) 

Cecilia

xml_xslさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2009-12-26 12:19) 

Cecilia

arataさん、nice&コメントありがとうございます!
自分がクリスチャンだからというのもありますが、祈りが伴わないクリスマスの音楽というのは考えられません。
宗教色の濃い薄いはありますが、私が好きなクリスマスの曲はやはり何らかの形で祈りが込められた内容のものばかりです。
それと多くの人はクリスマスに華やかさを期待し、たしかに教会歴でも華やかな行事ではありますが、本来は華やかさの対極にあるものだという思いがあるので、世間の感覚に違和感を覚えます。

>オーケストレイションも難度が高く、歌も簡単そうに聞こえて、実は難しい。難度の高さを、聴く側に感じさせないフンパーティングの力量の高さに、驚くばかりです。

まさにその通りですね。
だけど聴く側はひたすら楽しめるというのがすごいですね。
演奏されたのですね。

by Cecilia (2009-12-26 12:26) 

Cecilia

ながぐつさん、nice&コメントありがとうございます!
ながぐつさんには是非ともご家族で楽しんでいただきたいオペラですね。
オーケストラに関わる方であればなおさらです。
私はクリスマスシーズンには家族で”ヘングレ”と「くるみ割り人形」を毎年観たいという夢がありました。
さすがに両方は大変ですね。

by Cecilia (2009-12-26 12:29) 

Cecilia

matchaさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2009-12-26 12:30) 

Cecilia

袋田の住職さん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2009-12-27 08:20) 

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